フィルター  最終更新2007/6/2

見えないものが見えてくる!!
日本と言う経済国家が必要をもたらせたと言っても良い!!かな?


2in光外カットフィルター(トーカイ)
2inO-Vフィルター(ルミコン)
2inスーバーネビュラフィルター(笠井トレ)

2inVR-1バイオレットカット(色収差除去)フィルター(スタークラウド)




上のKONIGに付けている2つの光害カットフィルターは、LPS-P1(NRF-JPN)
下左は笠井 O-V 下右は、笠井スーパーネビュラフィルター


















LPS-P1(NRF-JPN)
このフィルターは、かれこれ1年ぐらい使っています。
発売当時、トーカイ製として、光映社より購入しました。確か1枚18,000円位だったと思います。
写真撮影時には非常によい。しかし、眼視を試したことがないので効果のほどは解らないが、試す価値は在るんじゃないかな?
と言うことなので、試したところ、今までのフィルターにない大きな価値を発見しました。

光害といっても色々あります。
今重宝しているのが、町中で空の抜けが悪いときです。
空がうっすらともやって居るときなど、地上光が反射し淡い天体はその中に飲まれてしまいます。
星が見えるのみ、微光天体が見えない。こんな時、白いバックを暗くし、天体はそのまま。
いつも実感するパターンは、双眼仕様ドブソニアンを自宅で使用し、M51を見つけられない時、これを使うと浮かび上がってきて、姿を確認できます。
又、同じく自宅よりシュワルツ120ツインで低倍率使用時、天の川の星のバックに淡い川の流れを楽しむときにも常用しています。
但し、極端に空が抜けているときは、星星の色を楽しむため外します。

33ツインで使用した場合:特に低倍率の効果が大きい。余程光害が無い所以外では瞳径5〜7mm位のときバックが白み微恒星も薄れます。そう言った条件下では常用となっています。コントラストが格段に違い、フィルター無しの望遠鏡と比べると、申し訳ないぐらいです。

先日、秩父の山中で大型ドブを使用している方に貸したところ、銀河のクローズアップ時「コントラストが明らかに良くなった」と言われ、こんな所でも光害が来てることを逆に感じました。

(以下は、私の双眼機材を使用した場合です。)
効果の大きい対象:M42
光害地:鳥の羽に例えて、十字に何とか確認できるときフィルターを付けると、うっすらと頭が見えてくる。翼も広がり始める。
非光害地:兎に角スゴイ!写真の如く殆どのガス星雲が見えます。それにトラペジウム辺りは写真のように潰れず、詳細部分までしっかり見える。見ても見ても見飽きることがないぐらい細部まで浮かび上がります。ネビュラフィルターと違い情報量が多く色が綺麗です。
効果の大きい対象:すばる
光害地:コントラストが上がり、又、カラーが合うので非常に美しい。
非光害地:これもスゴイ、メローぺ星雲が、かなり詳細まで見えました。
効果の大きい対象:系外銀河M51、81、82ほか
光害地:普段7・8等前後の星雲はなかなか見えない。しかし、フィルターを付けると、いきなり存在が浮かび上がってきます。見えないのと見えるのでは大きな違いです。M51はちゃんと2つの銀河がつながって見えます。腕までは光害の無い所でも条件が良くないとなかなか見えないので、自宅から見えるだけでも幸せ!!

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(2002/1)ルミコンOVフィルター×2枚

非常に高価なフィルターで、1枚29,000円(税別)です。
(2005/現在ルミコン社はありません)
恐らくもっとも良く見えるOVでは無いでしょうか?
33ツインに使用した網状星雲などは圧巻です!
バラ星雲などもとてもよく見え眼視とは思えない世界です。


面白い事に、LPS-P1OVをネジ込む事が出来ます。
街中からだと、OVだけではバックの明るさが残りますが、LPS-P1と2連にするとバックが引き締まります。
早く夏の天の川が見たいところです。


2002/4
網状星雲が、恐ろしいほど見えます。


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 1個5,700円で完成です!



 問題はこれ!!


2005/3/7 笠井スーパーネビュラフィルター2インチサイズ×2


久しぶりに新しい?フィルターがそろいました。
と言っても、去年の5月に笠井さんの掘り出し物市で購入した枠無し放出品です。
48mmの枠に入らない企画外品が1個4800円でしたので2つ購入していました。
光学的にはなんら問題の無い透過波長実測データ付きの物です。

<ガス星雲眼視観測用ナローバンド多層膜干渉フィルター。散光星雲・惑星状星雲などの主要輝線であるHβ(486.1nm)及びOV(495.9nm/500.7nm)を中心とする僅か24nmの狭い範囲とHα(656.3nm)を含む640nm以降の赤色領域を共に85%〜90%以上透過する一方、光害の発生源となる546nm〜600nmの人工光領域や大気中の酸素に起因する夜光(463nm/558nm/630nm/636nm)を含むその他全ての波長域をほぼ完璧にシャットアウト>
だそうで、Hβはこれで代用がききそうです。

先日透明のガラス入りの48mmフィルターをネットで1枚900円×2で購入しましたので入れ替えてみました。

フィルター枠の入れ替えは初めてです。
内側のリングを外すには、レンズを回したら内側のネジ付きリングが回りましたので、そのままリングをスルスルと外れました。

写真でお分かりのように上のガラスが大きくてリングに入りません。
ダイヤモンド平ヤスリでごしごしと削る事15分、リングにすっぽり入りました。

1枚目は削り終わった所で縁を触っていると2枚ガラスが剥がれてガラスの粉が入って大変でした。
大事に至らずきれいにしてそのままリングに収めました。
2枚目は上手く行きました。
2枚のガラスは縁に接着剤で止めてあるので削り取った後は簡単に剥がれてしまうので注意が必要です。

結果的に、1枚当り5,700円でクリアのフィルターがおまけで、2個で11,400円です。
双眼望遠鏡には嬉しい値段です。
まあ、こんな放出品はなかなか無いでしょうから、参考になりませんね!


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2007/6/1 
ウイリアムオプティクス製 
VR-1 バイオレットカットフィルター×2


アクロマート屈折の色収差を取ります。
以前笠井さんで色々販売されていましたが、微妙な値段で効果も惑星等限定されているように表記されていた為、気にはなっていた物の使用した事はありませんでした。
紫系の明るい対象にまとわりつく色収差を取り除く物です。
その分、30%程度光量がカットされると云われています。

今のところシュワルツ120ツイン33倍で、日中のテストと、薄明直前の恒星対象のみ。実際に使用してみた所、カットされる波長が高い為、それほど減光を感じません。それ以上に黄色系が強まり明るく感じ、実際には若干くらいかな?位です。
それよりも明らかに像がナチュラルです。

日中はご機嫌ですね!!セミアポぐらいにみえて、アクロマートのギラギラ感が無くなり落ち着いた像をみれます。
星は、とてもシャープでアポ並の落ち着いた星野になります。
鏡筒の口径があるせいか?付けっぱなしで十分に使用可能です。
早く月とか木星で試したいですね!

他のネビュラフィルターとは違い、価格が安いのも魅力です。
2枚買っても他のフィルター1枚分の値段もしません。
アクロマートご使用の方は是非試されたら如何でしょうか?

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・・・つづく