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ミニキャンピングトレーラー製作工程

  2005/2/1     フレーム
   2/16    床下地
   2/17.18  
   3/2     部品調達/調査
   3/7      部品が大体決まってきました。
   3/9      床を元へ・・         
    3/16      新設計にて    
    3/17     フレーム完成
   
3/22      アルミ
    3/26     ちょこちょこやってます。
    3/31     アルミ貼り終了
    4/3      天気が怪しい
    4/4      外装一段落
    4/11      日々コツコツじゃ、なかなか進みませんねぇ・・。
    4/14      シャワールーム
     4/17      YAMAちゃんが来ない・・
    4/30      GWですね!
     5/2       今日は頑張りました。
     5/7       急げ急げ・・・
     5/11      試走
     5/12      必死の46歳・・・?
  
  
  5/20      1,000kmの旅+標高2000m
     5/28      近況
     7/5       スタビライザー
     7/24      二段ベット
     8/11       ほぼ良い所まで
     8/19      キャンプへ行ってきました!<最終回>
    
10/29     その後の使い勝手
     12/22     思ったこと
 
 2008/05/07     材料の購入先 


2005/2/1
 

取りあえず制作に入りながら先を考えるとして、家で言う土台から大引きを作ります。
鉄の50mm角パイプ6M物を大工センターで2本買いました。
お値段は1,950円×2ですが、大工センターで在庫があるので助かります。
ワンカット100円で写真のようにきってもらいバンに積んで来ました。
ボルト組みするために穴を開けます。

  12.5φで少し長手に揉んで長穴にしました。



この様に組みあがります。
この上に根太を渡します。(角パイプの切り口が床面積になります)
インゴ(一寸五分)の根太にしたいのですが、床だけで車高が10センチ上がってしまうので考え物ですが、早く完成させたくなってきたので細かい事は無視しようか・・・。
明日大工センターで考える事とします。

 

一応ダブルナットです。
本当はボルトを下に向けたいのですが何かのトラブルで外す必要があると床があって抜けなくなるので上向きです。
で、フレームは乗っかっているだけですので止め金具を作ります。


2005/2/16

いよいよ材料を調達し床の制作に入ります。
生憎の雨で、夕方にあがり根太を完了しました。

   「押し切り」
まず、床材料を調達。
床下地に12mm耐水合板1枚12kg(コンパネではありません)とスタイロフォーム40mm1枚2kg
インサン・インゴ垂木2束、インニッ・サン1束で両方とも節の無い高い垂木です。
でもちゃんと材木屋で購入したので結構安かったですね。

まず図面通りに垂木を「押し切り」で切ります。
今回からちゃんと重量が出せるように。「ヘルスメーター」を2千円で購入してきました。

   根太の総重量は16kg

角パイプで作った大引き(フレームと言った方が良いかな?)に根太を渡し固定します。
鉄との接触面にはシリコンシーラントを塗り移動中の擦れによる軋みを減らす処理をします。
垂木からテクスビスで貫通させ角パイプにビス止めとなります。

 「テクスビス」5mm×70mm
このビスは、ドリルで回しこんでいくと先端のキリが鉄にした穴を開けそのままネジ止めが出来ます。

垂木同士は内装ビスを使います。接着剤は不精してシリコンを使ってしまいました。(汗)

 「内装ビス」70mm 
これも先がキリ状になっていて、締め込んでも木が割れることはありません。

 床下地が完成
あっという間に夜になってしまい、隣が学習塾で最後の追い込みのようなので本日は終了です。

明日は、床の合板を貼りタイヤハウスの囲いを製作し壁へ移って行きます。


2005/2/17.18 色々と用事が入り 進ま〜ん!

 根太の間にスタイロフォーム(保温材)をカッターで切って入れます。
床下断熱は、低温下を想定して40mmです。

 ぴっちりとはめ込みました。

 床下地に合板12mmを貼ります。

 接着剤の代わりにシリコンコーキングを塗ります。

 やっと床が形になりました。

ここまで来てあらためて見ると、意外と広い床面積です。
あ、タイヤハウスを囲むのを忘れていました・・。

ここまでの床重量は角パイプ30kg 他56kg 床だけで80kgを越えてしまいましたが、足元大事ということでこの後の重量を押さえていこうと考えています。
キャンピングカー用の窓2枚と天井ベンチレーターを注文しました。10数万円です。(汗)

2005/3/2 本業大忙し(汗)

購入品

 停車中に車体が揺れないように使用する「馬」です。

キャンピングカー用の窓2個と天井ルーフベンチレーター購入。
 
     ベンチレーター内側 網付                    外側

ベンチレーターはフルサイズのファンが付いていて、風量コントロールと正・逆回転が出来ます。
夏場は助かりそうです。


窓は、樹脂製の2重ガラスで断熱効果の高い押し上げ式のものです。
  窓はこの方向に開きます。

特徴は、最初から網戸とブラインドが機能的に付いています。
  
           内側                ブラインドを半分閉めたところ         ブラインドまで網戸を閉めたところ

1個42,000円円するのですが、住宅用アルミサッシを改造するより明らかに便利でスマートです。
その機能でもこの値段は良い感じです。

浴室用のルームランプ1個

調査
ボディー材質と構造で悩みきっていますが、あちこちから見積が届き始めました。
フレームを自作してそこにオーダーでFRPゲルコート仕上げのパネルとコーナーを作って頂いた場合、FRP部分で約20万円です。
アルミのサンドイッチパネルの自立式の見積は約28万円です。
何れもリアゲートは含んでいません。
リアゲートは住宅勝手口用のフラッシュドアの丈詰めをたのんであります。何故かアイスコープ付きの物をたのんでしまいました。

で、ボディーオール自作のネックとなっていたのは周辺の角の部分です。
アルミアングルを巻くと角が危ないのと、風の抵抗を大きく受けるのでRの付いたL型アングルを探していたのですが何処にも存在せず、考えた挙句アルミパイプを縦割りにしてコーナーモールにしようかと悩んでいました。
しかし、その加工もまた大変なので・・・・、で、現在に至っています。

本日届いた見積のパーツを見ていると、Rの付いたコーナーモールが載っているじゃないですか!
必要なのを拾い出すと36,600円で済みます。後はパネルを垂木とベニアで作り表面に何か貼ればOKです。

そう、後は何を貼るかです。
トタンは以外と重そうで単純計算すると比重が確か7.6?位だっけ?(正解は7.85でした)
とすると厚み0.27位のはずなので3×6尺で3.6kg
大体11枚ぐらい使うので39.6kgも必要です。木パネルが保温材を入れて5kgで押さえても55kgなので合わせて92kg。
窓・ドア他設備が40kgとして132kgです。
床が86kgで合わせて218kgとなります。
なんだかんだで+10%すると240kgで完成になります。
積載量が300kgになっているので60kgの余裕です。
きわどいですね!望遠鏡を積むと完全に積載オーバー。
1.5倍以内で収めて450kgとし、一杯一杯になります。

本体重量を20kg押さえるにはやっぱアルミですかね。
でも結構高いのでそれなら架装屋に頼んでも大して変わらないので、やっぱトタンかな???

また悩みです。
いずれにしても、本体は50万円以内で済みそうですが、トレーラーの値段を考えると結構良い金額になってしまいます。
中古のキャンピング・トレーラーがお勧めですかね?

2005/3/7 大体決まってきました。

インターネットでやっと良い材料が手に入りつつあります。
まず、コーナーのレール、ポスト関係が架装屋から入手です。
箱の周辺がR付きのモールで仕上がります。

購入先:アルミのコーナーやレールは、泉メタル  http://www.izumi-metal.co.jp/
     アルミ板 志摩鋼業 http://simametals.com/home/

どこかで読んだのですが、箱の角に50mmのRを付けただけでトラックの風に煽られる転倒事故が大幅に減ったと言うのでこだわって探していました。
ここの会社ではサンドイッチパネルも含めたキット販売もしているのですが、パネルが高すぎるので枠だけとなりました。
下のレール無しでアルミのトップレールと縦のポストレールとコーナーに使うコーナーフッティング4個で送料税込で37,000円也です。重量が31kgあり少々重いです。

  こういうのが手に入りにくい!

パネルは、0.5mmのアルミ板を貼ることとしました。
オーダー中で今週後半に到着します。
1m×2m×0.5mm 確か5052だったと思います。
11枚で送料税金込みで29,000円です。実にこの値段に惹かれてしまいました。
重量的には、トタンだと約40kgに対して、アルミは27kg(歩だまりがあるので10枚分)で済みます。
13kgマイナスです。さらに0.5mm材なので下地も薄物が可能です。

通常お付き合いしている金物屋では、この2倍以上の見積でした。
インターネットの工場直送はすごいですね!販売店不要です。

購入先:アルミ板は、ネットで検索すればどこでも購入可能でしょう

と言う事で大方の特殊部材はそろってしまうので箱の下地を早く作らねばと本日少々弄りました。
先日の雪で、水がかかり床が汚れています。
タイヤハウスの部分を作りました。


 

その後、床をひっくり返して床下の処理をします。
箱を組んでからでは、逆さには出来ません。

作業内容は、発泡材と根太の継ぎ目にコーキングを打ちました。
防水と接着の意味です。
この後塗装をする為変性シリコンコーキングです。
固まるまで数日かかるので、その後塗装します。
塗装が済めば、垂木とベニアで箱を作り、アルミ板を貼り、コーナーモールで押さえます。

うう、いよいよ棟上です。

 逆さまにした状態の床下です。


2005/3/9 床を元へ・・

鉄・木へ塗装しました。

 アルミ板入荷です。11枚入っています。

床下塗装が終わり床を元に戻しました。
脱着用に製作していますので、「すぽっ」て元に戻り安心しました。
丈を詰めた勝手口用玄関ドアも本日金物屋さんに入ったようです。
ただ、当時は白い箱にしようと思っていたので、白い扉が来ています。
表面をシルバー塗装で誤魔化すしかないですね。

残りの合板、スタイロフォーム30mm(断熱用発砲ポリ)等を注文しました。
明日は、休みなので合板を取りに行き、箱の下地を組み始めます。
玄関ドアの収めで難儀しそうです。

そうそう、窓とかの写真を載せました。(上の方です)

2005/3/10 入り口

金物屋から玄関ドアを持ってきました。
丈を詰めてあります。
網戸も付いています。網戸は取り外しが出来ます。
  
       ドアを開いた所   閉じたドアの内側     表

本日はパネルの骨に使う垂木を切って終了。

だが、総重量を計算すると、なんと・・・290kgもある。

何が問題かというと4mm合板が予想より重すぎ、ドアも重量オーバー。
スタイロフォームも結局40mmにしてしまった為だ。

さて減量を考えねば。

仕方が無いのでアルミ板が0.5mmあるので外側の下地を省く事とします。・・・47.2kg減量
しかし、補強で何箇所か必要で+12.2kgとしましょう。
けっきょく35kg減量が可能。
しかし、サンドイッチパネルを作る際に表面を平にする工作が大変そうなのと、手順設計が大幅変更です。(大汗!)
結果的に255kgなら何とか許容範囲です。


以外と軽く作るのは大変です。

材料名 角パイプ 根太 スタイロ 12mm合板
2.5 3
単重量 2 12
合計重量 30 16 5 36
レール 垂木 4mm合板 内装ベニア
11
2
30 25 47.2 22
スタイロ アルミ板 ドア
11 10 2
2 2.7 4.5
22 27 17 9
ファン 合計
4.5 290.7



2005/3/16 新設計にて

何とか50kg減量の為サンドイッチパネルに挑戦です。
垂木の骨の間にスタイロフォームを入れ外側はアルミ板、内側は、化粧ベニアを貼るサンドイッチパネルで強度を出す事としました。
難関は表面に0.5mmのアルミ板を如何にフラットに貼れるかが勝負どころです。
フレームとスタイロフォームのジョイントに段差が出来るのでシリコンコーキングを大量に盛り押さえ込んで接着させる方法で行けるかな?と考えています。

  後 ドアの位置が悩みどころ、明日までに決めないと・・
    側面
天井

重量を減らす為にベニア補強は極力減らしました。
再度切り出し直しです。
垂木の量も減ります。


前面の下地だけは何が衝突するか分かりません。
此処だけは下地に4mmベニアを入れます。
図面の寸法の間違いの多い事、土壇場で切り直しも多々ありです。
本日は結構進む予定でしたが来客も多くやっと箱型が出来たのですが、スタイロフォームを入れるまで行きませんでした。


大体の大きさが実感できました。
明日、本格的に進めたい所です。
しかし、しゃがんでフレームを組んでいたのですが腰が痛いです。
こんな筈ではなかったのですが、現場を離れて筋力がなくなってしまったのですかね。
明日、頑張らないとこのまま雨に打たれたら結構辛いです。


2005/3/17 フレーム完成

小雨が降っていて狭い室内に持ち込み作業。捗りません。
スタイロフォームは結構確りしています。
両面に板を張れば非常に強そうな予感・・・。
ドア位置は右側に決めました。
吊元は左で注文してあります。走行中不意に開いたとしても対向車線に飛び出さない配慮です。
で、左に袖壁を作ったのですが、後で窓簡易型エアコンを付ける必要になった場合此処をぶち抜く予定です。
 後ろから見たところです。

 室内スタイロフォーム下地。


2005/3/19 雨じまい

スタイロフォームは80%設置しました。
もう少しの所ですが、一部変更を考え止まっています。
シャワー室のトイレ設置にポータブルトイレを考えています。
中身が(汗)一杯のなったらタンクの汚物を捨てに行かねばなりません。
その時に室内を通るのは如何なものかと思い、トイレの壁側にハッチを設けそこから出し入れを考えました。
ハッチは鍵付きの物がバンテックパーツセンター(キャンパー屋さん)で売られていますので連休明けにオーダーです。
それまでは仕事も忙しいのでこのブルーシートを剥す気になかなかなれません。
  結構大きいでしょう!?

だんだん欲が出てくるのですが、装備を増やすと車重がかさみます。
住宅と違って付けたい物絵を付ける事が出来ずとても歯痒いです。
密かに計画していた「ムーンルーフ」も泣く泣く諦めです。車高が高いのでトップヘビーを避ける事としました。
まあ、後で屋根をぶち抜くのは簡単ですのでその時は「ミニドーム」でも考えましょう!


2005/3/22 アルミ

ちょっとしたスケジュールミスで午前中に少々・・
しかしたまに雨がぱらつくのでせっかちな作業になってしまった。

コーキングを塗りそこへアルミ板を貼る作業です。
コーキングをへらで広げるとフラットに密着するようなのですがついつい・・、なるべく細く広く塗りアルミ板をペタッて貼り付けます。
粘度が高いので簡単に張り付きます。
一生懸命板の上からなでて板下のコーキングを広げるのですがなかなか大変、やっぱり先に広げるべきのようです。
エア抜きが出来ていないので炎天下でアルミの浮きが怖い所です。
周辺は一応ステンレス釘で止めました。レールやモールで隠れる予定です。


  

 屋根枠はRレールのためにずらしてあります。
屋根上も貼りました。
どうせ見えないところと思いいい加減にやったらコーキングでべとべとに成ってしまいました。(涙)

  リアにも貼りました。

ドア枠を仮に収めました。
中の縦棒はつっかえ棒です。
少しでも勾配が付けば水切りが良くならないかと、淡い期待です。
裏腹に棒を取った時表面が歪まないか心配!?


注文した翌日に入荷しましたサイドに付けるハッチです。500×500
トイレのタンクの出し入れに使用します。
色はシルバーに塗り替えます。


シャワーパンも頼んであったのですが、サイズが表示と違うので取りあえず保留です。


2005/3/26 ちょこちょこやってます。

 スタイロフォームを貼り終えました。

奥の柱が曲がって見えますが、あれはスタイロフォームが浮かないように仮押さえの棒です。(汗)
次は、500×のハッチの取り付け枠を付け、外装のアルミを貼りコーナーレール等を取り付け、内装に入ります。

内装材の前に、電気工事です。
40mmの壁の中に配線を通さなければならないのですが、まだ完全に室内レイアウトが決まっていないので悩みどころです。
照明やスイッチやコンセント、何処にいくつつけましょう?
こんな箱の使い勝手なんてなかなか想像がつきません。
しかし、後からでは配線がみっともなくなりそうなので良く考えないと・・・。


内装は壁材が問題です。
木目の横張り化粧ベニアは4mm厚になってしまい重量がかさみます。
2.5mmベニアを貼ってクロス仕上げでも良いのですが、柱のピッチがアルミ板に合わせて1mピッチの為、尺サイズのベニアでは強度に影響してしまいます。横張りで1mで使うと歩だまりでかなり無駄が出るので避けたい所です。
メーターモジュール用で2.5mmのベニアってあったかな?
週明けに材木屋で聞いて見ますか?でも半端な数では取れそうに無い感じです。
何か良い材料無いでしょうか????????

兎に角早く箱を完成させ動けるようにしたいのですが、窓や扉が付けられません。
キャンピングカー用は枠で挟み込むタイプなので、内外共に壁が出来ないと窓などを取り付ける事が出来ません。
それから、床を貼る前に床暖房の設置も残っていました。

まだまだ完成は遠いです。


2005/3/31 アルミ貼り終了

外壁のアルミ板を貼り終えました。
トイレ脇のハッチのために開口し直し最後の一枚を張ります。
最後の一枚・・・、ミスは最後に起こりやすい。

と思いきや、アルミ板が手からスルリ・・・、「ガッシャン!」
ヤッテシマイマシタ。(大汗)
予備は無いので歪んだまま貼るしかありません。
左前なので目立つ事。
此処まで慎重に来たのに、まあ仕方なし。



 

次は、外壁コーナーにレールを入れて防水をします。
内装に入るまでもう少しです。
窓とかは、内装がある程度進んで仕上げ前位の取付です。それまではお仕事コンテナみたいです。です

2005/4/3 天気が怪しい

昨日今日と少々すすめています。
今日は外装の目処を付けたかったのですが、トップレールをつける前にポツポツ来ましたので中断です。
結局そのあとふりませんでしたが・・・。

 

ハイ・マーカーのケーブルとバックモニターカメラのケーブルをレールの下と中に通しました。

 

長手のレールだけ残ってしまいました。
天気が悪いので濡れる前にまたまたブルーシートで養生です。ンガオ!


2005/4/4 外装一段落

今日は少々無理して強引に作業しました。
これで厄介なブルーシートとおさらばです。

  レール取り付け完了。

ビス止めとコーキングで取り付け、ビスはカバーで隠れています。
角の所はビスが見えてしまいます。
アンダー部分は仕上げに巻きます。
しっかし、汚れが目立ちます。

  

後姿如何でしょう。
これだけドアが大きければ、「武蔵五百」も出し入れ可能です。
まだ、仮止めでコーキングも打っていませんが取りあえずカッコは付きました。
ドアの色は悲しいですが、塗装しようかな・・。

そうそう、危ない思いをしました。
ドアを取り付けようと一番後ろに乗って作業していると、いきなり視線が下がってきました。
そうです。地面が近づいて来ているという事は・・・、ウィリー状態です。(汗)
慌てて飛び降りたら、スー・・ドン!とフロント着地しました。
結構ぎりぎりバランスのようなのでトレーラージャッキ(仮の前輪)の部分で重量を測ると36kgでしたので今後の荷重を考えると丁度良いぐらいでした。

さー、いよいよ内装に入ります。
その前に、電気の配線を引かないと後で露出配線に成ってしまいます。
大まかな配線を考えました。
こんな感じですが、此処まで必要か???
 

トラクターから灯火類関係の電源は既にトレーラー保安用に付いていますのでマーカー用電源はそこから引きます。
走行中のトレーラーの充電は100Vで引っ張りAC充電器で行います。
そうすれば、キャップタイヤケーブル程度の細い物で大丈夫でしょう。
実はそうすれば都合の良い事に、そのコンセントで、発電機や家庭用電源から充電が可能で、停車時はトラクター以外の電源で冷暖房・電子レンジの使用が出来ます。
照明類は、12Vをバッテリーから引き出せば何時でも使用が可能となります。
発電機については、皆様迷惑がっているようなので、基本的には観望地での使用はしないつもりです。
使用するにしてもあの騒音はいただけないので、サイレンサーボックスを試作してみようと考えています。
遮音ボックスを作り、中に吸音材を使用し振動音を吸収させ、排気管にはさらにサイレンサーをジョイントして出来れば排気口を高い位置へ煙突のようにもっていけたら誰も気付かないかもしれませんね!
車のアイドリングよりよっぽど無音・低公害電源になると思います。
しかし、これは完成後にチャレンジ予定です。

なんにしても、ケーブルだけは埋め込んでおかないとね。


2005/4/11  日々コツコツじゃ、なかなか進みませんねぇ・・。

 と言いつつ、内張りは2.5mmベニアを張り捲くりました!

材木やで2.5mmベニアのメーター板無いの?って問合せたら仕入れることが出来ました。
聞いてみるものです。
これで、フレーム間をアルミ板と同じパターンで貼ることが出来たので、壁強度はサンドイッチパネルとして結構強くなりそうです。
勿論、特価のシリコンコーキングで貼りました。
横棒は、トンボです。

現状ではまさにアルミパネル車です。
これだけ時間がかかるとなると、自作よりボディーメーカーに作って頂いた方が絶対に良いと思います!!

 シャワーパンに使う洗濯パン(;-_-;)です。

サイズは、950mm×700mmです。勿論TOTO製です。(しかし、流用品なので結構重量があります。)

 ヤフオで落とした部品

大きいのが、シャワー・トイレ用のベンチフード(天井換気扇)そのとなりが、何に使うか考えていない外部用の鍵付きミニハッチ。コンセントでもつけましょうか?
そして、LEDマーカー赤・黄色 

マーカー取り付けは少々苦労しました。
レールの溝より数ミリ大きく、仕方無しにカンナを逆さにおいて、マーカーをかつをぶしを削るようにシャカシャカやりました。
ここには「かつをぶしを削る」って意味の判らない方はいませんね!?(笑)


 黄色マーカーは前

 赤マーカーは後、上の真ん中はモニターカメラです。

次の工程は、シャワーパンを取り付け間仕切りをつけます。
間仕切りに、スイッチやコンセント類を取り付けます。
そうそう、床暖房もここで取り付け配線をします。
床フローリングを貼り、玄関ドアを固定し、化粧ドア枠を取り付けます。
そして、窓やハッチ部の開口をし、クロスを貼り、開口部に窓等を取り付けます。
そこまで行けばもう少しですね!

内装仕上げの前に、外壁のジョイントとアンダー周りに化粧モールを取り付けます。
そうすればいよいよ使用は可能となります。

あっ、いや・・・ボックスをトレーラーに取り付ける方法を考えないと。
今は、乗っかっているだけで固定していませんです。(汗)
フレームをバンセンで止めるだけでもいいんですが・・・。


電気が難問です。
100V9Ah発電機では電子レンジは使えないようです。かといって16Ah発電機はいやです。
そうなると、バッテリーしかありませんね。DC-ACコンバーターは4万円ぐらいします。
色々探してみると、去年辺りに「サムスン DE7711」と言う、12V用の電子レンジがあったようです。
あったようですと言うのは、現行販売は無い様で中古が見つかれば良いのですが。

エアコンは、トヨトミの冷風扇が使えそうです。
ダイクマで3万円ぐらいです。
この様な、冷風詮という商品はコンプレッサーが内蔵されていて窓用エアコンを小型にしたようなものです。
能力的には6畳用エアコンの半分ぐらいの能力です。ミニキャンの容積は2畳以下ですから十分でしょう。
この商品は、ちゃんと排熱ダクトが付いているので奪った潜熱は室外に排気が可能です。
運転電流が4Ah以下なので、バッテリーでも3時間位動きそうです。

床暖房は100v4Ah弱です。

と言う事で、もっと小さい発電機が可能か?いや、始動電流が掛かるか・・。


2005/4/14 シャワールーム

設計ミスで、パンが2センチほど大きすぎたので、丸鋸でカットしました。幅72センチ長さ93.5センチのサイズです。
シャワー室の長さが137センチですのでトイレ置き場が43.6センチになります。丁度ピッタリでしょう。

  



レイアウト的には決定してきました。
電装ボックスにバッテリーやインバーター、コンバーター他を収納時ます。
その箱がベット兼ベンチの受けとなります。
ベット兼ベンチは、アルミ足場板の2Mもの(幅24cm)を3枚購入してウレタンを張ろうと思います。
一枚は、背もたれにしたり、広げてワイドベットになります。
ベットと床で2人就寝できます。
無理すれば2段ベットでしょうが、トラクターもバンなのです。
本当は一人用で考えています。
荷物の多い場合は、3枚ともまとめて端に寄せれば収納力も大幅にアップです。

なかなかいい感じでしょう?
本日間仕切りまで行きませんでした。


2005/4/17 YAMAちゃんが来ない・・

望遠鏡仲間のYAMAちゃんがトレーラーを見学に来る予定だったのですがお寝坊のようです。
丸秘のおもてなしを用意していたのに、ザンネン!!
ので、作業しました。(笑)
天気がとてもよくて、暑くて中の作業をする気になりませんが、先にベンチフードを付ければ涼しそうなので兎に角つけました。

160mmのトイレ用ファンの穴あけが大変でした。
鍵型のホルソーを無理やり広げ、(本来最大ピッチ14センチ用)結構振られながら汚い切り口ですが秘密です。
角穴開口は手鋸で引きました。暑かった事・・
  


シャワールーム入り口横の袖壁にスイッチ類をまとめます。
後に、コーキングが足りないので買いに行くと、ジグソーが1,980円だったので思わず購入。
トイレ横のハッチはコーナーをRにしなければ成らないので丁度良かった!
簡単に終了です。
 

ちょっと考えがあって、シャワー室の間口を小さく変更予定です。
もう一つ、悩みどころがあります。
シャワールーム内の壁材です。
重量的にケイカル板の化粧板(キッチンパネルの不良在庫があるのですが・・)は使えません。
1mm厚位の塩ビ板か、ビニールクロスか、クッションフロアかです。
作業性を考えればクッションフロアが一番良いかな?
美観を言ったら塩ビ板です。

そろそろ作り疲れたので簡単な方法になりそうです。
GWに間に合いそうにないかな・・・・・、ふう。


2005/4/30 GWですね。

GWは、仕事が暇なはずなので、何とか完成させたい。
と、気合を入れては見たものの、結構お客様の御問い合わせ対応ですすみません。(涙)
シャワー&トイレルームの収まりが決まり壁を決めました。
間口を小さくしました。

メインルーム(って程ではありませんが・・)の内装を仕上げる為にまず床を完成させます。
それには、床暖房を仕込んでからですね。
写真は、「JBHマイダンディW」と言う、カーボンフィルム式電気床暖房の発熱体を仮置きしたところです。
電気ケーブルを埋め込む為に臍を切りました。
本来は床下へケーブルを落とせば楽なのですが、キャンパーなのでシャーシ下露出というわけには行かないので床下地とフロア材の間に仕込みます。
本日はここまでで時間切れです。
音が出るので、夜は8時で終了!
  

色々買い込んである中の、シンクとコンロをお披露目です。
大きさの比較の為に、職場ショールームのキッチンに乗せました。
 

明日は何とか床を仕上げる所まで行けばいいのですが・・・。


2005/5/2 今日は頑張りましたぁ。

 いよいよ仕上げが近いので汚れ仕事を済ませる為に窓開口しました。

 風通しも良くなって、床作業です。床暖房敷設。ケーブル類も完了。

 敷設した床暖房の上に5.5mmベニアを張ります。

床暖房の上にフローリングを直接張っても良いのですが、今回あまり物の3mm床暖房専用フロアがあったので下地の為のベニアです。

 間仕切壁に配線が終了したのでベニアを貼りました。

  窓を仮付けしました。クロスが終わらないと本付け出来ません。

 フローリングです。一箱一坪です。キッチリ使いました。

  如何です。やっと雰囲気が出てきたでしょう?

奥の開口部に見える白い部分は、シャワールーム内壁・天井にクッションフロアを貼り付け枠部分の処理をして無いためべろべろになったままです。
枠に沿ってカットし、クロスを巻き込ませコーナーをLアングルで化粧する予定。
本日は時間切れでここまででした。
この後は、床が決まったのでドアを固定し内側に枠を入れます。
そして、クロスを張ります。
ここで悩みです。
以前自宅をリフォームした時、娘の部屋全体を夜光塗料で光る星をちりばめたクロスが沢山余っています。
天井に張りたい気持ちが強いのですが、白のクロスを使えば、例のホームプラネタリュウムで遊べるので非常に悩みます。
どうしよう・・・・・・・・・・・・・・・悩み。

クロスを張り終えれば、窓を固定できます。
そうなれば、外側のコーキングが打てます。
それに、換気扇の枠やコンセント類の取付が出来ます。

そうそう、シャワールームのクッションフロアのコーナーにコーキングを入れば、トイレも設置出来ます。
ここまで来れば、最悪出動が可能でしょう。

トレーラーとボックスの接続はコの字型の止めボルトが市販されていました。
ただ、径が6mmしかないので沢山使わないと不安なので、面倒です。
せめて8mm位のがあったら、6本止めですみそうなのですが。

明日から3連休です。
しかし、久しぶりに家族サービスで作業はできないでしょう。
ベットは無理でもキッチンまで何とか間に合うか???

初出動まであと12日!(汗)


2005/5/7 急げ急げ・・

 タイヤハウスの上に電装ボックスを作りました。バッテリーなどが入ります。

 トイレはこんな感じです。入り口に少々ミスが出ました・・・。


2005/5/11 試走

まだ完成ではないのですが、トレーラー部と箱を固定したので試走してみました。
元々柔らかい足回りのトレーラなので重心が上がり走行中ちょっとした凹凸でゆらゆら揺れています。
積荷は無しでヒッチ部の重量が70kg弱です。荷物で調整し50kg位で使用します。
走った感じではたまに前後にピッチングを感じますが感覚がわかり直慣れました。
久しぶりのトレーラー走行で戻った時のバックでちょっと苦労しました。
狭山湖周辺の登坂やワインディングも通常走行では殆ど苦労しません。勿論普通の走りです。
登坂は、軽自動車より良い感じです。



 固定用の金具を切り出しました。幅35mm厚3mmを2枚重ねでM12ボルト止めダブルナット。

 この様な固定を4箇所とズレ止めを片側固定で2箇所取りました。

前後左右は構造的に荷重はかかりませんのでボルトにはせん断荷重がかかるだけなのでこんな物で十分かと思います。

 20Lポリタンを置いてみました。ここにシンクを作ります。
壁のクロス下地にパテを打ってあります。
キッチンが出来たらクロスをはって仕上げていきます。
後3日です。どうなる事やら・・・・。


2005/5/12 必死の46歳???

昨日が私の生誕日、なのになのに必死で何をやっているのやら。

一日足りません。
大方は出来たのですが、設備を機能させる時間が足り無そうです。
設備が使えないと何のための苦労かわかりません。
しかし、明日はどうしてもサボれない(汗)仕事が入っています。その後にどれだけの事が出来るのだろう。
夜には出発に予定なのでそろそろ区切らないと成りません。
せめて、電気と水だけは開通したいのですが・・・。
外装のおめかしも出来ませんね。バックモニターもつながるかどうかです。

取りあえず本日の進捗を。
 キッチンを製作し、木目を貼りました。

そして、クロスを頑張って貼ります。
のり付け器を持っていないので、ローラーでペタペタ頑張りました。

 外から見た感じです。

 キッチンの照明と、紙コップディスペンサー

 キッチンです。

まだ蛇口も付いていません。
もちろんポンプもです。
電子レンジもコンセントが付いていません。
写真ではわからないのですがまだ未完成の手抜き状態です。

奥に見えるトイレは明日固定します。


 電装ボックスの中です。

置いてあるだけで結線していません。
明日は何とか電気を生かしたいのですが・・・・・、う〜ん。

こんな状態でいきなり長距離の旅に突入ですね。
大体、望遠鏡関係はここの所一切触っていないのでその準備もしなくてはならないし、ドタバタです。

ところで週末の天気を気にしていなかったのですが、
はたして?


2005/5/20 1,000kmの旅+標高2000m

取り合えず、長距離ドライブ&キャンプ2泊3日をこなしました。

 東名富士SAにて

小学生が、「ワーカッコイイ!」って言ってくれたのが、この旅で一番の喜びであった。
扉もシルバーに塗りなおし行ってきました。

ルートは、オール高速で三重県青山高原(宿泊) → 富士新五合目(宿泊) → 武蔵村山(車庫)
走行感は非常に×でした。
足回りが弱く左右のローリングに悩まされたままの1,000km走行を強いられました。
これは、重心が上がった為と、機材のダメージをなくす為に柔らかいサスペンションを選んだ根本的な理由からなります。
それにより車姿がヘッドアップ気味で高速走行中は何度もスネークダンス気味の状態に見舞われました。
解決方法としては
1 サスの強化またはエアサス化
2 スラビライザーの装着
3 サスを変えない場合、ボールマウントを低い物へ変える。
予算的には2 3 を採用しようと考える。
3は問題なし。2は、ワンオフとなってしまう。
足回りが、アルト? リアリンク+強化サスなのでスタビライザーは無い。
軽自動車のピッチでリアスタビライザーは存在が危うい・・。
簡単に手に入るものは、アルト用のフロントスタビライザーだが、強度的に効果が低そうなのでレーシングタイプをオークション辺りで探すのが良さそう。
トーションバーが付いているので左右に触れるのでアームが長いほうが動きを吸収してくれそう。
何か、丁度良いサイズで乗用車などの物があればいいのだが・・・。
取り付けに関しては、カーゴトレーラーのデッキ下はフラットで角パイプは並んでいるので押さえは簡単。
ショックネジ辺りに金具を付けロッドをジョイントするだけで良いだろう。

 スタビは入っていません。

この辺の事は、プロの工場に頼みたいところだが、はっきり行って通常の整備工場では責任問題があり技術を失っている。
やりたくないが自己責任になるので自分でやらざるを得ないのか?

こういった事や望遠鏡のカスタマイズなどが出来る本来のプロショップが存在しない、つまらない時代に成ってしまったものだ。
昭和の頃は、元気の良い現在の中国のようなワイルドさがあったはず。
アメリカの様にも成れず、カタログからチョイスするだけの、消費だけの国に成ってしまったのだろうか?
皆!将来の日本は生産活動しないでどうやって生きていくつもりなのか?

・・・・・と、作ってもらえない事に愚痴をこぼさせて頂きました。


で、内装関係は、キッチンは完了。
2千円ぐらいの小さなウォーターポンプなのに結構な水量があり20Lの水も気を付けないとすぐに無くなってしまいます。
しかし、洗い物や手洗いなど非常に便利です。

電子レンジはバッテリー+DC-ACインバーターで快適に作動します。
電装ボックス内にACプラグで外電源とインバーターの差し替えで2電源です。
床暖房も同じ手法です。
床暖房の電源は105Ahのディープサイクルバッテリーで稼動させています。放熱面積は、600mm×2300mmになります。
床面積の半分以上が放熱面積になりますので主暖房として室内全体を暖房できます。
床暖房自体は、100V3Ah程度にしました。
運転時はサーモで制御しますので、3分の2ぐらいの消費になります。温度を下げればもっと少なくなります。
インバーターで12Vを100Vに変圧していますので105Aのバッテリーで6.3時間使える計算になります。実際は断熱効果が高かった為もっと長時間使えています。バッテリーが2個あれば一晩中余裕で可能です。

この2品はまことにありがたい設備でした。
0度の富士五合目でこんな快適さを味わえるとはなんと贅沢なことでしょう。
自作ならでは何でしょうね。

トイレは完成していますが、水の量とか説明書を読む時間が無いのでそのままで今の所使用できない状態です。
扉もまだ付いていません。これは近日完成します。

今回特に必要を感じたのはソファーです。
床暖房は快適なのですが、床にじか座りしていると結構腰とかが疲れます。
楽に座れる椅子が欲しいのですが、就寝もありますのでソファーベットを製作した方が機能的です。
大物としてはソファーベットが最後の工作でしょう。


2005/5/29 近況

さすがに今月は仕事がたまってしまい、残工事に取り掛かれません。
忙しさで歯が痛くなったので、鎮痛剤が聞き出すまで近況を書きます。
エアコンに関しましては、オークションでコロナクールサロン(コンプレッサー付冷風機)を17,000円にて購入しました。
発電機100V6Aで試運転した所問題なく使用できました。
キャンカーの容積が小さいので十分冷房が可能でしょう。
ただ発電機が意外とうるさいので、やはり消音装置を付け無いと人がいるところでは迷惑になりそうです。

ダブルの硬質マットレスも購入したのですが、ベットの設計が出来ないので製作も出来ません。
ベットは分割でソファーにしたり全フラットにしたり、荷物が多いときは片付けられるように考えなくてはなりません。
重量的にも、強度的にも一考しなければならず意外と厄介です。
アルミの足場板より軽量化が出来るか検討中です。

トラクター(ヘッド車)の問題は、解決しました。
ヒッチメンバーにマフラーの排気管が当りうるさかったのですが、近所(志木市)の板金屋さんが当らないように溶接しなおしてくれました。
12,000円なりで、とても良心的な整備工場です。

最も問題としているトレーラーの足回りは、スタビライザーを取り付けることと成りました。
スズキのディーラーの話のわかる工場長が、頑張って付けてくれる事になりました。
ただ時間的に6月6日まで待たされています。
物は、ワゴンRのフロントスタビライザーを工夫して取り付ける予定で新品をたのみました。
部品代は8千円ぐらいです。
それで駄目な時は、トレーラー購入元のTOKIWAの社長がスペシャルサスを製作してくれますので気持ち的には一安心です。
足周りが確りしたら、どんどん出動できるでしょう。

他に検討しているのが、ヘッド車に大容量水タンクの設置です。
夏休みに家族で海へ行く時など十分なシャワー水を確保するには100Lぐらいの水がほしい所です。
トレーラーの積載は難しいのですがヘッドは十分に余裕がありそうなので積み下ろしのできる軽量で大きなタンクを探そうと考えています。

色々楽しみなのですが、2週間ぐらい仕事をほっぽって製作した反動は大きく日々いそがし状態となって、しばらく完成の目処が立ちません。
ホームページも沢山弄りたいのですがしばらくは放置したいので宜しくです。

あと一息です!

2005/7/5 スタビライザー

走行性能改善の為にスタビライザーを取り付けました。
結果として、サスペンションの柔らかさの割りに高い車高による過大なローリングは許容範囲まで押さえる事に成功しました。
しかし取り付けに関して一度失敗し余計な予算がかかってしまいました・・・。


使用感は、やはり手でボディーを押すと大きく揺れます。リバウンドが少なくなった程度です。
しかし、一般走行では今までのような常時ゆらゆらふら付く事はなくなりました。
大型トラックとすれ違っても一度風圧で押され揺れますが、リバウンドはなくピタッと止まります。
不用意なふらつきも随分減ったので常時トレーラーを監視する必要がなくなり、ついつい引っ張っている事を忘れてしまいます。
1軸で柔らかいサスですので当然多少のふらつきはありますが、高速道路で80kmで不安だったのが95km位までは問題なく改善されました。
実際はそんなにスピードは出しませんが・・・。


装着前                                       装着後

スタビライザー、わかりますか?左右のリンクが平行に動く場合はコの字型が同時に動く為サスペンションの機能は生きています。
片側が押されたり引かれたりした場合、コの字型が形状を保とうとしますのでやはり平衡に保とうと働きます。
この作用で、車体のローリングを押さえます。
取り付け自体は非常に簡単で6本のボルトを取り付けるだけです。
半日もかからずに取り付けが可能です。


さて、今回の失敗は、やはりこの様なカスタムを行うのに他人に依存した事です。
最初は自動車整備のプロにお願い致しました。
部品交換調整が主たる業務としている仕組みに、人間関係で未経験の改造をお願いしたため理屈がわからないのに、そのまま見た目で取り付け完成されてしまいました。

 この様な状態です。

確かに綺麗には装着できたのですが、テコで考えれば当然ですが、ストロークの少ない部分に取り付けると効果が無いのは歴然です。
当然、僅かな効果しか期待できず、実際には気持ちスタビが聞いた程度でした。
やはり、スプリングを硬いものに変えなくてはダメだ!と言うのが整備士の見解でした。(笑)

 ← この位置の違いが全てです。→ 

あらためて取る付け直す事によってメデタク通常走行が可能となりました!
欲を言えばもう少し硬いスタビが欲しい気もしますが、無駄使いしてしまったので今回はこれで善しとして置きます。

相変らず時間不足で内装が進展しません。
しかし、何時でも走行が可能でやっとトンネルから抜けたような気持ちです。


2005/7/24 二段ベット

暫くは、殆ど手付かずであったが、夏休みに子供を連れて旅に出てみようと計画している。
そのために、ぼちぼち完成させねばと、又弄りはじめた。

取り合えず未完成のトイレ・シャワールームの仕上げに入る。
残工事としては、シャワーパン周辺シーリング、ドア枠のアルミアングルモール、ドアーである。
音の出るアルミの切り出しを終了した。後は、ビス止めして、シャワーパンとトイレを一緒にコーキングで仕上げる。

ドアーはPP板9mm購入済なので、コの字型のアルミアングルでレールを作りドアを収める。
天井に、ポールを渡し、シャワーカーテンと洋服ハンガーをつける。
中で作業していると、シャワースペースが非常に広く勿体無いので洗面ボールと化粧キャビネットが付けたくなるが重量があるので検討する。

キッチン回りの収納も考えねばならない。

一番判断に迷っている就寝設備だが、基本的には最大3人就寝を考えている。
通常は1人、家族と移動の場合3人となるので、狭い室内非常に悩ましい構想である。
基本的には背もたれ付ソファー(長椅子)
背もたれを二段ベットにし、床を含め3人用とすることにする。

 
こんな状態だと、幅60センチ長さ180センチ床含め3人就寝が可能
実際は、二段ベット+トラクターで4・5人は可能だが3人家族なので問題はなさそう。
本来、一人用キャンピングカーで考えていたので余裕ではあったが、数名がキャンプするには750kgキャンパーが欲しくなる。

ベットの特徴だが、普段は下のベットに上のベットを背もたれとして使用する。
荷物の大きいときは、上のベットを壁に掛け、下のベットを点線から折りたたみ幅30センチの腰掛として使用する。
これで運搬に支障はなくなる。
こう話すと簡単だが、実際に考えると結構大変。
何が大変かと言うと、重量が20kg位必要となる。
せめて10kgで納まらないものだろうか?

2005/8/11 ほぼ良い所まで

明日の深夜から、家族3人でキャンプに行くことに成っています。
まだどこへ行くかも決まっていません。
なぜならまだキャンカーが完成ではないのです・・・。(^_^;)
ここをご覧の方は天文の方を見て無い方も多いと思いますが、またまた望遠鏡作りも平行してやってます。仕事も忙しいし・・・。ホント我ながら「ようやるわ・・」です。

と言う事で今日は「トイレ兼シャワー室」仕上げ、「二段ベット」製作致しました。
一緒にキャンプへ行く娘は中3なので、最初で最後の家族キャンプの可能性もあり、通常は一人用の考えから二段ベットの重量は無視して取り外し式にしました。
塗装までは時間がなく、今晩にでもマットをベットに合わせてちょん切ります。

二段ベットの上です。
私の体重でも大丈夫です。
ベット手前の支柱は取り外し式で、アングルを
引っ掛けるようにしています
壁側は木を回しコンパネのあまりで
フックを作ってあります。

奥のトイレの扉はPPパネル一枚ものです。
軽量でとてもよいです。
シャワーは簡易シャワーです。 このトイレは確りしていてなかなか良い!
足元も洗濯パンでシャワーの水がかかっても大丈夫!
入り口から中を見たところです。

二段ベットは、ワンタッチで外れます。
下のベットは、建て分割に成り上に人が寝ていても下で「お膳」を出して食事も可です。(^_^)
まだまだ細かい使い勝手にあわせた引き出しとかついていませんが、使いながら考えていこうかと思います。
ここまでの段階で、夏休みキャンプへ行こうと考えているのですが、オートキャンプ場はどこも一杯のようですので、釣竿などを持って気ままに移動しようと思っています。
8月12日深夜から15日夜まで3泊3日の旅です。最終日に茨城県鉾田市の親戚による為東北方面へ行こうと思っています。
福島とかあの辺ですね。
もし私を見かけましたら気楽にお声掛け下さい!

2005/8/19 キャンプへ行ってきました。

しっかし、行楽地はどこも悪天候です。
仕方が無しに、女房実家の庭で3泊してしまいました。(大汗!)

十分満足のいく使い勝手、ベットの幅をcmにしたのですが思ったよりゆったり寝られるものですね!
子供も上のベットで爆睡していました。

今後は殆ど私一人用として趣味に活躍すると思います。
家族用にそのうち大きいのでも手に入れたいですね。

 使い勝手を見ながら、今後ページの整理を考えています。いったん終了!!


2005/10/29
スタビライザーまで入れてもまだロールが残っているので考えました。
 タイヤ! タイヤの空気圧を上げてみました!!

2.8k あのぐにゃぐにゃ感はほぼピタリと止まりました。
なーるほど!1軸2輪ですもんね。80のラジアルだからぐにゃぐにゃする筈です。
もっと空気圧を上げれば更に良くなりそうですが、ちょっと怖いのでこの辺で落ち着かせる事にしました。
山が無くなって来たら、確りしたタイヤに変えればとてもgoodでしょう。


2005/12/21 思ったこと
構想・着手から早くも1年が過ぎました。
設計当初、望遠鏡を積んで走る為に極力跳ねない足回りなどを検討していました。
実際の運用になると、予想以上に柔らかくなりすぎ走行に影響が出ました。

なぜか?
それは、マルチカーゴトレーラーとしての設計で、常時最大積載量を積んだ走行の想定が甘かったようです。
軽自動車タイヤ2輪で台車を含め500kgを支える事自体で、サスペンション以前にタイヤが重量を吸収し十分にソフトな走行感になります。
それにプラスし柔らかい足回りでは、過剰なぐらいに柔らかく、結果として走行性能が低下しました。
更に、口径の大きなホイルで車高も高くなっています。

考える事としまして、小径タイヤと、強化サスです。
本来の足回りは、アルトです。
レーシングサスが大量に出回っているので、交換を検討します。
また、12インチ位の多プライタイヤを履かせれば、車高自体も5cmは下がり、安定するでしょう。
見た目もローダウンの方がかっこよさそうです。

発電機は、ホンダの9Aの物へ変える予定です。
金曜日におまけのホンダ折りたたみ自転車付で到着予定です。
前回購入した6Aの物は、キャンパーとしては不向きでした。
無負荷の際でも、エンジンが回りっぱなしで、うるさくて仕方がありません。
無負荷でアイドリングになるタイプにしました。


2008/05/07 材料の購入先

写真:メモ 男の部屋
  2007年5月号より


かれこれ3年が経ちましたが、軽自動車キャンパーの流行もあり、自作に挑戦される方が増えています。
その中で、アルミ板などの入手で悩まれる方から随分メールを頂いています。
御参考までに、私が購入した業者を書き留めておこうと思いますので必要に応じ問い合わせてください。
但し、私は購入時に法人名を使っていますので、見積価格の保証は致しません。
また、この3年で非鉄金属は恐ろしいほど値段が上がっていますので、当ページの金額ではとても無理かと思います。
では、くれぐれも自己責任で御製作下さいませ。

アルミのコーナーやレールは、泉メタル  http://www.izumi-metal.co.jp/
アルミ板等は志摩鋼業が安かったです。 http://simametals.com/home/

アルミのコーナー材が入手しにくく、泉メタルで問い合わせると出てきます。
アルミ板は、0.6mm位のが丁度良いかと思います。

建具は近所の金物店で注文しましたが、サッシを扱っていれば何処でも寸法変更加工は受 けてくれます。
サッシドアは、メーカー加工ですので。

材木、スタイロフォーム(発泡スチロール板)は材木屋です。
タル木等の上質材を束で購入する場合は圧倒的に材木店が安く入りますが、合板はホームセンターが安いようです。

キャンピングカー部品は、バンテックパーツセンターです。 http://www.campingcar-partscenter.jp/
ヨットやさんの部品もキャンピングカー共通です。ニュージャパンヨット http://www.njy.co.jp/shop.htm

断熱塗料ガイナは、私の会社でも販売しています。エコルート http://www.eco-rt.jp/4-tosou/index.htm

結局発電機はどれでも爆音です。無騒音にする防音ボックスを開発しました http://kikuta.o.oo7.jp/86-minitorerifokeikaku.html

制作に当たっては、今回フレームを作って壁を張っていきましたが、床に定盤を作る余裕があれば「壁パネルごとに制作して組み立てる」方が楽で高精度に仕上がるかと思います。
アルミ板やベニアをスタイロフォームに接着する際、床においてコンパネなど載せ、その上に荷重をかける事で上手く圧着が出来ます。
アルミ板を雑に張った部分で、夏場にエア溜まりが浮き上がる可能性があるからです。

では皆様頑張って、ご自慢の一品を御製作下さいませ。
完成にこぎ着けましたら、是非写真を送って下さい。
自作ミニキャンコーナーに掲載させていただきたいと思います。

良いものがあると業者が量産し、低価格で便利な物が簡単に手に入ります。
しかし、遊びの世界です。価値を作り上げる自作こそ、最も豊かな趣味ではないでしょうか?
是非一人でも多くの方が工夫を楽しみとし、知恵を積み重ねる趣味で楽しんで欲しいものです。

ご質問など、気軽にメール下さい! KIKUTA

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