更新
2013/8/11 ペンタックス 8×25 UCF WP
2014/5/20 Carl Zeiss Classic 7X50GA T* Marine
2014/6/6 ビクセン ニューフォレスタHR 8×32WP
2014/6/9 一脚
2014/7/26 キャノン10×30IS オーバーホール
双眼鏡には結構考えさせられました。
今まで、色々試しましたが私なりの一つの結論です。(あくまでも個人的意見です)
「値段の高い物ほどよく見える。」
しかし、それは三脚に固定した場合です。
そもそも、双眼鏡の良いところは、手軽に(手持ちで)広視界がみられるので、散開星団や天の川を流したりすると美しく気持ちよい所ですか。他にも良いところはありますが、天体観測に於いては「広角」と「手軽さ」がメインです。
所が、手軽に夜空を捕らえてみても、手ぶれにより小さな粒の星たちは、在るんだか無いんだか?明るい星達もプルプル震えてあまり面白くない。そこで、「手ぶれ防止付き」の物を手に入れて試しました。
すごいです!次元が違いました!!
キャノン10×30ISはすごい!
なにが凄いのかって言うと、ホントに手ぶれが止まります。
そうすると今まで見えなかった小さな星星まで綺麗に浮かび上がってきます。
7×50で見るより、比べ物になら無いぐらいクッキリはっきりです。。
それに、気持ちのよい広角、周辺までフラット、明るい星も小さくシャープ。木星の衛星や土星の輪など、しっかり確認できます。(土星の輪は倍率上辛いのですがはっきり存在は確認できる)
どんな装置が入っているのか?小型で軽量、今や実売価格も3万円台!!凄すぎる。
今や、手ぶれ防止付き「キャノン10×30IS」以外は出番が全くありません。
他にも多種出ていますが、普通の双眼鏡と比べること自体が間違いのように思います。
2001年購入
キャノン 10×30IS
口径が30mmなのに手ぶれしないと言うのは、何とよく見えるのでしょう!
又、本質的に光学系は抜群です。
今や、星見の時の双眼鏡は、これしか持っていきません。
実売価格からいっても、おすすめです。
予算があれば、迷わず買って良いでしょう。
但し、冬場は、やたらと電池を消耗します。しかし、今やディスカウントショップでアルカリ電池が安く買えます。
たっぷり持っていきましょう。
いくら双眼鏡が手軽といっても像がぶれちゃ良いも悪いも無いと思います。
ミード 11×80 三脚に載せればすごく見えます。しかし、天頂付近を見ていると次の日首が動かなくなる。覚え在りませんか?
最近出番が有りません。
ビクセンアルティマ7×50 オーソドックスで良い双眼鏡です。もう少し実視界が在れば・・・
全然出番がないので売ってしまいました・・・
アルティマは他に8×32を持っていますが、サブで車内に置いてあります。
結構オールマイティーで重宝しています。
ビクセン アペックス8×24 6.2°目幅改造 2003/6/6
先日、ビクセン開発工業にて特価¥11,000-で購入
コンパクトタイプの双眼鏡では目幅が合わず高級機を所有していませんでした。
そこで開発工業にカスタマイズを含め注文しました。社長が嫌な顔一つせず快く引き受けてはくれました。が、メーカー側の限界までという約束でした。
結果としては、数ミリが限界で自分でやることにしました。
そう言ったら、社長はテストで加工した中古を練習用に別途1台くださいました。
ここで一言「ビクセン開発工業社長 貴方は何て心の広い方だ!エライ!」
皆さん是非「ビクセン開発工業」を大切にしてください。 不景気の折、無くなってしまいました
さて、改造ですが、ばらしてバイスに軽くはさみフライス盤の細いエンドミルでグリグリと削りながら組立作業を繰り返しおおよそ79mm位まで広げました。結果として脇のゴムまで削る事となり「メーカーとしてはここまで出来ないでしょう」って感じです。
使用感としては、非常に抜けがよくアルティマ位の見え味です。ピントはアルティマより「カチッ!」と決まります。
昼間のちょっと見に欲しかったので十分です。
星も試しに見ました。さすがに口径並で星数は少ないのですが、凄くシャープです。満足満足!
本当はツア辺りのが欲しかったのですが、さすがにフライスでバリバリとやるまでには至りませんでした。
1, 2, 3,
1,は、通常の最大幅 2,は、改造による最大幅 3,は改造によって出来た収納時の隙間。
今週にはアスコットワイドビノも届く筈です!
アスコットは、改造中に破壊してしまいました (^^ゞ
おもしろかったのが、プリズムでは無くミラーを使用していました
ページトップへ
2013/8/11 ペンタックス 8×25 UCF WP (タンクローWP)
本当に久しぶりに双眼鏡を購入しました
現在、ボートで使うのに「キャノン10×30S」と、「テレコンビノ」を使用しています
鳥山探しには「テレコンビノ」はこれ以上は無いというぐらいベストな双眼鏡です
確り製品化させればシーマンたちに大人気になると思います
遠くの確認には「キャノン10×30S」を使用しているのですが、小型ボートでは防振だけでは対象が視野から外れるので結構大変です
でも、頑張れば防振の御蔭で余所の船の釣果確認など何とか出来ます
しかし、キャビンに転がしているのせいでしょうか? 最近視野が若干濁り始めて残念な所で、ネットで が気になってました
Carl Zeiss Classic 7X50GA T* Marine
カールツァイスでも目幅の関係でこれ以外には検討余地は無いのですが、マリン用の十分な防水が一番の魅力です
しかし20万円は二の足で・・・、更に、レーシックの影響で星観時の瞳系7mmというこの双眼のフルスペックを活用出来ません
が、ツァイスをベストに楽しめる唯一の機種ですので、そう遠くなく「ぽちっ」ちゃうかも??
そうこうしていると物欲が上昇します
実に、痛風で動けず、日々ストレス解消買いで楽天の良いお客さんになっているところです
瞳系は程程で、完全防水で目幅もOKなのがあるか? 試しに検索したら、、ありました
価格も手ごろで、一応メーカー品です
「ペンタックス 8×25 UCF WP」
他に、10倍のもありましたが、手持ちは8倍が限界でしょう
で早速買ってみました
先ずは、このシールで「凄いなぁ」って声が出てしまいます
潮が掛かっても丸洗い出来そうです (^^ゞ
ソフトケースとストラップが付いて 実売価格8,708円です
そうそう、大抵の買い物は楽天なのですが、早く確実に手に入れたい時はアマゾンを使用しています
楽天はポイントやランクが変動するので楽しみながら買い物できるのですが、ショップによっては在庫もないのに在庫ありで販売している不届きなショップも結構あります
特に、光学品など単価の高い物はメーカー取り寄せなのにとぼけています
そういうわけで、アマゾンは確実に在庫表示されますのでそちらで明らかなものだけ注文します
更にアマゾンは会員で送料無料でプライム対象商品だとめちゃっ早はいそうです
ちなみに4:00に注文したら14:00に届きました
「ぽちっ」して10時間後に手元にあるのですよ!凄いですよね!!
で、この価格帯のメーカー品は正直言って見え味に対して不満などありません
キャノン10×30Sと見比べても何も劣りは感じません
まあ、視野が白けたキャノン10×30Sでも防振ONにした時は双眼鏡としてそれに勝てるものはありませんが・・・
防振をOFFにすると、視野の抜けはペンタックスの勝ちです (キャノンは視野が濁ってるため)
他は、見かけ視界が若干狭いのですがそれほど気になるほど狭くもなくアイレリーフも長いので眼鏡使用でもいけるでしょう
まあ安いし、完全防水なので海での使用では安心です
目幅も78mm迄対応ですので「ペンタックスは偉い!」と付け加えておきます
一つだけ難を加えるとしたら、「対物レンズのキャップがない」という事でしょうか
キャノンの10×30Sもそうなのですが、双眼鏡はストラップでぶら下げるから不要との考えがあるようですが、保管時は横向きですよ!
ボートのキャビンに転がしておいても、波飛沫が入った時などもろ潮被りますのでキャップ欲しいですね
細かな部分では、フォーカサーはちょっと重い感じですが問題の無い範囲
左右の視度調整は、センターのダイヤルを押すと飛び出て来てそれを回すと右のフォーカスになります
目当ては.回転スライドになっています
フォーカスはかっちりとピントが合い、一眼レフみたいにピント以外がぼけるのでレンズの良さが解ります
雨の日でも気軽に使えるので、総合力的にハイランクな一品でしょう
車に積んどいて、アイソン彗星 ( C/2012 S1 ISON )もこれかな?
ページトップへ
2014/5/20 Carl Zeiss Classic 7X50GA T* Marine
気になっていた双眼鏡、手に入れました (^^)
恐らくマリン用の最高峰でしょう!
本心を云うと、防振双眼鏡が最高峰ですが、純粋な光学性能はCarl Zeissが上です
ちなみに、キャノン10×30ISは10年で視野に薄い靄が掛かってしまいました
金額的に、オーバーホールか買換えか悩みどころで放置されています (^^ゞ
で、先程届いたので早速箱を開け中身を出してみました
近所の景色を軽く眺めてみます
生憎の曇りですが、20万円の視野は金額相応に素晴らしいの一言!
形状的にも持ちやすく、手ぶれし難いホールディング感で、更に十分な瞳系があるので動いても視野が逃げません
恐らく揺れる海上のボート上でも使いやすそうです
視野に色収差等というものも存在せず、明るくクリアな視野で感動モノです
机の上でストラップをつけたり色々弄っているのですが、なんか違和感があります
折角の高級機なのですが、どうもおかしな部分です
今まで10個以上の双眼鏡を購入していますが、チャイナの安い物を含めて100%双眼鏡ケースが付いて来ました
しかし、Carl Zeiss さん!
あなたの会社は初めて、ケース無しの商品を送ってきましたね!!
何何だか・・・
実用品として24時間使用するからケースなんて必要ないってコンセプトですね?
最高級品の中にも人間社会を感じますね (^^ゞ
いくら高くても良いから、別売でも良いからケースが欲しいです
ダイソーへ、ウレタンポーチ買いに行ったのですが、残念!売り切れの様です
ビニール袋に入れて車の中に転がしていますが、見た目は安物双眼鏡です
とか何とか云いながらも、今週末の観望会で星を見るのも楽しみです
ページトップへ
2014/6/6 ビクセン ニューフォレスタHR 8×32WP
取りあえず、ツアイス 7X50GA T* Marine 感想
未だ思いっきり暗い夜空では使用して居ません
昼間の像など取りあえずインプレ
まあとにかく中心像は文句なしです
夕暮れや、夜でも何とも明るいこと
これがT*コーティングですか いやはや・・これが値段なりってことですね (^◇^)
しかし、今時の双眼鏡の様に周辺までフラット!とはいかないようです
大きさ的には男の手の中でしっくり収まり、軽い双眼鏡と違い手ぶれし難い
クラシカルなスタイルは最高です!
街中で夜空を流してみたのですが、まあこれは仕方がないでしょう・・・手ぶれ
☆を見るにはフリーでは厳しく感じるのは他の双眼鏡も同じです
防振双眼鏡で慣れている人間には、どんな優れた双眼鏡でもダメです
しかし、折角20万円越えの双眼鏡を廃れさせてもいけません
考えてみました
前にマグロ漁船の船員が、一本足を付けて見張りしてました
そうだ!
探してみたら普通に売っていました
「一脚」 双眼鏡には一脚だね! (笑)
早速、先程アマゾンで注文です 明日手元に届きます
これで防振になりますので、7X50GA T* Marineの本領を発揮出来るでしょう!!
もっと昔に気付けば良かった (^^ゞ
で、このツアイス購入時、楽天のポイント大量に使用しようと思っていたら、実は一回の買い物に最高で3万円までしか使えませんでした
従って、貯めていたポイントが沢山余っています
という事でこれも行っちゃいました (^◇^)
ビクセン ニューフォレスタHR 8×32WP
直ぐに届いたのですが・・・
倍率 |
8倍 |
対物レンズ有効径 |
32mm |
プリズム材質 |
BaK4 |
実視界 |
8.0° |
見掛視界 |
58.4°* |
1000m先視界 |
140m |
ひとみ径 |
4.0mm |
明るさ |
16.0 |
アイレリーフ |
17.5mm |
至近距離 |
約3.0m (注1) |
眼幅 |
約56〜78mm |
サイズ(高さ×幅×厚さ) |
13.5×13.3×5.0cm |
重さ |
560g |
生憎、今日は大雨
近距離を少しのぞいてみましたが、今まで所有した双眼鏡の中で一番ピントがタイト
ピントの前後のボケが凄く近くの景色を見ていると前後に入った視野との差が極端で気持ち悪い位です
という事で像はシャープで色濃くかなり明るい
瞳系4mmなので星観もレーシック障害皆無で楽しめるスペックです
しかし、正直この位のクラスだと値段の違いや、見栄えがどう違うなんてほとんど分かりません
気分の違いですかね・・
これと近いのが、キャノンの防振10×30ISですが、実は現在オーバーホールに出しています
丁度今日見積電話が来ました
プリズム辺りがクリーニングでは綺麗にならないので部品交換になり三万数千円掛かるとの事です
定価の半値位ですが、やむなくお願い致しました
戻ってきたら、このニューフォレスタHR 8×32WPと比較してみたいと思います
もちろん「一脚」使っての勝負です (^◇^)
ページトップへ
2014/6/9 一脚
一脚は、アマゾンで購入なので直ぐに手元に届きました
サンワサプライ マルチスタンド(一脚) DG-CAM14
HAKUBA 自由雲台 BH-1
Vixen ビノホルダーH
3点合計で3,855円(税込)です
高さは、一脚は170センチ、雲台とビノホルダーで15センチ位なので185センチ弱
フルに伸ばして私の173センチでも余裕で天頂近くまで覗けます
使用したのは今回ビクセンのみです
ツアイスはビノホルダーは付かないようです
今度、ホールドさせる形でキャッチャーを自作してみますが、ニューフォレスタHR 8×32WPを取り付けて試してみました
相変わらずの大雨ですが先程上がり、ちょっと雲の合間から月を見てみました
上下のブレは問題無いのですが、左右のブレは一脚なので如何しようもありません
脇をしめ一脚の部分を左手で支え、右手で双眼鏡をホールドすると、慣れてくると殆どブレは止まるようになりました
ほぼ停止状態で雲間に月が綺麗に浮かび上がります
美しい月ですね!
ビクセンでもこの価格帯になると文句無しです
しかし、この手ぶれを止めるというのがいかに大変か・・・
一脚でも、完璧とは言い難く、気合いを入れてブレを止める様な感じですので、キャノンの防振双眼鏡がどれだけ優れたものなのか、身を持って感じた次第です
ちょっと考えさせられる双眼鏡遊びでした
ページトップへ
2014/7/26 キャノン10×30IS オーバーホール
双眼鏡の主機であるキャノン防振であるが、ボートに積みっ放しで、時に潮が掛かったまま
完全防水ではないため内部が濁ってしまいました
流石に使用に耐えないレベルでしたのでオーバーホール(分解清掃)に出しました
見積もりが3万円位とのことでお願いしました
結果的には、治りましたがオーバーホールではなく濁りの修理だったようで結構不満です
見積もりの際、「定価の半分を超えるようなら新品を買うので修理不要」と申し出ていたせいでしょうか?
でも、結果は4万円弱代引きで支払いました
交換されてきた部品からも。接眼部アッセンブリでの交換です
防振装置のクリーニングなど期待していたのですがなかったようです
接眼部の回転するプリズム・ハウジング・接眼レンズなどが新しくなりました
(そもそも、交換ではなくクリーニングで大丈夫そうだったけど・・・)
新品時より若干視野が白けていますが、十分実用範囲にはなっています
しかし、ご覧ください!
写真中央の錆びたネジ頭を・・・
せめて、オーバーホールでお願いしたのだからこれぐらいのネジは交換してほしいものです
ダメでも・・・、この写真では分かりにくいのですが、フォーカシング摘みの溝に汚れがたまっていますが、拭けば簡単に落ちるのですが、そういった部分の清掃も皆無です
普通の技術者であれば、プリズムを外した際など、周辺のざっとした清掃を行うのは言うまでもないことだと思います
明らかに簡単に落ちる目立つ汚れなどが放置されているということは、技術者の根本的な問題です
一寸、今回のキャノンの対応は残念です
10年前には素晴らしい対応されていたため尚更です
一寸脱線話ですが、ボートの整備をお願いしたところの見習いさん(と言っても、自分のボートも持っている、良い大人)が、オイル交換の際にエンジン下にこぼれたオイルを放置したままボートが戻されました
結構な量のオイルがたまっています
入れる際の新しいオイルもこぼれて周りに掛かったままです
さて、これを放置したまま戻した問題は?
私的には、汚れたからきれいにするのは常識だが、そもそも、エンジン下を綺麗にして置くのは、何かの問題を発見しやすくするためです
燃料漏れや、オイル漏れ、浸水などを発見するために大変重要なことなのです
船の整備技術者にとって、それが理解されていないことは致命的です
それを、未然に防げなかった親方のレベルも問題になります
監督責任以前に、本人の意識レベルの判定が出来ていないのが問題
特に、私は、遠方へ単独出航が多いのでトラブルが少しでも防げるように、消耗品や問題のありそうな部品はすべて交換してくれ、と、意識の問題を指示しています
親方は、加工技術は高いので信頼しましたが、今回のことでシーマンシップがないことを確認しました
技術者というのは難しいですね
目的を持った製品の整備と、特殊部品の整備は、目的のポリシーを必要とするかしないか・・・
いやいや、本来、部品の整備だけとしても使用目的を理解したうえで進めたいと思うのが技術者ではないかと・・・
腕という誇りを失って、等価交換だけで生きる時代でしょうか?
ページトップへ
船で使う双眼鏡は何が良いか?
ちなみに、ボートで使う双眼鏡で、走りながらナブラ探しするにはテレコンビノが最も適しています
ビクセンで製品化されたのでお薦めです(ただし、私はまだ使った事がない商品です)
楽天最安値 ↓
2倍程度の倍率は手ぶれる事無く、更に大変広い視野なのでウォッチングに適しています
サイボーグの目を手に入れる様な感じですよ
騙されたと思ってぜひ試して下さい
本当に目から鱗が「ポロリ・・」と行きますよ! (笑)
でも気に入らなくても、KIKUTAは苦情を受け付けません ヨロシク!
ページトップへ
双眼望遠鏡HOME > 天体観測用小物達 > 双眼鏡 |