KIKUMARU(サンクルーズ27FB) その5 船舶免許6年目 |
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天体双眼望遠鏡HOME >サンクルーズ24 いきおいで海! > KIKUMARU(サンクルーズ27FB) その5 2015/7/28発 |
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更新 2015/7/28 散々・・ 2015/8/1 事実は小説よりも めんどくさい・・・ 2015/8/3 (T_T) 2015/8/7 売ります! 2015/8/10 誰が悪いって訳でもありません・・ 2015/8/11 無の境地ではあるのだが・・ 2015/8/18 経過報告 2015/8/28 正直なところ・・・ 2015/9/4 失った夏 2015/9/11 最後の綱 2015/9/17 プロでした! 2015/9/24 久々の遠乗り 2015/9/30 ビルジの答え 2015/10/5 船舶検査 2015/10/7 検査終了 2015/10/23 ミズノマリン 2015/10/26 東京港クルーズ 2015/12/18 喫水線 |
・KIKUMARU その1 ・KIKUMARU その2 ・KIKUMARU その3 ・KIKUMARU その4 ・ミニ・クルーザーのカジキ釣りU ・ミニ・クルーザーのカジキ釣りV ・日産サンクルーズ27FBはこんなボートです <仕様・艤装・お便利関係> 快適なアイテム ・「船底保護シートカバー」 2015/9/24 更新 ・ボート用ソナー の自作 2015/4/24 更新 |
2015/7/28 散々・・ 「良い人生だ!」 なんてカジキのページで言ってるから、ツキが落ちるのか? 一昨日26日の出船は・・・、栄光あれ!? 前日19:00時に仕事を終え即食事、寝付を考えビールと+α 本来ならドリエルと行きたいところなのだが、たっぷり寝るにはドリエルなのだが、数時間の仮眠なので永遠の眠りはまずい で、考えたのが風邪薬 ルル・ゴールド1錠服用 結果、20:00頃から頑張って寝て、23:00起床 おお、マズマズの睡眠だ 本当は、3:00位迄寝れれば最高なのだが、なかなか難しい で、あれこれしているうちに3:50に夢マリを出港だ 本日の潮加減から、相模湾・外房はダメ、大室以南・西を目指さないと成らない しかし、今日は大きなハンディがある 前回の出港時、実は、エンジンの水温警報が鳴った 出港後しばらく中速で2800回転巡航をしていた 風の塔辺りから3400回転へ上げ完全なプレーニングに入ると数分で「ぴ--」と赤ランプ点滅の警報と共に起こる 回転を落とすと間もなく鳴りやむが、水温を見ると90→80°と下がって行く トローリング速度ぐらいだと80°3000回転以下だと90°それ以上だと瞬く間に警報温度になる 前回はそんな状態もあり、クルーも居るので早々に帰還したのである こんな感じで走ってます いつの間にかアワーも851時間 その後日産担当と話したところ、ドライブの冷却水送り経路の破損だろうと結論 中低速で船体の浮き上がりが低い位置では、破損個所から冷却水を吸うので問題が起きない 速度が上がり、プレーニングに入ると、破損個所が水面より上がるため冷却水が回らずヒートサインが出る、という事で、今回の状況からボルボのドライブでよくあるケースだそうだ 従って2800回転位だと問題なく走れるが、その回転だと15〜17ノットしか出ない 通常の三分の二程度の最高速である 日産に修理をお願いしたいのだが、部品の都合や修理の混雑から少し待たなくてはならず、台風の影響が薄らいだチャンスに出港しない訳に行かない 久しぶりに真っ暗闇を一人ゆっくり進んでいく 結構蒸す夜中だが、FBで、シールド脇から入る風で丁度気持ち良い 中ノ瀬辺りで空が白み始め、瞬く間に夜明けになる 湾内は凪で、湾口を出る頃にはウネリが増えてくる 水温は湾を出ると24度台に落ちる 恐らく伊豆大島を越えないと26度台に成らないようだ しかし、かったるい (^-^; 15・6ノットは体にはソフトだが、沖の山辺りへ来るのに3時間もかかる 結局、大島の東辺りで4時間、流石にダレてきた そしてウネリも大きくなってきて、いよいよハブ港の入り口が見える辺りに来ると、毎度のデカ・ウネリ地帯だ いやいや、このうねりを向かいで受けるのは良いのだが、帰りに追い波になると、サーフィングであっと言う間に3000回転を越える事に成るだろう それに合わせられないとドローイングで怖い思いをしなければならない エンジンの故障で、3000回転以上回す、又はフルに滑走するとオーバーヒートを起こす状況なのですよ! (´・ω・`) そう考えると今日のエンジンコンディションでは目鼻先の大室出しは諦めた方が賢明だろう 苦渋の選択というか、既に操船がかったるいので、やむなくうねりの中でUターン! と、北を向くと、大きなフィッシングクルーザーが豪快にデカ・スプレーを巻き上げこのうねりを切り裂いていく うう、ちょー羨ましい('ω') が、ここはグッと堪えて、「てやんで、遠く険しいカジキ道を楽しんでやるぜ!」と、北上します ただ、流石にまっすぐ帰るのも悔しいので沖の山を30分ほど流します しかし、ストレスの中、真夏の太陽が「さっさと帰ったら?」て具合にテカテカ照り付けFBから引き摺り下ろされ、ロアーステーションでエアコンを入れる羽目に・・ もう駄目ですね! 帰ります 途中から、カジキ1友とショートメール交換しながらぶつぶつ・・・ それでも中速で揺れが少なく、エアコンで快適な戻りです 本日は、波浮港前で戻りです ここまでの距離は燃料消費片道100L使わない位の場所です で、更に、どこかの掲示板で誰かが、「プレーニング直後位の速度が一番燃費が良い」って云ってたので、それから換算すれば、沖の山を30分余計に流しても、往復で200L食わない感じかな? 燃料タンクは280Lで、死に残が30Lとしても、普段以上に余裕でしょう! 風の塔を越える辺りでもメーターの針が1本分位プラスです 結構余裕で、このまま16ノットの追い風追い波で真っ直ぐ戻ります 夢マリまであと五分十分の近場まで来ました 三枚洲に達し、風力発電を越え、ヘリポート手前ミニヨットのハーバーの前ぐらいで、いきなりエンジンストール・・・・ 「ん?」 エンジン止まっちゃった、何だろ・・・、壊れちゃったかな? でも、水温は90°未満だし しかし、スターターモーターは元気だが掛からない こうこうしているうちに南南東の風でヘリポート前のテトラポットが近づいてきた そういえば、以前ここに打ち付けられるヨットを見た事が有る (^^;) やな感じ・・ 取りあえず、原因を考えながら、流されない様にアンカー(錨)のスイッチをオン! アンカーがスルスルと降りて行くはずだが、「・・・・」 ん? ダメじゃん 動かん! ここ数年アンカーを使ってなかったので、先日(6/1)船友さんを乗せた時に久しぶりに試しに動かしていました ので、壊れてはいません 「カチッ」てのもないので、多分断線かな? 最近、この配線まわりの作業が無かったわけでもないし・・ で、配線を調べてる間が無いので、ウインドラスからアンカーチェンを外そうとしたけど結構固く、力技して怪我しても何です 都合よくアフト用のアンカーを積んでいるのでそいつで間一髪?? テトラ50m前ぐらいで効いてくれました 積んでて良かった! で、エンジン、疑うはガス欠? しかし、メーター上の針はプラス1っ本だ が、考えてみると、以前のメーターはマイナス底付で空っぽだったが、実は今着いているのは、日産の不具合の無償交換で、タンクとメーターが変わっていた しかし、まさか、そんな甘いメーターでは無い筈 しかも、元々280Lタンクであるから、余分を見て250リットルエンプティーとしても250リットルだ 波浮港往復200Lで考えても50Lは余る おかしい??? そうはいってもセルはギンギンに回るがノックなしってことは燃料系 しかも行き成りのストールは他に可能性は少ない 電気系統の無いディーゼルだからだ KIKUMARUには予備燃料としてポリタン6本が積まれている 取りあえず1本入れて燃料を送ってみよう! が、このエンジンのハンドポンプの場所が分からない 日産へ電話し場所を聞くと、「先ずハンドではなかなかかからないよ!」「燃料系緩めてセルで送った方が良いよ!」だって(T_T) 実にここはマリーナまで5分の所です ここでガス欠で引っ張ってもらうの恥ずかしいが、折角BANにも入っているし、兎も角「クソ暑い!」 この揺れる中で、このクソ暑い中で、熱の塊のエンジンルームにこれ以上頭突っ込むの嫌!! てことで、泣く泣くBANへ電話 しかし、船内に張って置いたBANのステッカーの0120の番号繋がんないじゃん! で、ネットで位置情報を送れる登録してあったので、それで連絡しようと思ったら、こんだ、なんだ?何でここでパス入れなきゃならないの? バカじゃないの??? 船乗りがパスなんか覚えているわきゃないでしょ (^O^) って、使えないシステムであることを、安全な場所で確認した 「よかった」・・。 じゃない! まあ今回は、夢マリ直ぐ近くのとこなので夢マリに電話して、BANへ連絡してもらって、BANの確認が出来たので、救助艇登録の夢マリが改めて私を救いに来ました ちなみにBANとは車でいうJAFの海上版です 夢マリに係留すると、BANはおまけに付いて来ます で、夢マリの救助艇が来て、まあエンジン掛けるより、兎も角近いのでマリーナまで引っ張ろうと連れてかれました・・ 通常、うん十万掛かる救助・曳航ですが、BAN会員はタダです (^^) 初めての栄光 (曳航) で、マリーナでエア抜きをして簡単にエンジン始動、結局ガス欠が判明 給油の際に、マリーナの人に勧められて、燃料計に正確な残量を書き込みました さて、この恥ずかしい「ガス欠」の曳航 この恨みは誰にぶつければ良いのか・・・ あまりの暑さで考える事は出来ません まんず、ボートをバースへ戻し、温水化された水道のホースから暖かい水を全身に浴び、さっぱりと着替え、冷えたビールで頭を冷やします 冷えたキャビンに入り、ぶつぶつ言いながらも、日産さんへエンジンの修理の予約をして食事 ちょっと落ち着いてきて、ふと考えると、「プレーニングして直ぐぐらいが一番燃費良い」なんてどんな嘘よ! 船舶の教習所でも言ったけど、やっぱり最高出力の-10%回転数位がほんとでしょ? 特にターボが十分に効いてないと効率悪いでしょ! まっタク・・・、きっとペーパー船長?? ちなみに、本日の燃料消費量は、251Lです 通常より51リットル多かった訳です という事で苦行に次ぐ苦行で、本物の海の男が出来上がっていくのです きっと「老人と海」が近づいて来ているのでしょう 頑張れKIKUMARU (^^ゞ しかし、予報では、今週金曜から真夏のピーカン凪がやってきます いよいよ、一年で一番のベストシーズン到来です KIKUMARUは金曜に修理から戻ってくる予定ですが、その後、歯医者、法事と来週まで陸暮らし とほほ・・です 2015/8/1 事実は小説よりも めんどくさい・・・ 何か今年も万全の体制にも拘らず暗雲が出てきたようで、慣れたもんで心の入れ替え準備中です (^^ゞ 親友に「出雲」ってのが居ますが、それ程雲は出ては無いのですがね (^O^) で、流れからお分かりのように、ボートの不具合です 昨日の段階では未だにヒートアップの原因がつかめていません 状況を聞くと「290吸水ホースコネクション 」の辺りから給水が出来なくなるという例かと、必要部品を交換したが治らないようです で、インペラもチェック済み(勿論先月の整備で交換済み)、次にサーモをチェンジしたがダメだそうです そんな状況なので、滑走させないでその場でエンジンの回転数を上げてみたか?聞くと、まだとのことなので試してもらったら「静止で回転数を上げた場合は水温が下がる」様です という事は、清水冷却系ではないことが分かります ヒートエクスチェンジャーなども機能していることが分かります やはり、滑走時に吸水不全が起こっていると考えられます さてさて、目視の限りでは、ドライブからのコネクションホース関係に問題が見当たらないと・・・ 困りました 本当は今まさに出撃最盛期に突入しているのです お盆終わるまでいつでも出撃可能なのですが・・・・ そんなこんなで、洋上はべた凪! 何処までも走ってカジキ探しが出来るコンディションです しかし、台風13号が発生したので、この先徐々に出撃制限となっていきます 来週早々の出撃が今年の肝です これが叶わなければ、今シーズンものんびりモードにシフトチェンジですね まあ、今更慌ててもしょうがないので、この困難を楽しみながらカジキに近付いて行きたいと思います 釣れなくても、チャレンジまでのプロセス自体も楽しいものです v(^O^) 「老人と海」はフェードアウトの内面に味を感じますが、私は、登り切れずにもがく、只其のままを描く人生も、又良かと思っております しかし、そうなって来たせいか? 人からうつったのか? 腰痛です( ゚Д゚) トツゼンデスガ・・ 椎間板ヘルニアは手術で治っているのですが、また違った痛みというか、腰重に近い痛み? シップして少し安静にしています 年寄りが一寸無理して 激しい運動したせいかもね(^-^; さてさて、どうなっていくのやら 2015/8/3 (T_T) 日産さん曰く、原因は分からない・・・・ そんなのありですか? まあ仕方がありません、自分で弄れる環境ではありませんから エンジン VOLVO KAD43DP (ディーゼル) 症状:3,000回転以下は問題無し、3,000回転以上で滑走すると数分で水温上昇警報と水温計90度以上になり、回転を落とすと速やかに警報解除と水温低下となる コンディション:アワー約850時間 最大回転数は、好調の時より300回転低い3,600回転になっているようですが排気系は快調のようです 予想及び対処:ホースコネクション側に若干の隙間があるので、ホースを新品に変えて隙間をなくす 結果:変わらず テスト:症状の出る時に滑走をやめ停船状態で、エンジン回転のみ3000回転以上にあげる 結果:水温上昇無し、警報無 という事で、原因は、やはり滑走で水位が下がった場合に吸水が出来無いってことで、コネクションホース辺りより先でエアーを吸い込む原因があるという事になります 私的には、コネクションホースからドライブの吸水口までの間でゴミ詰りなどのストレスで、吸水系ドライブ部のジョイントなどからエア混入を予測するのだが、日産さんは「いやぁ・・?」ってことで、私的にはどうする事も出来ないので、方針として、「船底吸水」に改造をお願いすることにした 事前に、船仲間から、「この手のボルボのドライブ船は船底吸水に改造してあるボートが多い」と話を聞いていたので、やはり何らかの問題が隠れているドライブと予想できるので、この改造を提案した これで回復できなければ、問題はエンジン本体という事で明確になるし、上手く回復した場合でも、ドライブからの吸水より安全確実な海水取入れになるので、今後はより安心できるメリットもでる しかし、どっちにしても、部品注文が月曜日、で、日産さんは火曜定休なので水曜以降に作業され、早くても回航が木曜以降 上手く行っても乗れるのが、金曜・土曜 日・月は用事有なので 今年のカジキ釣りも (T_T) ってことです 何はともあれ、今週の半ば過ぎないと、何も見えないところです 2015/8/7 売ります! 突然ですが、悪い虫が疼いています 痛風発作で気持ちが変わりつつあり、サンクルーズをだれか引き取ってくれれば船を変えたいと考えています 売ります! NISSAN サンクルーズ27FB 2015/8/10 誰が悪いって訳でもありません・・ 私の日ごろの行いが悪いのか、それとも今出港しても意味が無いので「他の遊びしなさいっ!」て、天からのお告げなのか??? いや、きっと、もっと働けってことなんだな・・・ KIKUMARUを船底吸水に改造したにも拘らず、オーバーヒート症状に改善がありません そして知らされたのは、原因が分かって部品注文したくても、パーツ屋さんは既にお盆休みで、お盆明けるまで治せないとのこと (T_T) トラブルシューティング出来ないってのも問題だけど、お盆の頭に原因不明の故障ってのは 激最悪! 完全に、カジキチャンスの半分を失った訳です 少しの望みとして、明日、エンジンを下して疑わしきを一つ一つ潰して行き、原因だけでも見つけてもらう手筈にしました ヒートエクスチェンジャーなど流水系をの詰りで、清掃で解決することを祈るばかりです 何処かの、神の様なメカニックの方、もし居たらヒントをくだせーーーm(__)m こうなったら漁船系に近いシングルのシャフトしか選択肢はなくなってきた (^-^; それとも、キャンピングトレーラーが本日納車なので、「もう海は辞めろっ」てことなのかな・・・ 2015/8/11 無の境地ではあるのだが・・ 結局、昨日の10日にエンジンを船体から降ろして、原因解るまでバラして行く事に成りました その過程で「オイルがにじんでいるシールなどあるけど ・a・ 」 と、いわれりゃ、「悪いところ、疑いあるとこ、全部部品交換してね!」って私。 「どっちにしても、部品発注はお盆明けだから・・・ (・a・)ノ」 ・ ・ ・ 「分かりましたよ・・ (ノД`)・゜・。」 「来週月曜に、部品発注して、火曜は日産さんが休みで、水曜に部品届いて、木曜から治し始めて金曜に終わっても・・・、どんな早くても来週末だね (T_T) 」 結局、10日当日では原因判らずじまい ここまで来たら、初歩的な見落としの無い事を、祈りますよ カジキシーズン前半終了! って感じで臨界11時?? そういった訳で、ボート乗り換えない限り2週間位お休みです 暫くはキャンピングカーいじりしてます m(__)m 2015/8/18 経過報告 と云っても何も無し・・・ 昨日、日産さんより連絡があり、結論として、エンジン下してバラしたけど、判らない・・・ で、「中汚れてました?」 「いや・・、普通より綺麗なぐらいです」 で、組み直して改善されるか??・・・・・・ で、このサイト見て、アドバイス下さる優しい方からの提言もあり、「インペラの蓋を逆さにして着けなおし、試してほしい!」と伝え、とりあえずそこまで近日行うとのことになりました 中が綺麗という事は、やっぱ海水冷却系だよね? やっぱり基本的なインペラ周辺の様な気も・・・、だけどそれじゃ・・・、 何にしても、今週後半からはいよいよ台風のシーズンです 「さよなら、今年の夏の夢 (ノД`)・゜・。」 2015/8/28 正直なところ・・・ 一昨日、直らず仕舞いで日産より夢マリへKIKUMARUが戻ってきました 責めるつもりはありませんが、一番の乗船時期である8月を意識してメンテナンスしてきています その時期に、ほぼ一か月に渡り、原因調査で時間を費やしました その結果として、「限られた時間の範囲では原因を突き止め修理する事は出来ませんでした」とのことで、正直、この様な業界もあるのかとショックを受けました 気軽に行っている趣味のように見えるでしょうが、実際の所、大変大きな犠牲というか、労力というか、替え難い人生を費やした中で行っている趣味でもあります 人には解らないでしょうが、この結果は全く受け入れ難いものです 誰がどうの・・、という問題ではありません 解決することが最大優先です 何れにせよ、同じような思いの方が今後いない訳でもないと思いますので、今回の事例を包み隠さずレポートし、ついでちゃなんですが、ご参考にご提供いたします 今までの経過をまとめますと次のようになります 今年、GW直前に定期整備で点検及び消耗品交換、整備一月後に10時間乗り、その次の出港(7月)より、3000回転を越えたあたりで数分後水温警報ブザーが鳴なるようになる 回転数を落とすと間もなく鳴りやみます 警報時の水温計は90度以上、回転を落とすと速やかに80度位まで下がります 2900回転までで押さえている分には水温90弱で度長時間でも問題なく回ります その状況で外洋まで行きましたが、当然この状態は不安で、日産マリンへ修理依頼致しました 当初、ドライブからの冷却水吸い上げによるトラブルと想定され、吸水系のパーツ交換を行なった しかし、改善されない為、船底吸水の改造を行う(早い解決を考え私の意向もあります) しかし、それでも改善されない為、吸水ポンプ系の点検を行いますが、インペラなどは数か月前の点検整備で新品交換され、金属部の摩耗なども確認されません 勿論、サーモは新品交換してあります 水温上昇と警報が同期しているので、センサー不良などはないと判断されました 日産としては、次に疑われるのはエンジン内 冷却系の汚れ・詰りという事で、エンジンを船体よりおろし、順次解体点検をしました しかし、汚れどころか、まったく綺麗な状態で、ヒートエクスチェンジャーやオイルクーラーからミキシングエルボまで、必要なところ全て問題無しという事で改善できずに組み直し、現在に至ります 船体の保管状況は、2003〜2011/5までは上架保管で、エンジン時間は350H その後、夢マリ係留となりましたが、当初より船底シートを使用して居る為、貝・フジツボ等の付着は皆無です メンテナンスは年二回、日産にて上架・整備・点検を行い、犠牲金属も必ず交換 現在エンジン時間は850Hです 途中、当サイトを見た方のアドバイスでインペラの蓋を逆さにして、減りからの漏れを確認しましたが変化なしです 私の次の手は2つを同時に進めています 先ずは、艤装やCSは苦手ですが、職人的にボルボエンジンに精通しているウインドラス工房の遠藤氏に診断を依頼する 同時に、ボルボペンタジャパンCSで前例等の確認 その情報を元に遠藤氏に判断頂き修理します それでもわからない場合は、ボルボペンタジャパンCSへ修理依頼します 機械ですので、スペック通りの修理をすれば、必ず100%回復します これは、マリンエンジンだろうと、陸上の重機だろうと、私の職業上の電気工事であろうと同じです ただ、需要が多いビジネスでは効率上、サービスマニュアルでトラブルシュートできます 恐らくボルボ本国などでは他愛無く、即座に修理されているのでは?と、想像できるだけに、この様な事態を問題に思っています で、ボルボペンタジャパンCSと連絡を取ると、早速電話がかかって来て話をしました 結論から言うと、センサーなど機械物だけに「絶対はない」ので、先ず「実際の水温を計るべきだ」とのことです そうです、考えてみると、95度で走ったりしている範囲で未だに冷却水が吹いたことは有りません 自動車などですと、キャップから減圧され水蒸気と冷却水がですものです 今のところ、そのような現象が無いので水温を計ることは同意です ただ、多分120度位で減圧になるので、ギリギリ噴いていないかもしれません が、先ず、チェックしたいところです それでも問題が無ければボルボペンタジャパンCSへ修理依頼ですか・・ もう一つ、遠藤氏が言うには、「水路内のエア噛み」も疑いたいとのこと 42エンジンで、同じような症状でエア噛みがあり、直した経験があるとのこと 以上の検査で完全されない場合、燃料噴射系の問題などで異常燃焼などレアケースをあたって行く事に成るとボルボは言います (日産さんも同じような見解です) こうなってくると、そんな面倒なエンジン売ってること自体問題で、欠陥エンジンじゃないの? って段々ブチ切れそうな気持になってきますが、我慢我慢・・・・ 暫くは、キャンプピングトレーラーを引いて富士五湖の静かな湖畔で黄昏てきます(T_T) 乗換検討していたボートも他に取られてしまったので、出来れば早く治して今シーズンの残りを戦いたいところです そうでもないと、本当に冷めてしまいそう・・・ 今後、進捗毎に御報告致しますので、お楽しみに! =======================☆==☆=☆ そうそう、全然話が違うのですが・・ 「夢の島マリーナ」いったい、どうなっちゃったのでしょうか?? 確か、純粋なプレジャーボート・ヨットのマリーナだった筈! マリーナの規定に職業船やキャビンの無い船の係留は出来ないと書いて有ったのでは? (最近は目を通してないので、規定が変わって居たら、ごめんなさい そうだったら、ちょっとスタンス替えますがね・・) 夢の島マリーナHPにも書いてありますね! 申込艇の種類等について ・クルーザーヨットは、キャビン(住居設備・空間)を有し、十分な航行、制動ができる補助動力を有する艇とします。 ※首都高荒川湾岸橋、荒川河口橋、JR京葉線鉄橋の橋桁は25mと表示されていますのでご注意ください。 ・モーターボートは、キャビン(住居設備・空間)を有する艇(小型艇については例外あり)とします。 ・以下のような船は、対象となりません。 【漁労用船舶】【和船】【その他特殊な船】 ・実測の全長が5.2m以下または20mを超える艇は受付できません。 要するに、プレジャーボートの為のマリーナですよね? しかし、なぜか?? 最近は遊覧船みたいのが随分増えて来ています そして、久々にマリーナへ行ったら、こんな景色で倒れそうになりました・・ 何なんですか? 勘弁してほしいです・・・ KIKUMARUが網の中に・・ 雰囲気が丸つぶれ (-_-メ) 実社会逃避の遊び場に仕事を持ち込まれると、気分最悪! そうそう、雰囲気丸つぶれは、もう一つ 第三駐車場の職業車両 以前は、第三駐車場は水場が見れる駐車場で、ゲストがキャンピングカーなどで来て、ボートに乗ったりキャンパーで遊んだりのレジャーマリーナでした 修理ヤードが見え、高級なキャンパーなどが留り、大変いい雰囲気のマリーナだったので夢マリに係留していたのです しかし、現在は、どうしたことか? 修理ヤード側は、大型バスの専用駐車場になり、更にアルミパネルのトラックが沢山駐車されてマリーナの雰囲気ぶち壊しです スバル興業さん、こんな運営で良いのですか? 第三駐車場は、ゲストの大型車やキャンピングカーなどレジャー専用車のみにして頂きたい 本来そう云った職業車両の締め出しをお願いしたいところだが、大型バスはご丁寧に仕切りまでつけてますね? どうなっているのでしょう 了見が狭いなぁ、と、思われる方がいるかもしれません そして、KIKUTA自身も、何もなければ、黙って見過ごすのですが・・・ 以前、数年前、マリンコの陸電ケーブル(綺麗なのです)を盗まれたことがあります 船体接続されているのをわざわざ抜いてです・・・ 警備員を呼んで、話すと、「たまにそういう事はあります」 「見つかったら連絡します」という事が有りました 犯人だか?はっきりしませんが、奥の桟橋の職業船の脇から出てきました 物が帰って来たので、犯人追求は不要と伝えました (そんなレベルだからトラブルも避けたいし、その後、また盗まれるのも嫌なので、やむを得ず、安い100Vケーブルを使用しています) 悪意があるのか、無断借用か分かりませんがこんな事が有ること自体、船長の価値観が全然違うのです その時は騒ぎ立てしませんでしたが、当時より相当数の職業船が増えています みんなの船には高価なものも沢山積んでいます また船自体、大変高価なものです 仕事を忘れ、無邪気に海と戯れる為に皆が大枚を叩いている場所でもあるのです 実際の価値だけではなく、環境にお金を払っている意味も大きいのです 価値観の違いは大きなトラブルのもとで、それを避けたくてマリーナを選択しているのに、都からの借受者:スバル興業自体にその認識が無いのは困ったものです 態々マリーナに費用を掛け係留している意味が解らないのでしょうか? 「夢の島マリーナ」利用者共通の不満だと思いますが??? 2015/9/4 失った夏 先ほどマリーナへ、舫&船底シートの確認へ行ってきました 相変わらず変なボートが留ったままです 今の気分から行くと、結構攻撃的なやけっぱちです まあ、オッサンですので自制できますがね (^O^) 冗談はさて置き、二手の内の一手を遠藤氏に打って頂きました 水温、センサーをお湯に漬け温度計で確認したところ問題無し ついでに、FBに水温計を増設(遠藤氏在庫処分?ちょっと商売が入りました(笑)) 次に、清水系のエアがみ処理:エアがみ無し という事で、相変わらずのKIKUMARUです しかし、症状は、日産から戻って来た時に変化していた 警報が鳴るのが3400回転まで3〜400回転高回転になった その回転数で水温が90〜95度 但し、最高回転が3400回転ちょっとまで その後、ボルボペンタSCへ電話した 一通りの話をすると、ちょっと待って・・・と、電話が保留になり、数分後「その、回転数が上がらないのがヒントだね!」って、裏で相談の結果を伝えられた そうだね・・、回転が上がらない理由は、燃料不足か、抵抗しかない 急になったので燃料は考えにくい む・・・・ 考えてみると、エンジン音はすこぶるいいので、焼けてるとか、ベアリングとか無さそう 試していないが、空ぶかしで3800回転までまわるか?試したい もしかすると、ペラあたりに何らか抵抗が発生しているか? ロープの巻き込みなど、やはりそういった回転が上がらない状況でヒートアップしやすいそうだ しかし、流石に、エンジン下して点検しているだけに、ペラの間に何か入っているなどありえない でもドライブ系のフリクション増加ってのも考えられない訳じゃ無い そもそも、急激にヒートするようになった日は、増水直後の荒川のゴミを避けながら暗闇の河口を抜け、後にエンジンを巡航速度迄上げた途端に発生した だからゴミの線は有りそうなのだが、それは日産さんへは伝えてあるので、まあ間違いなくその辺は問題ないと思う。の、だが、どうだろう??? まさかのPE巻き込みなんて絶対に無いと思うのだが・・ 何にしても、ボルボペンタSCからテスト運行及び検査の見積もりが届くのでその後の発注になるそうだ それでも、「整備が混雑しているので、3週間ぐらい御待ち頂く事に・・」って話 完璧に KIKUMARU の夏は、やって来ませんでした あーあ (´゚д゚`) さぁ-て、KIKUMARUのオーバーヒート症状の原因は何でしょう? 2015/9/11 最後の綱 昨日、ボルボペンタSCへトラブルシュート費用を送金しました 入金後の納品前提とのことです 検査は来週木曜日になります 今のところ、考えられるのが、高速回転域の抵抗です 無負荷では水温上昇無しなので、抵抗がかかると水温上昇すると考えることが出来ます 停止時にエンジン回転を上げて水温変化が無かったとNマリンから回答がありました という事は、ドライブ以降に何か問題があるのでしょうか? Nマリンでは、そちらは考えずに、エンジンをばらして総点検を行い、結果が出ませんでした という方向から、ボルボの予想と私の考えに共通性があり、事前に約十数万円の検査料を送金したわけです しかし、ユーザーをこんなことで悩ませ、あれこれ手配させる事自体、大変大きな問題ではないでしょうか? 日産マリンが撤退してしまったので文句の付けどころが無く、時代を恨むしかありません しかし、エンジンはボルボペンタ、さてさて・・・、良い方向へ進むことを期待します 2015/9/17 プロでした! 運悪く、朝から土砂降り・・・、10時ごろゲート前で待ち合わせていたのですが、この雨では中止かな? と思いきや、「これ位なら大丈夫でしょう!」と、ボルボペンタSCのミズノマリン 東京支店SCのW氏とその助手がやってきました どんなもんか? 最後の綱な訳ですが、トラブルシューティング8万円の腕も見たいところです ちなみに、交通費その他含めての十数万円のエグイ見積もりですが、反面、看板とプライドがあるでしょうからかなり期待もしています 暗雲から抜けられるのなら、いくら払っても痛くありませんし、確実なら高いとも思いません 試運転は船長操船を求められていますので、早起きで来ていて若干眠たいのですが、兎も角トラブル探しをお願いし、任せるだけです 先ず、W氏はエンジンを一通り見ながら、「綺麗なエンジンですね」とお褒め頂きました 流石にこの辺は日産Mのメンテナンスで手抜きはありません W氏は、とりあえず、一通り見落としが無いかを確認して行きます 事前に一通りの検査の結果、問題が無い旨伝えてあります 続いてエンジンを始動させます 色々見つめ、触り、聞いています 「特にこれといった問題は見つかりませんね・・・」 「ただ、私個人の経験値で何なのですが、無負荷でアイドリングと空ぶかしだけなのですが、触ると結構水温が高い感じです」「で、計ったところ75度近くあります」(もしかすると65度って言ったのを私が聞き違いしているかも知れません。兎も角、無負荷時は吹かしても55度が良いとこで、若干温度が高いような微妙な違いを感じると) 「まあ、微妙な違いなのですが、この感じだと、海水ポンプが送り切れていないのでは?と、疑問を持ちます」 「一回海水ポンプを外して確認していいですか?」というので、「存分に!」とお願いします 原因絞り込みまで30分位です 勿論、他の業者さん達の確認による追い込みもあり到達が早いのでしょうが、他の皆さんも確認しているはずの基本的な場所です で、作業の間私はテレビを見ているのですが、ふと作業へ目をやると、新品のポンプを持って来ています そして、KIKUMARUの古いポンプと新品のポンプのハウジングの肉厚をノギスで測って比べています 体感を数値で確認していきます 「やはり減っています!1ミリ未満ですが、恐らくポンプが原因でしょう」 「取り敢えず新品を付けて走らせてみましょう!」 効果なければ元に戻すとのことで、点検開始から2時間も経たずに13万円(^^;)の海水ポンプAssyを取り付け、試運転を行います ← こんなポンプです 相変わらず土砂降りですが、雨避けに使っていたブルーシートも外し出港します この段階で水温は60度位です 水門を越えて加速し、フルスロットルを続けますが、水温は82度を指したまま動きません その後10分位走っても、水温変わらずです ってことは、 「大当たりーぃ!!!」 トラブルシューティング 終了です! 素晴らしいです! プロです! これが原因・・ W氏を見ていると、エンジンとの対話を五感をもって、経験と知恵を生かして行っているのを感じます 流石ですね! 良い仕事、見させて頂きました 着手から、僅か、二時間半で解決・完了です 他業者の皆さんがどうのって訳では有りませんが、餅は餅屋です エンジンはエンジン屋です ただ、特に違いを感じたところがあります ポンプのハウジングにノギスを当てている時に質問しました 勿論ほかの業者さんも見ているのが前提だと思い「摩耗に対するインジケーターや交換許容は?」と質問すると、「無いですよ!」とのことです ってことは、みなさん何の根拠だったのでしょう?原因不明の根拠は??? W氏は、他の根拠に850時間行っているからインペラの摩擦による摩耗の可能性も十分にありますと、経験則を話されました そもそも、他の話の時から、直接水温を計ったり、ノギスで具体的に数字を出したり、正しいスペックの確認が証明できる方法を前提としています また、作業は、数値など確実に写真撮影し、変化を追っています その上で、エンジンと話をしているように感じます 後に、詳細なレポートも出してくれるとのことで、私的には常識的な進め方だと思います つまり、曖昧な回答はしないで、数値重視です 機械物は、数値通りであれば、数値通りに使うことが出来ます 結果が出ないのは、曖昧(基準の無い)な尺度が原因です 一連をお読みの方は、云いたいこと理解して頂けたかと思います また、世間話中に、それ以外の対策準備など聞いてみたのですが、準備されたパーツなど含めかなりな深度まで用意されており、ただ、随分初期的な部分で早々に解決してしまったようです なので、「ポンプの交換作業費などはトラブルシューティング費用に含めサービスとしますよ!」との良心的なコメントもいただきました (^−^) 今回学んだことは、メンテナンスまでは良いとしても、修理、ここ一番はプロフェッショナル!っていうのは、ボートに限ったことではありませんが、「ボルボはボルボへ」でと、つくづく思いました 交換した新品のポンプはそのまま購入という事で KIKUMARU 復活 です で、今回、流石に言いたい事があります この夏にKIKUMARU整備に携わった業者様、今回のようなケースの場合、自分たちの修理で行き詰ったのであれば、専門業者を手配し、修理完了し、引き渡すのが筋ではないでしょうか? 「判らない」 「直らない」を、客にぶつけるのは如何なものでしょう? 別に、それで費用がいくら掛かろうとも、客に選択の余地はありません その利益と引き換えに、依頼された仕事を完結させるのがプロではありませんか? 今回は余りに頼りにならないので、自分で、専門業者を探し解決したわけです ネット上で厳しい事を書くようで申し訳ないのですが、保険屋が保険を掛けるように、修理屋はその上の修理業者を確保しておくべきでしょう! 流石に、これだけは言っておかないとね! でも良かったです どんより暗く覆っていた心の雲が、今日の数時間で、スカッと晴れ晴れです! ミズノマリンのWさん、本当にありがとう! さあ、KIKUMARU、今後どうしましょう??? ( ゚Д゚) まだ、カジキいるかな? って、今日は、先ず昼寝します おやすみ・・ ヨカッタヨカッタ! 2015/9/24 久々の遠乗り 2ヵ月のハイシーズンを失ったのですが、幸いというか、お気の毒というか、今年のカジキ釣りはあまり良いシーズンではなかったようです 逆に、良いシーズンだと、私のストレス指数がどれほど上がったのだろうかと思うと、個人的にはまあまあ・・・ (笑) さて、ほぼ2ヵ月ぶりで遠乗りで、軽く、テスト走行的に沖の山を目指しました 相模湾に若干のカジキが入っているようなので、カジキや沖さわらなど淡い期待の中向かいます ちょっと不安なのが、燃料メーターの誤作動です 満タンなのに2/3を指しています FBのメーターは、知らないうちに新しいのが付いて居て、これまた3/4を指しています 全く残量をあてに出来ないので遠乗りの時は早目にポリタンの予備燃料を足しながら走るしかなさそうです 満タンなのに、これはとても困ります・・・ 南下していきます 湾奥は北風で凪です 出て行くほどに風が出てきます 沖へ行くほど波が上がるのがオフショア・ウインドです 東京湾半ば位で23ノット巡航 エンジン回転数3200回転 水温80度 オーバーヒート問題は解決され、なかなかご機嫌ですが、大型船と違って波毎に船体をゆすられますので首が疲れます ブリッジの上り下りや、波に負けないよう構えたりで結構体力を使うのがボート遊びですが、2ヵ月も乗らないとへとへとになります 体力作りも、ハイシーズンへ向け継続していたのですが、怠るとあっと言う間に変わってしまいます エンジンの方ですが、必要速度ではまったく問題を感じないのですが、エンジンの調子を見る為に乗り始めや、お帰り近くに全開走行を少し行います その時に、経年変化と云いますか、コンディションが変わったことも感じます 本来、KAD34は最高で3900回転位までまわり、サンクルーズ27FBは31ノット出ます 空ぶかしでは4150回転回りました 一昨年あたりまでは、船底塗装の上、数百kgの荷物を積んで、燃料満タンでも28ノットは出ていました しかし、現在は、ウインドシールドと云う、風と真っ向勝負の邪魔者を付けてしまったので2ノット位までのロスは仕方が無いかなと思ってはいますが、それぞれ合わせて4ノットダウン位が妥当かな?と考えています 実際の所は、今現在、26ノットが最高です まあ、エンジンも850時間を超えているので妥当ではないかな?とも考えますが、問題あります それは、エンジン回転数が3500回転止まりという事です このエンジンの馬力ピークは3600回転ですので、もう一息で27ノット越え位が正しいのではと想像します 流石に、ターボのブーストが落ちてきているのかな??? やっぱりちょっとトルク感が足りないような気がします さて、これはどこで見てもらえばいいのか?悩みますね 今回学んだことは、 ・一般整備は、日産マリン ・エンジンメカニカル故障修理は、ミズノマリン ・シリンダーのパッキン交換と、ウインドラス修理は、ウインドラス工房 って感じですか シーズンオフになったら見てもらおうかと思います 多分、あと2ノット位は上がりそうに思います けどその前に、一度に持つ下してシールド外してノーマル状態で最高速testしてからですね で、外海は、 水色が綺麗です (^^)v 城ケ島と沖の山の中間地点位で、結構波があり、ここいらから高速サシミルアーを流し始めます 10ノット越えの滑走始まり位で流せる楽なルアーで、沖の山から伊豆の方へ流して行こうと考えています トローリング速度で安定しているので、ちょっとエンジンが気にもなっていたのでハッチを開けてみました げげっ! ビルジが溜まっています しかも ビルジポンプが回りません (;´∀`) 取り敢えず舐めてみると、ちょっとショッパイ??? 一応水です 海水か、出航前にちょっとデッキを洗ったときに入った水か?判断付きかねます 始業前点検ではドライでした こりは、戻るしかありません・・・です 高速で帰るぞ・・ こんなの横目に、たまにエンジン覗きながら戻るのですが、ビルジ量に変化なしです ちょっと、連休最後の海ほたる見学します 流石最終日で結構空いてるように見えますね まあそれでも、往復4時間は結構体に応えてはいます 久々なので丁度良い距離かも知れませんです 潜り込んでスポンジで取ってみました 大した量ではありませんが、何故かえらく汚い水???です 何処か?(タンクのスパン辺り?)汚いたまり水があって流れ込んだか? 以前、タンクスパンに大量の水が入ってたのを思い出しました その時は気が付かなくて、今パソコン打っていて思い出したので今度確認ですね また100うん十リットル溜ってたりして (^-^; どうもまだ細かい諸問題がいくつか存在しています 2015/9/30 ビルジの答え 汚れた水・・・、溜っている水以外にありえません abさんと話しましたが、やっぱり汚れた水かな? となると、燃料タンクスパンの下に流れた汚水がどこかから流れ込んでエンジンルームへ、ってのが正解か? エンジンルームの燃料タンク側スパンのドレンプラグがあるので、取り合えず緩めて抜いてみます パッキンが切れています ってことは、この奥からやってくるビルジなのか? プラグを抜いたまま走ってみます ハンプ状態で前が上がるのでそのままちょっと走りエンジンルームを覗いて見ます あはははは・・・ 笑うしかありませんね、このビルジじゃ! 大量に出てくるのですが、ビルジポンプ故障中なので、潜り込んでスポンジでバケツに移し捨てます これを数回行い、出が少なくなってきます 燃料タンクスパンに雨水が流れ込んでくるのは以前からですが、どこから入るのでしょう? 多分トローリングポストの前側の所なのでしょう 今後は入っても直ぐ排出されるように隔壁のボルトは外したままにします これで一つ解決です それと、船舶検査ですが、日産さんが忙しそうなので、今回自分でやってみようと思います それと、例の失態の件は話が付きました 結論として、日産さんを責める必要は無しです まあ、日産さんは今、ドタバタですから気の毒ではあります 残るは、最高回転数ですが、先ずはシールド外して何ノット出るか?何回転まわるか? そこからですか?? 2015/10/5 船舶検査 通称「船検」ってやつで、車とはちょっと違って6年毎と中間検査が3年毎にあります 安全設備関係が特に装備されているかなど中心です 申し込むとマリーナまで検査員が来てくれます 立会が必要なので今までは日産にお願いしていたのですが前記した様な都合で今回は自分でやります 申込は10/2費用を送金し、書類を郵送し、10/7にマリーナで検査です 費用は、うちの船の場合多分24,300円だった 後は装備品を確認します ビルジポンプは検査項目に入っていたので修理が急がれます 先程ちょっと見てきたのですが、結局、ペラが噛んで回らなかっただけで、外してやって、ペラをドライバーで無理に回したらじゃりじゃり・・・って、動きました 潮噛みならぬ、砂噛みでした 復活です 後は、ライフジャケットや浮環に船名を書かなくてはなりません それと信号紅煙の期限を確認し、切れていたら買い直しです 船検の準備に昨日の後曜日夢の島マリーナへ行ったのですが、久々にゲートこぐって直ぐに「この先満車!」の看板です 第四駐車場まで車で一杯です こうなってくると、本当に例の私物化駐車場の大型バスが邪魔です 噂によると、夢マリの燃料スタンドは、夢の島マリーナが借りているそうで、元々の所有者がいるそうです そのオーナーが、無理に自分の経営下のバスを駐車しているそうです 力関係で、スバル興業が黙認しているのでしょうか? 困ったもんです (。´・ω・)? で、満車看板無視して奥まで入っていくと、ああ、今日は「マリーナフェスティバル」やってるのね! 例年の事だけど、年一で華やかな日です (^−^) ステージで色々催しやって、ヨット無料体験や、屋台や花火で盛り上がります ですので、マリーナ関係者以外の方も沢山来るので駐車場満杯なのです 結構企画が練られた良いフェスティバルなのですが、駐車場の関係上これ以上知れ渡ったら困りますね っていうか、車両制限してシャトルバス増やすとか・・、やっぱりバス邪魔だね! 私はとりあえず、第一駐車場へ行きます 土日祝はオーナーカードが無いと入れないので、入れる可能性があります で、入っていくと、ちょうど出て行く車両がありタイミングよく駐車できました ( `ー´)ノ こんな中を通って桟橋へ行きます で、ビルジポンプが直っているのでちょっと出港し排水したかったのですが、風が上がっていて、また帰港の船も多く面倒になり、持ってきた弁当とビールをいきなりやっつけて船検装備品の確認をします 特に、火せんや信号紅煙の有効期限の確認です 取り敢えず、期限が来年な初めまであるのでこのまま行こうかと思います 更に、5W国際VHFで、要らないようなことも書いてますので当日聞けばいいかと思います 必要なら、マリーナで買えばいいだけです で、桟橋向のPC26のおっちゃんが戻って来たので一緒にビール飲んで立ち話 ちょっとフェスティバルでも観に行く事にしました 桟橋を行くといきなり見えたのは・・・ 水着姿のオネー様の後ろ姿 (^^ゞ そうなんです 今年は桟橋側をバックにステージ設営されているので、桟橋からマリンセンターへ向かうときはちょうどステージの裏からステージ脇のゲートを通る事になります しかし華やかですね! いきなりコンなんでした (^−^) 商品がショボイ(笑) この後、 そして 動画で色々取っては見たのですが、あまり興味ない事なので編集が手間、やめましたm(__)m まあ、こんなのや、あんなのや、色々やってましたが、私はビール飲み過ぎでKIKUMARUの中で寝てしまい、花火後にキャンピングトレーラーへ移り爆睡! 深夜帰宅です 明後日水曜日に船舶検査です 2015/10/7 検査終了 初めての自分で船舶検査が終わりました 事前に、点検する装備をキャビンの椅子とテーブルに並べました エンジンルームを開け、一度エンジンをかけてみます 特に何ら問題ありません ただ首都高が混んでいたので検査時間の少し前で余裕はなくのんびりは出来ません 早速、検査員がやってきました ちょっと時間より早く来ました 外回りを先ず「航海灯つけて下さい」 で、エンジンルームを見て消火器やビルジポンプを確認します エンジンについては事前の書類を出しているので特に深くは見ません キャビンに入り、火せん、信号紅煙、国際VHF免許状、他こまごましたものを確認 ライフジャケットが11個・・・? 一つ足りません 多分何かのクッション代わりに使ったのか見当たりません しかし、桜マークの付いた自動膨張のは5・6個転がっていますので、その中の一つを確認して頂き終了です 新しい船舶検査手帳類は明日ヤマトの着払いで発送して頂き、金曜日に到着で、打ち合わせました 新しい書類が来るまでは出港してはいけないそうですが、ちょうど台風で時化です という事で、全ての時間で10分かからなかったような感じです あまりにあっけなく終わったのですが、秋晴れと、ちょっと強いのですが気持ち良い風です トレーラーへ移って、横になると、めちゃくちゃ気持ち良い陽気で帰りたくなくなりそうです 仕事があるので早々に戻りました で、後日、書類とシールが届き張りました 元のシールをはがして張るように書いてありましたが、いやいや、まったくの頑固シールでまったく剥がれません しょうもなく、掟破りで、シールの上に貼っちゃいました m(__)m ふと思えば2回目の船舶検査という事は6年かける2で、この船、12歳です 人間でいえば、中年です(^^ゞ これからも頑張って、実のある後期を走ってもらいたいですね! 2015/10/23 ミズノマリン あれから一月、シーズンも終わり遊びでKIKUMARUに乗っていません あす、午前中が凪そうなので乗ってみようかと考え中・・・ 先日、お世話になったミズノマリンから作業報告書が届きました 確りしたバインダーに2ページの報告書です きっちりと形をとって頂けるのは嬉しいです 今回のトラブルの詳細と、症状と対策 そして所感が記されていました 「直ればいいじゃん!」って、業者さんが多いのですが(ボートに限ってではなく、うちの下請け工事業者や、よその工事会社など含む)、消えない記録というのは機械物には絶対的に必要と考えています まあ使い捨ての安いものなど、買い替えをすれば済むようなものは除きますが、メンテナンスをしながら長く使用するものには大切なことだと思います その意味や、その行動が取れ無いというのは、安かろう悪かろうの二流作業になりがちです 少なくとも、次回のトラブル時の原因検討材料と、仕事をした人間の責任が明確になります 今回の費用は全て含めて30万円弱で、行った作業だけ見るとビックリする位高いかもしれません しかし、絶対に治すという器量はそれだけの価値はあり、信頼を考えると十分安い金額です 今後、必要に応じ、「ミズノマリン」を、利用しようと、報告書を見て改め思いました ただ、報告書にサンクルーズではなく、船種:サンフィッシャー27と書かれていたのが愛嬌でしょうか? (^^ゞ 2015/10/26 東京港クルーズ 久々に秋晴れの東京港内をゆっくりとまわってみました 遠くの景色だった水辺ですが、遊覧すると色々発見があります 都会の片隅の小さなスポットでアンカリングし、のんびり過ごすのも最高でしょう 誰も来れない場所・・・ タワーマンションから見られるかもしれませんが、無視して乾杯! って感じでいいね! 東京湾奥運河地帯は、こんな水辺は沢山あって、ボート乗りだけが独占できる 東京港ってそんな場所だらけです ただ、たまに、こんな橋の下をギリギリの冒険しなきゃならないことも でもそれも楽しい (^^) このところアウトリガー外しているので結構奥まで入れます 潮が引いていれば隅田川を上るのもありです ドキドキ!! 大型船はやっぱデカイな! 右脇の大型トラックの小ささを見てよ! ↓ ゲートブリッジのこちらからの写真って見たことありますかぁ? ってか、この道っていつの間にか、ぐるっと抜けられるようになっていたのですね 結構な交通量があって気が付きました(^^ゞ てなわけで、東京港内で釣り糸垂れながら、のんびり飲み会もいい気分を味わえるかもしれません 近々に空気の冷たい冬に、キャビンをポッカポカにしてやってみたいですね (^O^) 2015/12/18 喫水線 KIKUMARUのエンジンは大変調子が良く、始動も一発、音も良い音しています しかし、最高速は26.5ノット/エンジン回転数は3550回転時 です そもそも、納艇時は31ノットで、船底塗装後に30ノット位でした その後、艤装や荷物で相当な重量がかさみ28.5ノット位がやっとな感じです そして、ウインドシールドを付け、その後エンジン不調を経て、今気が付けば最高で26.5ノットなのです 前回ミズノマリンのメカニックが、「これ位(使用時間)だと、場合によってはターボのブースト圧が下がったりあれこれ少しずつパワーダウンしてくる場合がある」と云われ、オフシーズンにでも調べますか?って感じで、話が終わっています 重量増加は、艤装で100s、積載荷物400s、スペア燃料100s、合計600s以上あります そしてウインドシールドが面積で1u以上あります こうなると、一度元に戻さないと実際のパワーは???ですね・・ という事で、年末出し、一度荷物を下して大掃除してみようかと思います 早速、釣り具や使わない船具、その他雑貨を300s程下しました すると、なんと、喫水線が約三センチは上がっています VP25エルボと比較で3cm位 このデカイ船体が、三センチも上がるんですね! 100s/1センチぐらいですか・・ これはなんだか期待が持てます 早速出港します スロットルが何か軽い気がします(^^ゞ んな事は無いか・・・ でもハンプが凄く短くなりやはり軽やかです そりゃそうです 300s減量だから10%近く軽量化されたわけです で、微風追い風で若干波ありの中、全開で走ると27.5ノット/3600回転です どんなものでしょうか?ウインドシールドを外して元の速度が出るような気もします 何れにしても、それ程エンジンのパワーはダウンしていないんじゃないかな? 20ノットでも引き波が綺麗な気がします そして冬の東京湾は大変気持ちが良いです 湾奥の東京港でも水が透き通っています 曇りなのでちょっと暗い 周辺をクルージングし、ちょっと浮かべて一息ついても、水がきれいだと本当にリラックスです 水を見つめて心を休めることが出来ます 夏の東京湾ではそんな気持ちまったくでて来ません ひたすら外洋へ走らせてしまいます 後は、冬の夢の島マリーナが、前田道路の粉じんや、暗くなるとモクモクと煙の立ち上がる合材工場の煙突の被害から逃れることが出来れば最高なのですがね 北風が吹くと、合材工場辺りの堪え切れないほど臭い煙りが相変わらずマリーナを覆います 同時に、前田の再生プラントでしょうか?24時間頑張ってユンボやダンプが埃を巻き上げています 北風の時は、洗ったボートが1日でザラザラで薄汚れます この公害は、オリンピック前に対策しないと、江東区の恥ですね! で、帰港し、12月も半ば過ぎたので、ボートを綺麗にお掃除です (多分あっと言う間に汚れてしまうのですが(涙) この、公害に侵された中でボートを綺麗に保つ方法を伝授しましょう! このマリーナも、来春で7年目です 毎年毎年、この汚れと戦って来ました その結果、船体はガラスコーティングをしています そうすると、埃は雨で大体落ちます 乗船時は、到着したら最初に水で船体を流せば、ガラスコーティングの効果で綺麗に流れます しかし、長らく乗っていないと、埃と煙にやられた船体に雨の流れた黒いラインが付いてしまいます さて、そうなると水を掛けただけでは落ちません モップやブラシ、色々試しました 一番良かったのは、水を流しながら、手に軍手をはめ、直接船体を撫でてあげます これで、表面の埃と煙の汚れは綺麗に流れ、コーティングのピカピカが現れます 今は寒い冬ですので、長靴を履き、と使い捨てゴム手袋をして軍手を嵌めます ゴム手袋が、ウェットスーツのように手を保温しますので大変楽です 艤装された隙間や、複雑な部分が多い船体ですので、この方法が一番きれいになります ハルは、デッキに隠れて埃が積もらないので普段から水を掛けるだけでピカピカが2年は持ちます デッキは残念ながら1年持つか持たないかのガラスコーティングですが、本来5年タイプのコーティング剤です 前田道路に請求したいところです(^O^) という事で、まだ早いのですが、KIKUMARU大掃除もしちゃいました この辺にマリーナがあったらカッコイイなぁ・・ KIKUMARU その6へ つづく |
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