プレジャーボートへ家庭用エアコンを取り付ける 


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2012/12/22発 2012/12/27完成  


32フィートボートの場合家庭用エアコンと発電機

      2017/5/14 フローティングマウント

          5/20 操作窓

キャンピングカーの場合:キャンピングトレーラーへ家庭用エアコン取付


 

サンクルーズ27FBについていたマリンエアコンは5000BTUしかなく、能力的には間に合いません。
マリンステイで泊まる時は十分なのですが、日中は窓を開けていたほうが涼しいくらいです。

で、いろいろ検討した結果、以下のエアコンを取り付けることとしました。

 東芝 RAS-221ND 室内:高さ250×幅790×奥行213 
室外:高さ530×幅660×奥行240 重量:内:9kg外:25kg

価格が安いので、塩害対策品ではなく、一般地用です。
一応塩害防止スプレーを副付けて気休めにするつもりです。
機種の寸法から、左の写真のように設置となる予定です。

電源は、16Aのポータブル発電機をメインに使用します。
しかし、以前のマリンエアコン用にバッテリー電源がありますので場合によっては兼用を考えています。
以前の電源は、130Aバッテリー×2個とAC-DCインバーター駆動で、ダイナモも50Aぐらいあると思います。

今度のルームエアコンはインバータータイプなので、パワーセーブして軽く使う分にはバッテリーからの電源でも十分です。
まあ、炎天下では発電機に頑張ってもらいましょう。

取り付けにあたっては、ちょっと特殊なのでおそらくどこも請け負ってはくれないと思うので自分で設置しようかと思います。

このような特殊の設置は参考例が少ないと思いますので、自作派のために詳細をお載せしましょう。

ちなみに、私、昔、エアコン専門の工事会社を経営していましたし、自分でも5000台以上取り付け経験があります・・・(^。^)

昔取った杵柄で、道具も不足なのでどうなるかわかりませんがお楽しみに!
  先日ボートへ行って、実際にエアコンを当ててみて取り付けイメージをしてみました。

片手で持つと重たいですね。。

しかし、イメージ通りの大きさなので、室内機はここに決定です。

ここなら、配管を右から出し、壁に隠蔽できます。

風の向きもバウバースへ十分に届く位置で、フロントガラスの曇り止めにもいいでしょう。
 
  室外機はここですね

丁度裏側に室外機が来るので、配管長も短く済み、配管露出も少なくなります。

本当はもっと高い位置にしたかったのですが、あれあれ、ちょっとした盲点がありました。
プレジャーボートはバウアップ時の圧迫感を減らすためでしょうか?それとも、デッキを広くしたいためでしょうか?
キャビンと仕切りのウインドウ上部が前傾斜していたのです。予想以上の傾きですが、そのせいで梯子下が広く感じていたのですが、結構狭い。
仕方がないので下へ下げてクリアランス確保するしかなさそうです。

高い位置に設置する場合は、設置架台の作製が必要だったのですが、低い位置なら市販品の架台が使えそうです。
その代わりに、室外機の下へ物置を作る計画が崩れました。。 
   
室内機設置のための背板取り付け背板?

要は設置する壁を作ります。
その為に型紙を作ります。
型紙から板を切り出します。
ついでなので白く塗りましたが、木目のシートを張ったほうが綺麗ですね 

ここで、ボートはドッグインなので、しばらくお休みです。
今回のドックインは、中間検査、燃料タンクをFRPへ交換、シート全張替え、ほか少々。12/21迄ボート無しです。
 
型紙に合わせ板を切り出します
船体内の取付ける面は平らではないので当たり面をとりあえず45度にしました
無塗装はそっけないので手元にあった白のペンキを塗りました
木目シールなどで仕上げるとプロっぽいのですが、自船なので・・・
 

2012/12/21
ボートが戻ってきましたので点検ついでに少し進めます

ほぼ予定通りの位置ですが、壁との当たり面をかんなで削り調整して取り付けます
背中のカーテンをいじれるように若干浮かし気味の位置で固定しました
取り付けは、長めのステンレスタッピング5mm4本です
下穴に4mmキリで穴を開け(揉んで少し大きくします)、ねじ込みます
締め切れない板裏の部分はシリコンコーキングでアンコします
ピッタリと収まらずに浮いた部分はコーキングで固定

【シリコンを整形する方法】
プロなら大抵の方が知っていると思いますが・・・
シリコンを盛ったら、指でペタペタと形を作りますが、ペタペタと指にくっついて上手くいかないのが普通です
そこでプロは、指をしゃぶって唾でベトベトに
その指で押さえるようにコーキングを整形します
唾液は、コーキングをつかなくしますので簡単です
同時にトイレットペーパーを用意し、唾の切れ目で指にコーキングが付いたらすぐにトイレットペーパーで指からコーキングをを綺麗に拭き取ります
そしてまた指を舐めて濡らしてください
 
板の裏側は、垂木をスライドドアのフレームへブリッジにします
モーメントは押しなのでバランスが良ければ一本でOK
サッシ側はコーキングで接着です
ベース板が決まりましたので室内機を取り付けます
背板を固定しますが、室内機引っ掛け時の上部クリアランスは25mm必要
上部センタービスで位置決めを行い、水平を確認したら、上部左右ビス、
下部左右ビスを固定します
  室内機を仮に取り付け状況を確認します

今回、ベース板をを予定より若干下げて取り付けたので室内機のしたに板が見えてしまいました
ただ、ベース板が前面に出ていますのでしたからいきなり本体に頭ばぶつかる前のバンパーになるので良しとします

几帳面な方は一度外して、ピッタリの位置でカットすれば仕上も良くなります


室内機取り付けで注意する点は、時化の時の衝撃に耐えられるよう柔軟な固定を行う必要があります

他、冷房時はドレン水が出ますので、水漏れに注意が必要です
今回は微妙に右傾斜にしていますが、ドレンパンは左右から排水を取れますので揺れの激しい船などでは、ダブルドレンにしたほうが安全です
このへんの判断は、ケースバイケースです
 
室外機はこの位置で決定しました
もう少し高い位置に取り付けたかったのですが、市販の平地用架台でいいのがあったのでそのまま使いました
ボートの前後の水平はあるようで無いような感じですので、成に合わせて傾斜させOKとします
ハッチの部分の足だけ移動させました
固定は、基本コーキング+部分的にボルト固定
後から、補強用にステーを取り付けます
  今回使用した架台は以下になります

パナソニック電工株式会社(旧 松下電工)
品名 スライド式平地専用
品番 CZ-UD012-C
希望小売価格(税込み) 6,395円 (税抜 6,090円)

この商品は、本体が足に合わせスライドしますので室外機より飛び出さないため狭い場所の設置に向いています

但し、塩害対策品はないのでその点は諦めてください

先ず、室内機と室外機が設置されました
残りは、配管・配線・仕上げです
 

2012/12/24 クリスマスに配管工事

なんなんねん!? 一人でボートへきてエアコン取り付けしています
更に暖かいボートになる予定なので、キャビンで仕事しようと思ってパソコンがあるのですが
大事なデータを忘れてきたので仕事になりません

なので、エアコン取り付けの流れをしっかり書きましょうか・・・

 

室内機が付いたら、配管工事に入りますが、今回はこちらの壁の中へ配管を通して外に出します

壁はFRPなので簡単に開きます
穴の位置は、室内機本体より1センチほど低くし、ドレンの勾配を確保します 

あけた穴の中から中をデジカメで撮ってみます
冷媒管ルートは左下へ持っていきます

ドレンホースを真下へ持っていき、以前のエアコンの冷却排水スルハルを利用したかったのですが、ちょっと無理そうなのであきらめ冷媒管と一緒にデッキへ出すこととします

配管等の部材です

・冷媒管2/3 フレア加工済みをホームセンターで購入しました
・Fケーブル 1.6mm3芯 (取説には2oを使えと書いてあったが15Aなので無視)
・ドレンホース
・キャンバステープと粘着テープ
他は、住宅の場合などは穴埋めパテなど必要なのですが、今回はこーキングで埋める予定です

配管の外側の出口です

しかし、中の穴からこの穴へ一人で配管を出すのはほぼ無理です
なので、パネルを外します

室内機に配管・配線・ドレンを接続します

取り出しは右横ですので本体の任意の場所を切ります 

最初に配線しますが、本体表に蓋がありそこを開けて取り付けます
殆どの機種が共通です

こんな感じでFケーブルを剥いて差し込むだけです
蓋を元に戻します

冷媒管の接続です

先に三分管を接続しますが、まず、フレア部分を当てて加工に問題がないか確認し、そのままナットを手で絞めます
手で締めきれないところでスパナで締め込みます

自信のない方はトルクレンチで締めます
ない場合は、レンチで固くなったところから1/3位増し締めです

2分管は特に締め過ぎ無い様に!
銅管なのでバカ締めすると抜けてくるので注意です

このようにまとめて配管ルートへ合わせある程度曲げて、室内機をもって穴に配管を通していきます

実は、最初にここで接続しようとしたのですが・・・

結局まとめてズルズル引き出して蓋締めます

こんな感じでこんな感じで外側の配管は下へ下げ雨仕舞をよくします
余った配管は本当は切りたいのですが、フレアーツールをもってきていないので室外機の裏で巻いてごまかします

 

室外機の配管接続も3分管を先に決めます
固い方3分管で形を作って、やわらかい2分管を合わせる要領です


配管をしっかりと接続したらエアパージします
エアパージとは、配管内の空気を追い出す作業です

最近は、真空引きが基本のようですが、昔の工事屋なので失礼!

二分側のバルブを六角レンチで1/4回し、3分側のサービスバルブを押します

1mあたり3秒ぐらい「シュー」とやります
(この場合3mの配管キットなので9秒ですが、適当なので7秒ぐらいやった)

終わったら、バルブを両方とも全開にし、キャップを締めます
配線をして蓋締めて終了

こんな感じです

後は、配管穴をふさぎ、梯子から室外機へ転倒防止のステーなどで補強を考えています

フィッシングナイフは、電工ナイフの代わりです・・

転倒防止のステーは、配管用の立サドルとアングルをホームセンターで購入しました

本来はステンレスを使いたいのですが、エアコン本体は鉄なので同位の金属を使います
止める時にテクスビス(先がキリになっている鉄板ビス)を使うので導通してしまうので

メッキがユニクロで弱いので錆止めを使います

裏側など付けてからでは塗れないので前もって全体へザクっと塗っておきます
塗料は、錆止めですが、今の時代は色付きで仕上げに使えるので便利です

ただ、白ではなくアイボリーにしておけばよかったと・・・

立サドルは2個付けたかったのですが、距離が半端で一個しか付きませんでした

取り付け後に塗装します

横から見るとこんな感じ
ステンレスのところはビニールテープで絶縁してあります
ゴム板を持っていったのですがちょっと厚すぎて使えなかったため

ちなみに、ステンレスと鉄をくっつけると、海水であっという間に電蝕を起こし鉄が錆びますので注意です

アングルのステーは、こんな感じで、FRPもテクスビスがバッチリ効きました

配管穴は、シリコンで塞ぎました
指舐めてペタペタ仕上げです

バックアップに転がっていた黄色いスポンジを使ったら、クリアなので透けて見えます(^^ゞ
固まればもっと乳白色になってわかりにくくなると思いますが・・・


こんな感じで、頭を押さえておけば、多分、時化でも大丈夫かと思います


取り付けでわからない事があったらメール質問OKですよ
ただし、ボートへ付ける時だけね!

それと、当たり前ですが念のため・・
全て自己責任でお願いします

完成です!

ざっと取り付け方を書いてみましたが、今はホームセンターで部材がそろうのでやる気がれば誰でも設置が可能です
エアコンの取り付けの注意点は、ガス漏れと漏水です
フレアはキットの配管なら加工する必要がないので締め加減だけ注意です
3分管はしっかり締め、2分管は締めすぎないことです

ドレンは水が流れるので全体的に上から下へと勾配が取れれば問題は出ません

ボートに取り付けるには、位置関係、配管ルートが一般的ではないので、よくよく考えて行動しましょう
ルームエアコンは塩害問題をクリアできれば水冷より使いやすいと思いますよ


試運転です
さすがエアコン、最強の暖かさです

セラミックヒーターでやっとこ寒さをしのいでいたのですが、パワーセーブで使ってもガンガンに温まります

外気温6度ですが、夏のような暑さ
室外機はインバーターで最少ぐらいの回転でこの状況ですから、真夏の冷房もかなり期待できますね!

後日、1度の時は、流石にパワーセーブでは無理がありました・・・(^。^)
塩害対策スプレーなのも買ってありますので5年以上持てば有難いです

ソウダ!
次は、新しい発電機をボートで使いやすく程々の消音を考えています
エンジンルーム内の設置は、ボート屋さん曰く「夏場は発電機が熱ダレするよ!」とのことで考え中です


 
発電機使用状態
排気ガスはデッキ外に出さないと危険&くさいです!


気密性について


以前はタバコを吸っていたので、この換気は良いものだと無意識に自分の決めつけがありました
しかし、考えてみれば、自動車でもベンチレーターはフレッシュにしておくと冷房が利かないのでリサークモードで使用していますよね?

小型ボートは、あまり構造について話す機会はありませんが、基本的に換気されるようです
なので、空調として考える場合、根本的に理解し設計ないと無駄な作業をしてしまうことがあるかもしれません

ベンチレーターのオン・オフ出来るようにしたいところです


2014/7/26 運用について

現在、係留中は陸電で動かし、出航時はヤマハの発電機を使用しています
短時間の使用でしたら元々のバッテリーシステムでも運用できます

現実的には一日外で遊び、長時間エアコンを使う場合、主機のジェネレーターでは容量が足りませんので発電機利用となります
今回使用している発電機はヤマハ インバーター発電機 EF1600iS : 1.6KVAですが、今回使用したエアコン(冷房時)だけの使用ですと冷房最強時でも、エコノミーモードの最低回転数で発電が足りています
なので大変静かでさらに、左写真のようにスパイラルダクトを使用すると防音ボックス無しでも満足できるレベルです
(もちろんこのような使用方法は自己責任でお願いいたします)
さらに良い点は、カタログ上ではエコモードでは燃料満タンで約10.5時間運転が可能です
1日遊んでも無給油が可能です
これはメリットです


エアコンの能力について
今回、サンクルーズ27のキャビンへ設置では22クラスのルームエアコンを使用しました
昨シーズンは、冷房能力が足らないと感じていました
が、昨日の猛暑の中でも十分能力を発揮しました

理由は、キャビンンの吸気を止め外気流入を減らせたためです
先日まで気が付かなかったのですが、自然循環ですが走り出すと強制的に外気導入になってしまうベンチレーターが存在していました
空気の流入口が天井でついつい見逃されていましたが、走行時に手を当てるとものすごい風が入ってきていました
猛暑の中では熱風です
この量だと、とても22のルームエアコンでは太刀打ちはできません
そこで、とりあえず空気口を塞ぐとエアコンの効果は倍増です
つまり、気が付かないところで外気が入り込んでいる可能性がありますのでその対策ができれば意外と小さなエアコンでも能力を発揮できるのではないかと思います
ただし、個別の条件が多くありますので注意も必要です

私のボートの場合、屋根はFBがあるので天井の過熱は殆どありません
熱の入りやすい窓は、遮熱フィルムがしてあります
さらに、レーダーを積んでいますので、横や後ろは太陽の照り付ける場所へカーテンを閉めてしのげます
外気流入がなければ、結構冷えて快適です

ドレンホースについて
ルームエアコンは殆どの機種でドレンホースの左右切り替えが可能です
その構造を利用して、差し込ホースを部品どりして左右に取り付ける必要があります
ドレンパンの水が船体の揺れでドレンの反対から溢れるのを防ぐためです
今回入荷の時間がかかるとのことでエアコンの傾きを強めにして片方から強制的に出す方法をとりました
しかし、外気が入っていることで除湿量が増えているせいもありますが、荒れ気味の時は結構パンから水があふれます
やはり最初からダブルドレンにした方がいいようです ('◇')ゞ






その2:32フィートの場合

家庭用エアコンとポータブル発電機

乗換で、27フィートから32フィートになりました
こちらのボートは、水冷エアコンでキャビン・クルーベット・Vバースと三か所へダクトで空調しています
ジェネレーターは、3.5kwのディーゼルでした

私の場合、暑がりなので、既存のエアコンだけではまったく事足りません
夏の日中は効かないというか、就寝用なのかな?能力不足です

その様な訳で、広いキャビンへ先ず家庭用ルームエアコンの12畳用(2.8kw)を設置しました


今回の取付は、船が大きいため標準工事の超うらポンです!
背板を窓ガラスの上に渡して固定、標準の穴あけを行います



カーテンのバランスに当たるギリギリに寄せるのが素人ではない証拠(^^)v


こんな感じで、室外機はプラロックをコーキングで接着しずれない様に計4本のビスを床に打っています

で、炎天下でも十分に冷え冷えです!

難点としては、夏場はキャビンから出たくなくなり、釣りが出来ません(-。-)y-゜゜゜
メデタシメデタシ!

皆様の心配している耐久性は如何でしょう?
前回の経験も、元々の空調やとしての知識も合わせて御話ししましょう

先ず、振動によりダメージは?
ディーゼルエンジンの微振動に関してはコンプレッサーがしっかりとブッシングで保護されて居ます
元々、コンプレッサー自体の振動止めです

気になるのは、船体が波に揺られる問題です
室外機をアフトデッキに置く限りでは、元々それ程揺られることは有りません
コックピットでバンバン叩かれていたとしても、アフトデッキというのは丁度テコで言う支点です
もっとも揺れない辺りではないでしょうか?

職業船ではない限り、しけの海を乗る訳では有りません
エアコンのケミカル(防振ゴムなど)が生きている限りほぼ大丈夫でしょう
もし簡単に壊れたとしたら、それは量産品の外れ品を引いてしまったって事に成ります

もうひとつ考えられるのは、塩害です
エアコンをわざわざ塩害仕様のエアコンを購入しても高いだけです
今時の家電品は結構錆びにくいものです
室外機のビスなどは、亜鉛メッキなどつかわれ、住宅用でも海に近い地域で使われるの前提です
もちろん塩害対策品とは仕様に書かれて居ませんので、メーカーの利便だけの問題です

ボートに設置する際は、室外機の錆びそうなところへは、ローバルのスプレーを必ず吹いておきましょう
ローバルとは、亜鉛の錆止め塗料です
今時は、プロの現場では当たり前の商品です

後は、ボートの片付けの時に、室外機に真水を掛けて塩っ気をとる事も忘れずに
27の時は、全く錆びませんでした(^u^)

寿命的には、そのような関係で、10年持てば有難い世界で、故障=新品交換という考え方で良いでしょう
元々の金額がマリンエアコンの1/5以下です



ところが、後に、中古艇に付きつきもので、ジェネレーターがトラブルです
ぶち壊れました(´・ω・`)

見えない部分のフレームが腐食して再起不能です・・・、入れ替えると100万円以上掛かります


で、考えました!

前回は、ポータブル発電機で補っていましたので、その方法で行きましょう!
計算してみると、エアコンの最大消費電力が9.9Aですので今後、冷凍庫など入れても16Aのポータブルで十分ではないですか!
暖房は最大15Aですが、まあ暖房はそれほど強烈にしなくてもいいので、エアコンのセーフモードで半分で済みます
ちなみにインバーターなので、起動電流で発電機がダウンすることは有りません
それと、実際の運転は、一度温度達成すると、インバーターは回転を落とし、発電機も低回転に落ちます
そうなると、とても静かで燃費も極端に上がります 大体一日遊んでも満タン一回分でオツリ来るぐらいです


発電機の固定設置





排気は、船外へ誘導するフレキシブルダクトを用います

32フィート艇では、冷凍庫も設置することにしたので、出港時は常時発電機を回すことにしました(係留時は陸電30A接続です)
冷凍庫の保冷力もあるので、エアコン使わない数時間の出港では回しませんが・・・

その為に固定設置を行います
設置場所は、エアコン室外機の上です

耐塩害仕様のエアコン二段架台を使用します

その上に、耐蝕を考え、ステンレス製のポータブル発電機用防音ボックスを使用します

この様なタイプの発電機と防音ボックスです


右側のが冷凍庫です

能力は十分で事足りています


常時、テレビ・冷凍庫・冷蔵庫・エアコンの運転で、問題ありません
空調は、室内温度がいったん達成すると電力に大きな余裕が出来て発電機も低回転になります

それ以外は、照明は、LEDなので、発電機でもバッテリーからでも計算に入らない程消費しません
しかし、電子レンジを使用する時は一度エアコンを止めないと、流石に無理です



発電機については改善したい点が3点かあります

1に、エンジン音は静かなのですが、FRPのデッキに設置しているので、共鳴で結構エンジン音が床に響きます

それでも、以前のジェネレーターより大幅に静かですが・・・

これは、発電機の足に防振ゴムを入れるか、現状、手抜き工事 (・。・; で、設置に木の板を仮に使用しています
ここにゴム製の厚いマットを敷きます



対策:2017/5/14 フローティングマウント

結局、発電機を設置した架台の足がアフトデッキの裏地の無い部分に乗っており、エンジン回転数によっては箱鳴りがかなり激しく対策することにしました
元々手抜き工作(^▽^;)で、濡れる場所なのに木の板で作って在り、同時に改善です

5mm厚の5000番台のアルミ板をベースに防振ゴムを4マウントで設置です
先ず、ベース板です。
木製の板と同じレイアウトですが、裏面に4個のM10ボルト付の防振ゴムが取りつきます



5mmと十分な厚なので、ビスは全てタップを切り締め込み、飛び出したネジにはナットをしめロックさせました
ゴム板は、アルミの共振止めにシリコンコーキングで貼ってあります


 元々のエアコン二段架台に防振ゴムを取り付けます


こんな感じでゴムの足の上にベースが乗り、エンジンと防音ボックスが乗ります



ベルトは保管時のポジションです
本来は、プレート上部のバンド掛けから防音ボックスを押さえます


効果

船体の共鳴した箱鳴りはピタッ!と、止まりました。


やはりエンジンの共振は防振材を使わないとだめですね!
キャンピングカーなどでも、フローティングマウントを作れば、車内が響くことは減るでしょう。

 防振ゴムのボルトは、上下分離していますので、振動がここで止まります

キャンピングカーなどで、走行中の衝撃が大きい場合は、板厚を増やすか、中央部に角パイプなど沿わせるなどした方が良いかも知れません
船の場合は、それほど大きな衝撃は無いので、ギリギリの強度で5mm板です



2に、燃料の補助タンクを付ける必要があります
現状では8時間位の使用が最高ですが、まだ燃料切れになって居ませんが、今後遠征すると数十時間回しっぱなしになると思います
そうすると給油が面倒なので、補助タンクから配管したいと思います
給油タンクのキャップから引っ張ります
実は、加工済みのものをヤフオクで入手していたのですが、倉庫内で紛失・・・
改めて注文済みです(^^;)

手元で、何時でも使える状態です。
今の所、冷凍庫の電源程度なので、一日回るので補助タンクの出番はありません



3に、補助タンク無しなら、まめに止めての燃料節約も考えられます
その場合、防音ボックスの横に窓を付けて、本体カバーをしたままで、スターターを引っ張れ、エンジンのオンオフが出来るように改造します

これは有効な方法で、補助タンクがあっても欲しい窓です
ただワンタッチで、効果が高く、カッコ良く、値段の安いハッチがなかなか見つかりません。
マリン用やキャンピング用は高価です。。



2017/5/20 操作窓 付けました!

 こんなのを検討していました


で、トタンばさみで簡単に切り抜いてとっ付けるつもりが、歯が立ちません・・・・。
ステンレスは固いですね(^▽^;)

仕方が無いので荒仕事です。
ディスクグラインダーで大まかに穴をあけ、マーキングに合わせ切り込みを入れ折り曲げます・。

あれれ、切り込みが間違えて5mmほど長すぎなので折り曲げて誤魔化します。
そして、ビスと、コーキングで仕上げます。
もちろん清掃口のパイプの長すぎる部分は落としてあります。


バッチリ、ガッチリつきました!


後付けなので、構造的にこの位置がベストです。
始動・停止、上手く行きますね(^^)


実際の所、この窓だけではチョークを引いたり、操作パネルは弄れません。
しかしこれで良いのです。
始業前に、エンジン全体を露出させ点検し、スタートします。
もちろんチョークを引いたり、コンセントを確認したり、燃料漏れなど無いかの確認も必要です。
一度回ってしまえば、短時間でオン・オフ操作などは、いちいちカバーを開ける必要はありません。

中は一応、発電機もバンドで止まっています。
こうしないと、操作窓からスターターを引く事は出来ません。

 こんな感じです!


で、すべて予定通りで、良い感じです


ちなみに使用した部材ですが、VP/VU125 掃除口(ツマミ式)を使用しました。
ホームセンターで1,500円位だと思います。
頑張ってください(^○^)




まあ全て行うことになると思います → 行いました!
この三つの改善が終われば、完璧です

係留地でジェネレーターの騒音は、夜間ひんしゅく者 (´゚д゚`) です

ポータブル発電機+防音ボックスなら、夜間のエアコンも文句なく可能でしょう!

それに、エアコンも発電機も空冷です
メンテナンスが楽なので自分で簡単に出来、イニシャルもランニングコストも、途轍もなく安上がりですね!

もう水冷は怖くて使えません

ちなみに、マリン用のコストは、32ftクラスだと・・・
マリンエアコンとダクト工事で80万円〜100万円、発電機で100〜150万円です。あ、最低でです(^^;)
他の人がもらった見積聞いたら、「どろぼー!」って言いたくなるような金額でした(笑)

家庭用エアコンでは取付と工事費で10〜15万円、ポータブル発電機が防音ボックスと合わせて35万円です
ズバリ、家庭用パターンだと五分の一の価格ですね!

尚、重複しているかも知れませんが、エアコンの消費電力がセーブモードで6Ah以下で使うとしても、発電機は16iタイプを使いましょう

9iクラスでブン回すと、煩いし、燃費悪くなるし、熱持つし、で良い事ありあません
16iタイプ(ホンダEU16iなど)で余裕を持てば安心ですし、時としてはセラミックヒーターやIHクッキングや温水器などにも流用出来大変便利ですよ!


以上ご参考に!


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