KIKUMARUV バートラム32その3 宴会船
天体双眼望遠鏡HOME >KIKUMARUV バートラム32その3 2016/10/8発

更新
 2016/10/8  艤装
 2016/10/11 鳥山
 2016/10/16 とことん裏腹
 2016/10/21 そろそろオフシーズン 
 2016/10/27 GPS取付完了
 2016/11/1   たまにゃ、こんなのもね
 2016/11/3   どうしたもんか?この時期に・・・
 
2016/11/9   お魚いませんね
 2016/11/14 アジ・ミッション達成!
 2016/11/16 黒煙防止剤
 2016/11/22 大先生だね
 2016/11/25 原因究明
 2016/11/26 答え合せ(^O^)
 2016/11/30  ATF漏れ
 2016/12/7  今期オフのレストア
 2016/12/11 ロストアンカー
 2016/12/19 ジーナスGM-8300
 2016/12/31 2016年終了


・KIKUMARUV その1
・KIKUMARUV その2
・KIKUMARUV その3
・KIKUMARUV その4
・KIKUMARUV その5
・KIKUMARUV その6
・KIKUMARUV その7
 基本仕様
カリビアン バートラム32 スーパージャパン
年式:1993年
全長:32 ft (全長11m全幅3.5m) 定員:15 人
トン数:7.9t
船検証:全長9.44 m全幅3.38 m全深1.55 m
エンジン:VOLVO AD41 ディーゼル
馬力:160 馬力 / 3,250 rpm (回転数)
搭載数:2 基
推進機種類:シャフト船
巡航速度(参考):約 21 ノット
最高速度(参考):約 27 ノット
燃費(時間当たり):約 60 リットル
燃料タンク容量:約 900 リットル
清水タンク容量:180リットル

2016/10/8 艤装

昨日、GPSとオートパイロットと冷凍庫と発電機を取り付けにマリーナへ行ってきました
私的にやっと作業可能な気温・季節で、滝のような汗をかかずに済む陽気のシーズンです
一昨日は気温が30度を超え、10月の最高気温を塗り替え、温暖化進行中です


=ちょっと脱線= 
注:環境に対する一方的な考え方なので、読みたくない人はジャンプ

温暖化といえば、このテーマを元に仕事してきて、かれこれ15年ほど前から公に警鐘広報していたのですが、結構前にさじを投げた・・・
といいますか、やっと社会も腰を上げたという状況であまり書かない今日です

しかしね、マスコミも国も、混乱を避ける?のと資産家の利益のために?まだまだ大事な情報が行き届いていないようです


1、南極棚氷の崩壊
2、永久凍土の氷解

この二つは危険極まりない事柄で、大勢に知ってもらいたいことです



1、は随分前から懸念されている事柄がいよいよ現実になりそうです

南極は大陸の上に氷が積み重なって大きな大地になっています
氷はその重さで岩盤接触部では高圧力で熱を出し溶解しています
つまり、岩の上の氷との間が濡れてツルツル状態にあります
そのまま海へ滑り落ちそうな状態ですが、海岸線は圧力から解放され、更に低い海水温に接し、棚氷という形で滑り落ちを堰き止めています

この棚氷が無くなると、南極の氷は一気に海へ滑り落ちます
棚氷は低温で凍り付いて留まって居るわけですから、温暖化で溶けると・・・

 棚氷とはちょっと違いますがイメージです (^▽^;)

そうです!今まさにその時を迎えようとしています
南極で4番目に大きい棚氷が崩壊しそうなのです

どうなるか? 

まあ単純に云えば、今割れそうな部分で世界中の水面が平均10〜20センチ上昇します
仮に、大して海面上昇が少ない場合でも次の崩壊へ加速し大規模な崩壊が始まる警鐘になります

たかがとお思いでしょうが一つお教えしましょう
地球は自転し引力に対抗して遠心力も持っています
円の外周ほど大きな力が働いていますので、赤道に近いほど海面上昇も大きくなりますね!
また、月の引力の影響でも高潮が更に・・・

ちなみに、南極の氷が全部解けると平均海面は60〜70メートル上昇しますが、崩落しても全部解ける訳では有りません
ただ、それだけの大崩壊があると地軸にも影響が出そうで超恐ろしいです(;´・ω・)

しかし、私は考えています・・、更なる問題を

水の比重は-4度(確か・・)で一番重くなります
大量の氷河がいきなり海面へ落ちると、周辺水温は下がり、-4度を迎えると次々に海底へ沈んでいきます

世界中の海が上下に攪拌されたら一体どうなってしまうのでしょうか?

この先は、皆さん一人一人が考えて下さい
考えれば簡単ですが、学者は憶測では物が言えません
そして、そんな実態は前例がなく立場的に口を閉ざします

真面目に、その時は迫っています (´・ω・`)


2、以前より危惧されていましたが、既に永久凍土の溶解が始まっています

世界の永久凍土がどれ程のメタンを含んでいるか明らかではありません
過去の温暖化時期のガスや、有機物が吸収されてできている分も恐らく途轍もない量です
表面化しにくいのは、確定数ではない為、正式発表が無いだけなのです

しかし、メタンは、二酸化炭素の25倍温暖化を進めますので、永久凍土が解け出し、中に含まれているメタンガスが放出されると、恐らく人類としてはお手上げです
つまり、地球温暖化はある程度の時期を過ぎると「恐ろしい加速」を始めるという事に成ります

てか、今更話しても多分手遅れですが、少しでも手当てする気持ちは重要です
15年前はあと一世紀後って言っていましたが、現実的には半世紀と見えていました
しかし、新たな調査結果を見ていると30年後、イヤイヤこのままだと20年後には大変な事に成ります

温暖化は急激な気候変動を生み、あらゆる食物の生産に大打撃を与えます
貧富格差の地球では、奪い合いという戦争がはじまり、日本人には想像するのが難しいほどの悲惨な社会に変化する可能性が高くなります


で、何が言いたいかって?

余生を楽しむだけ楽しんで、後は死んでくから自分には関係ない!ってほざいてる爺さん達よ!「あまりふざけちゃ、逝けませんぜ!」ってことです

死ぬに死ねないかもね!(笑)

もちろん自分を棚に上げる気はありませんが、私はその点については頑張っております
プラマイは+です


じゃあ何しろって? (しろやねでもいいね!)

先ずは理解し、考えて下さい

何でも「いやいや!」なんでも「反対!」は、もう通用しません

正しい認識と正しい考え方が出来れば、人間は頭が良いもので、何でも解決できます

問題は二つ、誤った情報と、誤った考え方が蔓延して居る事です

間違えを起こさないように思考の基準を「将来の人達の幸せ」を中心に考え、その達成に喜ぶ
つまり、「若い世代の幸せを喜べる」そういった基準を持つ自分を作る事です

分からなきゃ、またの機会に書き込みますわ

まんず、ひと手間 ググってね!


という事で、KIKUMARUVの3なのに、冒頭から大脱線ですが、身に迫った問題でもあります
私に直接かかわりのある方はご理解頂いていると思いますが(;^ω^)、KIKUTAは超暑がりの汗っかきなのです
恐らく体内センサーが3度ぐらい違うと思っております

夏の日中に日陰で休んでいる時、周りは「あー木陰は良いね!」と、拭った汗が少しにじむ程度でしょうか?
そこに一人だけ、水浴びをしている様に全身びっしょりで汗を放出中のKIKUTAがそこに居ます

25度以上で、少しでも体を動かせばシャツはびしょびしょで着替えが必要です
温暖化であと二度以上気温が上がったらナメクジのように干からびて消えてしまうでしょう

この数年を振り返ると、カジキシーズンでもある真夏は、目標に向かってひたすら進んではいるのですが、結局、思うように行動が着いて行かずで、記憶すらままならない無駄な時間を過ごしているような感じです
気温35度前後の世界で活動していること自体に少し反省が必要です

とまあ、ここまでの能書きは読まなくて良かったかな (^O^) 失礼!



もとい、優先順位としては、GPS-発電機-オートパーロット-冷凍庫 なのですが、GPS は設置場所の問題がありました
思案した結果、コンパスの上に設置します

コンパスの上にブリッジとして樹脂製の箱を乗せ、その上に設置すると丁度見やすい位置になります
ボックスを探していたのですがやっと見つかりました
未来工業の25*15*15(cm)のボックスで受注生産品です
納期が10/17日位になりそうで、更にそれを加工するので結構時間はかかりそうです

で、取り敢えず昨日、大量の荷物を気温が20度まで下がった深夜に運搬しました
そして一寝入りすると、清々しい秋晴れの工作日和です

 おー、ミラーに自分が・・・

これ以外に大掛かりな工具も持って来て、運搬は大変ですが、鉄アングルも一瞬で加工しますいます

 まんず、エアコン架台を組んで、必要な高さに加工

これが、発電機設置台で防音ボックス設置前提です
発電機はEU16iになります
ちなみにこの架台はドブメッキです

 下半分は錆止めにローバルを塗ってあります

冷凍庫は元々あったクーラーボックス固定具のピッチを冷凍庫に合わせ載せました
足のローラーが引っ掛かっている状態です
後は背中に触れ止めが必要です

発電機は排気位置が重要になるので色々位置を変えて調整し固定します

 
ボートを加工せずに空冷を設置!
排気口は雨を避けるためダクトかエルボが必要です
壁から支持を取りたいのですが、発電機振動がキャビンに伝わるのが嫌なので、どうするか検討中です

 
設置完了した明日のデッキの雰囲気

元々のデッキはこうです 

 
これで、停泊地でエアコン、オール電化OK (^^)v

ちなみに泥棒さん!
普段は、発電機はずしてあるので狙っても無駄ですので宜しくね (´-ω-`)

残工事も多く、屋外用防水コンセントや加工した触れ止めを持ってこなければなりません

そんなこんなで良い時間になり本日終了
作業中に飲んでいたビールが覚めるまでキャビンで寛ぎます
それ程釣る気じゃないけど、「湾奥青物祭り」用に、ヒキヒキ道具を並べてみます

 如何でしょう!?

だけど、このフォーメーションは一人じゃ無理なので貴方に釣って頂きます!
如何ですか (^ω^)



2016/10/11 鳥山

昨日、鳥山が立っていました!
場所はKIKUMARUV前です (笑)



多分シーバスが小魚を喰いあげてたんでしょう
周りから鳥が集まって、ばちゃばちゃとお食事していました <゜))彡>゜)))彡


で、前回に引き続き艤装
また前夜(10/9)から泊まり込み、朝は何だかんだ遅くなり出港しようかと思ったが、北西風が強く、帰港時の着岸がつらいので本日は艤装のみと決める

先ずは、冷凍庫の電源確保と固定
キャビン内の冷蔵庫コンセントから1.6oFケーブルでエンジンルームを這わせ、冷蔵庫裏のベンチ下収納へ曳、立上壁をぶち抜き冷蔵庫裏への防水コンセントを設置

冷蔵庫裏のコンセントは何とかギリギリ手の入る隙間があり、何とかばらして配線を接続しようと思うと、ケーブルがずっぽ抜けてきた・・・

撚線の先端を半田で固めて防水コンセントへ差し込んであったため手直しの必要がある
外部へ引くFケーブルへ圧着してまとめてコンセントへ差し込みます
しかしこの作業は、隙間から行うことは不可能で、ビルトインの冷蔵庫を一度はずし、そこへもぐりこんでの作業です
結構手間取りました

冷凍庫の足は、元々あったクーラーボックスストッパーで、強度不足なので、そのうち何か挟んでで補強します
その前に触れ止めをドアの枠から取ります
ホームセンターでステンレスステーなど複数用意しました

で、床を開けたついでに、ボイラーの逃し弁の交換をします
既存のものは、フローが激しくしかも解放のためそのまま2つのポンプに飛沫を被せています
こういった部分は過去から整備屋さんが何も補修しないもんなのでしょうかね??
交換し、フローをホースでビルジへ誘導します

で、ちょちょいと温水器用の逃し弁に交換したのですが・・・・ダメでした(^▽^;)
圧力が全然違うようでばしゅばしゅ水がでて来ます

密閉でかなり圧が出るようです
小さい字なので
携帯で撮影し拡大すると75Psiと書いてあります Kpsだといくつになるんだろうか?
流用聞くような国産の弁が判らないです
しょうがないからアメリカから取り寄せるか?
とりあえず元に戻すしかありません
しょうもないので、レバーを軽く引いてグリグリ回してあたりを治します
まあある程度は復活するかと弄って!
復活しました(^ω^) 暫くはまたこのままでしょう
排水は、アルミテープでポンプにかからないようにスロープを作って安全な場所まで流れるようにしました 

どなたか!これ、国内で売っていたら教えてねぇ 宜しく!



 後はダクトを付けて、、、休憩していると近所の船長から声がかかり、そっちでビールを飲んで一息ついていると、Mさんが遊びに来ました

バートラム拝見みたいなので、キャビンでMさんのクルーさんと三人で遅い時間まで与太話
で、若干遅くに片付け帰還です
今週は忙しいので、船いじりはまた来週です

でもね、冷凍庫動いているので、冷凍食品いっぱい入れて楽しいマリーナステイの宴会船が大充実です
今後お土産は冷凍食品OKですので、宜しくね\(^o^)/



2016/10/16 とことん裏腹

まあ見てやってください! この黒潮の入り方と、日にちを・・・



今の季節にここまでバッチリと差して来るってなかなかないことです
それに対して、わたしゃ12日から15日まで確りと、裏腹ずっぽり、海外出張です(´-ω-`)

  こんな奴の居る国へ出張していました

で、帰り頃スマホで潮確認し、苛りながら帰りの飛行機で週末出港を腹に決め、機内で眠りに入ります

駿河湾沖上空辺りで目覚めると、鼻水ズルズルで「はっくしょん!」機内の冷房効き過ぎでまたまた風邪の症状が・・・ 
クソ!キャビンアテンダントの姉ちゃんに「毛布頼むわ」と言ったまま眠りに入り、気が付けば毛布無しで目覚め風邪ひいたわ 恨むぞ上海航空アテンダント姉ちゃんめ!(。-`ω-)

今回は羽田到着便なので、着陸25分前のアナウンスで目覚め景色を見ると、駿河湾-下田沖-大島上空-野島崎沖で旋回し、房総上空へ入り海ほたる上空辺りで最終コースに入り take-ON
何時も走り回ってる辺りがえらく狭く感じますが、飛行機早すぎ(^O^)

野島崎沖辺りではまだ3000m位の上空から、海上の微かに白いトローリングボートらしきを確認する
期待と、風邪気味の相変わらずの噛み合わない自分の裏腹な人生対策を探す・・・


で、結局、鼻水が止まらないので(^▽^;)、ずーとパソコン前でお仕事です

事務所に寄ったら、GPSを取り付ける下駄に使うボックスが届いていたので、早く鼻水止めてボートへ向かいたいですね
それと昨日今日出港した方の情報が欲しい所です
でも今日は風上がってるみたいだから何とも言えませんが、相模湾で鰹・鮪釣れてるみたいだからカジキも出てそうに思います

来週半ばまで潮とカジキが残ってくれるのなら、何とか予定したいです
ま、その前に、GPS取付と発電機の固定は最低限急がねば・・・です

風邪の方は、このところ、治癒力高めようと薬使わない方針で直りが遅いのですが、いざとなれば、薬のみゃ、そのままゴーです(^^)v



2016/10/21 そろそろオフシーズン

潮も引き、近海のカジキは終了です

船友が、残りカジキを探して明日出港のようです 頑張ってください!

私は、昨日、お休みの折り、艤装の続きと星仲間が来たので東京湾青物調査へ行ってきました
調査の方は、出航が遅く、既に鳥はお休みで状況は分かりません
情報的には、既に湾奥に青物は入っており、毎度ですが未明から釣れ始め、9:00には沈んでしまうパターンです

今の所、羽田沖 - 風の塔辺りが良いようです

鰆はこの辺までが限界のようですので、GPS付いたら狙ってみます
ちなみに、今のGPSは、自船位置が50M以上ずれてるので、周囲が暗い湾奥では危険極まりありませんので(;^ω^)

ベイトは多いそうですが、追って入って居るイナダなどは少ない様ですが、結構奥でも釣れているようで、後二週間かな???って言ってましたね

密度が低いのと、朝早いので今シーズンも気合が入りません
5年位前の様な爆釣はまた来るのでしょうか?

まあしかし、久々に良い陽気です


気温は25度を超えましたが湿度が低く本当にさわやか、雲一つ無しです(^ω^)
前田道路合材工場も塀で隠れ雰囲気は良くなりました
ちなみに、夜北風の強風が吹いたのですが、砂塵は随分おさまりました
塀の向こうで作業停止なのかもしれませんが・・・
しかし、暗くなると、やはり煙の悪臭が増大します
あの煙突は何とかフィルターなりの対策をお願いしたいものです(´-ω-`)

実釣は、まずディズニー沖をひと往復しますが、魚っ気無しで海ほたる方面へ移動
ベイトも沈んでいるので富津方面へ移動しようかと考えましたが、同行者が病み上がりなのと、午後の風を考え、風の塔方面へ
風の塔周辺は鳥が休んでいるので沈めれば来そうだけどスーパー・ツバメタックルは面倒なのでやめて羽田新滑走路方面へ向かいます

早速警戒船が近づいて来ます

昔、プレジャー乗りで「がつがつやってんじゃねいよ!」って云ってくるタコな奴がここには居ました(ポイント的にタコです(笑))が、そんなのばかりじゃないんだけど、最近は近付いてキャストする船は減ったようですね

原因は? 警戒船に追い出されているようです (^O^)


実は、ここの警戒船には知り合いも居て内情も知っているのですが、空港側は今みたいに「煩く遣らんでもいい」ぐらいに考えているのだけど、請負っている警備会社がスタンドplayでガンガンどかしているそうです

だからね、自由なポジション(黄色の外側)で警戒船がブーブー煩かったら、空港自体へ直接ガンガンクレーム入れた方が良いみたいです

ここで釣りたい人は、自分で勝手に「ワイヤー張られたら終わっちゃうから云う事聞かなくちゃ」何て世間知らずじゃなく、力技で切り開いてください(^O^)

ま、私は、キャスティングは殆どやらないのでどうでもいいのですが、親切心ですよ(^^)v

で、警戒船は無視して、空港に沿って一往復しますが、やはり地合じゃないのでうんともすんとも、なんも喰っては来ませんね

早起きで眠いので、そろそろ帰港することにします
もちろん羽田が最後だけに<゜)))彡は、タコ坊主ですm(__)m

 戻り途中のポイントです

私は、シーバスはやんないのですが、ここは濃い一級ポイントです
東京灯標が無くなった分、こっちへ来たのかな??

今日は、良い凪のクルージングでした
戻って、初めて燃料を完全な満タンにしてみました ら、ジェネレーターを外した後の燃料管が放置されていたので、汗(;'∀')です

で、飯食ってビールで昼寝
色々弄ろうにも気温が上がり過ぎでKIKUTA温度まで活動停止です(笑)


日が落ち、気温が下がると・・・


色々細かい所チェックしないと大変です
で、先日、減圧弁換えられなかったので、オーバーフローのびちょびちょを防ぐためにホースを付けてビルジへ持って行きます

ついでに、ボイラー自体の固定がすっ飛んで、ポンプに接触していたので、ボイラーを正規の位置に戻し、取り敢えずシリコンコーキングで固定です

 以前は、オーバーフローはポンプ直撃でした(^▽^;)

で、前回、一度水抜いて、再注入した影響でしょう!蛇口水量が大幅にアップです
どうやらボイラー内上部が、プレッシャータンクを兼ねていたようです
その為に減圧弁が比較的低い位置にある訳です
要するに密閉型ボイラーなのですね、半密閉かと思っていました・・

水圧が上がり、洗物意欲がわいたので、アマゾンで水切り2種購入し設置です
 これでキッチンも快適です

左側の、お皿措いている水切りはマーナ製品ですが、小さくてキャンピングトレーラーにも良さそうなのでもう一つ購入予定です


問題のGPSですが、下駄に使うボックスを置いて仮置きしてみます

こんな感じで、取り付けをします
ボックスの中にはコンパスがあって、箱の下を手鋸で開口しました
久々の工作ですが、いやいや握力の落ちていること・・・
結構大変で、腕がパンパンです

ステアリング側からコンパスののぞき穴も空けないとなりませんが、手で開ける自信が無いので、持ち帰って機械使います(^O^)

で、今度来た時は、GPSは使えるようにします
魚探は、ケーブル通すの大変そうなので、また「そのうち」です
水温センサーケーブルもあるのでね

でも魚探がしっかりしないと、釣りもいい加減になるので早くしないといけないかな・・

で、実は、この作業中はマリーナ超強風です
すんごい風が上がって、KIKUMARUVの船体が小舟のように動いて面白いというか、久々のゆりかごで、その後さらに爆睡で深夜帰宅でした



2016/10/27 GPS取付完了

昨日は急に夏が戻った(夏日最遅記録です)ようで、夜にこそっと艤装へ行ってきました
まあ一寸づつですが、工作を楽しんでいます

HE-81GPU-Di 取付
フライングブリッジ・コックピットです(二階の操舵席で、FB自体は6〜7人座れます)

予定通りに設置出来ました
これで夜間の航行も安心です



いざという時の為に、コンパスは生かしています
どうです? 覗き込み感は(笑)

しかし、ホンデックスのGPSは見易いですね
まるでカーナビ! で、精度は、ほぼ完ぺきではないでしょうか?

最強の拡大しても、マリーナのバースの止まっている位置まで誤差は感じません
速度も方位も、潮の干満も見れます!

魚探の振動子はまだ付けていませんが、デジタルで見易く、お魚マークにサイズも出てご機嫌ですよ!



取り回しのケーブルは取り敢えず電源のみで、魚探は動かしていません
脇にあるスイッチは、ホーンスイッチです  「ブウォーー!」

・ボックスは、未来工業 プルボックス PVP-251515M を使っています

・GPSは、8.4型カラー液晶プロッターデジタル魚探 HE-81GPU-Di
 ちなみに、「セキュリティー・キー」があるので、盗難されても使えないので安心です

残る艤装は、オートパイロットです



2016/11/1 たまにゃ、こんなのもね








2016/11/3 どうしたもんか?この時期に・・・

 25度の潮が大室出し辺りに入っています

さっき気が付いたのですが、皆さん行って居るのでしょうか?
明日、行こうと思えば行けるのですが、モチベーションはかなり低いです (^▽^;)

ってか、明日は平日、一人旅はキツイです



2016/11/9 お魚いませんね

昨日は、お友達を乗せて東京湾を青物探しです
湾奥は西側を探しつつ、お友達観光で、東京港奥までウロウロとします
まあ、今年も湾奥の良い情報聞きませんし今日は小潮でね・・

鳥も居ないまま(飛行機はバッチリです)羽田周辺-風の塔-保田まで来てしまい、網でとれた魚を食します

 久しぶりの「ばんや」

前より数段美味しくなっていましたが、数段高くなってました(^▽^;)

 こうやってみると、32ftって結構大きいね

で、早起きなので、皆で昼寝し、潮が下げに入ったころ戻りながら保田から金谷までヒキヒキ!

しかし、全く鳥もなく、魚探もチョー無地
こうなればと、湾跨ぎで久里浜から観音崎までヒキヒキ・・・・

恐ろしいほど魚探に何も映らない 壊れたかと思うぐらい(・。・;

クルージングがてらのゆらゆらでゲストさんもウトウトの非日常という事で釣れない事は誤魔化せたようです(^O^)

あまり遅くなっても昨夜からの宴会船と泊りなので疲れないように程々に切り上げ、横浜港の端っこ経由で京浜運河を流し、帰港します

戻り、ネスプレッソで一服し解散です



鳥や魚探、職業船の聞き取り含め、湾奥はシーバス、ガンガンで青物無しです
しかし、戻りに京浜運河と多摩川の間位で鰆の跳ねは確認しましたので、どこかには居るのでしょう

私に苦手な、運と粘りが必要です

解散後、ボートで呑気にしていると、突然の強風と大雨です

寒冷前線が南下してきたので、いよいよ冬がやってきます
夜中に木枯らし一号です

 マリーナの吹き流しがちぎれそうな位はためきました


でもね、どんなに荒れていても、臭くないマリーナは最高にご機嫌!

やはり、前田道路の煤煙公害は何とかしないと、オリンピックで、「東京は臭い都市」と誤解されても困ります

前田道路の公害 日が落ちると、コソでバンバンに臭い煙が・・・

そろそろ皆で、行政へ「ツンツン」して行きましょう (´-ω-`) 



2016/11/14 アジ・ミッション達成!

いやー、長い沈黙でした

サンクルーズ24乗った当初、横浜辺りでアジを釣ろうと何度も出船したものです
しかし、毎度釣れるのは鯖ばかり

まあ小魚のアジなんてどうでもいいやと、先日まであまり気にしていなかったのですが、外洋シーズンも終わり、今更ボートが快調なので何か釣りたいと思っていたのです

出船のお手伝いに来てくれる千葉のHクルーさんは、東京湾ボート釣り35年のベテランです
アジ釣りたいといえば、即OKです

という訳で、あれだけ苦労した「鯵」です

釣りに行くと・・・・


 ( ̄ー ̄)ニヤリ




なんてことありません

アジは簡単です (^▽^;) ノウハウあればね

で、ミッションは、あっという間に達成です


で、私の釣りはこれで満足!終了?


しかし、KIKUMARUVが不調です
先日は、両舷灯が点かなくなり、色々点検すると、スイッチが不良で取急ぎ日本では使用しない前後灯のスイッチを繋ぎ換え治しました

こんな錆錆状況だから・・・

流石に電気系統は20数年で全体的に寿命が近づいています

で、今日は アンカーが下りません (;´・ω・)

2人いるので手動で下し、掛かり釣りしているのですが、同時に、給水用のプレッシャーポンプも動きません

H氏には釣りを続けてもらい、私は、あっちゃこっちゃヘ潜り込み不良個所を探します
スイッチパネルはヒューズが付いています
ヒューズをすべて外して点検するのですが、ヒューム管タイプで奥が錆びていたりしているので目視だけでは確認できません

困りました・・・

アンカーは、苦労しますがとりあえず手で上げれば問題ありません
そんなしょっちゅうは使いませんしね

でも、給水は困ります
魚触った手は、直ぐに洗わなければなりません
このままでは大変困ります
ヒューズボックスの蓋が、基本開けない設計になって居て開けるの大変なので、その手前でケーブルを切り、バッテリーに直結してみます
いきなり「バチン」と指の下の銅線がスパークしてすっ飛びます
両手の指で押さえたので、両指ヤケドしました(^▽^;)

なんのこっちゃ?
多分ポンプがショートしていて、多分、ヒューズが飛んでるが、目視できないと
これ以上は帰ってから・・・
今日は小春日和で、エンジンルーム超暑いし
半袖で(;^ω^)ビチョ!

で、釣果の方は、イシモチも狙ってます
 良い型です 

 こんなサメも

で、私は、初鯵にビールで乾杯し、いい加減な釣りになり、アジさん、サバさん、いちもちって釣果です(^▽^;)

H氏頑張ったので、周りの船も渋いながらも全部でこんな感じです



マリーナから一時間圏内ですので気楽ですね
周りに遊漁船が一杯で、穏やかな日曜でした

帰港後は、H氏は魚の処理、私は船の片付けです
で、キャビンで冷食の「吉牛」を食し解散です
お魚は全てお持ち帰りいただきました


解散後、改め、電気系統調査です
ポンプの配線の再調査です

驚き配線です

二線のケーブルをよく調べると、電流容量持たせるために両端が結んであります(@_@)
マイナスはポンプ近くのグランド線へ結んであります
まったくもう、そりゃショートで、火傷しますわ・・・
で、直接バッテリーへ接続するとポンプは動きます

他船内を点検するとトイレの照明も付きません、
バウバース照明も右側が点きません
トイレも右側なので、多分そちらの系統が飛んでるのでしょう
多分、ウインチのリレー用の電気もそちらの系統なのでしょう

という事は、ブレーカーボックスばらして、接続ヒューズをさがし、恐らくヒューズケース内の腐食による接触不良を探すことになります
電動ドライバー、テスター持って来ていないので、疲れた体ではもう無理です
後日ですね

ちなみに、両舷灯もそうですが、全てのスイッチ・ヒューズは、ブレーカー付スイッチパネルに要交換ですね

この冬やる事盛りだくさんです



そうそう、AD41のエアクリーナーですが、あれから更に21時間経過で合計41時間の汚れ状態です

 まだまだいけますね!

しかし、写真をよく見てみると、蓋が斜めに成っています
キャップ止めのネジが、シャフトにプラ製の蝶ネジで抜けやすいので、抜け緩んだか?
それとも、振動で緩んだか?

そろそろ、例のエアフィルターへ交換するかな

 出番待ちですが、ミストの改造もしたいしね!



結局、あの無駄な時間消費と意味の無い色々な対策・修理になった原因は、単純に必要部品が入っていなかったって事でしょ???

 まったくねぇ!(-"-)  誰のせい???



2016/11/16 黒煙防止剤

現在、日産のアンチスモークディーゼルを使用しています



吸気系も整備し、アンチスモークと兼用だと、巡航や開け始めでの黒煙はありません
ハンプ前後の2500回転周辺では、いっきに開ければ結構モクモク黒煙です

しかし、ゆっくりのんびり加速で負荷を掛けなければそれほどひどい黒煙は出ません
これに関してはプロペラのマッチングが必要です


その様な状況で、添加剤の効果が大変高い事が確認で来ていて、一体どんなものなのか知りたくなりました

で、色々調べているのですが、どうやら「バリウム」を添加しているようです

バリウムって、あの、お腹の検査の時に飲むアレです(^^;)

昔のディーゼルでも、基本的に整備され、その上で過負荷を避ければそれほど黒煙は出ないようですが、船舶のように海況によっては負荷がかかる場合も多々あり、黒煙防止の対策は重要です

完全な整備(ペラマッチング)が出来るまでは、「バリウム」とお友達が続きそうです

幾つか、関連の資料をリンクしときます

・中高速ディーゼルエンジンの黒煙およびカーボン付着障害の添加剤による抑制

・ディーゼルエンジン自動車排気黒煙抑制試験について中間報告

昔の資料だけど、昔のエンジンなので丁度良い話です
十年後には昔話で価値はなくなるでしょう(^ω^)


そういえば、年がら年中茨城沖辺りはカジキ釣れていますよね
房総越えれば行けない場所ではないのですが、船体の航行区域の関係で行ってはいけない場所なのです

小型船舶の限定沿海で、母港が東京だと勝浦辺りまでで行き止まりです
この限定ってのが外れれば、20海里沖まで日本全国回れるのですが、残念です
どうやったら限定が外せるのか?
装備だけの問題なら外してみたいものなのだけど、幾らググっても分かりません

仕方ないので日本小型船舶検査機構へ電話して来いてみました

結果、構造的な問題で、古い輸入艇は過去に沿海仕様に改造して居ない場合、かなり難易度の高い改修が必要になりそうです

仕方が無いのでKIKUMARUVは「宴会」仕様で頑張ります(^▽^;)

茨城などの沖合で釣りしたい場合は、限定沿岸も取っておいて、遊びたいエリアの港まで5海里以内を走って移動し、移動先で、母港変更の手続きを取るという方法が良いみたいです
ただそれだとちょくちょく移動するのはきついですね

取り敢えず、沿岸5海里を取って置こうかと思います
そうすりゃ御蔵島まで一応行けますからね





2016/11/22 大先生だね

このバートラム君は私に色々な宿題を与え続け、さて、どうしたいんだい??
そんなに私をお利口にしてどうするの・・・ ん?

アンチエイジングの腕が鳴ってしまいますぜ (^▽^;)


電気系、とか配管系は昔お仕事していた位だから、まあ大抵のことは解決できます
しかし、あまり手間のかかる事はこの老体には厳しいんじゃよ(^▽^;)

こんだぁ何かって?

今度のお勉強は、前回のウインチの動かない問題解決です
まだ結論が出ていないので、皆様一緒に考えて、後で答え合わせですよ!('◇')ゞ


症状:ウインチが動かない、同時に右舷側バウバースとトイレの照明が付かない
設備年齢:ウインチは1年前に新品に 他は、大昔のままだが球はちょっと前にLEDへ交換済み

ウインチも、照明も配線は全て隠蔽されて居てどこへ行っているかも不明
で、同日に清水ポンプも不動

その様な状況で、ざっと見た限りでは、ブレーカーは落ちていない
しかし、ヒューム管ヒューズが大量に仕込まれ、中の接点の腐食が進んでいる
他の所も何か所か接点を修復している

給水ポンプは、別系統へつなぎ復活 但し、インペラ不良の様で水圧弱々
ポンプ交換を予定

で、各ヒューズ点検し、導通確認 更に、ウインチ用100Aブレーカーを直結でも動かない
各出力13.75V確認



配電盤範囲では問題見つからず・・、今思い出したけど、清水ポンプ系統の確認を忘れてた
(´-ω-`) ホント最近忘れやすいもんだ

で、もう一回、ウインチ側の確認
 ラインの電圧が、なんと

 3.43V
 ?????????????????10V足りないよ〜

意味が不明だ!

配電盤から100Aブレーカー出口で13.75Vあるのに、ウインチ側ブレーカーで3.43Vだぁ?
仮に途中に腐食で抵抗になっている場所があれば燃えるわな!

では何? おせーて! 誰か!!

この系統は一束になってFRPの中を船底センター沈み込んで消えて行きます
行先は、途中のベット下や各ハッチを開けても見当たらないので、そのまま配電盤まで行っているのでしょう てか、普通パワーケーブルは寄り道無しです

まあ想定が無いので、取り敢えず後日、上の写真のリレーの所まで、バッテリーから直結して動くか確認して、OKなら、既存の配線を捨てます

原因なんだろーなぁー (?◇?)



しかしボートってなんであんなにケーブルが多いんだろう
幹線を各所に回して、それぞれのセクションで分岐すりゃいいんじゃないかと思う
各トラブルが、全部末端からボックスまで辿んないとならないんだな・・・

でもね、お勉強課題は電気だけじゃないんだよね(゚∀゚)
来シーズンまでに、下手な船屋は真っ青になる様な「海のリフォーム屋KIKUTA」が出来上がってしまうかもね! 

他も色々あるからこのオフシーズンは大変!
風邪ひいてる暇もない筈だから、子供の時以来のインフルエンザ予防接種受けちゃった(^O^) 腕の注射したところが痒いよ〜



でもね、やっぱり一番の難題は、北風でやって来るあの悪臭との戦いです

前田道路 日本チャトミックス排煙公害
前田道路日本チャトミックスのめちゃ臭い排煙公害

江東区運河エリアの悪臭原因は「前田道路 日本チャトミックス」の煙突から出てんですよ〜
それを、目の前のKIKUTAは知っています

なんで、日が落ちて暗くなると、急に黙々と煙が上がるんですかね?
何とかしようよ、前田道路さん!

なんちゃって、悪口言っててもしょうもないんだな
それより本業頑張ってレストア費用稼がないとね

今までの稼ぎ頭が潮目に来てるから船大きくして乗り越えないと
せめてKIKUMARUVのようにエンジンを2個にしないといけませんね (;^ω^)



2016/11/25 原因究明

どうも最近は、この間お話しした悪臭を思い出すので、北風に日はマリーナへ行きたくなくなります
で、東寄りの風予報で「臭い回避風」、ちょこっと原因追求へ行ってきました

それと、カーテンの寸法を取ってきました
カーテンは、仕方が無いのでレールも交換することで既製品を購入し、丈を調整し済ませる予定です

さて問題の電気系統ですが、疑うべくは、漏れ電圧
きっとどこかで拾っている電圧ですので、基本的に系統の断線が疑われます
ウインチ系統へバッテリー直結だと何も動きません
つまり、リレーのコントロール電流が別系統なのですね
なので、ボートのメインスイッチを入れ、ブースターケーブルでマイナス側をつないでみると照明もウインチのリレーも動きます
どうやらマイナスケーブルの断線のようです

取り敢えず、黒くくすんだ端子関係をすべて磨いて接続し直します

が、しかし、ダメです・・・・

いやだなぁ のこる 疑うべきは「端子の圧着部分」になります

このバートラム君は23歳だから、あちこち根治療しないと成らないですね
でも、人と違い、やれば完全に生まれ変われるのは羨ましいですね

さて、この場合、全ての端子をやり直すことで他の発生も止める必要があります
しかしね、あまり太いスケア線の圧着ペンチ持ってません
おーい腹脂君(病気したりしてるから脂撮れたかな?(^O^))、圧着貸して〜な!

そうそう、給水ポンプも同じ系統のマイナス・ラインだと判明しました
だから、そっちも同時に直ります

しかし、ポンプのインペラが虫の息なので、今時の激安プレッシャーポンプをアマゾンへ注文しました
分/4Lって書いてあったけど、今のポンプとは雲泥の差でしょう!




セブンイレブンのレトルトの「金のカレー」が、ボートの冷蔵庫で賞味期限ギリになってたので食しましたが、この船食セット、美味いんだよね (^v^)

自分メモ:「二分でご飯」補給!

さてさて、正解が出たらまたお知らせしますね (^_^)/



2016/11/26 答え合せ(^O^)

夜な夜なボートで勉強会です

各ケーブルの端子を確認し、弱そうなところは加締め直します
しかし断線ほどの所は全くありません
配電盤、バッテリー共に問題は発見できませんでした

つづいて周辺の各端子を調べて行きますが、細い線は端折ります
すると、左舷エンジンのグランド線が・・・・・ 



これが正解です

エンジンへ落としているマイナス線から、渡りを取って居るのがどうやらウインチへ行っているマイナス線です
これが、エンジンマウントのベースと接触していて、長年の振動と腐食(ここ大事) で切れたようです
こんな太いのが断線とは、こりゃ気が付き難い部分です

こやつを、仮に、小さい端子(持ち合わせの関係です)で接続すると、トイレとバースの右舷ランプが点灯! ウインチもOKです

意表を突く原因でしたね!


で、これが 正解 でした!

如何でした? 答えが判ると嬉しくてしょうがありませんです(^O^)


それと、その前に給水ポンプも解決していました
新しいポンプへ交換しても結局変わらないので、以前のポンプもインペラも多分問題無しという感じで、他の原因探しに入ります
どうも、タンクからの自然放水が少ないので、息を入れてパイプの導通を見るのですが、一応タンク内へブクブクと戻せます

しかし結構重いのですが・・・・

タンクへつながっているホースをタンク根元で緩めると、水圧で水が滲んできます
結構圧があるのでこの先を考えると、ボールバルブが一つ

 でも、単純構造だからな・・・、息も通ったし

しかし、各ホース内も結構汚れていたので念のため針金でツンツン・・

ズバッ、ジャーーーー 水 噴射!

なんと、白いカスと共に勢いよく水がでて来ます   ここです!

 

ビックリ仰天です \(◎o◎)/!

カルシウムの塊が溜まってました



ボールバルブの中って単純に穴が開いているだけなので,
何度捻っても抵抗なしだったので、まったく疑ってなかったのですが、ボールバルブに入る前の所に溜ってた様です
いやいや(*_*)で、問題はこれだけでした

結局ポンプも元に戻し、ホースだけ新品に替えて、電源も、復旧しているので元へ戻し解決です




カルシウムが凄いので、蛇口も調べてみると、やっぱり目いっぱい詰まってましたね
目詰りも掃除しました

 カリカリドライバーで削って綺麗にしました

今回2つの解決は、それぞれ予想外で驚きでした!
そして、こういった予想もしなかった問題を解決すると、なんか胸がスーーーっと、大変気持ちが良いです

嬉しくて仕方が無いので、またまた修理に意欲が湧いてきます

さあ、引き続きがんばろーーっと!



2016/11/30 ATF漏れ

昨夜、その2 で書いたATF漏れの調査してきました
突然、牛丼が食べたくなったので、船に積み置きの冷凍食品を思い出し、ついでに調査出来るようにサンドペーパーをバックに入れて夜作業です

相変わらず、前田道路の悪臭が北風に流されやってきます
特に今日は気合を入れた煙でキャビンドアをすぐに閉めないと大変です

このまま、オリンピックを迎えるのは日本の恥 だね!
前田道路 日本チャトミックス 悪臭公害
この風向きは、江東区の潮見・豊洲方面に悪臭が漂います

あっちこっちへ風が変わるごとに周辺を悪臭が汚染します

行政指導はないものですかね (´-ω-`) 困ったもんだよ!

しかしね、都行政ってのは、ホント都市民の知らないだけでどれだけ出鱈目なんでしょうね
豊洲問題も、オリンピックも、夢マリの駐車場勝手使い問題も、うちの地震シェルター助成金出鱈目審査も酷いもんだったね

見えない力が働くのだけど、その都度適当な会を発足し、そこで判断させ、その後解散して、そこ(会)で決まったので役人に責任なし、とほざいて、そこでその会のメンバー公開を要求すると、それは出来ないというペテン行政だからね

KIKUTAは被害者というか、意味不明の審査落ち経験者です

食い下がったら、「都が選ばなかっただけで、そっちで、お客様に選んでもらえばいいのでは?」何て、何らかの力の入った不公正な商品だけを対象にしやがったのよ!
こっちも議員使って鼻へし折ってやろうとも考えたけど、同じ穴の狢は癪なので、地味に商売しながら、夢描いてるんだけどね (・へ・)

やっぱ、東京都は魔の巣窟だね (^▽^;) ごめん、犬の遠吠えです、ワオー!(笑)


もとい、船での吉牛&スーパードライ最高です
で、お腹が満足したら作業です


左舷側の床に、赤い油がビルジの上に浮いています
どう見てもATFです

で、下の拡大箇所が油で湿っています



先ず、パテの上の塗装を剥がして、漏れ部分を探したいと思います
ボルトの所にオイルが溜まっているので、ボルトから漏れているか、それより上から流れてくるかです

構造的にボルトから漏れることは無さそうですので、その上や周辺を探したいと思います

指先にサンドペーパーを巻いて、こつこつ、ゴシゴシと磨いていきます
電動工具持って来てないのでね (;^ω^)

 磨いていくと、何やら線が見えて来ました

分かりますか?
細長ーいクラックです!


細かく調べたところ、ここだけで他にはなさそうです
怪しい線ですので、エンジンを回してしばらく様子を見ます


 オイルが滲んで線がハッキリ見えて来ました

更に、黒くくぼんだ所に、小さなオイルの球が盛り上がってきました

オイル漏れ原因、決定です!



新品の写真を検索で探し、比べてみました



過去にハウジングケースをエポキシパテで補修してあったわけですが、パテが持たなかったんで、そこからATFが漏れて居る訳です

破損位置的には部分なので致命傷ではなさそうです
バラして溶接する必要はなさそうです

エポキシパテの盛直しで止められそうです
それでだめなら、バラすことにしましょう

漏れは地味な量なので、ATF足しながら乗っても問題なさそうですが、やはりオイルの垂れは気分が悪いのでね

今日はここまで!
パテは、ジーナスGM-8300を予定しています



2016/12/7 今期オフのレストア

悩んでいます (´-ω-`) ・・・
商売の方が思ったより勢いが付かないので、来年にどこまで遊べるか・・・

まあ、しょっちゅうの事ですけど、ネガティブになったり、急にポジティブになったりなんですがね(^ω^)

こんな塗絵してみました



ラインを消して、ハルをブラックにする
これで、金文字で KIKUMARUV の船名を入れないとね!


しかし、ペラの調整と、ペイントで100万UPコース!
そうそう、ツナドアも付けたい・・・

悩みます。ペラだけならそれほど掛からないけど、確りした造船屋に今回は頼みたいので腹くくらないといけません
今、他の趣味で欲しいものも出てきてしまったし、商売の努力も足りないし、困ったものです

最低限の手入れは、ATF漏れ修理、カーテン交換、船底塗装・ペラクリンまでですね

取り敢えずは、この道具持ってボートへ行くだけです


それで、パテが固まる間に、エアクリーナーを交換します

外装は、懐との相談です

あー、もうひとつ
面倒なのだけど、魚探の振動子も交換しないと・・・

気が付けば、師走ですよ!



2016/12/11 ロストアンカー

昨夜は、お台場(レインボー)花火を見に行きました



僅か10分位でしたが、止水面と目前に広がる大迫力でなかなかなものです
12月は毎週土曜に行われるそうです

澄んだ冬の空気で、深く黒い夜空をキャンバスに、輝く花火のコントラスト
フジテレビ、レインボーブリッジ、カラフルな屋形船の様ざまな色が描く幻想的な世界を、更に海面が反射し加速させる「虹彩の楽園」という感じです
寒く強風の中でしたが静かな港内で。暖房全開キャビンの出入りで冷えることは有りませんちょーご機嫌に楽しめました


しかし、本日の目的は、実はロケハンです

来週、星?(最近は星観ないでキャンプばかりですが・・)仲間の忘年会兼宴会船という事で、近場のお台場花火が楽しめるアンカリング場所探しでした

最近乗船してもらっている「東京湾ガイド」のH氏の案内です
今日はついでに数時間シーバスを釣り仲間に釣らせたいという事で4人と私で5人、私の仕事の打ち合わせのため社員一人を花火前に拾い上げてお台場へ向かいます

シーバス釣りの方ですが、本日は強風でゲートブリッジの橋げた陰で少し攻めてみましたが、魚影もない様で、また、風と波で船の特性上あまり接近が出来ず早目切り上げです
ほぼ釣りにならない状態でした
皆様またの機会に来てくださいm(__)m

で、うちのスタッフを拾いに一度夢マリへ戻り、再出港です
今日は東京港内でも大波です
暗闇のゲートブリッジへ向かうと、ゲート下の航路内をヨットが帆走してきます
強風でヒールしながらで、かなり無謀なやつです
多分、風が上がり過ぎで、機走では走らなかったんでしょうか?
ヨットは大変ですね!

ゲートブリッジ入った辺りは、かなり波が高く、早目に北側の岸壁寄りに向かい、風影を走ります
以前のボートでは揉みくちゃにされそうな海況ですが、流石にバートラム32フィートです
バタバタすることも、テーブルの上のものが落ちるという事もなく、ゲストも何の気なしに乗船しています

「良い船だー!」って、一人心内でニンマリしています(^^)v

到着すると、少し早目で空いててまずまずの場所へアンカリングします
確りアンカーが効いた様で風で随分振られますが安心です

振られるとき、周りの屋形船とは挙動タイミングが違うため、結構近くまで接近したりするのですが、周りもプロばかりで、丁度良い距離です



H氏が持ってきたおでんで船上パーティーです
打ち上げまで30分最高のロケーションで何食べてもオイシイです\(^o^)/


で、どっどーん!!! って始まりました



楽しい時間はあっという間に終わり、これで来週は皆の良い肴が出来たと納得で帰ります

帰りますので、アンカーを上げます

ん? んんん???


抜錨できません(´-ω-`)

360度各方向抜いてもガッチリ掛かっちゃっています
水深は3M内位で、チェーンからロープに変わった辺りで垂直です
バウが水没する位まで勢い付けてもダメです

これ以上やると、クリートごとすっ飛びそうなので諦めました
この季節ですから潜る訳にもいきません "(-""-)"ガクブル・・
ガイド落として抜くなどやろうかとも考えたのですが、うちのアンカーはのタイプで、これが抜けないってことは、何らかの構造物にガッチリ噛んで大変そう!

そもそもあまり東京湾向きではないので、ここはすっぱり諦めて、ラパラのフィッシングナイフ野晒し8年物で「スッ・スパッ」と2スライドで縁切りです

先程、ネットで激安ダンフォースタイプを注文しましたが、ロストは結構高いアンカーなので僅かに涙目です

22時には解散で、皆が帰宅後エンジンルームチェックです
先日、ATF漏れ修理の結果がどう出たか?

そうそう、修理の時にエアフィルターも交換したのですが快適です
殆ど黒煙を見ることが無くなりました


こりゃ安いし良い感じです

基本的には自動車の連中が使ってるので、埃の少ない海上の船舶では十分でしょう
交換フィルターも2,000円弱だし、構造的にクリアランスが出来、メンテしやすいし暫く様子見ますわ(^v^)

で、もとい、パテの方ですが、盛る前に下地を削ったのですが、なかなか地肌が出ないので、前のパテの上にジーナスGM-8300を盛りました

恐いのは、前の施工では、どうやら下地をしっかり出しておらず、削って行くと、パテー塗装膜ーアルミ地肌と馳走がでて来ます(;^ω^)

塗装の強度で剥がれる可能性があるのに結構いい加減です
しかし、この狭い中全部剥がす気にはなれません
周辺の塗装を落として、パテで囲い込むしかないでしょう

  

で、乗って延べで2時間回したところ、こうなりました

 出てますね(;´・ω・)

しかし、クラックではなく、数か所のピンホール的な漏れです
もう一度今度はその上に盛って固めれば治りそうです

アンカーが届いたら、取り付けついでに、「パテもうひと盛り」してきます
後はカーテンオーダーしたいけど、サテサテ、どこに頼もうかな

カーテン屋なんて的が絞れませんね
一括見積出したけど、ボートのじゃ面倒なのでしょうか?
一件も見積り来ませんでした(-。-)y-゜゜゜

年末なので、どこも忙しいのでしょう
年明けの暇な頃に、足元見てやろっと!



2016/12/19 ジーナスGM-8300

ATFは止まりました
一回目で、線上のクラック漏れから数か所のピンホールへ
二回目で、2か所のピンホールと、ボルト周辺の滲み
三回目で、殆ど止まり、下の方の小さに新たなピンホールから滲んでいるような…
4回目は、残りのパテで念のため補強!



結局、ボルトを丸ごとパテで包んでしまいました(・。・;
サンダーで削った感じでは、鉄やアルミとは若干硬度が違うので、いざバラす必要になったら削ってボルト頭を出せばいいと判断し、漏れが不明の箇所は埋め殺しです

結局、以前のパテを完璧に取って居ないので、少しずつマグマが上がってくるようにピンホールが出来て回数が必要になりました
本来綺麗に以前のパテを剥がし、オイルを抜いて盛って行けば一発で決められそうです


 ← 詳細はクリック(アマゾンページ)

今回使用したのはジーナスGM-8300 44gいりで、付属のパレットで軽量・練り込みで3回と半分ぐらい使えました
ねっとりと密着し数時間でほぼ硬化、数日後にはカッチカチです

今後このパテは色々活躍しそうです



エアフィルターの方ですが、2時間乗ったらこんなにミスト汚れです

 下のパッキンからの漏れは止まりましたが・・

今度は、正規にミストフィルターからのブローバイ排気でエアフィルターを汚します
今回はクリアランスがあるので直接撮影出来、構造上の問題がハッキリしました

まあこのエレメント1個2千円しないので100時間毎に交換しても問題ないのですがどうしたものでしょうかね(´-ω-`)

ブローバイを冷却タンク作ってオイル落として、排気を直接外に出しますか・・・
丁度、ジェネレーターを外した時の排気管がそのままなので、それに通せばOKですね!

そうそう、ジェネの冷却水も引き込んだままだから、この間余らせたポンプ繋いでデッキウオッシュでも付けますか(^u^)


何はともあれ、取り敢えず、黒煙問題は克服 しました


お騒がせしました m(__)m


吸気抵抗が無いと加速時も大して黒煙を吐きません
アンチスモークと兼用で、古いエンジンながら良い感じに回ってくれています

AD41の中古艇買われて、真っ黒な排気になって居たら、船屋に相談する前に、先ず、今回の例を参考にしてください

基本的なメンテをしていれば問題は少ないと思います
それでだめな時は、確りした整備屋さんを探してみて下さいね!



激安アンカー

 15sのダンフォースが

 ↓↓↓ これだもんね!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ダンフォース型アンカー 15kg
価格:9820円(税込、送料別) (2016/12/19時点)


8.630円ってもの在ったけど、こっちの方がしっかりしていた ('ω')


前についてたのは、目ん玉飛び出る値段で、今回のは一万円切ってるからロストしても惜しくない
けど、やはり、無くすと後が面倒
なので、今回は、先っぽにロープ付けてポリタンク縛ってアンカリングしました
もし、根掛しても、今度はポリタンクから引き抜けばOKでしょう!

後は、アンカーチェーンを2M位着けたい気持ちはあったのですが、どこのショップも不案内で、どのサイズが良いですよ! とか、このシャックルもセットで買ってね!とか、そう云う案内って無いじゃない?

ショップが素人なのか?殿様商売で気が利かないのか?

ボート遊びなんてね、みんな素人がやるものなのだから、いちいち細かく説明付けないと購入に至らない訳なのよね!

全く商売が下手というのでしょうかね?
自分の店じゃないから仕方が無いけど、ビジネスチャンス無駄にしないでよ!

って訳で、探すの面倒なので、初めての錨結びやってみました(^v^)
良い感じに出来ましたよ!

そして、「レインボー花火忘年会」最高でした\(^o^)/



ちなみに、アルミパテも完全硬化しATF漏れも克服しました

しかし、周辺のアース線の断線など色々発見したので、この冬は、劣化した部分をこまごまと交換修理して行こうかと思います
が、基本的に、ノントラブルの良い状態です



2016/12/31 2016年終了

12月31日夕方、辛うじてマリーナへ足を向けた
年の瀬で色々・・・、ってか、おもちゃ達のお掃除や、原チャリの仕上げ、何だかんだで体が動かん。
で、ゆっくり昼寝し、買い物済ませたら・・・マリーナで燃料を入れ終わると日没(´-ω-`)

でも良いのじゃ!

のんびり1時間、ナイトクルージングで今年を締めくくるのじゃ!

今年はこのバートラムで色々、特に人ってことでも勉強させて頂いた
それと、新しい仲間も沢山増えた

素晴らしいボートを手に入れたもんです


2017年は、いよいよ カジキに 「王手」 っす! ( *´艸`)


次は、バートラム32その4 へ、つづく





 

< トップへ戻る

天体双眼望遠鏡HOME >KIKUMARUV バートラム32その3 2016/10/8発