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2008/2/18 記
2008/3/27 見本誌が届きました。 

大人の科学マガジン 取材が来ました! 

 でたーぁ!    

自作双眼望遠鏡の皆様、誠僭越ながら、本日(2008/2/17)服部さんの命により双眼望遠鏡自作者代表として、あのメジャーなおまけ付き科学誌”大人の科学マガジン”の取材をお受け致しました事ご報告申し上げます。

取材は3時間にわたり、双眼望遠鏡についてのインタビュー1時間、撮影1時間、観望会1時間となりました。

当記事は、vol.19号掲載予定です。




望遠鏡と宇宙の特集号
○ふろくは,「ガリレオの望遠鏡」 ガリレオが見ていた宇宙と同じ眺めを体験できます。

●発売日  2008年3月31日(初刷8万部)
●価格:2,300円(税込)
●ふろく:ガリレオの望遠鏡
 



ボリューム的には、見開き2ページにわたり、本日取材他、服部さんのインタビュー、写真など含まれます。
服部さんから、”自作代表として”とのプレッシャーもあり、後の発刊時の言い訳を含めここに取りあえずご報告です。

この号は、大人の科学さんから取材協力
として頂きました。
遂に、プラネタリウムを作りますね!

  

と言うことで、流れを書いてみます。
1週間ほど前、服部さんからメールにより依頼が来まして、「オファーを受けたのだが、取材費の関係???で関東で取材したいとのこと。T氏との相談の結果KIKUTA氏を紹介したので宜しく。」土日であれば同席するとのこと。

で、土曜に仕事が入ったため、日曜に予定し終了時間を午後7時(観望も希望だったため)としましたが、さすがに服部さんも帰宅が深夜になるのを避け同席は出来ませんでした。久しぶりにあってお話ししたいことが沢山あったので結構残念でしたが、日本も狭いようで広いのですね。(^_^;)

今回の取材は、更に、前回の”メモ男の部屋”の件もあり、スライディングルーフと一緒に双眼望遠鏡を覗く絵(写真)が欲しかったようで、大型双眼望遠鏡の保管してある武蔵村山倉庫は諦め、自宅取材となりました。
自宅に関しては、うちの奥さんが先日の雪で骨折しており、おもてなしが出来ないなど若干問題がありましたが、かえって粛々と進めることが出来た次第です。
私個人的には、数日前よりヘルペス(帯状発疹・・・人にはうつりませんのでご安心を!)が顔に出来てしまい、更に当日は、耳・のどに痛みを発症してしまい、鎮痛剤の中のインタビューで大事なことを話し忘れたか気が気ではありません。きっとこれは、服部さんのプレッシャーのせいでしょう!(^o^)
(どんどん痛みが増していますので、明日は医者に行って来ます)

で、鎮痛剤で痛みが引いた頃、午後4時に3人でやってきました。
編集部のA女史、プロデューサー、カメラマンです。

先ず機材搬入し、カメラセッティングで、男の部屋の時と同じような感じです。
幸いに快晴なのですが、北風が冷たくカメラマンは大変です。
その間に、暖かい部屋でインタビュー+雑談です。
色々質問したのですが(逆ですね!)、19号(プラネタリウムの号)は増版で40万部出たそうでビックリしました。
十代二十代の購入層も多いそうでとても安心した気持ちになりました。

個人的には、学研の「科学と学習」を○十年前に、楽しみに育った私ですので、学研の取材はとても嬉しく、そもそも、私の初めて所有した望遠鏡自体が、科学の付録にあったガリレオ式望遠鏡であったのは云うまでありませんね。未だに記憶に焼き付いています。
あの、プラスチックの一本棒のフレームで出来た望遠鏡を覗きながら、写真で見る立派な望遠鏡に憧れ、そのトラウマが、今に大きく影響していることは絶対的に学研さんのおかげ?です。
昭和のあの頃は、国自体が貧乏で、科学一つとってもなかなか体験するのは難しい頃で、「科学と学習」は本当に子供心をくすぐり、私などは没頭した口です。
その復刻版とも云えなくもない”大人の科学マガジン”、大人だけでなく、お子様にも良いのではないでしょうか?

もとい、双眼鏡の話しに移り、いつものように持論を並べ、更に最近の傾向として、設計委託製作と、手作り論まで述べてしまいました。
もちろん、双眼望遠鏡の素晴らしさは、十分に伝わったと思います。論より証拠で観望は寒いながら楽しめたのではと思います。

観望は、シュワルツ120ツインと、ネリウス80LDツイン。月齢10の月がオリオンの横にあり、更に薄明内での観望でかろうじてオリオン星雲が判る状況でした。
その様な状態なので、スバルなどを観望し最後はお月見をしていただきました。
本当の素晴らしさは、いつかサミットへ取材にお出で下さいと伝え終了です。

2ページの取材とのことで多くを話してもなかなか反映出来るものではないので、科学する大人の望遠鏡として「双眼望遠鏡」を紹介して頂き、又自作の楽しさから多くの知恵を育む環境に貢献出来れば素晴らしいかなと、この機会に感謝しています。
話しの中で、日本に屈折式の双眼望遠鏡が多い理由として「松本式」のお話しをした所、流石学研さんです。十分な下調べをされていてあまり話す余地はありませんでした。
そんな感じで、鎮痛剤に勝る痛みを押しのけてでも、有意義で楽しい取材でありました。

以上が本日のご報告で、発刊になる日を楽しみにしたいと思います!
学研スタッフの皆様、寒い中ご苦労様でした。




2008/3/27 見本誌が届きました。

早いものでもう1ヶ月が過ぎ、見本誌が送られてきました。
発刊は明日のようです。

学研さんは気前が宜しくて、2部も頂きました。
ざくっと中を見ると、結構な読み応えがあり、ガリレオさんのことを改め見直す事になりました。
子供の頃に持ったイメージと、年を取って感じるものとやはり尺度が違うものですね。
ガリレオさんは、人としても大人だったようです。。

さておき、おまけの望遠鏡ですが、じっくり作りたいので今はお預けなのですが、部品だけから想像すると、横山先生の尺八を連想してしまいます。(判る人にしか判りませんね!笑)
ちゃんと化粧用の張り物が付いていますので、完成すると結構立派なものになりそうです。




ぱらぱらっとめくって行くと、ありました!
やはり私の天頂が確りと目に飛び込んできます。
新屋敷さんの嘘つき!・・・なんてね。
前もって原稿チェックはしていたので、その時点で確認していたのですが、私の天頂(頭)は写さないってお約束が・・・。
後は申し訳ないのですが、購入&立ち読みでご確認下さい。

大人の科学 vol.19

 


2ページという僅かな紙面で、やはり双眼望遠鏡を伝えきるのは難しいようで、一寸やり過ぎの珍しい人としての印象が強くなっていましたが、双眼望遠鏡の存在自体が読まれた方に伝われば幸いかと思います。
皆様の愛機も掲載されていますので、貴重な一冊として保存しようかと思います。

尚、掲載に至り、機会を御提供下さいました皆様に、心より感謝申し上げます。

これを機に、今後は、
両目で鑑賞する宇宙 「自作双眼望遠鏡」をテーマにしていこうかと思います! 


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