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双眼仕様32cmドブソニアン望遠鏡 「小武蔵」  

ミード スターファインダーDOB32 + ヘリコイドT + ビノビュー直付

2006/2/23名前改

改造にいたっては、「早い」「安い」「簡単」の3拍子です。なのに、大口径双眼望遠鏡を味わえます。
あれこれ比較するのが馬鹿らしくなってきますよ!ホントに。簡単に行きましょッ!


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<スペック>
ミードDOB32
主鏡口径 318mm
焦点距離 1515mm
双眼装置 
 ビノビュー(テレビュー)
使用アイピース 
 UW24.5mm(ミード)
 PL32mm(笠井トレ)
 WA-12mm
最低倍率:47倍
実視界:0.95度
瞳径:6.8mm

2007/02/16 久しぶりに登場です!

ずーと実験台にされ、忘れられていたのですが、お気軽でとても良く見えるドブですので復活です。
今までの問題は、架台が重くてでかくて放置でした。
ここでさらなる軽量化です。
ベースの丸い部分は切り落として、33ツインのテレビテーブル架台に乗せました。
ついでに、武蔵で使った寸胴鍋の取っ手を付け運びやすくしました。
ファインダーも軽量なものにしたためカウンターウエイトも不要になりました。

先日連荘で本機を使用しディープスカイを楽しんできました。
初心に帰るではありませんが、このシンプルな双眼システムは「双眼狂」の主力機となりそうにお手軽でよく見えます。
なので、ここで「小武蔵」と、名を改めさせていただきます!

前回は、桧原村山中にて春の銀河団を楽しんできました。
まず現地で、軽量化した架台を片手で軽々設置、大型の取っ手をつけた鏡筒も無理なく運び、延べ時間で1分程度でしょうか。
ビノビューをねじ込み完了です。
後は温度順応まで低倍率で眺めながら特を過ごします。
順応後は、主に、125倍で銀河をホッピングです。
北斗七星周りのM天体形状を十分に確認でき、しし座周辺M天体を同じように楽しめます。
髪の毛周辺のNGC4631 4565がとても見事です。近い類では、ソンブレロも十分です。
大型の銀河は構造をゆっくり見れるのが双眼の醍醐味ですね。
大口径双眼を手軽に楽しむには、30cm位の双眼仕様で決まりです!

今のところの使い勝手では、カウンターウエイトをつけていないため、高性能ヘビー級アイピースが使用できないのですが、アメリカンサイズの小型の広角もので十分です。また、あまりアイピースが重いとヘリコイドの動きが悪いので不快です。
このまま行くか、斜鏡を大きくしてクレフォードに交換するかは今後の課題です。
それから、このミラーは以前にアルコールで駄目にした物をそのまま放置していたため、濁りと、傷と、黒くなった部分で覆われ、コントラストが落ちています。
しかし、32センチ鏡ですのでそれなりに見えています。
そのうち再メッキに出しベストコンディションでお気軽鏡等としたいところです。
なんにしても、お気軽で良く見え、体力落ちしている現在はとても魅力のある望遠鏡と、出世しました!

 

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