天体双眼望遠鏡HOME > サンクルーズ24 いきおいで海! 2009/1/25発

 サンクルーズ24 その1 いきおいで 海!    


  2009/2/1  スケジュール
  
2009/2/18 免許取得
  
2009/3/1  1級免許
  
2009/3/10 やっと免許が届きました。。
   2009/3/11 進水式
   2010/3/8  進水式から1年経ちました
  
2011/3/8 進水式から2年経ちました
  
2011/6/13 サンクルーズ24は
  その2 快適な海上生活のために!<艤装> 2009/04/1発
  
その3  釣り<ボートフィッシング> 2009/8/21発
  その4  舟あそび<釣り以外>  2010/6/7 再編集発
   その5 ミニ・クルーザーで「カジキ釣記」 2010/6/1発
   
買換え   この船、売ってしまいました。 2011/9/3 終了
  
続 編   サンクルーズ27FB 更に遠くへ!  2011/5/19 発  
日産マリーン サンクルーズ24DX O/B U
 ■主要諸元
全長(m) 7.73
全幅(m) 2.63
全深さ(m) 1.40
全高(m) 2.5
艇体重量(kg) 1,400
搭載船外機 BF130
最大保証馬力kW(PS)110(150)
燃料タンク容量(L) 200
最大搭載人員(人) 10
航行区域 限定沿海
 


ミニキャンピングトレーラーから、ミニ・モータークルーザーヨットなんて考えて、とりあえず2馬力ボートへたどり着きました。
そんでもって色々調べていくと「海は広くて大きくて・・・」そして「天気も変わりやすい!」
そうすると、無免許ボート(2馬力艇)では遊びが大きく制限されてしまうようです。
調子に乗って遠出して、天気が急変して「遭難」なんてあまり洒落にはならないですね。

実際のところ出艇場所も少なく、出艇の天候も大きく左右されるスモールボートは「仕事の合間に一寸」なんて気楽には乗れない事が良くわかりました。
なので、マリーナに置いてあまり天候に左右されない船が欲しくなり昨年末ぐらいから色々検討していました。

中古の20年落ちぐらいのでかいクルーザーなど、意外と安く売っているのでかなり心が傾いて・・・。
12月に「夢の島マリーナ」という、自宅から首都高飛ばして30分位のところで「クリスマス何とか?」ってイベントに行ってきました。

中古艇が30隻位展示即売との事で、手ごろなのがあったらいきおいで買ってしまおうかと・・・。



    「いやー、何の・・・」    


「並んでましたね、確かに。」

殆ど、数千万円から億を超えるのばっか。
 「バッカじゃない?誰が買うの?そんなの」



そうだよね、夢の島マリーナ。
考えてみればここは都心に隣接した一番でかいマリーナ。
東京のお金持ちの船を置くような、便利のいいマリーナだから、ある意味「日本一のマリーナ」な訳だよね。
そんな船が並んでいてもおかしくない訳。
どうやらオイラが場違いなようです。
なんか昔の「笠井トレーディングフェア」へ行った様な気持ちになります。(わかる人はわかると思う表現です。笑!)

しっかし、わざわざ行ったのだから、「きゃいん!」って帰るのも癪だし、少し見てまわりました。
もちろん、分相応に近いのを探して・・・。

 でも、桟橋にわざわざ赤い絨毯ひきつめて・・・。何なの、ホンとに。。

とりあえず浮かんでいた27フィートの なのを見つけたので、係りの兄さんに声かけて色々教えていただきました。
ヤマハFC-27というディーゼル船内機ボートです。
価格は380万円位で、おまけがマリーナ半年タダ!
(後で知ったのだけど、その兄さんもスゲークルーザー輸入販売している社長さんでした)

いい感じなのだけど、船齢十数年の若干古い船で、エンジンは漁船のような感じ。
船内機エンジンの「ドライブ艇」といって、スクリュー回りが海水に浸かったまんまになるタイプ。
調べてみると、海水の影響や藤壺などで壊れやすいものとの事。修理費がかなり掛かるので夢の島におく場合やめたほうがいいらしい。
そもそも、マリーナの船保管状態というのは2種類あって、乗る都度に陸の保管からクレーンで出したりする「上架保管」と、まんま浮かべたままの「係留保管」があります。
本当は、上架保管が船には一番いいんだけれども、いつでも気楽に乗ったりするには、係員の手を煩わせたり、夜間でも船に乗って浮かぶだけとかできるのは係留保管になってしまいます。
だから、私向きは「係留保管」以外は考えれない。
ただ、係留保管の場合、いつも船が浮かんでいるのでエンジン回りの錆や、船底に藤壺が着いてしまうためメンテナンスが大変。
一番悩む部分です。ちなみに藤壺を取らないと抵抗になってスピードが全然出なくなるそうです。

一般的には、年に一度船を陸に挙げて船底の藤壺や汚れを取り、塗装することを繰り返すのことと、エンジンのメンテナンスをするようだ。
しかし、係留中にエンジン関係が水から上がる様に「船外機エンジン」船を選ぶ事でエンジンメンテナンスはかなり楽になる。

他に、最近の情報で、「船底シート・カバー」なるものを係留中に使用することで藤壺も防げるようだ。

※船底シート=藤壺は海水の流れがないと発生しないので、係留時船底をシートで覆えるようにする。
  舟底型にシート(ブルーシートなど)を切って、周辺に浮力体を付け、シートに乗り上げるように進み、係留する。
 自作可能なので、作ってみようと企んでいます。。


この辺の知識が付いてきて、段々に自分に合ったボートが見えてきた。

ボート選び

そもそも、一人で乗ることが多くなるのは前提としているので、一人で楽に操作できる船を選ぶ必要がある。
本来乗って気持ちよく、かっこいい「フライングブリッジ(FBといって、屋根の上にも人が乗れて運転ができるタイプ)」艇がいいのだけれど、一人で上ったり下りたりは危険が伴うので残念だけどそれはパス!
雨が降っても時化て波飛沫があっても大丈夫な密閉キャビン。キャビン内はゲスト数人はゆったり収容出来て個室トイレが必要。
そのような条件で見ると、23フィート以上のものになり、船外機艇は大体24フィート位までになるようだ。

それと、重要なのはエンジンの種別で大きな違いがある。
エンジンは、力と燃費と音・振動の検討が必要。
燃費がいいのがディーゼルになるが、船外機にディーゼルは無い。
軽くて力があって安いのは2ストローク。しかし、燃費が悪く、煩いそうだ。
最近は4ストロークエンジンが条件を満たし、静かでかなり燃費がいいようだ。ただ、最近のものなので、中古では2ストが主流になっています。


費用的には、新艇で700万円位の船で新艇は一寸厳しい。半値ぐらいの4ストの新目の中古を探す。
調査した結果として2ストならヤマハのFC-24が200万以下で結構見つかるが昔のモデルのため見た目も古い。
更にエンジンを載せかえると300万円を超えるのでそれなら5年落ち位の4スト付を買える。

唯一ニッサンのサンクルーズ22というのが、小さいながらも条件を満たしているが、販売数が少なく中古艇はなかなか無く、220万円で見つけた途端売約になっていた。
その後は無く、330万円でサンクルーズ24を見つけたが、また、うかうかしている内に商談中になってしまった・・・。
泣く泣く、それを販売している「ニッサンマリーン株式会社 大場川営業所」へ「他に良いのないの?」と相談すると、ちょうど試乗艇に使用していたのを同じぐらいの価格で出せるとの事。
しかも、新しいタイプの船だ。「サンクルーズDXU」

上手くいくとラッキーな「出物」かも知れない。
話したあたりがすごくいい感じの担当の方だし、好感持てたので?電話口で、「330万円の船、実際はもっと安く売ったんでしょ?諸費用とか全て込みこみで値引きなら検討するよ」て、もの見る前に値切りをかけた。
更に、「この不景気だから、この先は厳しいから、売れる時に売ったほうがいいんじゃない?」って、ダメ押しして、船を見に行くことにしましたわ。

案の定、というか、船自体は年相応でまだまだ十分綺麗。
しかし、一般の中古と違ってオプションが少ない。
各オプションを付けていただき、納得価格で商談成立!・・・かと思えば、今度はニッサンさんから条件提示。

「試乗艇兼レンタルにも出していたからそれをまず承諾してください!」 ・・・それは納得です!(私)
「それと、やはり一度試乗して最終確認してください」 ・・・それも納得。(私)

しかし、エライですね!ひくべき所はちゃんとひく。良心的なマリーナです。
「駆け引きの玉」出していたので、きっと内心は即決したかったでしょ?(笑)

で、天気の良い数日後試乗に行きました。


サンクルーズ試乗

  

で、中川で運転させていただき、静かで操作性のいいのを確認し、それ以外は素人の私には何もわからずじまい。
ただ130馬力にかかわらず、30ノットマークしていたのはGPSで確認できた。

 30ノット!:56km/h  (1ノット=時速1.852km)

いやいや、大きい船はやっぱり早いですね!初運転でしたが「感動しまつた!」
川岸の釣り人には悪いのですが、バンバンに引き波立ててかっとんで来ました。
全開でもキャビン内で普通に話せるぐらいの騒音。それと、アイドリング時は殆ど音や振動を感じないで、エンジンが止まってるような静けさです。
燃費も1時間20〜25リットルだそうです。
ちなみに、同じサイズの2ストは1時間当たり35リットルぐらい喰うみたいです。

船内はどんな感じか?
一応、「ファミリークルーザー」と銘打ってあるだけに、小さいながらもクルーザーです。
3枚に分かれたスライドのドアを左に開くと、半分以上の開放が出来ます。
入ると右正面に操舵席があり、全周窓に覆われ自動車に乗ったようです。
天井高は意外と高く、普通に立って私の頭上より10センチ以上余裕があります。結構びっくり!
左側に3人がけのソファがあり真ん中をはずしテーブルをセットすると対面で2人+1人の席が作れます。
まっすぐ進むと一段下がり右に扉があります。それをあけると中はトイレ。ちょうど操舵席前の位置になります。
トイレに入らず、そのまま前を見ると船首に沿った形で小さな部屋というか、クッションが引かれた大人2人ぐらい寝れるスペースです(「Vバース)
バース内の天井にもハッチがあり、あけると甲板に出れます。

窓は左右がスライドで開き、操舵席の天井が大きく開きます。
実はこの天井が開くのがこの船を選んだ大きなポイントです。これって大事です!


   お片づけ!


マリーナに戻り、更に、おまけに船底塗装をお願いし正式契約となりました。
(船底塗装は、藤壺除けではなくFRP保護用に防水塗料です)
あとは、「ニッサンマリーナ株式会社」だけに、完全な整備を行ってくれるそうです。
更に、引渡しは係留予定の「夢の島マリーナ」まで持ってきてくれるそうです。
ただ、オプションの取付や名義変更など数週間掛かるそうです。
そうそう、個人売買を利用しなかった理由にボートの回送費用って馬鹿にならないのもあります。
したがって、整備の信頼性を含め、近場のメーカー系の中古船が一番お得と思います

で、「数週間といわず、1ヶ月位じっくりお願いします」って言って帰りました。
何故なら、私は免許を持っていません。。(汗)
これから取らないとね!

  追記2010/11/3
  「ニッサンマリーン株式会社 大場川営業所」は大場川マリーナを撤退し「ニッサンマリーン株式会社 芝川営業所」に統合されていました。
  この御時勢ですからですから・・・。
  まあ、サービスも集中され濃くなるから、かえって良いのでは?
  阿比留さんは健在です。
  首都圏でボート遊び始めるなら、一度声を掛けられてみたらいかがでしょうか?個人的には一押しです!
  ちなみに日産マリーンは芝川マリーナの運営管理しているので、ボート購入から保管まで全てOKです。




免許の予定は、国家試験免除の講習を受ける予定です。
調べたところ、短期2日講習でもれなく取れるようです。費用は123,500円です。
2級小型船舶操縦士をまず取り、その後、学科だけで1級に上がれます。
この方法が一番早そうです。

で、免許が取れたら、「夢の島マリーナ」へ契約に行きます。
1年契約で70万円ちょっと。都内で駐車場を借りるぐらいですからそれほどでもないかと思います。
もちろん、オーナー駐車場は24時間無料ですし、あの施設が使えれば結構リッチな気分が手に入るのでお得かもしれません。



マリーナを選んだ理由  

まだ契約していないのでえらそうな事いえませんが、ボートの一番の利用価値は「船上のくつろぎ」、2番は「釣り」です。
24時間いつでも気ままに船に乗り自然を感じた中で寛げれば最高です。
魚釣りも好きなので、そのまま近所にスズキのルアー釣りや足を伸ばして三浦沖までトローリングなどです。
更に、家族や仲間を連れて、東京湾探検や、都会のネオンを背景にナイトクルーズや、各花火大会を水上から!
夏は、海から海水浴やダイビング。
果ては、真っ暗な海上から「テレコンビノ」で、星観!

だから、夢の島がベストでしょう。  
 

他には、川沿いで埼玉の近場があるのですが、東京湾まで小一時間掛かるし、上架保管なので×です。
将来クルーズに飽きたら、釣り場に近い木更津方面だと年間10数万円で係留も可能なので目的で他へ引っ越すこともあるかもね。



ボートの費用

そんなとこで、さて、ボートオーナーになるには一体幾ら必要でしょう?

船体自体はそれほど高くないことで驚かれたと思います。
中古価格など調べていくと、ボートの値段は1年で1割位下がっていくようです。
大体5年で半値ぐらいです。
自動車好きや道具を使う趣味だと全然高くないですね。

ガソリン代や整備費用は、使用頻度で変わりますが、年間20〜50万円ぐらいでしょう。
問題は保管費用です。
今回は、ちょっと良い所なのでかかりますが、関東以外はどこでも安いので本来はもっと身近な遊びなのでしょうが、一番費用が掛かります。
で結局オーナーになるには、大体ざっと考えると、年間に150万円位あればOKです。
数人で共同所有なら意外と東京でも船を持てますね。
昔で言う「独身貴族」の方ならなんら問題ないレベルの遊びでしょう。

わたしゃ、働きすぎなので、今回は「自分へのご褒美?」としました。
実のところ、小学生の時からクルーザー所有は夢だったので、最近良く考えるようになっていました。
ちょっと前に、下請け会社の社長から「ああいうのは勢いで買わないと一生買えないでしょうね」なんて言われたので、歳も歳だし、「行っちゃえ!」って勢い付いています。(笑)

さてさて、この先どうなるでしょうかね?
免許取れたらまた書きます。んじゃ!

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2009/2/1 スケジュール
免許講習を申し込んだのですが、人気の国家試験免除の2日講習は2月16・17日になってしまいました。
他に早いのでは3日コースなってしまい、流石に連休は2日が限度で随分先になってしまった。
講習後に免許手続きに更に時間がかかり、最短で3月9日位の免許交付になりそうです。
夢の島マリーナは、つてが見つかったので良い条件で係留ができそうですが、免許が無いことには・・・。(汗)

どうモガイテモ3月半ばまでは何ともならないので、それまでは妄想を楽しんで行くしかなさそうです。
マイボートのカタログを引っ張り出して乗り心地を想像したりで楽しんでます。


このボートを最終的に選ぶ際、ヤマハ シエスタという同クラス艇と比較していました。
最終的にボートドットコムの「サンクルーズ24試乗記」を見て「これだっ!」て感じでした。
その試乗記を改めてよく読んでいると、今回私のボート購入を担当してくれた阿比留さんが登場し、ちょっとサプライズ!
かなり大船に乗った気持ちとなりました。

外観はこんななってるのですが、
意外とデッキも広くて4人ぐらいで釣りが出来そう!
トローリング用のアウトリガーを付けようか・・・。


 
キャビンも4人ぐらいはくつろげそうで一人なら余裕の海上キャンプが出来そうです。 寝るときは、バウスペースのベットで毎度の爆睡出来そう。


 トイレ さあ、狭いながらもキャンピングカーのような機能があります。
もちろん個室トイレもついています。
さて、平面図の中のどこがトイレになるか分かりますか?

そういえば、オプションのシンクだけついていません。
キッチンは自作しよう!
あと、エアコンを付けたいなぁ。

さて、待望の免許がきたら・・・(妄想)・・・。
24フィートなので、強風が吹かない限り出航できるので、3日位の遠出も楽しめそう。
Y.KATOさんを見習って、キャンプ三昧!
私は海の上でお刺身キャンプですが。慣れたらお誘いします。

まずは、三浦半島をまわり、湘南の海岸沿いを流し、伊豆へ。そして下田の綺麗な海に停泊しのんびりしてみたい。
鳥山があればルアーを流し魚釣り。
そうそう、更に1級免許を早めに取得して大島へ渡ってみたい。

でも、一番最初にやりたいことは、荒川を上り、秋ヶ瀬ダム下まで行き、近所の下請け会社の社長を呼び出しそこで宴会!
おたのっしみ〜!
アー待ちどうしい。。
(仕事の合間に「ブログ」状態で失礼!)

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2009/2/18 免許取得

2級小型船舶操縦士 免許教習所へ行ってきました。
16日17日の2日間で無事2級船舶のの講習終了です。
国家試験免除なので免許が来るのは3月10日ぐらいとの事でした。
自宅へ郵送で届くそうです。

仕事の都合で2日しか休めないため1級を受けたかったのですが仕方が無いですが、通常3日の講習が2日で終わるだけでも救いでした。
折角なのでリクエストもあり、教習内容をレポートしてみたいと思います。

まず、申し込みはマリンテクノ東京へ電話で申し込み、日程を押さえ、受講料の振込みと他書類を送りました。
書類は、申込書と、病院で専用用紙に身体検査書を書いてもらい(4千円掛かった)、他免許申請の委任状2通を郵送しました。
試験数日前にマリンテクノへ電話すると、KIKUTAさんは初日実技からです。「7時50分までに汐留の築地ボートクラブに来て下さい」との事。
やはり早起きせざるを得ず。
夜更かしの私が起きれる訳も無く、やむなく深夜に車で向かい、近くのコインパーキングで朝を迎えました。
睡眠2時間でボートクラブ前に向かうと、KIKUTAさんですね?と声をかけられ、そのまま桟橋へ連れて行かれました。

  目の覚めるような、都会の桟橋。


教官のKさんを紹介され、暫くうだうだし、4時間の教習が始まります。
Kさんは昔、東京湾のフェリーを操船していたそうで、くったくの無い定年後の方。
緊張せずに色々教わることが出来ました。

最初に、ロープワークを4種類ほど教わり、次に船内機エンジンの説明や整備方法など教わるのですが、ほぼ車と同じです。
違いは、メインスイッチ、ブロアー、消火装置、ビルジポンプぐらいです。車に詳しければ覚えるほどではありません。

そして、Kさん操船でお台場沖まで走ります。教習艇は17フィートの小さなモーターボートです。
この小さなキャビン内に4つもシートが付いています。

  

私の買ったサンクルーズと同じような形ですが、17フィートがこんなに小さいとは・・・
大きいの買って良かった!と、後でつくづく思いましたね。

そうそう、教官の見習いさんが一人同乗し3人です。
実にマンツーマンの教習で非常に楽です。


さて、操船ですがスピードが出てしまえば、車とあまり変わらない操作なのでらくらくですが、先日中川で試乗した時と違い、一般の船が行き来しているので結構緊張します。
教官が「あの橋脚まで真っ直ぐ行ってください!」と、20ノット近くで走っていくと、遠くの方からこっち方向へ他の船が走ってきます。
実際はかなり遠くなのですが、どの距離で警戒しなくてはいけないかが分からないのでドキドキしながら言われるとおりに走っていきます。
「そこで転陀してください!」って言われるので舵を切るのですが、車と違って結構急激に切らないと行けないようです。
その辺の感覚が結構理解でき、スラロームや、人命救助の練習を行い桟橋へ戻ります。
最後に、着岸の練習です。

結構皆様(練習生)色々なところへ突っ込むよう(笑)ですが、私の場合、2馬力でも船の経験しているので問題なしです。
唯一、バックが簡単に出来るので、寄せる時にスイッチ出来返って楽でした。
そんなこんなで、「KIKUTAさんは2馬力でも操船経験があるから楽ですね」なんて感じで手抜き教習されたようです。(爆)
「じゃあ着岸は右岸着岸だけでいいね!」、私「ハイ!」で、終了。
「試験官が来るまでゆっくりしててね!」って、見習い教官と打ち合わせ・・・。

20分ほどしてやってきまして試験の始まりです。
私的には実地免除だから試験などしないものだと思っていました。(汗)

「では、KIKUTAさん、試験を開始します。ではこのロープでもやい結びしてください!」
あれれ、もやい結び???
こんな試験があると思わず「その内覚えればいいや!」って思っていた結びかたが焦って思い出せません。
実に、眠気と疲れと、突然の緊張でなんか真っ白状態・・・。ヤバ。
取り敢えず、巻き結びしてみたら、やっぱ「それは巻く結びです」って指摘され、やむなく言い訳していると、「じゃあいいです。出航前の点検で、機関点検してください!」
あーやばかった。ロープ位じゃ大した減点に成らないだろう。。
そこからはなんら問題なく進んでいきます。

教官が試験海域まで運転しますが、なんか・・・、全開で飛ばしていきます。
練習時より波風共に強くなっていて、時たま船首から波に突っ込みワイパーを動かす状況です。
しかし、波高は1メートルもありません。
17フィートはこの程度でこれじゃあまり乗りたくないですね。
24フィートでよかった!けど、それでも小さいかと若干不安にもなったしだいです。

で、沖合いでの操船はなんら問題なく終了し桟橋に戻ってきました。
あれれ、着岸はやらないのかな?と思ったら、Uターンです。

「KIKUTAさん、ここで左舷着岸をお願いします」
「はっ、こっち向きだと左舷だよね。新鮮な景色だ。」
って事は、初めてのケイケン。

ままよっ!

1発で成功!

「では」、終了します。」と、戻るので、「合格ですか?」、「まあ良いでしょう!」

ああ良かったね。

 

しかし、思えば着岸や人命救助は低速で走らなくては成らず意外と難しいのです。
私の場合、2馬力ボートで経験しているので最初からなんら問題ないのですが、その辺のマスターまで考えると、たった4時間での上達は難しいかもしれませんね。
試験以外はベテランの教官に海の話を色々教えていただく時間が有意義でした。


さて、そこから、学科会場の麹町まで移動です。
試験官も戻るとの事なので私の車でお送りいたしました。
コインパーキングは4千円近く取られました。(涙)

麹町ではまたコインパーキングです。
学科の授業まで15分しか無く、慌ててパンをかじって教室へ行くと、さっきの試験官が教壇で女性の受験者とマンツーマンで質問を受けています。
説明を聞くと、その女性は翌日実地教習で2日講習の間私とあべこべで、学科を一緒に受けるとの事です。
で、そのまま4時間授業を受け、駐車場に戻り、24時までフルマックス料金のままなのが分かり、車の中で出された宿題を2時間ほど頑張り、その後2時間ほど爆睡。
ビジネスホテルを探そうかと思ったのですが、道も空いた頃なので、自宅へ帰宅。
それで、途中でマックして、即「おやすみ!」

2日目の授業は、7時50分に入らなきゃならないので、5時起き。
何とか間に合って授業を4時間。
なめてたけど、2日で終わらせるには足りない分が宿題になっていたのね。。。

今日は、昨日と違い、ぐっと気温が下がり強風が吹いています。
昨日一緒に授業を受けたKさん(女性)大丈夫かな?
たぶんかなり時化ているでしょう。この気象条件であの課題をマスターするのは難しいのでは?と、ちょっと心配です。


昨日の私のような時間に戻ってきました。
ちょっと話を聞くと、船酔いしたそうです。更に、ガンガンぶつかった様な話しです。
でも、OKだった様で、国家試験免除で受講料が高いだけに大目に見てくれるのでしょうね。

学科授業は教科書と共に練習問題をこなして行きます。
教官は「最終試験では50問中33問以上で合格になりますので頑張ってください」と、脅してきます。
私としても、折角高い金払ってきているのでたっぷり勉強しようと頑張っていますが、エンジンの事や気象など雑学で分かっている事ばかりです。
海の法律などにじっくりウェイトをかけられるので万全です。
しかし、隣のKさんは、2歳児の母。普通の奥様で全然解っていないよう・・・。
本人も気になって、「練習問題から試験問題が出るのですか?」と質問し、「いえ、違う問題で私たちには分かりません」と、却下され、(・・;)になってました。

そんなこんなで、3人の授業は真剣そのもの。
私もこんなに真剣に勉強するのは何十年ぶりでしょう。
チカレタ。

授業は30分ほどオーバーし、全ての範囲が終了です。
偉い人?が大きな封筒を持ってきて、口を切り、試験用紙が配られます。
なんか、本気で卒検になっています。

配られた問題内容を見て、隣から倒れそうな声が・・・。
問題を見ると、練習問題とは全然違う。
更に見ていくと、習ってないこともいっぱい!!!

元々不合格者は補習再試験といわれていたので、Kさんは、「分からないから見直さない」って、さっさと終了すると、その場で採点され、「大丈夫です。おめでとう!」っていわれ、(・・ )?。
直ぐ我に返り、ニコニコしながら帰っていきました。

で、私は、それでも、真剣に見直しながら最後の最後まで粘っていると、「KIKUTAさん、全問正解じゃなくて良いんだから書けてるのなら終わりにしたら?」
なんか、ガックリ。。。(確かに試験時間は70分で終わり仕舞との事)

そうか、先生も早く終わりたいですね。。
やむなく諦め提出。「KIKUTAさん、すごいね。」との事。
私、「何点ですか?」
試験官「・・・、合格ですから。」と教えてくれませんでした。

つまり、2日間まじめに受ければ合格のようです。
私は、満足な2日でした。

 




明日は休みなので、マイボートの様子を見に行きます。
「船底シート」購入は広谷商店に決まったのですが、こちらは船に合わせてオーダーになるとの事です。
で、HPで使用感をアップすると伝えたら、内緒で(ばらしちゃった!)モニター値引き購入になりました。
船底の寸法を測って作っていただきます。

2月19日に寸法を測ってきました。で、早速注文しました。
本日はちゃんと一眼レフ持ってったので綺麗な写真です。
ちょうど整備中で、かなり念入りに手を入れてくれています。
舟底の内側などゲルコートしたり塗装したりレストアなみに頑張ってくれているので感謝!
流石日産マリーナです。あそこまでやってくれるとは思っても居ませんでした。
本当に良心的です!
追加でトローリングポストと、船名の書き込みをお願いしました。

船名”KIKUTA”です。
そのまんまですみません。笑ってください!

ざくっと、ボート経費を書いてみました。

ボート経費 年間費用
船体償却 \400,000
メンテナンス予備費 \100,000
保険等 \50,000
係留費 \714,000
燃料費等 \360,000
年 間 \1,624,000
月平均 \135,000

※ボートは10年位償却として計算です。
やっぱり船体より維持費のほうが高い。
地方なら係留費が殆ど不要。
東京で船持つのは大変です。
しかし、ちょっと高い車ぐらいでしょう。

他に釣具に費用が掛かりそう。
さてさて、何年維持出来るでしょうか?

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2009/3/1 1級免許

前にも書いたと思うのですが、日程の関係で1級免許(1級小型船舶操縦士)を取れなかったのですが、近いうちにステップアップする予定です。
免許待ちでどうしても頭の中が船に傾いてしまい、ネット上にある1級免許の試験問題をやってみました。
14問で合格は確か60%以上の正解が必要ですが、何もしないで合格ラインです。
ただ、本ちゃんには科目ごとの正解率があるので×なのですが。。。

14問中、3問ある海図の正解を書かない点数ですのでこれをマスターすれば大丈夫そう。
それ以外は、先日受けた講習+αと元々得意?の気象や、今回はディーゼルエンジン関係です。
てな訳で、近いうちにステップアップの国家試験を受けようかと思います。

2級所持者が1級に上がるには、学科のみ14問だけ。しかも、2級を受けてから3ヶ月以内なら身体検査も免除らしい。
だから早いうちが良い。当然学科だけだから半日でOK!これは助かります。

アマゾンで教本と問題集を頼んだら、直ぐに着ました。
テレビでアマゾンの事やってたけど、在庫管理システムがすごいね!信頼できます。



ちょこっと中を見たのですが、合間の勉強は厳しそう・・・、です。
その都度時間を取って理解しながら勉強したほうがよさそう。
海図も一応この間の教習で習っているので少し時間を取ってやれば難しくなさそうです。
教習所は楽でよかったのですが、1級ステップアップも2日教習が必要なので、この程度なら独学受験でよさそうです。


そうそう、進水式は3月11日予定です。
しかし、ざばざば・・。じゃぽん!ってのは在りません。
夢の島マリーナに運んでいただく日です。
専属クルーが出来たので、彼に手伝ってもらって、その日は船底シート設置と、着岸の練習。
時間があれば東京湾を一回りぐらいですね。

考えてみると、船が欲しくなってちょうど2年。
2馬力ボートを買ってから1年。
その時は、まさかこんな船買えるとは思わなかったから人生は不思議です。
(仕事頑張ったもんなぁ・・)

・・・もうちょっとです。楽しみです。


2009/3/10 やっと免許が届きました。。

2級 小型船舶操縦免許証だよ!

明日の進水式に間に合わなかったらどうしようかとドキドキでした。
しかし、ぺらっぺらな頼りない免許証です。
もう少ししっかりしたのじゃないと、財布の中で擦り切れて「山田うどん」※1のサービス券と一緒に捨ててしまいそうな薄さです。(笑)

※1:「山田うどん」はけっして美味くないのに、駐車場が完備され、汚い格好もOKなのでついつい行ってしまう、埼玉に広がるうどん・そばのお店です。

そうそう、昨日はちょこっと船の完成(整備など)の確認に行ってきました。
ガレージの中でピカピカに磨かれ新艇のようです。
明日は天気も大丈夫そうだし楽しみ!

船底シートは一昨日届きました。でかい箱2個です。若干名お手伝いが来ます。
営業の阿比留さんが言うには、「初日は着岸練習をいっぱいしないと・・・」とのことです。

いよいよです。
東京湾を暴走するぞーぉ!


2009/3/11 進水式

いよいよ待ちに待った進水式です。
ここ夢の島マリーナへは13:00に、マイボートが到着予定です。
その前に、マリーナの契約手続き等面倒なことを終わらせなくてはなりません。

夢の島マリーナの建物です。
中には事務所やシャワー室や、用品店。そして水槽に魚がいっぱい居ます。
2回は、お洒落で景色の素晴らしいレストランと、会議室などがあります。

まず、ハーバーマスターとの面接。
そこで色々説明を聞きますが、前もってHPで詳細を確認済みなのでそれほど掛からずに済み、ボートの到着待ちです。

  天気も良くて、最高の気分!

サンクルーズがピカピカ状態で到着!
紅白のテープも巻かれています。(嬉し)
そして、マリーナのスタッフが船体の実長をはかり、受け入れがOKとなります。

仮のバースへ移動して、営業の阿比留さん、クルーのH君、星仲間のpgyさんで進水式をしました!



桟橋の空いているところで好きなところを選べるのですが、ちょうど中ほどの桟橋を修理中で船の移動が多く良いところにとめれません。
4月から好みの場所が空くそうなのでそれまでは仮のところへ決定しました。

従って、船底シートの設置はその時に延期でそれまで藤壺対策は無しです。
ただ、ここは荒川の淡水が流れ込み塩分が少なく、更に水温も低い時期なので少しの間なら大丈夫そうです。

日も傾き始めましたが、初出航です。
日没前に戻りたいので羽田沖ぐらいまで軽く流し、初陣は終了です。
   
結構穏やかだったのですが、羽田沖に行くと結構ゆれます。のんびり橋って、荒川の水門をくぐり夢の島マリーナへ戻ります。
pgyさんから頂いた花が、門出を華やかにしてくれました!

そして翌日。3月12日です!!!

休みは2日とってありますんです。(笑)
今日は、クルーのH君と、社員の22歳のN君をのせてつり&クルージングです。



今日はマリーナのレストランで食事をし、釣具を用意し、午後から「海ほたる」まで出航します。
マリーナのオーナーカードも出来、出航手続きを行いました。

なんだかんだでマリーナ出発は15:00時近くなりました。
天気は上場なのですが、若干風が強いので海に出ると波っ気があります。
それでも羽田沖ぐらいまでは全開で30ノットと快適に走ってくれます。
その辺りから荒れ始め20〜25ノットに落としますが、結構船がバンバン波のあたる音がします。
中間地点位から他の船も居ないのでH君に操船を代わり楽しんでもらいます。
そして次はN君。走行しているうちに「海ほたる」です。
波も静かで他の船も居ないので魚探を見ながら反応のあるところへルアーを落とさせます。
なぜか?私が操船し釣りができません・・・。

かといって、スローで彼らに橋の下などの良い位置へコントロールできないのでやむをえないのですが、何かオカシイ・・・。
大きな魚群の反応もないので坊主のまま17:00納竿。
ここで気がついたのは、やはり早めに誰かに操船をマスターしていただかないことには・・。ってことです。。

帰りはまた風が強くなっては来たものの、操船慣れで、また、誰も酔わないみたいなのでバンバンにかっとびます。
H君はサーファー出身で船内の前のほうで膝で波を吸収して喜んでいます。。
かなり激しくたたくのですが、25ノットキープです。
途中大型の貨物船2隻が行く手に現れました。
大型船の引き波はでかいとネット情報で知っていたので楽しみに近づいていきます。
一隻はコンテナを積んだ本当にでかい、高層ビルを横倒しにして走らせているような恐ろしい物体です。
それをもう一隻が追い抜いているところでした。

さてさて、私はどの航路を行けば良いか?
大型船は、一見千葉港へ向かっているようなので2隻の左へ行って追い抜こうと進路を変えました。
一隻目の引き波に到着すると大きなうねりでサーフィン状態になりなんかとっても楽しい感じです。

そしてもう暫く行くと例の横倒しビル船です。。
この引き波はすごい!
うねりが白波を立てて向かってきます。
海面がえぐれ、そして波頭までオーバーヘッドぐらいの波が2発!
流石に25ノットからスロットルオフ。&オン。
初めて目の前のデッキいっぱいまで海面がちかずいてきますた。

でも意外と衝撃は少なく、緊張の中「へえ〜」な感じ。
ここまで体験できればとりあえず怖いもの無し。
しかし、あの引き波。2馬力ボートじゃ絶対に太刀打ち不能でしょう。
すごい体験でした。

で、更にGPSを見るとあれれ?このでかいのは左に向かうようです。
証もなくまた引き波を超え右に出て追い越しします。
しかし、あの巨体20ノット以上で走っています。すごいことです。
さらに、もう一隻の大きいやつはかなり先まで行っています。恐らく30ノット近くで走っている模様。

こっちは向かい風と波の影響で25ノットが限界で必死に追い抜きです。
横倒しビルはまもなく追い抜き数百メートルぐらいでじっくり振り返ると、なんと恐ろしい。
まだまだ小さくなっていません。。
でかすぎるから、遠くなってもでかいまま。(笑)
そして船首が数メートルの海水を巻き上げ走っています。
すんごい迫力!
もしこっちのエンジンが止まったら、こりゃひとたまりもないことが想像出来出来です。(汗)

とか何とか日没の素晴らしい景色を楽しみながらマリーナへ到着し、サンクルーズちゃんをシャワーしてあげ、エンジンの洗浄と片づけをして本日終了。

 桟橋から


後で、テレビのニュースを見ていたら、ETCの影響で「海ほたる」の混雑対策取材があり、その中で上空から海ほたるを撮影していました。
そんで驚き!
なんと、その映像の中に「KIKUTA」ボートがちゃっかり映ってるではないですか!
うちのボートも早々とテレビデビューでクルーのH君とご機嫌の帰宅でした。

以上で、このサンクルーズ24 いきおいで海は終了!
続きは別ページで始まります。↓

その2 快適な海上生活のために!<艤装>




2010/3/8 進水式から1年経ちました

早いものです、1年と言うのは。
私の求めているボートライフはどうやらメインが釣りのようだったようです。
自分で言うのも何々ですが、釣りたい魚たちのシーズン以外の冬場は、ほとんどボートに乗っていません。
まあ、綺麗な海に係留していれば別なんでしょうが。

で、貧乏人がちょっと背伸びしてボート遊びするようになれたのですが、いつまでつづくかわかりません。
やはり、勢いでなんとかやっているうちが華ですが、チャンスの時に遊べれば人生OKです。

お金持ちの方はどうでも良いのですが、庶民として、チャンスを逃さないようにするのは大切な事です。
チャンス判断は、先駆の方の情報が頼りです。
ケースバイケースではありますが、私のこの一年を振り返って、出来る限り実態を公開致しますね。

下の表が、出航記録でお伝え出来る部分のみ加工・抜粋しました。

1年間の総エンジン運転時間が117時間、給油量が2,028g、燃料代340,311円、1時間あたりの燃料消費量17g と成りました。



こうやって見てみると、意外と乗りませんね。1年で30回しか乗りませんでした。
だけど、出航しないで、マリーナで事務所兼昼寝場所で使用した時間は別途あります。(汗)

ボート購入費と下表の経費が掛かりました。


で、他に艤装と釣具とか何とかで、初年度は+300程使ってしまいました。(大汗!)
恐らく2年目は、表の経費と若干の釣具だけで済むと思われます。
本当は大きな船への乗り換えも考えたいのですが、仕事も日本経済と同じように暗雲を感じているので、しばらくは無理せずに、カジキだけを目指していこうかと思います。


2011/3/8 進水式から2年経ちました

ボートライフは楽しいですね!
夏は死ぬほど暑かったのですが、バンバン出かけました。
冬は、やっぱり、寒いですよね。。

1年間の総エンジン運転時間が169時間、給油量が3,278g、燃料代539,785円、1時間あたりの燃料消費量19g と成りました。







で、他に艤装と釣具とか何とかで、2年目も結構使ってしまいました。(大汗!)
目標のカジキが釣れちゃったら、鬼の様な強行軍は終了ですので経済的な乗り方に変わると思います。


2011/6/13 サンクルーズ24は



結局、急な乗り替えをしてしまい、サンクルーズ24は終了とする事にしました。
現在は、芝川マリーナで陸上保管しており、嫁ぎ先が見つかればさようならです。
非常にマニアックと言いますか、いいや、絶対に必要な高級オプション満載ですので、そちらの価値が判る方が出てくるまでのんびりお見合いでも続けて行こうかと思います。

ボート的には、製造はこのモデルになった初期位なのでしょうか?セットされている船外機からそう思いますが、実際の使用頻度や、根本的な進水歴は非常に浅いものですので、実際は、かなりお買い得なボートでしょう。
日産さんの話だと、本当にほとんど走らせていないボートだったようで、ワンオーナーに近いものです。

本当は、余裕があれば、このまま所有しておきたいボートです。
正直申しまして、東京湾で釣りやマリンスポーツ、運河観光。そして、マリーナステイを考えたら、このボートで十分です。
まして、年数回の伊豆諸島遠征など難なくこなせることが判りましたので、一人で遊びながら、お付き合いでゲスト数名を乗せるには最高です。
花見や花火大会などなら、定員マックス近くても問題ないでしょう。

釣りなども、色々なブログや掲示板で、あまり評価されていないのですが、やはりボートは道具です。
オーナーの使い方一つで、良くもなり悪くもなります。
東京湾の移動は、トリムタブの設置で完璧です。
今までの問題は全て解決され、「叩く船」といった、評価自体が、ボートの使い方(セッティング)を知らない、論外な話でした。
また、船外機艇ですので、軽量で波切りの良い設計を行ったことでバランスが取れる今では、燃費も合わせ非常に良いコンディションです。

静止した状態では、どのボートもたいして変わりはありません。
逆に、小柄で軽量な分、必殺の「ロッカーストッパー」の効果が非常に大きく、大型船なみに横揺れがストップです。
そこへ更に、小型のパラシュートアンカーをスタンから投入することで、究極に穏やかな流し釣りも可能です。
この辺の使い勝手は、所有者でないと、評価をお伝えしにくい部分かと思いますが、こういった小道具を上手に使用することで、シーマンシップも向上していくのでしょう。
ちなみに、「ロッカーストッパー」は、中央のクリートへ取付、移動の際、少し走れば上がってくるので中間から引き上げ、デッキに転がすことで、大変楽に使用できます。
アフトデッキが広いボートなので何かと便利です。

湾奥から、黒潮狙いというのは、結構きついです。
正直言って、これは体力の問題でしょう。
後10歳若ければ、きっと、このボートで、カジキやマグロをバンバン上げて、一躍、有名人に成っていたでしょう!(^_^)
かなりな時化にも、操船技術さえ追い付けば、馬鹿な世界へ入らなければ十分に安全です。
燃料タンクも、十分に余裕があるので、確実に安全な帰港先へたどりつけ、そこで、安心して優雅に?船中拍出来ます。

普段、運動もせず、不摂生を続ける50オーバーには、気持ちはあっても、やっぱり心は折れていたのでしょう。
色々言い訳しますが、大きくどっしり走り、金のかかる船へ行ってしまった訳です。
でも本当は、社会的な立場からも、ゲストを楽しませることのできる趣味である必要性が出てきたり、見た目の張ったりも必要になってきたのですよ!。これホント。☆彡

そんな理由が無ければ、天候不順でも東京湾内の運河や河川を縦横無尽に楽しめるサイズで、密閉キャビンです。
真冬のど寒い日でも、ベバストヒーターを付けていたので、自動車で遊んでいるような快適さでポッカポカなのです。

まあ、ここまで、必要以上?の充実した設備のボートです。
正直、手放したくはないのですが、ボートは維持費が非常に掛ります。
お金の無い人に無理に進めることはできないものです。

でもまあ、人生一回!

何とか成せそうなら、頑張って、自分の肥やしにするのもよいかもしれません。
東京湾で安く維持したいのならば、とっておきの情報をお伝えいたします。

浦安マリーナ

ここへ、上架保管するのです。

私も先日まで悩んでいたのですが、保管費がとても安く、また特典も優れています。
またそれ以上に、マリーナ環境が最高です。

数字は直接問い合わせていませんので正しいかわかりませんが、サイトで調べた限りでは、24フィート艇の年間駐艇料が472,500円のみです。
入会金や保証金、上下架費用、VAN(車のジャフみたいなもの)費用、水、電気もタダです。
更に、夢の島マリーナのゲストバースが無料で使えるので、これ最高でしょ!

更に私が注目したのは、浦安マリーナが首都高:舞浜を出てあと言う間の距離。
マリーナの向かいには、ホテル舞浜があり、スパ温泉としても利用出来ます。
マリーナ利用や、ゲストに利用してもらったら最高でしょう?
圧巻は、もし時化たのなら、舞浜を出たら、そのままディズニーランドへ直行ってロケーションでもあるのです。
毎日夜には花火も上がるし、ボートを最高のロケーションで楽しめるマリーナです。

上架保管なら、ボートの痛みも少なくなるので、メンテナンス費用もかなり少なくなります。
そういった、色々な意味で、「浦安マリーナ」最高!って感じです。

人生一度位は無理してみよう!って人は、「サンクルーズ24くださいな!」って、私にメールして下さいね。
きっと、最高の人生へ一歩踏み出せる事はお約束いたします!

てなことで、サンクルーズ24は、初めて購入したボートなのに、クラス最高のものに成っていました。

言い忘れましたけど、ここだけの話、ヤマハとかの同クラスのボートって、かなりチャッチイです。
作りとかもそうですが、日産は、どうやら、ヤマハなどが新モデルを出した後、その問題点を全て改善し、自社モデルを出しているようです。
要するに、「後出しジャンケン!」(^_^;)なので、良いに決まってます。
乗り比べるとまさにって感じですね。

そういったボートに、素人が、車並みの使い勝手を求めて我儘を尽くしたボートです。
安物買いではなく、価値ある逸品として、検討して頂けたら嬉しいですね。

もちろん、お話によっては、価格調整も考えています。
それと、新しい船が来ていますので、売り急いでいませんが、けっこーこのボートは隠れた人気があるらしいです。
色々なところに声かけていますので、早い者勝ちになるのでご了承ください。

とと、最後にセールスばかりしてしまいましたが、今度は24の親分格、サンクルーズ27FBを乗っていますので、そちらで太平洋を暴れまくって来る予定ですので、そちらもお楽しみに!
体調も良くなってきたので、健康管理と、体力増強を図って、何とか、目的達成したいと考えています。

では、「いきおいで 海!」は終了です。

引き続きは、続編 サンクルーズ27FB 更に遠くへ! ということで宜しくです! 



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