天体双眼望遠鏡HOME > サンクルーズ24 いきおいで海!  > ミニ・クルーザーの「カジキ釣記U」 2011/7/29発


 本当に釣れるのかなぁ?

 ミニ・クルーザーの「カジキ釣記U」

 更新履歴
2011/7/29
2011/10/5   本年終了?

2012/5/16   今年こそカジキ!
2012/8/10   近況
2012/9/9    小潮
2012/9/13   大室出し
2012/11/18  本年終了 
2013/3/19   ちょっと早すぎ?
2013/3/27  そわそわ準備中!
2013/3/31  情報源
2013/4/4   気持ちの良い外洋
2013/4/10  明日は駄目だけど
2013/7/11  ダブルヒット!?
2013/7/17  カジキの爪痕
2013/8/2   いよいよカジキ到来!
2013/8/16   今年も駄目かな・・・・
2013/9/8    久々の出港
2013/9/21   今シーズン最後のカジキチャンス?
日産サンクルーズ24DXUから、日産サンクルーズ27FBへ乗り換え、いよいよシーズンインです。
今年は、景気が悪く、仕事を立て直したり、大きく舵を切ったりと大変忙しい時期です。
その中で、流れから、なんとしてもカジキをゲットしたい訳なのですが、体力的にも結構きついのは確かです。

時間と体と相談しながら、何とか夢を果たしたいと考えています。

しかし、魔法を覚えたので、あと数十年は元気に遊べるようになったので、焦りは若干消えました。
でも、生きているのはこの瞬間だけ、常に、チャレンジして行きます!

 
という訳で、7/27・28と釣行計画をしていました。
黒潮からの分流で、26度越えの潮が、伊豆大島北部から湘南の奥の方まで入っています。
東京湾口もです。
ただ、メリハリの無い感じで、どこにカジキが居るかは分りません。
先日、布良瀬で上がったの情報もあります。

従って、沖の山ー布良瀬を攻めたいと思います。

初日は、クルーのHが妹を連れてきたので、そして、風が強いため、東京湾周辺クルーズと五目釣りで、お茶を濁し、夕方より船底保護シートの設置、そして、夕食後妹の見送り&渋滞などで、カジキスタッフとしての私、H、Oの三人がマリーナへ23時過ぎに戻った。

そのまま、三崎か保田まで行って、翌朝早朝からスタートしたかった。

しかし、私を含め、全員寝不足とのことで、夢の島マリーナで船中泊することにした。

エアコンをガンガンに効かせ、0:30には就寝。
目覚ましは5:00

一度目覚めるも、皆の承諾で2度寝。
全員起床は、なんと、9:00。
出港準備すると、「げげっ!」エンジンのベルトが外れています。
スーパーチャージャーのベルトです。
よく見ると、テンション調整用のプーリーがずれてます。
更によく見ると、その樹脂製のプーリーは、エンジン側にずれ、擦れて削れています。
ベアリングを戻すにも何も道具なしで諦めです。
やむを得ず、ベルトと、周辺パーツを外し、スーチャーなしの、エンジンで出発。
10時半出港で、沖の山到着は昼過ぎです。

まあ、これで、偶然カジキでもつれればいいのですが、鳥は居ないし、釣りボートも、一隻出くわしただけ。

何とも釣れない感じです。

一時間も流していると、流木を発見!
そして、1m位のシーラが沢山付いています。

すかさず流すと、「じーーーーっ!」クリック音が響きます。
アフトデッキに居たH君が、訳も分からず竿を取ってしまいました。
思いっきりシーラが走り出し、彼は、ドラッグの使い方すらわかりませんので、ラインがどんどん出て行き、即交代します。
一匹釣りながら教えようと思っていたので、そこから教えます。
他の竿が4本流したままなので、やや強引に寄せると1M弱位のシーラですが、外洋なのでパワーのある事。

引き抜くには厳しい感じでしたが、スイミングステップまで半分上がり、ロッドで引き抜けそうだったので、Hにリーダーを持たせたのですが、やはり、初体験でした。。
(トローリング以外では、ぼつぼつ釣りをしているので・・・)
リーダーを掴むと、横を向いて走り出した魚を無視して、強引に引き抜きにかかり、「アチチッ!」という声と共に、「ぶちっ!」って感じで、リーダーの先が消滅。

ふと、他を見ると、ボートは他のラインの上にバッチリ乗っています。
そうなんです。
操船は、本日、初トローリング参加のO君です。
勿論操船も今日が初。
細かな事は後から教えればと、下から指示する程度だったのですが、現在はニュートラで、風上からラインの上に・・・。
各ロッドをドライブを交わすように巻き上げるのですが、既に3本がドライブに引っかかっています。
そうこうしながら、残る一本のラインだけ、なんかやばそうです。
3連バードが付いているやつです。
バードまでは上がったのですが、リーダーは、完全にどこかへ引っかかっています。

ボートフックを針外しの様にして、何度もチャレンジするのですが、どうしようもありません。
状況確認が必要で、水中眼鏡でスイミングステップから頭を出してドライブ付近の水中を覗きます。

すると、素晴らしい透明度で、大変綺麗な海です。
思わず、そのまま潜りたくなります。(;一_一) ちがうか・・

で、よく見ると、ドライブのブラケット辺りのボルトにフックが引っ掛かり、その先のラインがドライブ付近に一回りです。
ボートフックでラインを外し、、フックまで手が届きそうなので、上半身を水中に入れ手を伸ばします。

すると、ギリギリフックまで手が届き、無事外せました。
目出度し愛でたし。。

で、更に気が付くと、先ほどの流木を、全員が見失っています。
GPSの軌跡をたどったものの、あの流木は、幻と成ってしまいました。
メーター級が10匹以上付いていたのに大変残念でした。


気を取り直し、一時間ほど流したものの、その後、何も気配なし、時間も15:30、三崎へマグロを食べに行く事とします。
勿論途中で何かあれば、フィッシングをします。

城ケ島が近付き、色々釣れるポイントがあるので、最後に島まで、ライトタックル2本を流し、悔しそうなH君をなだめます。
すると前方でシイラが跳ねました。
丁度コース上です。

H君に「来るよ!」

H君は、自分の竿ばかり、執拗に見ています。

結局、その竿はノーヒットです。
ライン回収を指示すると、他の竿を先に巻き始めます。

するとどうでしょう。
そのラインが走っているではないですか。
H君は、そちらの竿は、ドラッグ調整せず放置していたため、クリック音が出ないまま、シイラ引きずりまわしの刑を行っていたようです。

シイラ君は、やっと頭を横に向けることが出来たようで、どうにかこうにか反撃を始めました。
H君は、私から、「ポンピングしろ!」「リールのラインを一か所に巻くな!」「ああだこうだ!」と指示され、頭真っ白状態な顔して頑張ってます。(^o^)
で、寄って来たので、今度は、やり方を見せながら、私がリーダーを取って、シイラを引き抜きました!

 嬉しすぎる腹脂直樹君


ということで、シイラで取り敢えずの釣り方を覚えるスクールと成りました。

三崎港へ上陸しマグロを食べ、満足して帰ります。
カジキは、また次回ということにします。

そういえば、三崎港で、保田で出合った「馬鹿キャプテン」に遭遇!
やつは、相変わらず、勝手に仕切って、そっちは、あの遊覧船が入りからこっちへ!・・・

最初は分らず、ああそうか?と思い、指示に従うものの、スバル興業のスタッフが、奥からこっちこっちと広い所へ誘導してくれます。
何じゃ、あの爺は?と、思っていると、よく見ると、あの2本ラインは・・・。

ああ、暇で、こんなとこにも出没しているのね。おバカキャプテン。
更に、こっちのボートまで来て、うちのクルーにあーだこーだ話し掛け、又わけのわからない洒落にもならない事話し続けています。
わたしゃ、気が付いたのですが、爺さんは、何ら判って居ない様です。

話を断ち切って、「飯食いに行くので、じゃあ!」と、マグロの店に行きました。
帰りは、爺さんに居なかったので、満腹で、気持ちいいまま出港しました。

本日は、行きも戻りも凪です。
うねりは結構ありましたが、天気も曇りたまに小雨で体は楽です。

東京湾に入ると、暗くなり、大型船の引き波で、たまに「ドカン!」と行きますが、それ以外の引き波なら、バタバタせずに走れるので、24フィートとは違い楽です。
気温も丁度よく、裸でFBの上に居て、結構焼けましたね。

こんな感じなら、今年はカジキ行けそうですよ!!


翌日、エンジン修理と、時間が無いのでレーダーの取り付けを日産マリーンへ依頼しました。
来週早々には、治るとのこと。

お盆前に釣れたら嬉しいなあ!!!(^−^)

2011/10/5 本年終了?

今年は、仕事が忙しく出港回数が激減し、更に、カジキは遠い三宅島方面ばかりから、声が聞こえていました。
今年はその分ボートが大きくなったので少ない日数でも遠征したかったのですが、大島周りならともかく、三宅まで行く根性はありません。
あっちへ行くには35ft位のボートが必要です。

そんなこんな言っている内に、昨日で黒潮は離れて行ってしまったようです。

  

昨年は12日位にも潮が戻ったのですが、それが最終です。
今年は、来週また出張で1週間出れないので10月後半は望み薄だと思います。

また来年かな?

こんなボートなら、今年でも何とかなったかなぁ。
日産N34 夢は大きく日産ボートって感じ。

   

ああ、仕事がんばろっと。。



2012/5/16 今年こそカジキ!

カジキを狙い始めて3年目に突入のシーズンがやってきます。
ボートも乗り換え、装備も充実。
ある程度の海況に耐える船体と、一人でも、もう一人のオートパイロットという強い味方。
いよいよ、最終目標の「カジキ」が目前です。

先日、ついに黒潮が接近し、カツオを探しに出航しました。
水温19.5度の潮目を引いている時、右舷前方50mに、突然大きな大きな、さわらの様な魚が大ジャンプ!
完全に海面から高く飛び出し、「い○も、すごいジャンプ、あっちあっち!」と言い切れるだけの滞空時間です。
そして、ダポーン!と大きな水しぶき。
体長は1.5mを越えるような大きさです。

体色は青っぽい銀。
体高は、鰆より高く、圧倒的に大きい。
光と角度の加減でビルは確認出来ない。

しかし、この場所で、あの魚体は、まさに「マカジキ」です。
この時期に、ついに本物に出会え大感動です。
今年こそ「釣れよ!」の御挨拶でしょう。

とりあえず、カツオルアーからカジキ用にチェンジしましたが、間に合わなかったようで、本日は顔合わせということで御納得。
いよいよカジキタックルを積み込むシーズン入りです。

さあ、いよいよ始まる未踏のゲームです。



2012/8/10 近況

今年は、8/4にスタートしてみました。
五月以来、黒潮は三宅島付近を離れず寄りません。
8月に入り、今度は外房にめっちゃ近寄っています。


 



たまらずに出航しました。
場所は、布良瀬から野島崎沖。これならゲットでしょう!
今度のGPSは、画面が大きく海底地形が分かりやすいので、潮だけではなく魚の付場の予想も立ちます。
完璧に半日頑張りました。




ダメでした。。。

釣具屋の話では、黒潮や寄りすぎてベイトエリアがない為カジキは少ないとのこと。
保田漁港で聞いた話では、今年は魚が取れないとのこと。
伊豆には冷水が居着いたエリアがあってカジキが少ないとのこと。

しばらくは少ない魚を探したもの勝ちでしょうか?
厳しいです。


昨日クルージング帰りに沖ノ山を軽く流していると1Mぐらいの沖サワラがヒット。
かからなかったのですが、ルアー二本ダメにしました。



パックリ切られてます。(´;ω;`)



2012/9/9 小潮

ひと月ぶりにカジキ探しに行ってきました。
仕事が忙しいのですが、ストレス溜まりすぎなのでちょっと気晴らし兼ねて午前上がりです。

 赤線が、今回の移動処

読みとしては、上記海況図の2日後なので、黒潮の分流が、湾内及び房総の先端へ届いているはずです。
幸いなのが、溜まっている仕事はパソコンと電話でOKなので、船内で完結可能。
昼過ぎに戻れれば問題ありません。

ということで、時間的に大島より先までは行かれないので沖の山から野島崎沖を選択です。
夜明け前に出港で本日はベタ凪。
夜明けまでは15ノットぐらいで走り海保あたりで明るくなり23ノットまであげ、そのまま沖ノ山へ。
水温は27度超えでいい感じで早速流し始めますが、今日はなんか違います。
海ではなく、威圧感です。

沖ノ山付近は貨物船の航路になっていて、伊豆半島と大島のあいだを通ってきます。
で、わざわざ沖の山を通るのでいつも「邪魔だなぁ」って思っていたのですが、今日は日曜にもかかわらずすごい数が来ます。
しかも、沖ノ山の南側を。
時には5隻並んで迫ってくるのでもはやここでは無理!
30分ぐらいで諦めです。

しょーもないので、潮目探しに大島方向へぶっ飛びます。
が、水温は高いのに、あまり鳥も見かけず、そうそうに諦め外房方面へ移動です。
布良瀬の先端辺りから太陽に向かってジグザグに流し始めます。
水温は27度後半ぐらいまで上がるので、完全にいい感じに潮は流れているのでしょう。
野島海脚の先端まで色々流してみました。
しかし、鳥やナブラはほとんど無し。
小潮で満潮までそれほど時間がないので活性が低いように思います。
海は凪なので、掛かれば楽な感じなのですが、なかなか・・・ダメですね。

ほかに2.3隻トローリングしているボートを見ましたがダメな模様。
雰囲気的には間違いなくカジキはいると思います。
トローリングショップで聞いた話では、やはり干潮前後がいいらしいので、潮回りも潮時も悪かったようで、本日も「ボウズ」でした。

帰りは少し風が上がってましたが追い風・追い波で、23ノット巡航で戻ります。
本日のエンジン時間9.5H、消費燃料220Lなり。

13時過ぎにはマリーナへ戻り、片付け後、少々仮眠し、また仕事です。
正直、オートパイロットがついてから前のような疲れはなくなりました。
私のような時間貧乏がこの釣りをするには、ある程度の船体長と重量のあるボートと、装備は必須であるということがやっと分かってきた次第です。。

夜になったら、マリーナのレストランで屋外ビヤガーデン?ライブが始まり、私のボートでもガンガンに聞こえてきます。
デッキで涼みながら生歌を楽しみ、また仕事。
・・・全然、仕事は手に付きませんでした。。



2012/9/13 大室出し

今シーズンが終了する前に何とか釣りたいものです。
黒潮の分流が大島周辺にありそうなので、出撃!
上げ潮あたりを狙って夢の島マリーナを7:20出港します。
本日の狙い海域は、初めて行く伊豆大島南部にある瀬で大室出しというところです。
大室出しは、フィリピンプレート上の海底にある大島って感じですか?
地形が複雑で、伊豆半島側から海流が入ります。




本日は凪で23ノット巡航。
浦賀水道は混雑で引き波&大型船交わしで若干時間を取られますが凪でウネリもなく退屈な航海です。
日差しが大変強いのでフライングブリッジは無用のナントかで、ロアーステーションで操船。
操船も、オートパイロット任せで、レーダーでモニタリング。
キャビン内はエンジン音がうるさいのでオーディオのボリュームも大きめで音疲れします。

この暇をどう克服しましょうか・・・。



で、途中久々に潮波もあり、釣れそうな予感がひしひしです。(^。^)

夏休みに来た波浮港を過ぎていきます。

すると・・・




ウヒャーって感じ。

進むほどに海面が掘れていきます。
ってことは、その先は山になって登っていきます。
サーフィンやってた頃の台風のうねりって感じです。
これだけのうねりならダブル、トリプルオーバーするでしょうね。

で、そこは大室出し北東部でその先は、うねりの頂点が危険なほど切り立っているので興味本位で進むのはやめ、本日の目的地点の西へ舵を切ります。
直ぐに到着で、速度を落としトローリングの準備に入ります。

しかし、非常に海流が早く直ぐにまたもとのうねりエリアへ戻されそうになります・・・。

まず、北東の岬になっているところから、太陽を背にしにしへ流していきます。
エンジン回転数を1500回転にします。
通常なら7ノットを超えるはずなのですが、良いとこ2ノット出るか出ないか。
ってことは海流は5ノットぐらいあります。
早いですね。うねりがデカいはずです。

で、ウロウロ流していくと遠目にクルーザーが見えます。
私のコース上ですが、なかなか近づきませんので双眼鏡で様子を見ると、その場でぐるぐる回っています。
あれれ?レッドフラッグが上がってます。

てことはファイト中ですか?なぬ!

ここのポイントは小さいので、一番いいところでファイトしているってことはね。
なーんかがっかり。。

どうにか遠巻きにそこを通過し潮上を流します。
どうやらカジキはいるようなので、このチャンスを逃さないように地形を見ながら「今日こそは」と、念じながらひたすらオートパイロットのスイッチをコントロール。
気がつくと、レッドフラッグのボートは消えています。
獲物を持って帰還したのですかね。

丹念にさっきのボートのあたりまで流しまくりますが、満潮潮止まりが近くなり14:00でストップフィッシング。
う〜む。

帰りも途中まではいい感じだったのですが、9月半ばでも真夏のような陽気で、東京湾は午後の海風が吹いてバタバタ波です。
追い風だからいいのですが、海ほたるで13M吹いています。

オートパイロットが可哀想なぐらいに忙しそうにしています。
風の塔あたりで燃料がやばくなり、マリーナまでの勝負は止め、予備のポリタンから軽油を18Lを補給します。

マリーナへ戻り、港内を手動でハンドリングするのですが、めっちゃ重いです。ヤバ!
給油スタンドへ接岸するのですが、ハンドルが重くてうまく回りません。
ナントか着岸ですが、オートパーロットのクラッチが引きずられているようです。
多分使いすぎで熱くなっているので、クラッチが切りきれないのでしょう。
ここまで過酷に使うことを想定していないのでしょうか?
やはり、ちょっと無理した感じがあります。
バースへはフライングブリッジで操船し難を逃れます。

ちなみに総給油260L。
ノンストップ10時間、巡航6時間。
燃費いいね!

片付け後、仮眠し、後に目を覚ましたころは、ステアリングは普通に戻っていました。
真夏の高温期に10時間の連続使用で、最後は東京湾のぐちゃぐちゃな中のハンドリングご苦労様でした!
って感じです。(^Д^)


今年も後が無くなってきた・・・(-_-;)




2012/11/18 本年終了

今年も結局ダメでしたが、カジキまでの距離は随分近くなってきたように思っています。
振り返ると、目の前でマカジキがはねたり、先客がファイトしていたり、確実にカジキのエリアまで到達しています。
次は、如何にカジキがKIKUMARUのルアーへ食いついてくるか、そこだけです。
その為には、そのチャンスを増やすだけです。

反省点は、かなり改善されては来ていますが、体力温存によるモチベーションの維持。
一番の大敵は、暑さ対策!

KIKUTAの最も苦手な灼熱の克服です。

海域まで到達しトローリングを行うことは、サンクルーズ27FBへの乗り換えで以前より大幅に楽になったのですが、肝心のエアコンが全然効かないため、黙っていても体力を消耗します。
一応エアコン付きのボートだったのですが、なんちゃってエアコンで、真夏の黒潮の中では室温が上がるだけ。
まったくもってダメで、船中泊の時だけの夜専用なものでした。

で、あの暑さの中で集中できるのは良いとこ半日ぐらい。
陸上なら、エアコンの効いてるところへ移動すれば体力も回復しますが、エアコンのない船では、日が落ちるまでどうしようもなくなります。
大島辺にいると、げっそりしてしまい、泊まってもう一日、なんて気にはならず、母港まで逃げ帰り、今回はもういいか・・・、って弱気になる。
そして、その記憶から、釣行数も落ちる。という循環にはまります。

どうやら、最後の障害である暑さ対策をクリアすれば、バンバン狙いに行って、数打ちゃ当たる!で、ミッション達成!です。

今シーズンが終了し、早くも、来シーズン準備に入りました。

対策は進んでいます。
・エアコン交換!
・波浮港停泊用フェンダー追加
これで完璧でしょう!!!

エアコンは、十分な能力を確保するための発電機バージョンアップ。とともにエアコン交換です。
今まで装備されていたエアコンは、5000BTU。つまり、日本の表記では1.5kw能力です。
それだと条件の悪いボートという環境では、いいところ2〜3畳部屋相当の力しかありません。
KIKUMARUではその2倍ぐらいが必要で、余裕があればもっと大きのが欲しいところです。

で、ルームエアコンを設置準備しています。
市販の2.2kwインバータータイプで、最大能力は3.1kwまであります。

電源は、今までの9A発電機でも行けるのですが、フル回転だとタンク容量と能力的な余裕が不安になりますので16Aへチェンジです。
これが満たされれば、完璧になります。

次シーズンでは、ギンギンに冷えたキャビンに充実した航海機器で、ラクラクにポイントまで行く!

ポイントに到着し、キャビンのドアを開けると、そこは常夏の黒潮
暑さを感じながら、
男の海にカジキトローリング!

 余裕余裕・・・ 
最高です


そんな暑さなら、喜びも多く、万が一?釣れなくても、水浴びしてキャビンに逃げれば、目の前の島でもう一晩!って気持ちにもなれそうです。

それと、大したことではありませんが、意外と重要な、岸壁停泊準備。
波浮港もそうですし、三崎港もそうなのですが、岸壁は船体保護用にブロック状のゴムクッションがついています。
しかし、クッションといってもかなりごついものでFRPの船体ではたまったものではありません。
そのブロックの高さを交わせる大きなフェンダーが必須です。
今までは、当たる位置に、従来の細長いフェンダーを合わせていたので、風や波でズレたりと気が気ではありません。
岸壁対策に、しずく型フェンダーを用意しました。
とりあえず45センチタイプを買ってみたのですが、ちょっと不安なので55センチも手に入れました。

というわけで、来シーズンは遂に、KIKUMARUのカジキミッションが達成されます。


 では、来年の初夏以降を、お楽しみに!!!!!!


  来年こそは、言い訳なしで、ぜったい釣るぞーぅ! (^。^;)



2013/3/19 ちょっと早すぎ?

ホームグラウンドに18度の潮、まだ3月でっせ!
マカジキ入っているのか気になります

もう一発強い南風が入れば良い感じになりそう
風がやんだらスクランブル?

風次第ですね!!




2013/3/27 そわそわ準備中!

 こんな風に潮が寄ってくるとそわそわします

そろそろ、今年あたりカジキの当たり年を期待します
年末のアイソン彗星が月ほどに明るくなるという期待と共に!

で、今年は充分な用意がされているのですが、やはりネットなどで物色してしまいます

取りあえず、急に風がやんだら期待はマカジキ
小形のルアーを物色 目に止まったのが

 パクラ<ホットヘッド>ウジ クリスタル
 こんな透明感の強いのが欲しかったので思わずゲット!



他に、夏本番用にシイラカラーのルアーが欲しかったところで、同じショップでUV発光加工という言葉が後ろ髪を引っ張ります
シイラカラーで更に、本物のように紫外線で輝いたら無敵ではないかな??

パクラ<ホットヘッド>スプロケットジェット ルモ
 大小合わせて期待大です!



仕事の途中で、更に、トローリング途中のマグロのナブラに出会った時の為にキャスティング用ルアーです 準備万端でしょ?

マグロはこいつで!


更に深追いして、伊豆諸島周辺の状況が判るかと思い、釣具屋のビニ本?
中身が判らないけど、海流とか書いてあるようだから買ってみました

 中見たら・・・

  大はずれ!

シロギスのポイントとか見てどうするの???

表紙を良く見ると 小さく 磯釣り研究会編 だって・・ 2900円のオカッバリ本でした (-_-;)
他にももう一冊、アオリイカ系の本を買ったら、中にシーバスCDが付録で2冊とも、私的には大外れ
釣具屋さんは専門店なのだから、見本誌置いて、中判るようにしましょうよ!
まったく! 余計なもの買っちゃった。。



2013/3/31 情報源

最近は、土日も休まず情報提供してくれる海上保安庁のサイトが嬉しいです
 携帯から見れます
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/KAIYO/qboc/keitai/contents/temp/3kan.html

で、やっぱり黒潮の分流が伊豆大島の内側へ来ています
スクランブル準備でマリーナ泊
ルアーの修理や、なんやかんや夜なべして準備したのですが・・・

 雨と、余りの寒さに断念

折角なので、このところ全然走らせていないのでエンジンの様子見に2時間ほど東京湾をクルージングして帰ってきました
ついでに、燃料を満タンにするためマリーナのスタンドへ行くと、マリンサービスが本日で撤退と挨拶されました
夢の島マリーナは都からの委託が新年度から新たに更新されるのですが、同時にマリンサービス業務はスバル興業へ移管されるそうです
もしかすると、燃料価格も下がりそうな感じです

とか言いながら、本日免税券を忘れ、5,000円位無駄にしました(-_-;)



2013/4/4 気持ちの良い外洋

今年初出勤のKIKUMARUですが、ちょっと早すぎじゃない?と思いつつ、20度代の水温に牽かれて沖の山まで
前日の大雨で、マリーナは濁ったまま
満潮が10:30ごろなので11時沖の山到着を目標に9:00頃出港です

低気圧の一過なので良い凪の中順調に進み、城ケ島を越え棚際を越え水深が急に深くなるあたりで水温20°越え
鳥山が立ち、キャスティング船や漁船が追っかけています
カツオかな??

良い感じなので脇目振らずいっきに沖の山まで進みます
沖の山の水温は21.8度
しかし、鳥は居ません・・・

狙いはマカジキ
どこぞで、カツオ20でマカジキ1の割合(^◇^)とシャレでカツオ探しなのですが、さすがに城ケ島沖でマカジキは無いだろかと
で、沖の山は取りあえず2時間ほど流し、伊豆諸島方面へ移動しようかと思っているといつの間にか風が上がってます
南南東の風で10M近く吹いてきているので波も結構なものですので、移動しても釣りにならなそうなので、カジキは諦めライトなルアーへ切り替え北上
朝見た鳥山のあたりまで戻って終了

赤丸が鳥山エリア 水色丸が本日の遊び場
  

正直、マカジキの生態すら解らんのでどこに居るのか当てずっぽです
まあ、この時期なので釣れると思ってません(^^ゞ
クルージングの理由付け程度ですが、いやいや、外洋は実に気持ちがいいです
一応黒潮の分流なので青く透明度の高い良い潮ではありました

気温も高く、白波立つ海でも、FB操船で潮被りながらも、実に爽快!
大変気持ちよく、満足なクルージングでした

マリーナへ戻ってから、先日の黄砂か?煙霧の影響か?船体が茶色の埃でめちゃ汚れているのでお掃除です
前回マリーナに来た時、ヤマハのボートワックスで綺麗にしたのですが、静電防止材が入ってい無いのか埃付きまくりで最悪
水かけたぐらいでは落ちません
スポンジで擦ると、綺麗な光沢が戻ってきますが、デッキの滑り止め部分は大変です

遊びの後の入念な掃除はきついですが良い運動です
夕方から昼寝ならぬ夕寝に入り、深夜目覚めてそのまま帰宅でした

本格的なカジキ情報が待ちどうしいです



2013/4/10 明日は駄目だけど

木曜は出港日予定だったのですが、駿河湾方面からの低水温域が北上してきたのであきらめです
先週は、相模湾にカツオは到達していなかったようです

しかし、黒潮本流が蛇行して駿河湾を北上中
しかも蛇行してまとまって上がってきそうです
大島辺りに達するのは大凡3日、その後21度が相模湾に入って来るかな?

上手くいけば14日位から初ガツオの声が聞けそうですね



私は、土日用事が出来たので、週明け位に仕事エスケープしてカツオの中のマカジキを夢見ようかと手ぐすね引いて・・・
それとも日曜日道連れで客人を黒潮まで連れてっちゃいましょうか(^◇^)

なのですが、カツオ用の二枚羽ヒコーキ調達してるのでどうなる事やら
まあ、天気図とにらめっこですね



2013/7/11 ダブルヒット!?

今シーズンは、2回目のスクランブル、一回目は、予想より水温が低く何も無し
2回目は、本来先週の土日が最高のチャンスだったのですが、仕事が立て込み汗汗・・・
結局ネット情報ではその2日で野島崎沖などでマカジキ多数、クロカワ少々上がったようです

 

いても立っても居られず9日に出港です

準備はバッチリ!
船中で2時間半の睡眠で5:00出港

べた凪の代わりに濃い霧が立ち込めています
KIKUMARUはこういった時の為の装備は万全、夜間航行と同じように計器運行です
荒川河口辺りは前日の夕立ちで結構ゴミが浮いていますので15ノット位で前方海面を注視しながら進んで行きます
湾内は酷い所では視界が50Mがいいところです

レーダーにはあらゆる船舶が映るので安心して進みます
もちろん、オートパイロットが活躍です
目標が見えない時は、特に安心です





三時間近く掛かって野島沖へ到着
数日前に居たカジキたちが残っていれば、いよいよカジキゲットです
ただ、この時期は水温と潮とでマカジキは北上していきます
マカジキの移動を追いかけるより、ここに残っていることを期待です

なぜかって?  もちろん帰りが楽なように、そして朝なので、東を背にルアーを流したいから時間の関係であまり北上は避けたい

という事で、赤い線を曳いて来ました
もちろんもうちょっとジグザグですが

赤い線のとこ曳いてます ×でヒット


鳥はほとんどいない海で水温は24.5°〜24.9°
凪で、ごみが浮遊しています

あれれ・・・

なんか駄目そうな静かな海です
2時間近く曳いてくると、今日もまた駄目かな????

遠目に釣り船が一艘
暇なのでオーディオガンガン!

その中で、突然「ジーーーーーーィ!」  (@_@) キタ

ドラッグは5kg でジーです ヒットです! アクセルオンで合わせます
更にひときわ高い音でジーーー

スローにしてアフトデッキに行くと、ショートコーナーのラインが海面に突っ込んで生体反応があり、更にドラッグが成っています
ワォ! カジキかな?

ロッドを煽ってみると意外と弱い抵抗 ?
すると、もう一本の竿もお辞儀しています

えっ! ダブルヒット?

慌ててそちらも牽いてみると、ガンガン横に走っていきます
しかし、カジキってこんなもんじゃないだろ?

やな予感がするので強引に巻いてくると、でかいシイラが仲間を伴って寄ってきます

期待はずれの「涙」、ってことは、もう一本も?
取りあえず、寄ったのはそのまま放置してもう一本をまいてくると、これまたデカシイラ・・・

 

こいつら・・・

両方ともゆうに1M越えですが、外道以外の何物でもありません
ちょっとでかいので外すのに苦労しましたが、お帰り願いました

まあ、50ポンドタックルの中で今までで一番というか、初めて竿をぎゅんぎゅん引き込んでくれたお魚なので、気持嬉しかったのですが、期待はずれのドッキリでした

その後、駄目で、帰りに沖の山経由で戻りました
帰りは、火曜日なので、久々にきよみやで燃料を入れました

後日、ネットで見たのですが、同じ日に、同じ野島崎でカジキ5本をサクッと・・・って、毎度のB○○○s艇が釣ったそうです???
ってことは、もっと北へ行きゃカジキ居たのね?
それとも私が素人すぎるのか・・・(^^ゞ

あと一歩が足りませんね

次回こそ 釣るぞ!




2013/7/17 カジキの爪痕

7月14日夜11時 大事な仕事を終えると、前日の釣果がネットで私を悩ませる
明日の海況は凪、そして多くのカジキが野島崎で上がっている
来週は仕事が立て込んでおり、このチャンスを逃すのは例年のごとく旬のチャンスを捨てるのと同じ
今はチャンスを無駄にしない様想像力をかきたてモチベーションを上げる
先ず、気持ちが一番大切である
支度をして、ボートで仮眠を2時から4時半まで、5時には出港可能だろう


カジキ釣り、少しでもチャンスを多く得る必要がある
が、寝しなのビールが就寝を少し遅らせた

新しい携帯電話(スマホだよ!)の目覚ましのセットの失敗か?
気が付くと6時を回っている 「し、しまった(~_~;)」 昨夜チラ見したドラマでどこぞの大将が寝坊して負け戦してたのを思い出す・・・

一瞬出港をためらったが、この道は地道にチャンスを見出すしかないだろうと、顔も洗わずに出航する


実は前日に、KIKUMARUの前オーナーからついにカジキをゲットしたとメールが届いていた
お互いに釣れたら連絡取り合おうと約束があったからだ

その情報もあり、今日は一気に野島の南東まで進む
到着数海里前にエンジンをスローにしてトローリングの準備をする
朝の支度は朝食まで移動中に済ませてあるがオートパイロットは本当に助かる
仕掛けを流し始めるころはポイントの直前である 時は10:00 潮も下げに入り始めている
干潮まで5時間は粘りたい


ルアーを流そうと周辺を伺うと、驚きである
周辺海域に多数のビッグボートがトローリングをしている
レーダーや無線で確認する限りこの周辺で数十隻のカジキハンターが居るようだ
等間隔でお互いの釣りを邪魔しない様に豪邸を買える様な値段のボートが思うがままにルアーを流している
外房沖でこの様な景色は異常にさえ感じる・・・
前日の情報で更にボートが集まっているのだろう 
元々祭日に出港する機会がないのでこれほどのトローリング族を目の当たりにするのは衝撃的だ

しかし、ここで慄いてはいけない 何とかこの野島崎沖ポイントでルアーを流さなければ夢のカジキに出会う事は出来ない
心の中で、「こっちはシングル、海上の一人当たりの専有面積比を考えると金額的には勝てはせずとも負けてない!」などと訳のわからない理屈でこのカジキ祭りに参戦である (^^ゞ

先日のメールで”72チャンウォッチ”とのことで取りあえず国際VHFを入れたままにしていると、何と、この周辺のカジキハンターは皆このチャンネルを使っているようで次々に「ヒット!」、「タグ&リリース」、「今日は2本で帰ります・・」など、飛び込んでくる

わおわお・・・、凄すぎます

独りよがりフィッシャーマンのKIKUTAが、初めて現実を見てしまった訳です


して、こっちはヒットも無くうろついてる目の前のボートがファイト中だという事も解り、「おお!今日こそ!の、チャンスありあり状況」アドレナリンの噴水です!!!

その反面、ルアー釣り経験の長いKIKUTAとしては、これだけビッグボートがはいずり回っている以上「場荒れ」で駄目ではないか?などの不安もよぎります
恐らく、カジキの大胆な性格上「場荒れ」はあまり意識する必要は無いのかもしれませんが・・
しかし、シチュエーションは後は運次第?ってところまで来ている


無線では意外と浅い所でヒットしているようで200Mラインが空いていて、裏をかく戦法とします
(戦術など持ってない素人なのに、何言ってんのか?って・・・  釣れない釣りを楽しんでるので御勘弁を)

しかし、時は既に二時間を過ぎ、いつものように暗雲気分に下げ始まります
少し布良瀬方向へ移動していくと、鳥山やナブラにいくつも出会いますが、それがカジキに関係あるのか疑問を抱きながら・・・・・


12:30頃、突然の 「ジーーーーーーーィ!」

おお!ついに来たか? アクセルオン!!!

更に、「ジーーーーーーーィ!」


アクセルを戻してアフトデッキへ

すると、クリック音は消え、左ショートコーナーのラインだけが反対方向へ走っています
が、ボートが止まっていて、慌ててアフトステーションへ戻ると、スローへ入れたはずのアクセルがニュートラに??

しまった!焦ってスローを越えニュートラポジションに入れていたようだ
つまり推進力が無くなり、更に横に走った分、ラインのテンションが抜けたように想像する
再び走らせアフトデッキへ戻りロッドを曳いてみるが、何ら手ごたえ無し  ああ悲し・・・

取りあえずルアーチェックで巻いてみると50M程出ていたようだ
ルアーを手に取ってみると、リーダーがザラザラになっている

「ワオッ!」まじカジキです

この確認までは、シイラのいたずらの可能性もあったのですが、リーダが15センチ以上ザラザラに成っていてフック側は本当に傷だらけ

 キズキズ

これ、まじにカジキのビル痕でしょ??

フックアップさせられなかったけど、ついにヒットまで漕ぎ着けたようです (^o^)/



赤い細い線が当日流した線で、太い×がヒットした場所(水温25の駆けあがり°)
で、更に同じ場所を往復して流したのですが、その後はノーヒットで終了です
潮どまりの14:30沖上がり

東京湾に戻ると東北東寄りの風が作るバタバタ波で、合間にドデカイ曳き波が入り乱れます
疲れた体をいたわって15ノットで帰還
帰りは三時間半近く掛かってしまった

マリーナへ戻ると連日の猛暑が嘘のような涼しいそよ風が・・・
片付けを終えると、そよ風の誘惑の中で、ビールと共に夢の中へ倒れこむ

手ごたえのある「一歩前進」の日であった

そうそう、鶴ヶ島のスーさん、おめでとうございます!&情報ありがとうございました!!



2013/8/2 いよいよカジキ到来!

先週末、下田で恒例のカジキ釣り大会が開かれ、三日間の釣果は54尾と歴代第二位の数が釣れたそうです

ジャパンゲームフィッシュ協会 第35回JIBT

ちなみに第一位は2008年の77尾(大会中釣果総数)とのこと

  2008年とは、東京湾(湾口?)でもつれたという噂に驚いて、カジキ釣りを意識した頃です
     どこでも簡単に釣れたと・・・
     ついにその再来になるのか!?

 

いよいよ伊豆諸島から相模湾へ向かって暖かい潮が入ってきています
今週末は、沖の山辺りまでもカジキが入ってくるのでしょう
大島の南を通った潮は布良瀬辺りを活気つけてくれそう

 さあ、スクランブルです!! ・・・・・・って、行きたいところですが、、何でぇ痛風なのよ

 義足でも付くちゃおかな・・

まあいいさ、お盆休み中、釣れるまでずーっと伊豆諸島を這いずり回ってやるさ (−−〆)




2013/8/16 今年も駄目かな・・・・

痛風の回復が遅く、数日前にどうにか杖無しで歩けるようになったが、足首を曲げる事が出来ない為、常に右足でインサイドキックしているような歩き方で結構つらい
腫れは7割引いたので、運動靴で足首を固めての歩行だ

引き籠って仕事しながらネットでの情報を見ていると、このところ関東ではカジキの声が大変薄くなっている
どこに居るのやら?
大洗の方で爆釣の声もあるが、そこはよその話
関東は水温は高いのだが黒潮が大きく蛇行して上手く敬遠されているような感じ



少しはどこかに居るはずなのだが、全然わからん
天気図を見ると、御盆後は風が上がって来そうで暫く外海までの釣り自体厳しそうだ


夏休み最後の15日、凪も今日までだろうから、足をなだめながら取りあえず出港してみた

東京湾内は、あちこちでナブラが立っていて、鳥も忙しそう
ワラサとか、何でもかんでも釣れそうな気配

しかし、そんなのまったく興味無しで一目散に外海までまっしぐらです




先ずは、沖の山を30分ほど攻めるが、鳥もいないしこれといった潮目も少ない
そして相変わらずの大型船の航路でここは厳しい

大島方面へ行くか、外房へ行くか・・・

なんだかんだ船内をうろついていて足が痛いので帰りを考え布良瀬の先端あたりで粘ってみる事に決めた
が、ここも何も無しの静かな海
一応2時間ばかり狭い範囲をしつこく曳いてみたが、シイラすらヒット無し

まあ、体調も良くないのでクルージング半分で出てきたので11時には沖上がりという事で戻ります
久々に、綺麗になったピカピカの船体なので、フライングブリッジへ上がりふんぞり返って気持ちよく潮風に当たります
正午には気を改め、終戦へ黙祷し、この平和な時代に感謝です

湾内に入ってくると結構空気が熱くなってきたのでキャビンへ戻り、始めて航行中に新しいエアコンのスイッチを入れてみました
気温が高いのでフルパワーにするため発電機を回し最強です
直風は涼しくて快適なのですが、キャビン全体が熱くなっていたので室内jを冷やしきるのに小一時間は掛かったかな・・
今付いているのはルームエアコンの22タイプ
やっぱり25クラス以上あった方が、夏ど真ん中では余裕があるかもしれませんです


いやいや、実際のところ、まだ体には無理があり過ぎで、マリーナへ戻ってから暫くは動けず、鞄の中からロキソニンを発見し何とかなったかなっ?てとこです

全快まで後一週間位掛かりそう
で、来週から月末までは仕事がめいっぱい入っています

今年もシーズンど真ん中を外してしまった結果です
残るは9月初旬 
潮が戻って来て欲しい所です



2013/9/8 久々の出港

その後、仕事が忙しく、又、痛風の関節炎もだらだらと回復が悪い
まだ少し無理すると足を引きずる状況

しかし、流石にシーズンが終わってしまうとの焦りがあります
真夏のべた凪が終わってしまうと、不具合な体では厳しい条件へ変化します
行きも帰りもべた凪ってチャンスは、少なくなります



黒潮本流も相変わらず大きな蛇行で、その分流の残りとも云えないような・・・・・

9月7日、天候はスポットで回復が見込まれ凪狙いです
前日、久々に大工作業をしたため足腰が厳しく、朝は二度寝で体力回復の結果、11時出港
流石に大島越えは諦め、沖の山でスロットルを戻します

何隻か先客がトローリングしていますが鳥一匹居ない
南側を一往復曳いてみましたがヤメヤメ! 
ちなみに水温27.4° で、2時を回っているので仕方なく?布良瀬の南端へ移動
途中水温が下がったところでイルカに遭遇

布良瀬へ着くと水温27.5°
若干鳥も居るので僅かな期待で凪の中を揺れてみます
凪とはいっても若干のうねりがあるのでゆらゆら気持ちがいいですね

暫くすると、んん? クジラの尻尾の様なのが見えます
よく見ると、イトマキエイが跳ねてます
クジラの尻尾位ある大きさです (@_@) 

天気も良く、穏やかで変わった魚見て、もう満足です
何故か?土曜のこの環境でいくら見渡しても一切の船が見えません
遠目に貨物船が見えるだけです

今日は視界が良いので、房総半島の町並みまで見えるのに・・・
まあいいか 気温は30度! 冷えた美味しいモノでも飲みながら呑気にトローリングです

一瞬鳥山を発見! 近づくと 大きな魚が跳ねています
かなりでかいので カジキかマグロ 色的にマグロっぽいのですが 体をひねってるのも居るので何だろう???
急いで近づくと、沈んでしまい、鳥を追いながらトローリング須たのですが何も無しです

あっという間に 16:30 沖上がりです
今日は気持ちいい夏って感じで、帰りはマリーナまでFB操船です
オートパイロット・ワイアレスリモコンの電池切れで久々に最後まで自分で操船したのですが、凪なので楽でした

さて、どうなんでしょうか?
今シーズン、まだカジキのチャンスはあるのか?

それとも諦めて普通の釣りでもしてみるか?
先日、キャスティング(釣具屋)でエビング仕掛けを入手済みです (^^ゞ




2013/9/21 今シーズン最後のカジキチャンス?

今シーズンは、体調不良で既に夏が終了間近
黒潮は遠く、蛇行先がどうにか外房に近づきつつあるが、いよいよ台風の発生もあるので9月21日の凪チャンスを逃したら、その後は殆ど期待できない



痛風による足首の炎症はまだ残り、その影響で坐骨神経痛が覆い被さって来た
1週間前に、星仲間と第一海保周辺で水遊びをしたのだが、今一体が乗らない
3日前には、痛風足の反対の左足ひざを打撲(T_T)
実に、両足ビッコ?という最悪だけど、何とか動けるかなって状況です

しかし、しかし だよ!
今年が終わってしまうと悔いが残る 意地でも出港だ!!!

という事で、野島沖まで行くが水温は25.5°が最高で黒潮は遠そうです
無線を聞いていると千倉沖でヒットはある様だが、実は先週の水遊びの後燃料を入れていないので満タン-70L以上の状況
千倉沖まで行くと2時間走ったとして丁度70Lの計算になる
恐らくギリギリで三崎か保田で給油して帰る事になるが、何せ足が痛いので余計なストレスは避けたいところ
やはり燃料はいつも満タン出発じゃないといけないな・・

前回ヒットがあったポイント等、他の船が居ない分丁寧にせめては見るが一向に気配なし
それでもシイラが跳ねたりするので、カジキゼロとは思わず凪の太平洋をうろつく
全然ダメなところで前方でペンペンシイラが跳ねる

やな予感しながら通過すると、一番小さいルアーへヒット!
が、船速に煽られシイラが大ジャンプと共にフックオフ   良かった・・外す手間が省けた


かれこれ3時間以上経ち諦め気味で野島から布良の先端へ行く途中、「ジィーーーーーーーーーー!!!」

ちょっと強めにしたドラッグが唸っている


空かさずアクセルオンで合わせを入れると更に糸が出て行く

 もしや?

今回は慎重にスローへ入れ確認し、お辞儀している以外のロッドを片付けるが、まだラインは出て行く (^◇^)
おおお、ロッドベルトが必要で慌ててベルトを巻きロッドを手にすると魚はグイグイ下へもぐっていく



重い が、巨体という感じでは無い? 下へもぐるってことはマグロ??



ポンピングで寄せると、何とか寄って来る
すると、魚は上がって来るようで、カジキじゃないからやや強引に成って引っ張るといきなり


   「ジャンプ!」
















 ・・・・・・シイラ (−−〆)

  しかもデカッ!


針を外すのが憂鬱になりながら、強引に寄せるとやはりデカイ
優にメーターオーバー



まっ、いつもながらに綺麗な魚だ





ちなみに、このルアーは30センチ位の大きさですから、魚体のサイズに想像付きますね?

さて、がっちりフックアップしたこの子、気分的に触りたくないので水際でどうやって針を外すか・・・
如何せ重いこと
兎に角リーダーを両手で持ち、釣り堀の鯉を疲れさせる要領でエラまで水上に上げ空気を吸わせて弱らせる
あまりに重いので、やむなく手すりにリーダーを巻き付け魚を吊るします
暫くして・、大人しく成ったところでフックをペンチでつかみ全力で針を返しやっとこさお帰り頂けました

いやいや、シイラ如きですが、足の不調もあり結構しんどい釣りになってしまいました
もしカジキだったらかなりの苦戦になったと思う・・・、が、きっとカジキだと秘密のスイッチが入り、鉄人が如く戦えただろう! (^^ゞ

今回しんどかった理由は、他に、シイラファイト中に無線で呼ばれたり、ビデオ撮影したりで忙しかったのもあります
折角の動画は、解像度が高くてアップできないので、その画像から抜き取った写真を載せました

という事で、恐らく今年は、これで終了と成りそうですが、チャンスがあれば又スクランブル掛けます

今回の教訓:燃料は満タンで出港!


つづきは、こちらで → ⇒ 
・ミニ・クルーザーのカジキ釣りV




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