☆双眼望遠鏡観望記☆2003年版

・3月1日 最近  
・3月30日 学校平  
・5月7日 大間々台  
・6月8日 富士山  
・6月29日 富士山オフ  
・8月24日 八方ヶ原オフ 
・9月6日 栃本 
・10月1日 富士山   
12月22日 埼玉県民の森

12月22日 埼玉県民の森

ここの所風邪引きと師走の忙しさで星見からはちょっと遠のいていました。
結構良く見えるようになった肉眼で毎日帰宅時、冬の星座を見上げる程度の楽しみでも澄んだ空は気持ちの良いものです。
遅い帰宅時は木星の輝きにも見とれます。
仕事の合間に少しづつ天文関係のあれこれが脳裏をよぎりながらだんだんに禁断症状が現れはじめます。
しかし、時間が無いので気休めに一寸したものでもショッピングで紛らわせれば・・・とネットを開きながら。ミードのUWシリーズが納期未定になっています。ここの所の特価販売からしてこのアイピースもそろそろモデルチェンジがありそうな・・・。
前回UW-8.8の素晴らしい性能を確認し高性能広角アイピースの中倍率が欲しいとけっこう長い間考えていた所です。
ナグラーを購入するか?しかし2個買うと10万円コースです。中古を探そうか?そう思うとなかなか踏み切れない所です。
ネットの掲示板を見て回るとUW-14はナグラーと性能差は無い旨、よく書かれています。大変興味のあるミードのアイピースです。値段的にも半額で84°の高性能。果たして・・・

ナグラーの9mmとUW-8.8をF5鏡筒で比べたとき私の目では明らかにミードが勝っていました。その経験上ネットのコメントとあわせて考える所、恐らくは・・・と大きな期待を持っていました。
なくなる前に手に入れないと後悔先に立たずです。
そんなわけで目の前に大きなアイピースが2つ並んでいますと居ても立ってもいられないのが人情です。
フルパワーで仕事を終え、女房に今日はよろしく!と出陣です。

所々雪に覆われ四駆に切り替えながら「県民の森」に着くと先客の車が4.5台望遠鏡も並んでいるようです。もちろん快晴です。
写真でもやってたら失礼なのではじのほうに車を止め33ツインをセッティングします。まずは温度順応する前からアイピースを覗いて見ます。やはり車で温まったミラーは厳しいですね!
セッティングで最近は疲れを感じます。(歳ですか・・・運動不足でしょうか)椅子に座って一休みすると、気温3度で眠ってしまいます。つり用のダウンの防寒着は心地よい眠りに誘います。大熊が上るまで運転席に移り気が付くと1:00を回っていました。明日の予定も詰まっているので2:30までにはここを出る予定です。
体が動くようになるまで30分ほどかかり33ツインを覗く頃には山間にM51が見えるくらいになっています。

わずかにワイドスキャン30mmで周辺を流します。オリオン周辺、M42が非常に輝かしく綺麗です。
さていよいよ待望のUW-14登場です。
倍率で107倍ぐらい、実視界0.79°、瞳径3mmです。
ミラーは十分に馴染んでいます。
天の川は殆ど見えない状況の当地でもバックグラウンドが暗く引き締まる丁度良い倍率です。
光害の強いここでも冬の空は透明度が高いので時間の無い時は当地でも妥協が許せます。

おお、おお、フルフラットな視界が引き締まった星たちを見せてくれます。
やっぱナグラーに勝る物はありません・・・、じゃ無かったこれはミードです。
十分すぎます。星雲も非常にコントラストが良くM天体を追うには丁度ヨイヨイ!
私はこれで十分満足満足。何時かこのアイピースもナグラーと並べて使ってみたいと感じられます。
お金が厳しくって、高性能な広角アイピースを探してる方、UW-8.8と14は是非検討してみてはいかがか?

ほしみの方ですが、冬の銀河は光害の関係でオリオンの燃える木がやっと確認できる状況です。しかし、M42はとてもよく見えます。81.82はとてもコントラストが良いので暗い空のように見えます。フクロウもかろうじて目がわかります。
m51は周辺の広がりがそらし目でふんわりと解る程度で髪の毛から乙女あたりはまだ低空の為光にやられて今一状態です。
しし座周辺の銀河も色は薄いのですがコントラストが良く存在は一通り確認できます。
しかし、この状態では、エスキモーやNGCはけっこう厳しく土星に鏡筒を振ってみた所、惑星本体の縞が非常に良く見えるのでシーイングの程度がまずまずのようです。従って今シーズン初の木星が楽しめそうでやや低めながら見てみます。
おお、縞の模様が見えるじゃないですか!あまりに眩しいので8.8mmに取り替えます。
今シーズン初の木星はとても素晴らしい像でした。

一人で夢中になって知ってる銀河星団を黙々と見続ける中、車が帰ります。
テントを出して就寝の方も居ます。
そうでした、駐車場の真ん中の方にはけっこう何人か居るのです。
一人で夢中になっている間に皆様今日は終わりのようですね!
私も時間となりまして、さっさと片付け帰途に着きます。

UW-14、良い物を手に入れました。帰り道も何かにやけてしまいます。
33ツインの性能が上がったように感じた今年の締めでした。

もう一日ぐらい年内行ければ最高です!
今日は完全に書き殴りでした。(笑)



10月1日 富士宮口新五合目

が正式名称だったと思う?
どうにかこうにか月末のやりくりが終了し、快晴の空を見上げて居ました。

先週末、じっくり腰を落ち着けた観望をしようと準備万端に富士へ向かい、結果朝まで大雨にたたられた。
新月の時期は短く来週末になれば又バッドコンディション、悔しい思いが・・・。
狙いは、「ステファンの五つ子」地球から2億8000万光年離れたペガスス座の方向にある銀河群である。今まで何度か人の導入で確認した事はあるが、最近2億8000万光年と言う言葉に魅され自分で導入できるように準備をしてきた。

ネットで気象図を見たところ翌日は期待できない、今夜がベストとなるだろう。

多摩にある事務所を21時に出発する。
これだけの気象条件だと新五合目は町からの光害で恐らくあまり良いコンディションとならないかも知れない。須走り五合目が気になるが未だ行った事が無い。夜に初チャレンジはリスクを伴うのでいつもの場所となる。

ジャスト0:00到着である。
先客は1名、東京のトラさん(もちろんハンドルです)である。
サミットや他で知らない方ではない。1、2時間ほど話したりお互いの機材を楽しんだりした。
彼は、朝から仕事だそうで無利な誘いは出来ない。最も私も昼までには社会復帰する予定である。

空の方は宵から薄い雲が絹のカーテンのように漂って今一だが透明度は高い。
そして、30分もするとベールのような雲が細かく集まり始めメリハリが出来てきた。
西からの風が出始め1:00には完全な快晴となった。
あまりの抜けの良さに、光外の影響の中でも馬頭にチャレンジしたくなり、トラさんからHβとUHCを1枚づつお借りし33ツインに装着した。しかし駄目であった。今までの経験に新たなデータとする。
結局のところ、馬頭星雲は暗さ勝負の様である。

天頂にはペガサス座周辺のM天体は軽く流す。
今日はトラさんから双眼装置について尋ねられていたので、お話をしながら笠井のアイピースをお貸しして色々比較をしました。トラさんの150sツインで彼のN-9mmと私のUW-8.8mmをサイド・バイ・サイド チェックの結果が非常に興味深いものでした。
周辺像はそれほど差は無かったのですが、シャープネス、星の輝き、締まりは半値で購入したUWの方が完全に1枚上手の様で2名でビックリしていました。
同じ条件で並べて使用すると思わぬ発見に出会うものです。もちろん鏡筒の相性もあるのでしょうから優劣の決定を出したわけではありませんが、お買い得のアイピースを見つけて思わず微笑んでしまいましたね!

そうこうしている内に、彼は帰途に着きました。
いよいよ、本日のメインイベント「ステファンの五つ子」です。
写真を反転させて星図として持ってきています。しかし、33ツインは鏡像です。しかもスケールが判らず周辺の星の特定が少々てまどいました。
しかし、思ったより明るいNGC7331が不意に視界に入りました。そこから写真の細かい恒星と実像を比較し位置関係を確認します。しかし、鏡像の上スケールがわからず周辺を確認するのに少々手惑います。
そばの3角の並びの一致を仮定し反対の想定する2個の恒星とした場合の延長線の明るい恒星・・・、あー、やっと一致です。
なんてことはありません、7331と同視野に入って居るじゃないですか!中心に導入しそらし目にすると4つの淡い銀河が見えます。さすがにこれほど淡いと直視ではまったく判りません。何か久しぶりにそらし目で銀河を見たような気がします。
170倍で確り確認が出来ました。

早い時間に、M42をトラさんにお見せしていたのですが、今は最高の位置に上っています。さっきは125倍ぐらいで瞳径3mmぐらい、今度は170倍に上げて見ます。
広がった腕のエッジの濃い側はピンクに近い色から緑色に変化していきます。その反対側は赤みを帯びた小豆色のまま広がって行き全体に広がるようです。
トラペジウムは確り点で見えています。まずまずのシーイングですね。冬になったらこうは見えません。周辺に細かい星が4.5個見えます。
M42が星雲の王様と感じます!
ほんとに何時見ても素晴らしいです。シンチレーションの良い時期は宇宙なんて遠い所を見ているとは思えないほどです。地上の天空にある星雲を見ているようです。
かなり満足しまして、他をあまり意識しないで流し3時過ぎに終了とします。

そうそう、2重星団に限り全部の恒星に対してピントが合わなくなります。
中心の星たちが非常にシャープなのに周辺の星がダルマぶとりしています。あえてその星にピントを合わせると他の星が駄目になります。全てが細かい粒になりません。これは瞳径7mm近いときです。4mmぐらいまで落とすと視野の大半はピントが合います。12センチツインではこのような現象は起きません。
何なんでしょう?今、疑問です。

という事で、素晴らしい空を堪能し帰途に着きました。今後は須走り方面も開拓し用と思います。
本来は、奥多摩あたりにホームグラウンドを持ちたい所ですが意外と富士が近いせいか開拓が進みません。

どなたか
「奥多摩情報」がありましたら是非教えてください。


さて、今月はいよいよ1年ぶりに「サミット」です。
今年も快晴を期待します。
皆さん準備はいかがです?私は双眼装置関係を沢山持参しようと考えています。意外と手軽な双眼視法として見直せる機会になればな!と思います。



9月6日 栃本広場

相変わらずの天気です。天気予報を恨んでも仕方がありませんが、天気予報の嘘加減には辛抱なりません。
前線が南下しながら東へ移動しつつ弱まっていきます。しかしこの微妙な状態をコンピューターのシュミレーションで予報するなんて何を考えているのでしょう?
言いたい事は「予報をするな!」です。気象情報だけで十分でしょう。余計なお世話です。判断に惑わされる所です。
どうしても予報をしたいのなら、「前1週間の予報的中率は○○%です。」のような、信ぴょう性のある情報にして欲しいですね。いっぱい税金払っているんだから! 
プンプン!(怒)

と言う事で、富士山、栃木八方ヶ原、秩父栃本の3方向で悩みました。
結果的に、高速代の掛からないところへ自分の「晴れ男」ぶりを試しに行きました。
かれこれ考えてみると天気の悪い中、「上手く晴れ間を攻めているなぁ」と、振り返ってみると、「もしかすると狙いが良いのではなく、晴れを呼んでいるのではないか」と思ってしまうほど「晴れ」です。
いずれにしても晴れてれば「結構結構」です。
行ってきました。

到着は22時過ぎで、到着時は結構雲が多く「いかがなものか?」でしたが、機材をセッティングし終わる頃にはほとんど晴れです。
観望を終えて片づけが終了すると同時にドン曇になりました。やっぱり・・・・

本日の観望はミードドブソニアン32センチに2インチ双眼装置です。
双眼装置は試作1号2号の比較テストです。
基本的に200倍ぐらいまではほとんど変わりを感じません。気にしていた左右の光量差も思い過ごしのようでコーティングの入射角に依存された色を明るい時間に感じていたようでした。
夜間に使用する限りほとんど感じませんのでOKとします。
2λビームスプリッター使用のほうだけ月を見た時最初少し気になりましたが意識しなければぜんぜんわからなくなります。

300倍で火星を見るとさすがに差が出てきます。4分の1λ仕様はなんら問題なく良く模様が見えます。2λ仕様は像が明らかに甘くなってきます。ただ、相対比較なので、単体だと解らないかもしれません。
低倍率においては非常に良く見え、ここだけの話としては(ナイショ!)双眼望遠鏡は要りません。それぐらい良く見えます。やっぱり50センチクラスに付けて楽しみたいです。
月、火星、M31をゆっくり堪能しました。M31は光害の影響で今一でした。大気中の水分が多くダム工事の明かりがバンバンで東はだめです。

ところで、全国の皆さんテレビCMの加藤茶の「ババンと!」ってしていますか?東京三菱のCMだから関東以外ではやってないのでしょうか?私たまに掲示板とかで「ババンと!」て書きますが反応が無いので気になっています・・・

もどって・・・、他の対象も一通り比べました。問題なしですが空の明るさで、あまり天体自体の感動は無かったです。
ちなみに月没は0:00ぐらいで1:00頃は良い空になっていました。(光害を除いて)天の川もどうにか見えていました。

さて、この2インチ双眼装置の凄さをどの様にして皆様にお伝えしましょう?
「いいんだよなぁ」



8月25日 八方ヶ原オフ

久しぶりの観望は再びNinjaオフ会です。
場所は前回と変わりまして以前行った八方ヶ原大間々駐車場です。
終わらない梅雨がやっと明け・・・、というか今年はとにかく天文家は悲しいかな雲の取れる日は殆ど皆無でした。
これはどうやら、地球温暖化による北極圏の気温上昇で大陸側の高気圧勢力が通常より強くなり偏西風の大規模な蛇行したことにより太平洋高気圧が梅雨前線を押し切れなかったようです。
その仕組みの中でヨーロッパなどは灼熱を味わったようですが暑さ嫌いの私は想像もしたくありません。
そんなわけで今回は星空に飢えた観望会だったのではないでしょうか?

行きは埼玉県行田市で仕事をした後、そのまま東北自動車道に載り時間半ほどで大間々駐車場に到着です。集合場所は近くの学校平で、観光客が減る頃移動をするような予定だったようですが、私は明るいうちに1度ロケーションを確認したかったので直接向かいました。観光客も殆どいませんでしたので参加表明もしていないこともありそのまま時間をつぶす事としました。
夕暮れはあきあかねの群れが短い夏の終わりを感じさせます。

日が落ちる頃、ぼちぼちと天文屋が集い始めました。
学校平組みがまとめてくる頃に一般の人たちは殆どいなくなりオフ会の始まりです。よく晴れた空、しかし、西の空は怪しくもやり始め暗くなる頃は霧と共に星が消えていきます。
しかし、今日は高気圧圏内で日中の気温上昇により、宵は雲の出るものです。夜半には良い空が期待できそうです。
今日は素晴らしい機材が沢山来ています。オフ会の写真に載せましたのでご覧下さい。
クリック!

PERSEUS-300 AOKシーフシュピーグラ- ALTER-A607 特にこの3つは私の興味をそそりました。
ペルセ300はビックリですね!これをフィールドに持ち出して眼視で楽しむなんてなんと贅沢でしょう。赤道儀とセットでトランスポーターより高額なのではないでしょうか?
A607も15cmなのに立派な事、いつかは欲しいと思っていたのですがサイズ的には固定使用の方がよさそうな感じです。
ついにシーフで惑星を覗く機会がやってきました。理論的に最高であろうと思いつつ、中々機会に恵まれず実際の像を拝見できました。
夜半には大気の状態もかなり良くなり、各鏡筒で思う存分大接近の火星の細かな表面まで見ることが出来ました。メデタシメデタシ!
各鏡筒比較は自分の機材ではないので細かく評価はいたしませんが、分解能とシーイングのマッチングでペルセ300で見た火星像が最高でした。これは口径が生かされていたので皆さんそう思われたのでは無いでしょうか?
シーフとA607は同じような分解能ですが反射系の色彩でシーフは非常にナチュラルなカラーでした。シュワルツ150ツイン(F8)も負けてはいませんが色収差はどうしても付物ですね。個人的には反射系の惑星が好きです。
ちなみに私の33ツインも確り模様が見えていましたが左の軸が狂っている様なので250倍以上に倍率を上げませんでした。
いずれにしてもまずまずの空なので30センチぐらいまでの口径が生きていましたね。
さすがに横尾さんの44センチドブでは見ませんでした。(実は良かったりして・・・誰か見ましたか?)

ディープスカイ関係等は、ニンジャ320 3台、 400 1台、 銀二250 1台、 双眼はフジノン 2台、 シュワルツ150Sツイン 1台、 150F8 1台、それと私の33ツインだと思いました。他も色々ありましたが人数的に15人から20人ぐらいでそれぞれが暗闇なのでそれ以上は???な感じです。

深夜1時ごろ一時ですが非常に良い空になり銀河関係は凄かったです。
私のツインで見る限りM33の腕などは余裕で確認できます。網状星雲はフィルターの必要を感じさせません。
ただ残念な事に霧が多く高度の低い射手座周辺などはNGでした。
しかし、久しぶりに見る銀河がこれだけ暗い空で楽しめるのはとても感動的です。この暗さで抜けの良くなる秋口などは期待してよいでしょう。 

33ツインの調子
M31はとてもよく見えていました。今回は銀河関係に瞳径を落とす為WS-30にバローレンズを入れ15mm、つまり100倍瞳径3,3mmを主体にしました。見掛け視界は0,84°取れています。腕周辺の散光星雲を感じ取る事が出来ましたが御覧になった皆様いかがでしたでしょうか?
バックが十分暗くなり星雲関係は瞳径7mm近くしたのより大幅にハッキリ見えてきます、M27がラグビーボールのように見えて飽きませんでした。何と無く周辺がピンク色に・・・見えないか。
架台の横回転にオークションで手に入れた中華テーブル用のベアリング入りローターを使ったところ、テレビ回転台とは比べられないほどスムーズになり、倍率を上げたときのリバウンドが皆無で楽になりました。

「ビッグビノビュー」
ニンジャ320に装着させていただきました。が、やっぱり厳しかったです。
なにが?
リレーレンズが長すぎて本体接眼部がモーメント加重でもげそうでした。
衝撃を与えずにそーっと手を離し覗き込むと問題のない双眼像は見ることが出来ました。
ので、後は像を劣化させないでクランク状に光路を引き出せるように改造が必要になりました。
しかし、2インチ双眼装置を等倍で使用するのは専用鏡筒を作るのが一番のようです。
基本的には大口径ドブ専用がコンセプトですので小ざかしい事はやめましょうか?
横尾さんと話していたのですが、斜鏡を大きくする必要があるが、70mmを越えると一気に値段が上がるのでそこがネックとなってしまうということになりました。
でも、2インチ双眼装置が欲しいような方は大した問題ではないでしょうね。
そうそう、2インチ双眼装置開発の件ですが、現在左右の明るさの違いを抑える為にプリズム兼用機を製作中です。一緒にビームスプリッターの精度を変えたりして私の納得の行く所まで煮詰めるつもりです。
お待ちの皆様もう少しお待ち下さいね。

話を戻しまして、2時半ぐらいになったらまたまた雲が出てきました。その頃は皆様火星オンリーで各鏡等めぐりとなりました。今日は本当に贅沢な火星観望でしたね!
3時過ぎに早々と帰りましたが眠さに負けてすぐサービスエリアで寝てしまいました。8時過ぎに太陽の暑さで目覚めてあまり気持ちのよい物ではありません、こんな事なら朝まで残って清々しい高原で目覚めたかったです。

ではニンジャ軍団の皆様、またお邪魔させてください。


6月29日 富士山オフ
Ninjaオフ会へ新5合目に行って来ました。
笠井トレーディング扱いのFRPドブソニアンユーザーのオフ会です。製作者横尾氏主催です。
  
まあそんな硬い会ではなく「みんな集まりましょ!」って感じで新5合目口バス停駐車場に関東各地から30名以上が集合しました。
私は、PM6:30ごろ到着したのですが、既に大勢が集まっており駐車スペースを出入り口に取るほどでビックリです。天候が悪く夜半の回復に期待をかける状況なのでこれほど集まるとは思ってもいませんでした。
到着してまずは天候回復を確信の元、機材をセッティングです。
今回は「33ツイン」と「32DOB+ビッグビノビュー(2インチ双眼装置)」です。
強風で皆さんのドブが揺れています。私の機材も風に悪戯されています。
掲示板でおなじみの方々とご挨拶をします。と言っても明るい所で会うのはほとんど初めてで未だに顔と名前を一致させるのは厳しいですんね。
(^_^;)
低気圧のの過ぎ去ったばかりで標高があり気圧は740HPAでここの所の体調不良から偏頭痛に襲われています。仕方が無いので早々に車に入り天候回復が恐らく夜半になることを見越し仮眠に入ります。

0:00少し前に目を覚ましました。
風は多少止んでいます。雲越しに星が見え始めています。
雲は結構流れていて合間に空が開けるようになってきました。
1:00過ぎには雲が流れながらもまずまずの星空が顔を出すようになりました。
今日は体調があまりよく無いのであちこちへ顔を出すことを控「ビッグビノビュー」のテストをメインにします。
尋ねてくる方へは「33ツイン」をお見せします。しかし、雲が早くなかなか良い対象をお見せしにくく歯痒い所です。
北の方から遊びに来た御二方にお見せ出来なかったのも残念です。
地元静岡の方も顔を出していました。
2:00前後にはかなり良い空となってきました。雲海も眼下に張り出し北アメリカ星雲なども確認できる状態です。

さて、今日の収穫と驚きです。
収穫
「ビッグビノビュー」は250倍でも像の劣化は皆無だった。視軸のずれも無く非常に快適である。「33ツイン」は一度光軸調整を必要としたがその様な煩わしさから開放されたような気持になる。明るさ自体は暗さを感じない。単眼の明るさを両眼視しながら維持をしている状態である。かえって「33ツイン」が明るすぎて瞳径が5mm以上の場合は双眼装置の方が見やすく感じた。これはバックの暗さによる瞳径の変化が関係している為のようだ。
今回光路引き出しを「ワイドスキャン30mm」に合わせてセティングして来た為他のアイピースを使う時鏡筒から接眼位置が離れすぎて鏡筒のコントロールが多少し難くなってしまった。この辺りは今後考えなくてはならない。光路長を大きく消費するアイピースの使用を制限すれば問題は無いのだが、色々試したい今の時点ではなかなか難しい。
32センチに「ビッグビノビュー」は非常に良好であった。
接眼位置がGLから低い為口径を上げても踏み台無しでいけそうである。45〜50cm位のドブに取り付け使用するのがベストに感じる。ベストな鏡筒を組む必要がありそうだ。

横尾氏の白ドブは触ってみた所かなり軽量な割りに十分な剛性があった。今後私もFRPに手を出そうと思う。

横尾氏のツインは面白かった。

エチゼンヤさんの「ドビーノ」(25cm自動導入双眼望遠鏡)が大きく進化していて驚いた。ミュージックアンプが増設され、鏡筒からスーパーサウンドが飛び出す。
それ以上の進化は、手元のディスプレイに高感度カメラTGV-Mが接続されファインダーとなっていた。この画像は非常に素晴らしく瞬時に最高8.5秒までの蓄積をされた画像を表示する事が出来る。
リアルタイムにM31の暗黒帯間で映し出していた。
これはもう、新しいカテゴリーとして通用するだけの性能があった。見た画像をそのままデジタルで保存する事が可能である。
素晴らしいの一言であった。

意外な一面
今回はドブの集まりだけあって他の観望地の反応と違い双眼望遠鏡に興味を示す方が少なかった。
おそらく時間(観望可能時間)的な問題と双眼より口径に興味がある集まりであった為だと考える。
あらためて機会があれば、大型双眼の世界を紹介したいとおもう。

最終地点コンビニエンスストアが自衛隊の隣にあるセブンイレブンである。
食料を購入する為寄った所時間的に自衛隊の迷彩服を来た若者が大勢買い物をしていた。
混雑は嫌いなのだがここで購入しないとならない。仕方なく隊員達の間を割って入っていくとすんなりと通路を譲られる。陳列棚に手を伸ばす時も何故か?譲られる・・・、なんか拍子抜けだ。
上官と間違えられていたようだ。(^_^;)

今回3回目の富士山であるが何れも雲の流れる中の忙しい観望であった。
ここは快晴の時以外は変なストレスが残るので次回は他にしようと思う。
やはり栃木辺りがいいのだろうか・・・



6月8日 富士山

富士山新5合目に行ってみた。
実は初めてである。先週、今週共に日曜の夜に連荘でである。
先週、横尾氏の観望会が雨で流れ台風一過の魅力でその翌日登頂して見た。
その時は満足な観望まで至らなかったものの素晴らしい天の川が印象に残り、梅雨前最後のチャンスと再チャレンジである。
日中南風によりかなり湿った空気が上空にあり、宵は曇りである。のんびりと現地に向かう。
おそらく0:00過ぎには雲も取れそうな感じである。月没もそのころで丁度良い。
現地には21:30頃到着33ツインをセットしブルーシートをかけテレビを見ながら11:30まで仮眠する。
目を覚ますとウィンド越しに滲んだベガが見えて天気の回復を感じた。
ここは他の観望地と違い独特の気象変化があるようだ。気温が上がると駿河湾方面の水蒸気が山に当たり雲に変化する。その時の気圧でガスの高さが変化するようだ。
雲海となれば良いが霧に覆われればびしょ濡れになり辛そうである。
気温は平地で19°であったがここでは7°位である。

月の明かりが消えたころ、天頂近くに天の川が見え始めた。
周辺は雲で見えない。眼下は完全に雲海に覆われている。
暫くは雲や霧がランダムに流れ落着いた観望は難しいが「夏の三角」周辺を流れに合わせ楽しめた。2:00を過ぎると周辺以外は完全に晴れ上がった。しかし、時たま薄いきりが通り過ぎ視野を塞ぐ。
3:00に撤収とした。
北アメリカ星雲は肉眼で完全にわかる。
M27をゆっくり味わう。抜けのよさとバックの暗さで驚くほどしっかり見える。そらし目の必要ない。なぜか?見惚れてしまった。
一通りいつもの対象を流し、M17で止まった。
バックの暗さから倍率を上げ詳細を見たくなった。
UW-8,8に差し替える。170倍である。
直視のままでも濃く、濃淡がはっきり見える。なかなかコントラストが良くこの倍率でゆっくり見る事にした。
とても見事な星雲である。ハッブルの写真を思い出し細かい部分を追ってみるとイメージがつくほどに星雲の形状が見えてくる。
もっと倍率を上げようか悩んだが面倒なのでこのまま見続ける。
「瞳径2mm」この倍ぐらいに拡大したい。来年はそんなM17を楽しみたい。

片付けの力仕事は息が切れる・・・、この感覚はマウナケアの息切れに似ている。
帰宅すると、下界は曇りであった。


5月7日 大間々台


GWは仕事であった。
いい天気が続き各掲示板に観望会の様子が記され始めていた。
居たたまれない気持と、春霞で「まあ許しておこう」といった気持が交差する。
天気図を見ていると、連休後は天気が崩れそうである。月の暦も段々に明るくなる。6日は休めそうだ、5日今夜こそ決行とする。
南風が続いている。関東南部は靄に覆われるだろう。希望が持てるのは唯一、栃木の東北よりだ。
八方ヶ原を狙え。前回雪でロケハンが出来なかった「大間々台駐車場」が狙い目だ。
この時期の靄は低空を漂う。標高1200M内陸 条件的には可能性が高い。
21:00東北自動車道PAで仮眠を取る。
0:00目覚め空を見上げる。星はひとつも見えない。しかし、曇りでは無く濃い霞みと判断し山へ向かう。
途中「走り屋」が5台程居た。
気にせずどんどん標高1300Mを指す大間々台へ到着。
非常に開けた場所である。トイレは汲み取り式だが非常に綺麗である。
一部低い林にさえぎられているが北西から北、東、南東までは水平方向が見渡せる。それ以外は木に覆われ15°位隠される。ω星団は微妙な位置である。

空の具合だが、多少靄っているが、4,5等星位迄が天頂付近で確認できる。風が北に変わればもう少し良くなりそうだ。
さっそく「33ツイン」をセットし鏡筒をさます。
食事を取りまだミラーが馴染まない内から観望に入る。アイピースWS30を覗き込むともやった空の割りに良く見える。いつも行く秩父と違い空が暗いのだろう、天頂に近いM13を入れると50倍にもかかわらず完全に分解している。非常に美しい。
獅子座方面は雲って全くダメであるが、大熊方面は何とか見える。M51が滲んだ空なのに腕がはっきり見える。
1時間ほどすると随分抜け始めた。完全ではないが、天頂を中心に肉眼でもまあまあになって来た。
サソリが随分高く、低空を少し流す。オメガを見てみたいが、烏座等は肉眼で見えない。低空は諦める。
M4は、綺麗に分解している。アンタレスの輝く色がコバルト色で不思議だ。
干潟星雲は、雲の濃淡がはっきり解り不気味なぐらいである。星団部分の恒星の輝きが非常に綺麗だ。
三裂星雲が初めて確り分裂しているのを確認した。
この後、周辺の星雲、球状星団などを一通り確認し「OVフィルター」を装着した。

「面白くない!」

星雲が白く濃くなり詳細な部分が解らなくなる。
デリカシーの無い白くとんだ星雲はつまらない。
十分な口径はフィルターの必要性があまり無いような気持ちになった。
そのまま、夏の大三角の星雲に鏡筒を振ったが同じ感想である。ただ、網状星雲は町の光害の中にありフィルターの効果は必要であった。
ふと、接眼レンズから目を離すと、もやった空の中に「太い大きな2本の川」天の川がくっきりと漂っている。驚きである。
秩父辺りだと靄に光が反射してこれぐらいのコンディションだと天の川はほとんど確認できない。
しかし、当地でははっきり見える。
リクライニングチアーを出し、天の川を鑑賞する。分かれた川が銀河の腕として遠近的な想像を呼ぶ。ダイナミックなイメージは宇宙に引き込まれそうになる。

赤い星がもう一つ昇り始め高度も随分になって来た。
240倍で今シーズン初の「火星」を導入する。
揺らいでいるものの暗い影が確り見える。これだけ高度が上がれば十分な観測が出来そうだ。

右目に多少乱視が残るが、にじみも少なくコントラストがコンタクト使用時より良い。
「33ツイン」の主鏡マウントを変えてから星像も非常にシャープである。
現在、何れも十分な状態で、今日の空も感動の連続である。
M31を導入する頃、薄明が始まった。
やはり薄曇状態なのがわかる。暗い空というのは反射光が無く靄を貫いて宇宙を見る事が出来たわけだ。
今日はここを選んで正解であった。
曇り空の帰り道、自宅近くの「秋が瀬橋」を渡る時、川原に「タマちゃん」を見る大勢の人や報道陣が集まっているのが見える。
まだ、6:00前だぜ!!

最近は、秩父1回、奥多摩1回出動しているが、今後は八方ヶ原の虜になりそうだ。
わずか2時間でこれだけの差は大きい。
ちなみに高速代は岩槻-矢板 間、往復6100円。楽をすると+2000円位。少し辛いかな?


3月30日 学校平

久しぶりに時間が取れ、納得の行く空が見たくなった。
しかし、天候の方があまりハッキリしない。それ以上にあてにならない天気予報、まるでその場しのぎのように刻々と予報が変わっていく。当初富士山計画をしていたが、季節的にまだ早く、2合目辺りだと光害の影響でこの距離を苦労していく甲斐が無さそうで急遽、新天地を求める事とした。当然、天候不良により観望が出来なくとも新しいホームグラウンドが見つけられれば納得も行くだろう。
秩父栃本は、ダム工事の影響も含めて納得の行くコンディションは今後無さそうなので、実は身に迫った問題でもあった。

関連HPなどでここの所、気に成っていた場所があった。
栃木県矢板市にある「八方ヶ原」である。
東北自動車道を使えば2時間内が可能なエリアであり、何と言っても高速から22kmの穏やかな道のりが魅力であった。
当然、東北に掛かりつつあるだけに空の暗さも期待出来るのである。
他方面はやはりアクセスの割りに良い空は少なそうである。
で結局、行って来ました。
そこの写真です。

ここは、八方ヶ原学校平駐車場になります。
(アクセス:東北自動車道「矢板インタ−」出口左折−「泉」信号左折−インターより22km位で現地「学校平」看板−右折で現地)
矢板インターから22km地点、標高1200M位。自宅から約160km、内高速道路130kmになります。ユッタリ高速を走って自宅から2時間かからず到着しました。山道もきれいに舗装され緩やかで非常に楽でした。(高速代が結構掛かりました。浦和から片道3300円です。)

さてさて、問題は空の方です。
まず、ここ学校平は現在「山の駅」なる物を建築中です。(写真右)ある意味便利にはなりそうですが、南側に照明がついていまして非常に厳しい状態でした。現場事務所も電気が付けっ放しでした。観望は照明の陰になる場所で行ないました。
ですのでこの地点の観望は少々きついようです。
しかし、この道を奥の方に200Mほど行くと真っ暗な駐車場がありました。今のところ雪で中には入れませんがそこが使えそうです。
到着はまだ日がある内でした。薄曇で太陽は見えません、天気予報は無視して、宵頃からの天候の回復を天気図から見出し、ここ以外に2・3箇所ポイントをチェックしながら時間を潰しました。予想道理9時位から回復を始めましたので機材をセッティングします。今日は珍しく女房と2人です。女房には120ツインを使って貰い私は33cmツインです。
完全に天候は回復したものの春霞がかかっています。此ればかりは仕方がありません。そんな中、2時間ほど銀河の濃さをチェックしました。微光星は霞んでいますが、秩父と違い霞みに光害が反射する事は無く驚きです。
銀河は非常に濃く見えます。M101は簡単に見つける事が出来、霞む中何とか渦が解ります。M51に至っては栃本のベストの時より濃く見えます。ただ、やはり霞みの影響でぼやけた感じがします。
オリオンが沈んでしまったのが残念な所ですが馬頭がいけそうな暗さです。来シーズンに期待できます。
南が開けているのでω星団を期待してい他のですが、低空は霞みで×です。光害はやはり南東から南にかけて多少存在しています。結論としては、今迄見た中で、関東周辺で最も暗い空でした。(この近所にはまだまだ有りそうですが)
M104暗黒帯がくっきり写真のようです。黒目も黒目、乙女銀河団は今迄で一番濃く見えました。これで空が抜けていたら最高ですね。今後はここにはまってしまいそうです。

しかし、どこもかわらず走り屋は一杯いますね。
帰りも法定速度でのんびり帰ってきましたが、2時間かかりませんでした。


3月1日 最近

早くも3月に突入です。今年はすでに5.6回出動しています。
しかし、なかなか納得の行く空に出会っていません。
ありきたりの空でやになりついにハワイまで足を伸ばしてみたものの天頂の半月にご挨拶でした。
しかし、澄んだ空気はいつもの空とは大違いで天の川は見えないもののある程度の星雲と、非常にクリアな星たちを見る事は出来ました。

正月は茨城で、一度埼玉県民の森へ行ってみたものの33cmツインには辛い空でした。他は秩父栃本へデリカ4輪駆動のお陰で誰もいない雪山観望を数回です。
しかし、シーイングが悪く、銀河のコントラストも今一、少しでもと寒い雪山で光軸調整をやっていました。

目はかなり良い状態なのですが、33ツインで瞳径を上がると相変わらず滲んでしまいダメです。恐らく、1等星が滲まないのは瞳径4mm以下迄です。7mmフルに使えるまでには後半年はかかるのかな?

一度だけ、栃本で馬頭の存在を確認しました。33ツイン・ノーフィルターです。初めて、暗い影が馬の頭の位置に確認出来、鏡筒を振ってもその位置から動かない事で暗黒帯であると確信しました。反らし目なので形まではわかりません。
空の明るさは何時もとあまり変わらないか少し暗いぐらいで、シーイングが比較的良かったのと、鏡面圧迫が取れコントラストが向上したせいでしょう。目のせいもありそうです。
こうなって来ると後は、良い空を求めて全国をさまよう事に成りますか・・・。

鏡面圧迫について解った事があります。
33ツインはシリコンで主鏡を接着しています。クールターのミラーの厚みが25mmしかありません。
32ドブは40mmぐらいあり同じ方法で取り付けても何ら問題は有りませんでした。
しかし、クールターは大きな問題を持っていました。
最初はミラー固定にシリコンを直径15mm位で18点止めにしました。
固定した時と同じ気温ではあまり問題を感じません。比較的気温の高い時期の作業でした。
気温が下がってくると、ベースマウントとパイレックスの膨張係数の違いでひずみ始めます。
シリコンは柔軟性があるため多少は問題ないだろうと考えていましたが、ミラーの薄さがたたってかなり歪んでいるようでした。
やむを得ず、ミラーの隙間から鋸を挿入し9点支持に加工をしたところひずみが取れました。
しかし、−温度になると左側がまだ歪みます。歪みの症状は土星などを見ると2重3重に見えてピントが出なく成ります。高倍率時に星が点像になりません。エチゼンヤさんは斜鏡で強いボンドを使い同じようになったようです。
今後フローティングマウントに変更も検討しなければならないでしょう。
歪みの無い時は素晴らしいミラーです。

光軸調整は双眼の平行出しにモーターが欲しくなってきました。近課題です。

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