ミニキャンピングトレーラー概要設計図         2005/1/24 KIKUTA
「軽マルチカーゴトレーラー車載キャンピングボックス」

このページは自分の製作メモ用に製作しています。
興味のある方のみご覧下さい。

この様な工作は、8割が製作以外の工程で完成致します。
段取り8分と言うヤツです。
シュミレーションしながら、材料を決定し組み立てる手順を決め材料をそろえます。
材料と道具としっかりした設計図があれば工作は誰が行っても大したことはありません。

今回の設計は手間の掛からないように溶接などは行いません。
日曜大工の延長線で完成を試みようと考えています。



設計制限
車体積載制限
・最大積載重量350kg
・積載物制限 車両全長m×1.1=トレーラーアームの長さも考慮し、3,030mm
          幅は車両全幅以内=1,480mm 
          高さ3.2m以内
          脱着が出来ること

走行時の安定を考え全高は2.3m以内とする。(車体沈み込みを入れて)

概要図


   脱着用アウトリガー



「製作手順」


マルチカーゴトレーラーへ脱着式の床を製作する。

 

トレーラー荷台
   

 鉄角バイプでフレームを組む

 前後はアウトリガー用に長手パイプの下へ交差させボルトオン

 垂木根太を角パイプ長手に交差させ組む

  この様な組み方となる。

垂木はテクスビス止めとする。
根太上に12mm合板をはる。
その際根太間に発砲ウレタン(スタイロフォーム)を入れ周辺とフロア間へシリコンコーキングで接着・気密をとる。


フロア上へ組み上げたサイドパネルを乗せ固定、天井へ横木を渡し何れも外壁側へ9mmベニアで下地を製作する。
外周は、カラートタン又は適切な表面材を接着し、各コーナーへシリコンコーキングを充填しつつアルミアングルでモールとする。

ところが!!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
重量オーバーで設計変更です。
アルミコナーレールと外壁下地ベニアでなんと80kgです。ぜんぜん駄目ジャン!

どうせコアに40mmのスタイロフォームを入れるのでサンドイッチパネルで十分強度は出せます。
ただ問題はフラットを出せるか心配・・・
しかし、もうやるしかないので設計自体を変えました。

コーナーレールの納まりのために、パネルジョイントを少しずずらさなくてはならないので結構大変。



内装に壁厚分の発砲ウレタン(スタイロフォーム)を入れシリコンコーキングで全面接着し壁強度を出す。
この時に電気配線を済ませる。

表面には3mmベニア又は化粧合板で仕上げる。
床はクッションフロアをはる。

建具・ベンチフード等を取り付けボディーは終了となる。

設備工事


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