天体双眼望遠鏡HOME > サンクルーズ24 いきおいで海! > サンクルーズ24⇒27FBで 釣り<ボートフィッシング> 2009/8/21発


 
サンクルーズ24⇒27FBで 釣り <ボートフィッシング>  

   2009/8/21    フィッシングスタート
   2009/8/24    館山沖カジキ狙い!
   2009/8/26    カジキと遭遇
   2009/9/6     黒潮が遠退いて
   2009/9/11    ヒラメ
   2009/10/13   江ノ島が見えてきた・・・♪
   2010/2/25    沿海区域
   2010/4/2     もしかして初釣り?
   2010/10/7   東京湾湾奥
   2010/11/25   スミイカ(甲イカ)
   2011/8/23    その後はサンクルーズ27FBです
   2011/9/30    今年もカジキはダメかな?
   2011/10/3    カツオ
   2011/10/9   マグロ
   2011/11/11   流し釣りとシーアンカー
   2011/11/13  近場はダメ
   2011/11/17  スミイカ
   2011/11/29  シーアンカー


KIKUTAの釣り日記です。(^o^)!

目標は大きなカジキ!
そしてマグロの食べ放題。

サンクルーズ24DX O/B U

トローリングタックル■
20ポンド:ペンスペシャルセネター+ネット購入ロッド
30ポンド:ティカ30ポンドセット
50ポンド:ペンインターナショナル+スターロッド(USA)スタンドアップ

カジキ釣り マグロ釣り シイラ釣り
その他大物狙い!
 


2009/8/21 フィッシングスタート

週初めにいよいよカジキ釣りへスタートしました。
早朝に夢の島マリーナを出発し、いざ野島崎!
しかし、距離があるため一気には行きません。
途中保田漁港で給油予定です。

なぜなら、
先週の庭先パトロールで若干燃料を消費しているため、ポイントに着く頃、燃料不足となるからです。
現在、燃料計画では、巡行で6時間走ると大凡150Lの燃料消費と考えています。

1時間/25L
夢の―野島崎 = 3時間/75L 往復6時間/150L
そうすると残量が50Lで安全航行のギリギリ距離です。

3.4時間トローリングに50L位の燃料が必要です。
野島崎沖で、トローリング数時間と保田漁港から野島崎沖往復で100L必要です。
そうすると保田辺りで満タンの燃料があれば、帰りは給油できなくても帰還可能です。

そういうわけで、保田辺りは丁度良い中継地になります。
もちろんおいしいご飯も途中の目的です。
 で、夢の島から、疲れない速度で保田漁港まで2時間時弱で6:30到着。

   やっと綺麗で透明な海にやって来ました。   

しかし到着が早すぎたため、燃料も食事も暫く無理なので仮眠することにしました。
発電機を回しエアコンを入れ爆睡です。丁度4時間で発電機の燃料切れとなりました。
9:30ごろ目が覚めたのですが、久々に夏らしい陽気で暑さでダレテきました。仮眠のせいもあり暫く船上でだらけていて、ふと思いました。

まてよ!でかいカジキちゃんが釣れた場合、ボートに上げるのはロープで何とかなるとして、夢の島マリーナに戻った時はクレーンであげなきゃならない。
しかしっ、今日は火曜日。マリーナは御休みじゃない。 てことは、折角のお魚ちゃんを水揚げできないと腐ってしまう。そんな殺生なぁ。

仕方がないので、今日は諦め明日カジキ狙いとします。
しかし、小物狙いでも行きがけにクーラーボックスを買おうとドンキホーテに寄ったのですが、生憎売り切れで、小魚もダメ。
そう考えているとどんどんモチベーションが・・・。
更に、苦手な暑さでダレダレ状態になってきて、やっと昼に燃料の注文です。レギュラー80L頼んだら全部入ってしまいました。。


 「このままじゃ、いかん!」

ということで、なにはともあれトローリングをしよう!
燃料満タンでとにかく館山辺りまで行って流してみることに。
しかし、魚探の反応も芳しくなく、鳥山も無い。更にシーラが付く漂流ゴミも見当たらないきれいな海です。
釣れる予感がしません。

タックルは20ポンド1セットだけ出し浮島を超えたあたりから館山湾の中ほどまでウロウロとポイントを探しながら数時間流しました。
アフトコントロールはものすごくいい感じです。
ルアーを流したり竿をいじったりしながら速度調整や向きを変えることが当たり前に出来ます。
快適快適。これなら、魚とのやり取りをしながらでも操船は問題ないでしょう。
作るのに若干の時間を要しましたが、材料代は15,000円位で済んだので自作の価値はとても大きかったです。

  浮島

しかし、初戦敗退。
日が傾いてきたときには結構疲れが出てきて、このまま保田に泊って翌日「海の野獣」に挑戦する気力は無くなってしまいました。
最近は年を感じる次第です。

で、本日、色々な反省点があり、それが十分な収穫なので、無理やり納得し夢の島を目指してしまった。
日没頃海ほたる近く通過のためちょっと寄ってルアーを投げてみるが、シーバスは駄目。
暗闇の混雑した湾奥を帰ります。 レーダーが在って良かった!レーダーが無いとこの辺は危険ですね。
マリーナ到着は20:00過ぎ。
ボートを洗って自分もシャワーを浴び、そのまま船中泊。爆睡でした。

初戦の敗退原因
・釣れた時の対策を考えていなかった。(^_^;)
・自分は暑さに弱いってことを忘れていた。(>_<)
・燃料は満タンにしておくか予備燃料を積めるようにして外海対策が必要。

先ず、マリーナがお休みの火曜日の出港は今後やめよう。
そして、大型のクーラーボックスを買って氷を満タンにして出港。
暑さだけは、日和見で・・・。
燃料は、やはり200Lでは心細いので、生簀を潰して100L位のサブタンクを検討です。

結構自分でも危険を感じる遊びなので、十分な準備でモチベーションを上げないと気合いが入りません。
気が抜けて釣ると大変危険なので、今回の出港は十分貴重な体験でもありますね。
自然との闘いと、野獣との闘い。
結局、自分との闘いが、このスポーツフィッシングなんだろうと、悦に入っています。(^。^)


そうそう、ネット検索していたら面白い人見っけ!
俄然やる気が出てきました。23フィートでカジキ釣りです。 ”僕がカジキを釣り上げる日”

まあ行きすぎない程度に刺激を受けてやってみたくなりますね。
ブログの書き込みは苦手なので、ちょっと脇から見ながら真似でもしてみようかと思います。

さらに〜ぃ、夢マリスタッフブログを見たら、た・大変!俺が釣るはずのカジキちゃんが釣られている。。。しまった。
どうしたら実現できるのだろう。

色々考えたけど、
パターン@
前日にポイント近くに宿泊して給油もして、朝一でスタートして昼過ぎに上がって帰るパターンが良さそう。
やっぱり給油の問題がネックですね。
このパターンだと二日がかり。給油可能時間に向かうには14:00には夢の島を出ないとならない。。

パターンA
前もって燃料満タンにしておいて、夜中出港で朝一からポイントに入って燃料が無くなってきたら最寄へ帰港し給油。
それでお帰り。
このパターンがいいかな?帰りきつければ停泊し、もし魚が釣れてれば気合いを入れて帰る事が出来そう。

Aのパターンだとクルーが一人は欲しくなりますね。
しかし、平日は遊べる仲間がいません。
クルーのH君誘うとすぐ飛んでくるのは分ってるけど、仕事の監督が減ってしまうのでまずいしね。
他の人じゃ我儘言えないし、やっぱ一人が気楽だね。

とにかくシーズンは短いから、気合い入れてどっかで出かけよう。
野島崎沖は9月半ば過ぎたらカジキはお終いだそうです。


2009/8/24 館山沖カジキ狙い!

前回の刺激で居ても立っても・・・、合間を縫って出撃!
保田から戻ったままで燃料が足りないのでマリーナのスタンドがあくまでまって、9:20スタート。

今回は最短距離を凪の中巡行42kmで行くと、保田沖浮島辺りに10:50到着。意外と速いので驚きです。館山湾沖まで丁度2時間です。
そこで、トローリング準備をしてそのままルアーを流しながら7ノット位で野島崎沖を目指します。
館山湾を過ぎたあたりに自衛隊の警戒船がいるので沖合によけて先へ進みます。

ついに、完全な外海です。


よく見ると航路上を頭を出した潜水艦がやって来ます。
他の船も順次出入りしているので、トローリング中の私はその速度でそこを通る訳にいかず、若干半島よりに進路を変えるとなんやら白い波がしらが見えます。
沖合なので、大した崩れは無いだろうと進んでいくと、段々にうねりが大きくなります。
今日は北風との天気予報だった割に、洲崎沖は南風で風速7Mです。うねりは1.5Mとのことです。
意外と大きなうねりと共に風波になって小舟を揺すります。
トローリングで速度が出せない状態だと方向の定まらないうねりの対応が出来ません。
このままじゃ万が一ヒットしても竿を持ってのやり取りなど不可能。
どうなんだろう?このまま野島崎の方もこんな感じなのだろうか?

とりあえず、うねりの合間を見つけUターンして、この場を逃れます。

逃げ帰る途中でうねりが小さくなったのでちょっと波を取ってみました。
写真だと意外と穏やかに見えますが、荒い場所ではもちろん写真を取る余裕はありません。。




洲崎
仕方がないので今日のところは館山沖を2.5時間長し、燃料があるうちに帰還です。

まったくどこにカジキがいるか見当もつかないのですが、後から知ったのですが、三浦や城ケ島沖辺りで釣れたそうで、そのまま移動すればよかったと後悔です。
どうやらあっちの方が水温が高いようです。

ちなみに今日は意外と燃料が持ちました。
夢の島マリーナを出て、館山沖を暫く流し、マリーナへ戻り燃料を入れると129Lです。
途中給油無だと気が楽です。

次回は三浦方面をうろついてみようかと思います。




2009/8/26 カジキと遭遇

前回の情報でチャンスを感じてはいるのですが、釣行予定は無理しないと立たない状況です。
今週末からしばらくは出航できません。
なので、26日朝3時起きで出かけました。

燃料は満タンにしてあるのでマリーナを6:30出航です。
若干風があり、東京湾らしい面の悪い状態の中40kmで飛ばし三浦突端の城ヶ島前に8:00過ぎに到着。準備をして8:30位にトローリング開始です。











三浦半島 城ヶ島
いよいよ3回目にして落ち着いた条件の中のトローリング開始です。
この海のどこかにカジキが居るはず!どうやって攻めればいいのでしょうかね?
水温図から相模湾の中の方が暖かいようです。読み的には温度変化のある場所の方が、各魚(回遊魚の場合)共にポイントになるはずです。
だからその縁としてこのあたりから南西に向かって流してみます。

城ヶ島の南側には漁船の船団が居座って何か狙っていますのでその側を少し流しますが変化無し。
江ノ島が見える方へ進んだり氏ながら時間程流します。
海は穏やかで大島が見えますが、このまま飛ばせばあっという間に着きそうです。

   中心に、かすかに見えるのが伊豆大島です。


のどかな大海原、海面を見つめていると、海鳥も海面を飛びながら獲物を探しているようです。
しかし、トローリングという釣りはポイントを探すのが難しいですね。
根に付いた魚なら良いのですが大きく回遊する魚の場合、情報+水温を元に潮目やその他の要素を探さなきゃならないのですが、ボートの上からだと只のだだっ広い海面に過ぎません。
確信を持たないと???????のつづく釣りですね。
特にカジキの場合、専用のルアーで他の小魚は掛かりにくい為ボウズも多くなります。
五目釣りファンには忍耐を持っても厳しいかもしれません。

で、自分に言い訳しながら大海原にガソリンをまき続けながら1時間半が過ぎ「どうしたものか」と飛ぶ鳥を見ていると、ふと、遠い海面に小さな▲のゴミのような物が見えた。
目をこらすと波間に▲が浮いている。

「もしや?」   カジキはヒレを出して浮いていることがあると読んだ記憶が・・・。
梶を木り近づいていくと浮き沈みする▲は確かにヒレだ!
急激に緊張状態に。

近づいていきルアーをその側へ通すべくボートのコースをとる。
50Mぐらいのところで舵を切り▲のヒレの側を通そうとするとその▲は急に動き始めた!
しまった。こちらへ向かってくる。
ルアーとボートの間の、引き波の白い部分に茶色の大きな頭部分が ヌッと、通り過ぎた。
「カジキだ・・・」
心臓バクバク状態。
「何とも太々しい、逃げようとも、驚こうともしない。あいつは本当に魚?やっぱ”野獣”なんでしょうね。」
水中で比較する物がないのですが、とてつもなく大きく見えました・・・。



戦闘モードで、カジキを脅かさないように無理に追いかけることはせず一度通りぎ、100mほど行きすぎたところから大凡の位置へ船首を転蛇。
目をこらすと、まだあの▲は何とか発見でき、今度こそはと向い、太陽の向きを考慮しながら大きな円を描きながら▲に近づいていく。
やはりカジキは移動しているようだ。

残念ながら、又読みが外れカジキから随分離れた脇にルアーが通過していった。
その後、その▲を見失う。
しかし、見えなくなったカジキが突然ルアーを襲ってこないかと、期待を込めその周辺を1時間程流してみたが反応なし。
その間、海面をくまなく捜索。
レーシックで作ったこの視力が素晴らしい。

更にテレコンビノを出してみた。
もしかして、テレコンビノってカジキ探しに最適?? めちゃくちゃ探しやすい。
・倍率が高くないのでぶれない。
・低倍率なので広角。
・ピント合わせが要らない。
・軽く気にならず、目が半端無く良くなったような感じ。
今後、必須アイテムになる予感です。

で、結局その後見あたらず、相変わらずのノーフィッシュで11:00フィニッシュです。
12:30帰港 ハイオクガソリン140L消費の釣りでした。。
しかし、大海原で、初めてカジキを見ただけで、今日はとても満足です。

次回出港可能は来週の後半位。
それまでに良い潮で状況が変わることを期待です。


2009/9/6 黒潮が遠退いて

かんばしくないですね。先週の木曜日出てみたのですが、水温も低く、結構波もあったのでカジキはあきらめ、湾口辺りでシイラでもとうろついてみましたが、やはり回遊魚は居ないような感じです。

 これは、9月4日の海水温ですが、外房に冷たいのがあって冷ややかな海です。

関東はもう終わりですか?
黒潮が戻ってくることをもう暫く期待しようかと思います。

そうそう、基、9/3に帰港する時です。
北東の風が湾奥で8M位吹いていたので途中厳しいだろうと東よりの千葉よりを走って戻ってきました。
富津岬を夕方6時半過ぎに通過し急激に波が荒くなってきました。
君津の沖合辺りに来た時にはもう真っ暗で、とんでもない波です。
波が高いのでそれに合わせ船速を落としていくのですが、GPS読みで時速5km以下です。
マイボートがウイリー状態になった途端、次はドカンと波間に落ち込み、又即座にウイリー状態です。
このわけの判らん状態で何十発も波を受け、全然前に進んでいないようです。
取りあえず、波を斜めに受け東の木更津方面に逃げていくのですが、たまんない状態です。
暗くて判らないのですが、湾奥からの波がうねりになって横浜や川崎の岸壁から跳ね返ってきた波が合わさり三角波になっているようです。
更に、この辺は浅瀬がつづくので波高が高くなるわけです。
しかし、ピッチも短く、一体どんな状態なのか明るい時に確認したいものです。
東京湾は本当に走り辛いです。
穏やかなら1時間で戻るところが、湾奥までゆっくり遠回りして3時間かかっての帰港になりました。
今度は明るい時に、お台場から横浜港までの運河コースを習得しないといけませんね。


トローリング道具のシー企画さんへ買い物に行きました。
どうやら、レギュレーションでカジキトローリングでは(カジキでなくても)マグロ銛は使っちゃいけないようです。
このような、先の外れるフライングギャフというのを使うそうです。

  

それと、ロッドホルダーや小物を買いに行きました。

カジキ用のギャフ買いました。
写真で見た限りでは、今持っているギャフの先が外れるだけじゃん。
何で偉く高いのか不思議でした。ちなみに5万円以上します。

買ってビックリもの凄いごついギャフです。
これ見て下さい!


   さきっちょの部分だけでこの大きさ。(^_^;)

数百キロの魚までOKらしいけど、恐ろしい道具だこと。
これならあのでかい奴も逃がさないぞ!

  黒潮よ〜。


2009/9/11 ヒラメ

昨日は、社内レクとして、会社のスタッフを連れて釣りに行きました。
もちろん湾内での餌釣りです。
計画としては、アジ&白ギスでアジは駄目ですが白キスはそれなりに釣れました。
しかし、アジはいったいどこへ行ってしまったのだろうか??? とへぼ船長は悩んでいます。が、ゲスト分の十分な道具が無いので浅場で釣ろうって魂胆ですが駄目でっすね。木更津沖へ行ったのですが全然ダメ。富津沖で小さいコチばかりで、メゴチが釣れたので泳がせて放置したら、マゴチじゃなくて写真のヒラメをゲット!
その後も良くないので猿島へ行くが全然ダメ。
観音崎を過ぎたあたりでちびコチ&白ギスを一人10匹程度で終了。

折角釣ったのですが、帰ったら疲れて調理は中止で冷凍へ。
翌日、めんどくさくなったのでH君へプレゼント。
大喜びで持ち帰りましたとな。。

カジキ君は黒潮がとんでもなく離れ、期待薄で行ってません。
今シーズンは本当にダメかしら。相模湾でキワダマグロの声を聞きますのでマグロへ変更かな?
何れにしても燃料タンクの関係で目的地へ行っても十分な動きを制限されているので思い切って補助燃料タンクを特注しました。
生簀を潰すと115Lタンクの設置が出来るそうです。
燃料タンク満タンで315Lになりますので時速45kmで10時間走り65L余る計画です。

ここまであれば、遠乗りじゃなくても急いで戻ってマリーナで給油を慌てる必要が無くなります。
更に、保田辺りで満タンにすれば200Lで8,000円の節約も可能です。
意外と元を取っちゃいそうですね。

しかしなんですね、私みたいな使い方をメーカーは想定していないのですかね?
なんでボートを手にしてから更に何百万円も艤装に費用をかけないといけないのでしょう。
燃料タンクなんて一日走って当たり前に持たなきゃ話にならないのですがね。
でも、サンクルーズはまだいいようです。他社のタンク容量聞くと「舐めてんのか?」って感じです。
結局今になってわかったのですが、やはり、最初から多少古くてもいいので30フィート位のディーゼルボートが良かった見たいです。私の場合(^_^;)。
十分な艤装がされツインエンジンでちゃんと載っているものならその方が良かったみたいです。
欲しい時は何でも勢いで行ってこうなるのはよくあることですが・・・。

ディーゼルの煩さ、臭さを我慢すれば燃料費は変わらない。(免税で燃費も良い)
多少荒れても十分遊べる。(やはり大きさの違いは重要。24フィートは一人ならいいがゲストが載ると気になって飛ばし難い)
大勢乗せることが出来る。(定員の問題ではなく実際のキャビン内定員が重要)
サンクルーズ24を丸一年乗ったら再検討してみようかと考え中。。。


発電機は便利です。
釣りの合間にコンビニ弁当を電子レンジで「チン!」出来るのはご機嫌です。
ただ、消音ボックスは普段は不要ですね。
あれは、夏場の宿泊時のみエアコン稼働用に決定しました。
排気のみミキシングエルボを必要としますので来年の夏までに簡易消音&水中排気の船舶専用のものを作ってみようと思います。
消音・防音ボックスは、キャンプ用としてボートから下ろしました。
消音・防音ボックスの秘密は近日時間のある時にアップしますのでお楽しみに。



2009/10/13 江ノ島が見えてきた・・・♪

 写真中央:江ノ島

というわけで、ドックから戻ったサンクルーズ24スペシャル、余裕で相模湾トローリングに行ってきました。
しかし、相模湾の美しさにはまいりました。
なんと綺麗で、なんと海らしいこと。
久しぶりに大満足です。

マリーナを5:00出航ですが、何故か雨が降っています。本日は晴れの予報で風波み共に穏やかな筈です。
東京湾内は連休明けで、業務船舶がひっきりなしの大混雑、浦賀水道など横断するタイミングが難しい程の混みようです。
大型船が多い為、風もないのに絶え間ない波で走るのがとても大変です。
最近やっと判ってきて、特に本日大確信したのですが、東京湾では大型船の引き波で常に小舟を困らせているのがよく分かりました。
北東の風8M位で東京湾中央の走りにくい波がありますが、無風でも大型船が多いと常に同じような波が立っています。
安心して走れる速度は、私のボートの場合良いところ20ノット程度しか出せない状況で、それ以下のミニボートは危険な状況です。

で、一寸ボートをバタバタさせながら23ノットぐらいで走り、城ヶ島辺りまで1.5時間で到着です。
カジキのシーズンは終了と判断し、ライトトローリングで流しながら江ノ島を目指す計画です。
相模湾はカツオやメジマグロ(キメジ)が入っているらしいとのことです。
至って静かな凪で、うねりが穏やかに通り過ぎていきます。
海水温21度、透明度は高く、船は殆ど見掛けません。
貸し切りに近い状態で走りながら仕掛けの用意をしていても衝突の心配ゼロです。(^_^)v

 本日のタックル

左:ペンリールの20ポンドトローリングセット 中央:ヒラマサ用のスピニングタックル 右:ティカ30ポンドトローリングセット
で、白系のフェザージグとタコベイトで左右の2本を流し、ナブラや潮目などで中央のスピニングで投げる計画です。

城ヶ島沖から流し始め、早速ヒット!
上がってくるのは4〜50センチの綺麗なシイラ。
途中で鳥山発見!潮目も発見!
キャスティングは×でしたが、それ以外は、シイラシイラシイラ・・・・・

4時間流し、30匹ぐらいシイラだけでした。
1m以上のが釣れればキャッチですが、このサイズだと、もちろん全部リリースです。
  

釣りは暇つぶしの感じで、目的の江ノ島まで5ノットでうろうろ4時間かけて到着です。
江ノ島は幼稚園や小学校の頃遠足で来たことがあります。
ただ、島の反対側を見たことがなかったのでそれが見たかった。(^_^;)



洞窟がたくさんあって驚きでした。
側に寄りたかったのですが、漁網があり、漁船が警戒しているので面倒なので遠巻きに写真撮影。
で、藤沢よりに近づいていきます。

もっと驚き!  何ですか?この景色。 こんな高層な建物何時野間に? 浦島太郎的気分です。


片瀬江ノ島ですよ!ここ。
ビーチに高層マンション。ホノルルに近いような雰囲気。。



で、そこから、鎌倉方向へ移動していくと、先ず、七里ヶ浜の手前に小さな岬のような場所があります。
今から800年前に日蓮が、幕府により首の座として有名な場所です。
日蓮の首を刎ねようとした時、天から大きな光り物が降りてきて、その恐怖で処刑が中止となりました。
どうやら相当大きな火球があったようです。


そして、懐かしい浜を右に移動します。鎌高下(鎌倉高校)からイージー前(昔あったサーフショップ)

二十歳代の頃、うねりが入ると毎日のように、この七里ヶ浜で波乗りをしていました。
サイズが上がり、ここがクローズドすると稲村アウトサイドへ行くのが私のパターンです。
「稲村ジェーン」って映画があったらしいのですが、実は私がモデルだったのです。                      ・・・ウソです!(^_^;)


この頃、サンバー500って云う軽自動車に乗っていて、廃墟ホテル前の隙間や歩道脇の隙間に駐車が可能で、他のサーファーが止められない狭い場所が、私専用の駐車場にしていました。
時は25年以上前の話です。

 ちょこっとサーファーが居ましたね。懐かしい排水溝の場所です。


そして、七里駐車場を越え、懐かしの稲村です。

丁度アウトサイドのカレントがこの辺りです。
左にある排水溝の先がインサイド。


建物や石垣の感じが変わってしまいましたが、磯の感じは昔のままです。
ダブルぐらいの波が入ると、この写真より右の方にピークがあり、グーフィーの私は一番奥からテイクオフし、ここら辺りにいるレギュラーの
あんちゃん達を必死に避けながらビッグウェーブを楽しんだものです。
ホント、めちゃくちゃ懐かしい。
懐かしい海の上の遊びを、同じ場所で思い出せますね。
ここはリーフが怖いのでこれ以上近づくのは避けました。

で、サーバー容量の関係でアップはしませんが、自分のお気に入りの写真を沢山撮りまくって魚以上の収穫です。
そしてこの凪状態ですので、船底も綺麗になって元の最高速度で鎌倉をかわし、城ヶ島へ戻ります。
30ノット出ますのであっという間です。


今回は、三崎港辺りの様子も見に行きます。
三浦岬と城ヶ島の間にある大きな港です。
両岸に港やマリーナ、そして沢山の堤防があり、船のない堤防には、これでもかって程釣り人がいて思わず笑ってしまいます。
城ヶ島は、16歳の頃、友達同士で来た懐かしい地でもあります。
昔の我に手を振って、東京湾へ戻ります。

しかし、何ですね。
やっぱり東京湾は走り辛い海です。
マリーナへ14:00に戻り、毎度の爆睡。途中1時間程片付けし、更によるまで続睡。

是非次回はマグロを釣りたいですね。


 2010/2/7 その2 カジキ準備


今年の目標である、カジキゲットのために
仕事の合間にネットショッピングで着々とカジキ釣り道具の用意をしています。
先日は、「ルアーズ」と言うトローリング専門のネットショップの50%OFFセールでカジキ用ルアーをまとめ買いしました。
普通に買うとバカバカしいぐらい高いのでこういう機会は助かりますね!
(日々会社に荷物が届き、パートさん達が不思議そうにしてます:笑)

 

  事務所で並べて悦に入っています。。

 ボートにあと2個ぐらい有ったはず。 
 これなら今年は釣れそうな予感!
 

 ネットオークションでペンインターナショナル50ポンドリール新品を前回より安くゲット!

そして、ティカのスタンディング用ツナロッド40〜100ポンド対応のものも新品ゲット!
  眺めているだけで、なんか満足。

子供の頃の夢に近づく足音です。

いやいや、目指すは小さいカジキをゲット!

大きいのはきっと食べきれないからね。

バショウカジキ マカジキ この辺が最初に連れれば最高です

でもブルーマーリンの200kgなんて夢もありますが。

ああ、100kg行かないぐらいのマグロもいいなぁ  (涎)


2010/2/25 沿海区域

うちのボートの検査書類を見ると航行範囲が記載されています。
つまり、どこまでの海域を航行して良いか記載されています。

内容は、「沿海区域 ただし、千葉県勝浦灯台から135度に引いた線と、神奈川県剣崎を経て、静岡県焼津港小川北堤防灯台から170度に引いた線の間における本州、
東京都大島の各海岸から20海里以内の水域及び同都新島北端から半径20海里以内の水域並びに船舶安全法規則第1条第6項の水域に限る。」と書かれています。

素人船長の私にはまるで???で、ピンと来ていませんでした。
しかし、現在燃料タンクも大きくなり、気が大きくなった時!(うそです。ナギの時)行けるとこまで行ってみたいものです。
で、実際に地図に範囲を書き込んでみました。
20海里の沿海区域のうち母港に近い関東限定ですよ!ってみたいです。

 
 沿海区域図 +沿岸小型船舶5海里 関東周辺の大まかな範囲を示しました
沿海区域 ただし、千葉県勝浦灯台から135度に引いた線と、神奈川県剣崎を経て、静岡県焼津港小川北堤防灯台から170度に引いた線の間における本州、東京都大島の各海岸から20海里以内の水域及び同都新島北端から半径20海里以内の水域並びに船舶安全法規則第1条第6項の水域に限る。の地図。

太い黒線の内側がその範囲です。
船舶安全法規則第1条第6項の水域は、東京湾や駿河湾の奥の水平域をさします。
千葉側が、勝浦でストンと切られているのが不自然ですが、まあ、結構遠くまで行けるものですね。
黒潮海域だから、大型の回遊魚の夢をみることが出来ます。
ただ、漂流したら凄いことになりそう・・・。

そう言えば、その為?に、3級海上特殊無線の講習受けたのに、既にひと月経つのに免許が来ません。
電話したら、ずいぶん発行が遅れているらしいです。
無線機も用意してあるので、免許が来たら無線局開局申請するのですが、これまた通常で一月かかるそうなので、一体いつになることやら。
相変わらず、役人仕事と言っても酷いものです。。

で、更に、下のほうに、「沿岸小型5マイル」って細い線の範囲を書いたのですが、新しい登録で、「沿岸小型船舶」の登録(簡単)をとると、日本全国海岸から5海里以内の水域を航行出来ます。なので、日本一周も可能です。
で、その登録をすれば、三宅島の海岸から5海里でうちのボートの航行域に入りますので、東京都御蔵島まで行けちゃうのですね!

勝浦より先の「通せんぼ線」も無視出来るようになります。
行くかどうかは別にしても夢は広がります。

(2010/4/27)
更に、中間検査時に沿岸小型船舶の登録も行ったため、「本州、北海道、四国及び九州並びにこれらに付属する島でその海岸が沿海区域に接するものの各沿岸から5海里以内の水域、並びに、船舶安全法施行規則1条第6項の水域に限る。」海域を航行できる事になりました。
つまり、陸から5海里(9.26km)以内を走れば日本一周が可能です。

まあ実際に日本一周はしないと思いますが、外房の先の方まで冒険してみたいですね。


 

黒潮の頼りも届き始めましたのでそわそわしてきますね。
でもまだど真冬の2月です。

海も、気温も、地球も、私も、狂ってますね。(笑)


 2010/4/2 もしかして初釣り?

昨日4月1日は、木曜で定休日。
先週に引き続き、N君を連れて出航。本日はシーバス釣りです。
天候が良ければ、しつこく保田漁港を狙いたいのですが、前線と低気圧の接近が予想され、既に沖合の方では時化が始まっているようです。

先週、レストランで食べた鱸の料理があまりにも美味くて、N君が、今度は自分で調理してみたいとのことでシーバス狙いに出かけました。

既に、風が結構ではじめていて、ここのところで調査済みの運河コースへ逃げられる海域を攻めることにし、最初は東京灯標へ向かいます。
先客のプレジャーボートがいました。魚探に反応はあるのですが、朝の貨物船入港ラッシュに当たり、直ぐ側をデカイのだ次々に通り、引き波の嵐!

すぐに止めて、扇島沖合のシーバースへシーバスです。。。
すると、鳥がめちゃくちゃ沢山居るので、期待大です!
あっという間にジギングで三匹連チャンで、最大60センチが上がり、食材キープで、釣れないN君をガイドです。

私の当たりルアーを、付替させ、ポイントギリギリまで操船し、まずは、40センチゲット!続いて、デカイのがヒットです。
彼のタックルは、H君の置きっぱなしにしてある、トラウト用のウルトラライトタックル。初心者のN君には厳しいかな?
先程、口では大物とのやりとりを教えてあるのですが・・・。

しかし、丁度ドラッグが良いテンションになっており、竿を寝かさないように注意させ、タイミングを見ながらポンピングでの寄せを促します。
結構走るので、ボートをいい向きに変えます。
風も強くなって,ボートがかなり揺れる中でのやりとりですが、どうにか寄せたので素早く網をいれ取り込みました。
水深があり、沖合のポイントだけに魚の引きもかなります。

しかし、N君初めてのシーバス釣り、ウルトラライトタックルで数分の激闘の結果、60センチのまるまる太ったシーバスゲットでした。
オメデトさん!!!

丁度途中から、深川 吉野家 というルアー釣り船が3隻来たので、天候を考え早々に場所を譲り風裏の運河へ移動です。
爆釣コンデションなのですが、美味そうな60センチを二匹キープして、活き締め!
更に、強風が始まり、海老取川を抜け、運河で帰路につきます。

途中、大井競馬場前に桟橋が有り、以前から気になっていたのでちょっと停泊。
陸からは鍵で入れないので、貸切で一息です。
こちらは、無風だったのですが、まもなくして10m/s以上の風が吹き出し、戻ります。

レインボーブリッジを抜け、どんどん風が強くなってきたので、あらため荒川方面へ抜け湾の方の様子を見に行きます。

おお!時化ってますネ!
ヨットが機走でどんぶらコッコと走ってます。
この分では、かなり荒れそう・・・。
後で、気象情報見たら、海ほたるで風速20mを超えたそうで、早々に上がって正解でした!


マリーナへ戻ったのが昼ぐらい。
燃料を入れ、ガソリン1リットル171円・・・ 久々の給油で高く感じます。

気を取り直し、ボートを洗って、船上でお昼寝です。
風が、ボートをゆらゆらと、気持ちよく揺すってくれ、少しだけ窓を開けると気持ちよい風が入ってきます。

やっぱりボートででは、極上のお昼寝です。
夕方、解散し、N君に鱸を持たせます。
今日釣った場所のシーバスは、潮通しもよく結構綺麗な場所なので、運河の魚と違い安心して食べれます。
いわゆる「江戸前鱸」です。
うまく調理出来たのだろうか?気になります。

で、考えてみると、今年の初釣りでしたね。
狙い通りの釣りが出来満足です。

夜には、前線・低気圧の通過で春の嵐になりました。


  



 
 


カジキ釣りは、長くなりそうなのでこちらで進めます。
ミニ・クルーザーで「カジキ釣記」 

2010/10/7 東京湾湾奥

天気良く、黒潮も館山沖にあり、カジキトローリング行きたかったのですが、日本海側の高気圧の縁にあり海上の風が強い状態です。
しかし、懲りずに毎度の確認をする「海上の風の様子 - Bay Side Whisper」によると、いいとこ6mの風が予想されています。
本日はクルーのN君が一緒なのですが、彼曰く「ベイサイドうそ予報」の結果に今日も騙されそうですね!
私的には、結構吹く予想で近場の釣りと計画していましたが、一応「騙されましょ!」と、行けるところまでは行くと、湾抜けを試みます。

まず、途中、羽田新滑走路周辺立ち入りが可能となった情報から立ち寄ってみます。
北風が強いので軽くルアーを投げ早々に先を急ぎます。
マゴチが釣れる人のことですが、ボラが沢山跳ねていました。
今後、期待されるポイントです。



羽田空港新滑走路の多摩川よりは杭打ち工法で水の上にあります。
丁度多摩川の河口に当たり、流れを守るよう配慮された結果が此の様な形になったようです。
この右側は埋め立てで長ーく続きます。

その後、多摩川を越え沖に出た堤防脇でシーバスを狙ってみますが、風が強くボートが流されるのでここも早めに見切ります。
北からの風なのでこの辺から結構波立ってきます。風速は7〜8m位ありそうです。
あまり荒くなったら京浜運河に逃げ込めるので気分はのんきです。

その先は、徐々に波が上がってきますが、20ノット弱で進んでいきます。
YBMぐらい迄来ると風も波もかなりなものです。
横須賀の基地前辺りに沖に飛び出た堤防があるのでとりあえずそこまで行ってみようかと荒れた中を進んでいきますと、急激に波が高くなってきます。
地形的に北東風だとこの辺りから猿島辺りが東京湾の奥から成長した波が最も大きくなる辺りではないでしょうか?
八景島を越え、堤防の突端にある赤灯台がもう少しの辺りまで来ましたが、うねりが1.5M位で、チョッピイ&三角波も合わさってボートがとんでもない状況。
流石のN君も船酔いでぐったりになってきて酔い止めを飲んでます。

携帯で海保の気象状況で現況確認すると、海ほたるで11m吹いてるんですね。
やっぱりベイサイドマリーナは恥ずかしいので Bay Side Whispeの風の予想はやめた方がいいんじゃないでしょうか。(笑)
あまりにも外れすぎます。気象庁より醜いかも。。過去の実況と予想を当てはめたら普通の神経では生きてはいけない!!ハズ。
また、「念のため、出発前に現地での情報をご確認することをお勧めいたします。」に従うと遭難する事請け合い???
まあ、見なきゃいいのですが、気休め欲しさに見てしまうのも人の性です。

で、ものすごい時化(小型ボートにとっては)の中、ここらで進行を諦めUターンです。湾抜けは諦めました。
最近は、荒波にも慣れてますのでゆっくり交わし交わし戻っていきます。
さっきまで八景からYBMの間のあたりに何隻いた船は全部どこかに消えてます。
いくらなんでもここまで荒れるとは思いませんでした。
どんぶらこっこと揺られながら運河コースへ戻るのですが、目の前を80センチ位のサワラが跳ねました。
今度は、この辺でライトトローリングなど行おうかと期待します。



横浜港から京浜運河へ移動し、鶴見川河口で海面の変化を発見!
今日は、この辺りを開拓してみます。
海面の変化は良く見ると排水口からの流れです。良く見ると東電の火力発電所のようです。
と云うことで、温水が出ている可能性が高いので暫くルアーを投げてみますと、N君にメッキがかかりました。
やはりいましたね。死滅回遊魚。
しかし、こんな湾内の運河にまで居るのですか。ちょっとびっくりです。
そのご、他の排水口を探し回ったのですが、工場内などで入りにくそうで退却です。

で、モチベーションが下がってきたのでとりあえずどこかにアンカリングして昼寝など・・・。
かなり夢の島へ近くなったのですが、若洲の釣り堤防前辺りが波風防げるのでそこまで行ってアンカリング。この間不思議写真を乗せた(クレーン車が宇宙から舞い降りた場所??)東京港臨海大橋の湾内側で、わたしゃ昼寝、N君は久々の海なので一生懸命ルアーを投げまくってました。
昼をかなり過ぎ、揺れで目が覚めると随分走錨してますが、N君は一生懸命ルアーを投げ続けているようです。
しかし、なにも釣れてません。可哀そうなので、それから釣り船の船長さんになり、シーバスルアーガイドと変身!

東京港臨海大橋の橋げた辺りは強風でめちゃくちゃな三角波。
しかし、名船頭さんは匠にボートコントロールをしてN君をガイド。
周辺のポイントを含めN君は20回以上ヒットさせますが、凄い事に全てばらしました。(^_^;)

一日中、近所の海の上でのんびりするのも悪くありませんね。
しかし、この風。折角良い潮の状況なので悔いが残るシーズン最後になりそう。

  黒潮がいいあんばいに蛇行しているだけに、悔しい限りです。

潮が引いたら、湾内のライトトローリングでワラサやサワラを狙ってみようかと思います。
などなど、色々云いましたが、結局、今日の私の釣果は・・・、ゼロです。
それでも燃料は100L使用。 ウーム。

 


2010/11/25 スミイカ(甲イカ)

先週、星仲間とスミイカ狙いで出たのですが、仲間が船酔いで一切釣りはできませんでした。
と云う訳で、リベンジです。
定休日ですので、久しぶりに会社スタッフのN君を連れて行きました。

遅め8時近くのスタートで、中の瀬 → 木更津 で一回生体反応あり。
が、そのまま、潮止まり。
第一海保の南側でアンカリングし、昼食&昼寝です。
天気も良く、ベバストの助けもありぬくぬく、ゆらゆら最高の昼寝でした。
海保南側は、海苔網が入っているので島ギリギリでアンカリングしたのですが、物凄く水がきれいでリゾート気分。
N君はそれだけで満足のようでした。

ちなみに、ロッカーストッパーは最高です。
もう手放せません。


昼寝し過ぎて下げ三分位。
移動する前に、水深5mの流れの中を、普通のエギングのようなアクション&ポーズで引くと、なんと、ズシンと重たいスミイカが釣れました。

初のスミイカゲットです。
さっきまで水深15〜20mの底を狙っていただけにこの浅い所で釣れるとは意外でした。
で、ネットでキャッチし散々墨を吐かせます。
で、もう良いころかとバケツに入れ蓋しようと近ずくと、「ぶはっ!」まだまだ墨が沢山出て来ます。
デッキやジャンバーが墨だらけ。(>_<)
その後も暫く墨を吐いていました。流石スミイカだけど、どんだけ墨吐くネン?

 
初スミイカ 20cmチョイあった。 スミイカはこのボートの後ろの方に居ました。

 



【スミイカ料理】
今回も自分で料理したのですが、甲が面白かった。
そのうちアップします。
で、お刺身でいただき、半端な切り身とゲソはバター焼き。
これまた美味かった!

その後、木更津 → 中の瀬で夕方まで粘るもその後は無し。
色々なHPみると結構釣っているようなのでやはり腕の問題のようです。
シーズンは1月位までとのことですが、それまで頑張って精進せねば。。




 
 2011/8/23 その後はサンクルーズ27FBです

なんだかんだ、ボートを乗り換えたので、カジキバンバンに行きたいっス!




しかし、今年は黒潮が遠くてダメですね。

二回程、相模湾へトローリングに行きましたけど、カジキって感じではなく、シイラって感じで、二回とも1M位のシイラ・・・でした。

クルー君が、食うというので、確りと生き締めしてあげました。

友達のすし屋で刺身にしたら、大人気に成る程美味かったらしいです。

その店は、自分たちで食べきれないので、余ったのはお客さんに出すそうで、そちらでも人気だったようです。

8/20は、上海の後輩が帰国したので、カジキ行こうと約束していたのですが、潮が全然ダメなので、東京湾五目釣りになりました。

朝6:00集合で、他、2名も加わり、木更津沖にて白ギスを狙いましたが、コハダや訳のわからないカワハギ系の魚ばかりで、挙句の果ては、一人で5個のヒトデまで、ちゃんとイソメを食わせて釣りあげる始末です。それは、H君です。

たまらず、中の瀬へ移動ですが、ちょっと波っ気があるので、第一海保の風裏へ行き、アンカリングして再開です。

私は、初白ギスで、1匹で満足。

バースに潜り込みお昼寝です。

何てったて、操船できるのは私だけ。。。

そして皆様は、白ギスはダメで、マゴチの小さいのばかりです。何故か、イイダコが2匹釣れてましたっけ。

ということで、又移動。

観音崎へ行くも、波があるので、そのまま南下し、浦賀カモメ団地前辺りにアンカリング。

夕方餌が無くなるまで、皆さんベラを釣りまくりです。

私は、フライングブリッジで横になって、季節外れの気持ちの良い涼しさで、またまたお昼寝の続きです。

下の方で、あーだこーだとの声で目覚めると、餌が無いのでベラをさばいて餌にするプランが進んでいました。

しかし、そろそろ夕方です。

帰りたいなー、気分です。

皆さんは楽しそうに、ベラをさばいて沢山の切り身が出来ました。

仕方ないので、帰り途中で根魚狙いとします。

海ほたるが良いですね。

海ほたるに来ると辺りは真っ暗。
しかも雨。

橋の下で雨宿りしながらシーバス狙いです。

で、釣れませんね。(^_^;)「

反対側のトンネル上のポイントを狙おうとすすみますが、ナイター遊漁船が一人占めしています。

仕方ないので脇にアンカリングしますが、全然釣れません。

20:00を回ったのでしょう。

遊漁船はお帰りになりました。

一番良い所にアンカリングし、再開です。

しかし、本日は特にダメな感じです。

前日迄の大雨で魚さんどこかへ行っちゃったみたいです。

が、粘っていると、結局、丸々の尺サイズのカサゴ2匹。

22:00をとおに過ぎたので、納竿にします。

キイを回しエンジンをスタート・・・・、出来ません。

んん?エンジン止めてずーとデッキライト付けてたのでバッテリーが上がったかな?

そんなわけないが、もしかすると。(^_^;)

すかさず、船中の荷物ひっくり返して、ブースターケーブルを探します。

何故って、どこかにあるはずなんです。。。 で、2回目の捜索で発見しました。

で、この船、エアコン用にサブバッテリーがのっているんです。

だ か ら、これでつなげばOK。

セルが、キュルル、ドロドロドロ・・・と、エンジンが、掛りません。。(・_・;)

あれれ、セルが、かちりとも言わない。ヒューズかな? ヒューズボックスはビスでしまってるので開けたくない。

だから、他の理由を考えたい。いやいや、意外ともっと単純なトラブルでは?と、皆で相談します。

ふと思えば、と、私は、フライングブリッジを駆け上がり、スロットルレバーを確認。

・・・・・・・・・・、Dレンジに入ってまふ。

どうやら、昼寝中にレバーを倒したまんまで、セルを回していたようです。

という訳で、暗くて赤くなっている私を確認出来ないまま、帰途につくことになりました。

誤魔化しで、マリーナ入口のシーバス入れ食い禁じてポイント攻めを行うはなしで誤魔化します。

入港時にワンチャンスでルアーを投げ、ヒットしてもそのまま中で釣りあげる予定です。

が、稀に見る、魚っ気無し状態で、投げながら、入港せず通り過ぎます。

他も少し見て回るのですが、やはり、大雨の後遺症でしょう。

水は濁っているし、ダメですね。

もうひとつの入口のライと下に、余所の船が、やはりシーバス狙ってます。

しかし、ここは、両方ともカメラがあって、警備が見張ってるので、注意されるのは時間の問題です。

で、本当に戻ります。

最後に、ルアー投げながら入港すると、遂に、放送で釣り禁止の注意を受けてしまいました。<(_ _)>

まあ、そのまま、フェンダーを出したりで、着岸準備を始めて誤魔化していたのですが、さっき居たもう一隻の余所の船が、猛ダッシュで逃げて行きます。

どうやら、うちらではなく、しつこくやってた彼らが言われたのかな?

で、どやどや、桟橋に付け、片付けて、解散が0:00.

なんと、皆様18時間に渡る、東京湾との激闘でした。すんごいです。

で、だらだら書いた上に、今回は写真なしで、大変失礼しますです。

早く黒潮来ないかなぁ。

2011/9/30 今年もカジキはダメかな?

その後、相変わらず黒潮は遠く、仕方なく、友達とハゼを釣って、それを餌にマゴチ狙いへ行こうかと企んだのですが、肝心のハゼがまるっきり釣れず、大きな白ギスやイイダコばかりで、その後、強風で結局良い型の白ギス20匹位で終了。

で、煮え切らないまま、9/29に、久里浜辺りでワラサが釣れているようなので、出撃準備!
仕事が遅くはなったのですが、前夜から船に泊りこみです。
海況は凪予想。

静かなマリーナで爆睡。
で、お決まりの寝坊。。
起床は御昼。
完璧終了って感じで、のんびりとキャビンでパソコン開いて仕事の続き。

折角良い天気なので、一回り走らせる事にし、海ほたる迄クルージングです。

海ほたるにつくと結構な鳥が集まり、時折、ナブラが湧きます。
急ぎ、ルアーの準備をし、目の前に起きたナブラへジグを投げ込みます。

暫くノーヒットだったのですが、3M位沈め、そこからロッドをあおって3M位巻き上げ、又沈めのパターンでヒット。
シーバスロッドが満月で、ドラッグが滑って行きます。
まさにイナダの引きです。

「おお、ここまで来ているのか、ラッキー!」
久々のドラッグ調整でご機嫌です。

 イナダ(ハマチ)約40p

1時間弱で、3匹ゲット。
これ以上は食べきれないので終了し、海ほたるを一回りし、のんびり戻ります。

荒川河口から、東雲運河へ曲がると、なんと、水門がしまっていて赤信号になっています。
近ずくと、高潮の為暫く閉門と放送されます。
ってことは、暫くマリーナへ戻れません。

仕方なく、アンカリングし、2時間近くでやっと開門と成り、帰る事が出来ました。
マリーナで聞くと、最近多いそうで、いよいよ海面上昇が本格化してきたのかと不安になります。

原発は厳しいけど、CO2排出に拍車が掛ったこの日本、どうなってしまうのか・・・。





2011/10/3 カツオ

昨日2日、先日のイナダ話を聞いたI君が、釣りに行こうと、即決で、ワラサを夢見て出港です。
久里浜沖へ行ったのですが、船団は千葉寄りで気がのらず、海も穏やかなので相模湾でトローリングする事にしました。
城ケ島から沖の山の間を半日ばかりのんびりやってました。

初っ端、鳥が低空から水中を観察するように、そして、魚群に合わせているような飛び方をしていたので、群れがいるかもとルアーを流し始めます。

2本目のルアーを、水面におとしてす直ぐに、背後から「ジーッ!」
いきなりですが、グイグイ、ブルブル引いてます。

美味しそうなカツオが釣れ幸先良いです。

カツオ君はその夜、志木のとあるお店でお刺身になりました。

 

お店では、シイラも、刺身、唐揚げ、カマ焼きで最高に美味かったです。
板さん、ありがとう!(写真は、板さんではありません。御馴染の腹脂直樹君です)


釣りの方は、その後、シイラ、ソーダガツオ。
そして、シイラ。

最後に、1Mオーバーのシイラでフィニッシュです。
 出雲顔だしです (^o^)


良く跳ねるやつなので、記念に動画に収めました。


 元気なマヒマヒ


サンクルーズ27FBは、快調!
ボルボのエンジン音がとても気持ち良く、東京湾のバタバタな中もズンズン進んでくれて、気持ち良い釣行です。
東京湾を抜けてからも、前のボートと違い安心感があります。
今では、4スト船外機の静かだけど騒がしく不安感のある高回転エンジンより、太くて静かなディーゼルサウンドが頼りになってしまいました。
排ガスの臭さだけは若干気になりますが、トータルからそれを無視できます。
燃費もかなり良い感じです。

先日釣行時に、巡航1.5時間、アイドリング3.5時間と、今回巡航4.5時間、トローリング6時間で、給油200Lジャストです。
免税券は無いのですが、ディーゼルなので、サンクルーズ24のハイオク時よりかなり安い燃料費です。

また、ボートで飲む、手軽なバリスタで入れたコーヒーも最高!
良い船で、娑婆に戻るのが辛いです。(^_^)



2011/10/9 マグロ

最高のクルージング&トローリングは、間を開けず・・・。
某ショップのブログに、平塚沖でキハダマグロのでかいのがバンバン跳ねていると書かれ、たまらずスクランブル!
朝一出港で宿泊準備で早朝4時起き。
夜明け前で、出港準備しながらN君を待ちます。
念のため、集合時間の4:30に電話してみると、最悪の予想である布団の中。
「二度寝してしまいました。。準備は終わっているので30分で行きます!」

そんな理由で、予想通り到着は1時間後。
次回からは、前のリで船中泊してもらう事と決めました。
して、2.5時間しか寝てないのですが、目が覚めてし待ったため、じっくりエンジン点検しました。
すると、今回は、ダイナモベルトの緩みを発見です。
アイドリングでぶれて、ベルトが見えません。
狭い中へ入り張り直し調整し、今度は回転していてもベルトは確り見えます。(^_^;)
やはり、ディーラー任せじゃ怖いですね。
このまま走ってたら、ベルト切れで、バッテリー上がり。
まあ、サブバッテリーがあるので、エンジン再稼働出来ずの漂流はないでしょうが、気分は良くないです。

元々メカニカル系は強いのですが、折角の贅沢遊びだからこそ、全ての整備は人任せですが、「板子一枚下は地獄」の世界なので十分でも注意する事にしましょう。
そうなると、また、乗る時間を削る事が増えます。
やっぱちびしいか。
メカに強く、操船を安心してまませられるクルーが欲しいですね。。


で、N君が到着し、出港です。
既にマリーナを出る際は、まだまだ厳しさの残る日が昇っています。
二十数ノットで、キャビンのテーブルから物が落ちないレベルのクルージング。
1時間40分位で城ケ島沖です。

私は、50ポンドのタックル2本、N君は30ポンドタックル1本を流し、1時間ほど城ケ島沖を流しますが、ペンペンシイラが掛るので、江ノ島沖まで移動します。
そこから、平塚経由真鶴沖まで流しますが、マグロは跳ねていません。

「ガセネタ?」
 「ウンにゃ、時間が遅いんじゃない?」

ツーことで、N君にちびしい視線を投げます。

伊東沖方面にワラサ船軍団らしきがいるのでそばまで見に行き、その周辺を流しますが、こちらは何故かシイラばかり。
「釣れないなあ」としかけチェックを入れると、大抵シイラが掛っていて、「これじゃ、ね!」70センチ位のシイラじゃ50ポンドタックルにあたりを感じません。
最後の期待で、そこを離れ、沖の山までマグロ探しです。

相模湾はべた凪なので、大してかからず移動です。
沖の山は潮目があり、流木も多数あります。
狙い通りに流すと、やはりシイラが掛ります。
本日は、全てのシイラをキャッチ&リリースしていますが、最大で1Mサイズもいますが、N君もシイラはもう飽きたようです。

大変眠たくなったので、三崎港へ戻り、食事して昼寝ときまり、戻ります。
混雑は嫌なので昼をずらし、3時近くに入港すると、スバル興業さんが舫を取って下さります。
S興業:「釣れましたか?」
私:「シイラばかりでダメですね。キハダ狙いなんですが・・」

S興業:「マグロかかる前にシイラが、かかちゃうんですね?」 「残念なのだけど(?)昨日今日と、この目の前でクロマグロが釣れてますよ!」
私:「?????????」
S興業:「この前ですよ!」と、私のボートの前をさします。
オカッパリで、25kgのクロマグロ上げた方もいますからやってみたら?

私:「何のこっちゃ?」と、理解するのに時間が掛りましたが、港内にマグロの群れが入っているらしいのです。
しかし、疲れているので、食堂のマグロ料理の方しか目に入らず取り敢えず飯です。
それで、戻れば、マグロの群れなどどうでもよく、お昼寝に入ります。

しかし、なんか変ですね。
三崎港港内にクロマグロの群れ。
最近は、高潮が頻繁に起きているし、三崎辺りに地震雲も多く出ています。
まだまだ日本には、ヤバい事が多く怒るのでしょうか?


昼寝するのですが、となりに、やたらと音楽やエンジンの煩いランナバウトに度々起こされながらも、意地で寝てたような・・・。
暗くなる前に起きて帰途につこうと考えていましたが、煩いのが去った後は爆睡になり、目覚めは既に日は落ちてました。
薄暗い中、三崎港を出ます。
剣崎辺りの定置網に気をつけようとGPSを見ますが、不調です。
うねりにもまれながら調整するのですが、拡大縮小調整が出来なくなり、最拡大か、最縮小にしかなりません。

いやいや、参りましたね。
まあ既に慣れた海域で、見通しも良いので、コンパスと灯台・景色を確認しながらゆっくり戻りました。
そんな感じで20時過ぎにマリーナへ戻りましたが、一つ驚きが!
燃料の残量を確認すると、メーターで「5分の3」位までしか落ちていません。
雰囲気的に使用量が150L位でしょう。
大凡、11時間はエンジン回しています。

そういえば、トローリング時は、いくら走ってもメーターが下がりません。
低回転時の燃費は、ガソリン船外機と比べられない程良いようです。

恐らく、この高燃費は、サンクルーズ24を乗り続けた費用との差額で、今のボート分をまかなえてしまうのでは?と思えるほどです。
次回の給油が楽しみです。

まだまだ、相模湾はカツオ・マグロが狙えそうです。
更に、ワラサもブリ近いのが沢山いるそうです。
年内は、色々楽しめそう!


話はちょっと脱線ですが、一昨日(2011/10/16)中国上海から戻ったのですが、羽田から首都高で戻る際、京浜運河を並行して水上バイクが多数走っていました。
トップを走ってたのが、大凡95〜100km/hの速度でです。
イヤー凄い早いですね。
暫く並走していましたが、私のボートもあれ位早ければ、気軽に島へ行けるのかな?なんて考えながらの帰宅でした。

でも、「海老取川」は大人しく引き波立てないようにしないと、その内、運河から締めだされるかもしれませんよ!




2011/11/11 流し釣りとシーアンカー

黒潮が去り、トローリングの機会が減り、当然のことで底にいる魚も釣りたくなってきます。
そうなってくると、アンカリングかどてら流しで釣るのですが、スミイカや、その他多数の釣りでは、凪じゃないとどうしようもありません。
少しでも風が出てくると、潮の流れと風で流されるボートの動きがマッチングしなくなり、釣り糸を垂らすと横に流されるようになり、おもりが海底まで届きません。
一般的には、スパンカーなるものを付けて風に立てるのですが、クルーザーは構造上それが出来ません。

だから、色々な方法があるようですが、どれも手軽ではありません。(金が掛るってこと!)

唯一シーアンカーで、潮の流れに乗せるのですが、これがまた馬鹿でっかいパラシュートを水中に投下します。
27ftのFB艇だと、パラシュートの直径が3M以上あり、回収を考えただけでも憂鬱になります。
もちろん紐もいっぱいで面倒。


以前24ftの時は、こんなの使っていました。



このタイプは大変使い易いのですが、小さいボート用しか出ていません。
更に、簡単タイプなので、風が強かったりすると使用できません。
まあ、強風では釣りをしませんのでサンクルーズ27FBで使用できるのがあれば良いのですが・・・

考えました。
これを2個使えば、まあ何とか潮に乗れるのではないか???
少なくとも何とかなりそうな気がします。
もちろん微風までという事で。
面積的には以下になります。

プラスチモのシーアンカー2個だと、サイズ:90cmφ×2=1.3u
普通のパラシュートアンカー1個だと、サイズ:3mφ×1=7u
なので、面積的には全然足りないですが、プラスチモがいう適合艇長は:〜28feet(フライングブリッジ艇は不可)なので、2個付ければ何とか・・・。。

しかし、そうなると、今度は、移動する際に2つを回収しなければなりません。
そりゃまた面倒です。


不精者の私は考えました!

図を見て下さい。



解りますか?

この配置で使用すると、移動する際には、そのまままっすぐ進めば、シーアンカーの穴部分がバウからのロープに引かれ抵抗が無くなり海面に浮上します。
で、そのまま、若干の低速移動ならボートに与えるダメージも少ないはずです。

で、移動先に到着したら、バックをして、シーアンカーを効かせたら釣りに入ります。
大きな移動時は、引き上げ、アウトリガーのブラケットへひっかける程度で良いかと。。

如何でしょう?

これがうまくいくようなら、若干深い所の魚も狙えそうです。
早速近いうちに試してみようかと思いますが、上手く行かない気もします。
やっぱ普通のシーアンカーにした方が無難かなぁ。。

ちょっと悩んでおります。


2011/11/13 近場はダメ

次の出港が2日後でした。
もちろんシーアンカーの手配もする暇もありません。
友達I君が、イナダイナダと早朝から浦安沖へチェックです。

しかし・・・・・

日曜なのに誰もいません。
もちろん、鳥もいません。
各ブログでは、イナダ祭り終了と書かれていたので「やっぱな!」で、簡単にあきらめがつきました。
そうそう、+αで、満潮一杯の潮止まりです。

で、本来は、黒潮の入っている「沖の山」辺りへ急行したいのですが、前回の釣行後に給油しておらず数時間分の燃料しかありません。
また、日曜なため、中継地点の給油所「きよみや」も御休み。
三崎の海上給油所はまだ使用した事が無いので、不確実は避け、保田に寄るのもかったるい。。
仕方ないので、東京湾でちょっと時間を潰し、夢の島マリーナへ戻って給油し再出港としました。

そんな感じなので、「海ほたる」でも流して戻ろうと思ったのですが、羽田空港が視界に入り、「そうそう、いつもあそこの滑走路から上海へ行ってたっけ」と思うと、
新滑走路下をチェックしてみたくなり、飛行機見物がてら行ってみることになりました。

到着すると、ネットつながりの方の見慣れたボートがいまして、話を聞きますと、潮止まり前まで「凄い事になってた」旨お聞きしました。
滑走路前にボートが並んで、入る隙が無い位な状態だったそうです。
頭の中には、「朝霞ガーデン」が浮かびました。(笑)

私的には、多摩川の河口なのでちょっと敬遠する(昔の多摩川を知っている為・・)釣り場なのですが、湾内では超有名スポットになっているようです。
河口にこれだけの障害場所を作ったのだから、魚の着きは相当なものでしょう。
でも、それに集まるアングラーも、相当なのは想像が出来ます。

「いやー、クワバラくわばら。。。」です。

 鍬とバラ?

  危ないなぁ

折角なので、彼の隣のポール前でちょっとやってみることにしました。
友達のI君が何でもいいから釣りたかったらしいので、「シーバス位出るんじゃない?」ってことで、私もFBの上からちょっとやってみました。
すると、ちょっと黄色いポールより滑走路側へ入ると、監視カメラで見られていて、放送で、空港管理区域で入らない様に放送されます。

「こりゃ、たまげました」 (^_^;)

まあ、対テロ監視としても、釣りボートは邪魔ですもんね。
監視船も一艘浮かんでいます。
それ以上に、事故があったら大変ですね!

しょうもないので、ちょっと後退し、キャスティングしたら、再び放送されます。
結構、厳格なので、ポール手前まで戻って再開です。


すると、今度は、知り合いの反対に居たボートが寄ってきて、「ガツガツやるのやめませんか?のんびりやりましょうよ!」だって。

 (?_?)

私的には、云っている意味が、とっても???だったのです。
が、なんか分からん屁理屈連発され、嫌な気分です。

要は、黄色いポールを越えて釣りする行為が「ガツガツ」らしいのですね。
で、「ガツガツ」やって、空港がポールにワイヤーを張って締めだされるのが怖いような話でした。

ってことは、皆さん、地合い前まで相当なストレスで、更に、釣りも詰まんない状況なのでしょう。
それは理解できますが、海の上までそんな「ギスギス」しいとは。。

まあ冷やかし程度での立ち寄りなので、早々に戻って燃料入れ、誰も何も言わない「太平洋」へ移動です。

凪なので移動の早い事。
最高速は29ノットです。
それ以上は、荷物が多いのと、船底塗装と、凪でも起こる東京湾のバタバタのせいでしょう。31ノットは出ませんね。

途中、中の瀬でスミイカを狙ったのですが、あたりがたまに来るのですが、エギに乗りきらないので、そして、やはり微風でも流されるので
シーアンカーが無いってことで、ここも早々に移動です。

お次は観音崎チェックです。
大量のローボートでその間に入るのは憚れ、久里浜辺りでちょっとルアーを流します。
どうも、今日は鳥さんも少なく、潮時が悪いようなので、そのまま一気に城ケ島沖へ移動します。

途中、遊漁船の多い事。
久しぶりですね、この多さは。
シーズン本ちゃんの日曜日。
あっちこっちで青物でしょう。
湾奥とはえらい違いです。


KIKUMARUは、水温24度を目指します。
戻りカツオとキハダマグロにお会いしたい!!



沖の山方面へ進んでいくと船団がいます。
近ずくごとに、22.5度から徐々に23度。そして23.2どあたりで突然目の前に迫力のあるナブラが発生。
慌てて、仕掛けを流す用意しているとナブラは消滅し、着いていた鳥が、凄いスピードで移動して消えて行きました。

「しょぼーん・・」


船団の辺りでは、時折魚が湧いています。
どうやら、コマセを使って群れを止めているようです。
どこかのブログに、餌釣りのカツオやメジは、ルアーを追わないというのを思い出し、そこを離れ沖の山へ向かって、太陽を避け斜めジグザクに進んでいきます。
最高で23.8度の潮です。

時折ナブラが立ちますが、動きが早くて捕まえることはできません。
FBに立ちあがってナブラ探しをしながらトローリングをするのですが、なん「と清々しい」ことでしょう!

凪で、遠くは若干もやり、洋上を漂っているのです。
これだけで満足です。

釣りも好きですが、根本的には海が大好きですね!(^◇^)

結局、14:30納竿で、帰還です。
残念ながら、本日の釣果はシイラ2匹だけで、シイラ君には用が無いのでお帰り頂きました。

帰りは、沖の山から夢の島マリーナまで、ジャスト2時間です。
本当は、帰りに三崎でマグロ食べたかったのですが、マリーナの給油所が17:00で終っちゃうので直帰です。
でも、直線で巡航だと、車で休日に三浦から渋滞にめげる事を考えるとなんか大変申し訳ないような気持ちになり○×△。。

早くて楽です。
良い船で幸せ!
こんな時が長く続く事を願いたいですね。

頑張れニッポン!?
上手にTPPしましょう。



2011/11/17 スミイカ
会社定休日なので社員と釣りに行きました。

前の晩からボートに泊りこみ、朝一からの予定でしたが、朝方の強風で出港を見合わせ昼まで爆睡!
13:00出港になりました。

しかし、中の瀬についたころ、気が付けば、潮止まり・・・(^_^;)
Nよ、ちゃんと調べて教えれ!(−−〆)

で、本日は凪だと思っていたので、前回同様潮に留まる手立てが無く、流されながら底を取るのでなかなかうまくいきません。
結局、船中一杯のみ。。。

もう、、パラシュートアンカー買うことに決めました。
ネットで見ると、入荷は11月後半予定の様で、またまた悩み・・・・・。


まあ、天気も良く、良いクルージングでした!



2011/11/29 シーアンカー

シーアンカーで悩んでいましたが、結局「色々工夫するより、売っているものがあればそれを利用した方が早い!」というのが、半世紀生きて来た結論です。
ナンテ、大げさな事ではないのですが、結構いろいろ考えて時間を浪費する方ですので、忙しい時はそう考える事としました。

という訳で、先週、シーアンカーを購入し、昨日試してきました。

<シーアンカーを簡単に説明致します>
ボートで釣りをする場合、常に風や潮に流された状態になります。
風が強い場合などは予想以上に流されますので、アンカーをおろしたり致します。
アンカーをおろすと、ボートはその場にいますが、海は大抵流れを持っていて投入した仕掛けがその潮に流されますので仕掛けを深い所へ下す前に横に流されてしまいます。
また、コマセの釣りなどですと、折角のコマセが下流の方へ流れて魚を寄せるのが難しくなります。

それを解決する方法は、風に流される事を無視して、海流に乗る方法が必要です。
そのもっとも簡単なのが、「シーアンカー」です。
シーアンカーは、別名パラシュートアンカーと申します。
海中にパラシュートを開いてそれへボートをつなぐ事で潮に乗る事が出来ます。
アンカーの届かない深い海域等で機関故障した場合なども、風で流されないので救助待つ際なども活躍します。




で、11/11に書いたプラスチモのシーアンカーだと、引き上げが結構大変なので躊躇し、色々ネットで探したのですが、何故か?(東北震災のせいでしょうか?)欠品が多く、唯一ニットー社のが大沢マリンにありました。
楽天ポイントも結構余ってたのでそのまま「ぽちっ」ちゃいました。




プラスチモ2個とロープや浮きを購入するとあまり価格も変わらない程安いですね。
なので、ダメ元で仮に劣化が早くても諦めが付きます。

で、昨日のインプレです。
風が凪〜数メートルで使用したところ、水深40mの海底へ鯛ラバーが真直ぐ降りて行き、道糸が止水の釣りの様に真下です。
当たり前ですが、嬉しかったです。
潮は結構流れていましたので、近くの漁師の仕掛けブイが移動していくので解ります。

引き上げは、浮き側のロープを引くと、プラスチモとは違い、何の抵抗もなく軽々と上がってきますので、予想に反し、これも驚きです。。
転回の為のワイヤーが無いので、薄いナイロンの生地がロープの様に上がってきます。
で、浮き・ロープ・錘・8本の糸・舫の順で、只ロープを引き上げる感じで簡単でした。そのままアンカーハッチへ収納します。

投入は、邪魔な浮きを先ず投げ込んでおいて、引き上げたのと同じ順序です。
ちょっと船を下げればすばやく投入できます。

パラシュートは、バランスのおもりと浮きが付いているのか確認していませんが、直ぐに展開し舫ががっちり引かれます。
想像していたのとは違い、非常に使い易く、力のいらないものでした。
これだけ楽なら、周辺に船がいても、速やかな回収が可能なので出番も多くなりそうです。

ちなみに、保管は、説明書には真水で洗い干してからしまうようにと書かれています。
私は、小さなRVボックスに収納し、マリーナへ戻って水道水を流しこみ、そのまま水を切って蓋して終了としました。
カビが気になりますが、冬場は大丈夫かな?
三年持てば恩の字ですが、今度、BOXの底に穴を開け、網を張り水が切れる様にはしようと思います。

取り敢えず、買って良かった一品です。

ちなみに、いくら道具が良くても、釣れない時は何しても釣れません!(-_-;)



つづく


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