天体望遠鏡
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2020/3/29

久しく望遠鏡の趣味から遠ざかりあまり気になっていなかったのですが、ベテルギウスの減光ニュースを度々見るようになり夜空が気になり始めました。
冬の大三角の一角を担うオリオン座の赤い星です。
600光年離れているので、600年前の姿を見ているわけですが、人間時間のわずかな間に大きく減光するとはなかなかない機会です。


もっとビックリなのが、600光年先の恒星が望遠鏡で拡大して画像化できている写真です。
アマチュアの望遠鏡では絶対に見れない画像です。

 姿が・・・

で、形が変わったのか、何らかのガスの影響か?

元々若干な変光のある星ですが、巨大な恒星ですのでこれだけの変化は人としては想像を絶する規模です。
更に赤色超巨星ですので、超新星爆発の可能性もあります。外部リンクで理屈

もしかすると近い将来この星の大爆発が見れるかもしれません。
既に今現在爆発していても姿が見れるのは600年先ですのですが、600年前に爆発していればそろそろ見えるわけです。
そんなことを意識していると、ほかの天体も気になって、ついつい見てみたくなります。

しかし、以前の望遠鏡は殆ど処分してあり、また気が向いたら弄ろうと思っていた機材が、30cmドブソニアンと、127mmのアポクロマート。
どっちも老体にはめちゃ重くて引っ張り出す気になりません。

何とかお手軽な機材が欲しいものだと。。

近年は、ポルタなどという手軽な経緯台も販売されていて、8cm~10cm位のアポを載せたらいいかと考えました。
それに笠井トレーディングのアポ辺りが出戻りには無難かと。

その前にちょっとヤフオクを見てみると、ポルタ単体だと中古で1万以上出すぐらいなら新品が良いですね。
ただ、ビクセンのアクロマートセットで安く出てるので悩みました。
コスパの天体望遠鏡レポートも楽しいので。

でもやはり結果は見えるのでやはりアポが欲しくなります。
ウイリアムオプティクスの白に金ラインのカッコいいのがオクに出てたので、相場を知るために知り合いにラインで聞いてみると、同じレンズの赤いのあるからあげますよ!と申し出がありました。

結局、無料では悪いのでノートパソコンと交換ということで手元に届きましたよ!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

ウイリアムオプティクス 80D/F6.25 ED APO

で、架台はたしかAmazonかカメラ系通販でポチ!翌日到着!!


天頂プリズムもAmazonでポチですが、お久なので笠井さんAmazonで頼んだら、届くのやっぱ遅いね。
特に土日挟んでしまったので。。
プライム慣れしてるとショップは使いずらいです。

延長筒代わりの2倍バローは笠井さんと似た様なのがプライムで出ていたのでそっちに頼んだのですが、到着速度はご想像通りで、後から頼んだのに追い越していました。(;^ω^)



で、この様な基本機材です。
天頂プリズムは、実は正立です。
今更倒立像で見る気はありません。
このクラスの分解能で見れる天体なんて所詮です。
それより、フィールドスコープも兼ねたいので光路長の短い正立天頂プリズム(笠井)です。
しかし、ご覧のようなイーソスは重くて使い勝手が悪いですね。

実はこの鏡筒は双眼装置と天頂ミラーで合掌するように鏡筒が短いスペシャル品なのです。
ところが、一時は流行っていた安い光路長の短い双眼装置に合わせてあります。
(なので最初から延長筒が必要だったんです)

私の場合、ビノビューですので、ピントが出ません。。。



取り敢えず、接眼関係のアクセサリーを引っ張り出してみました。



やっぱりアイピースは双眼セットばかりですね。
ちなみにこの後さらに倉庫から色々引っ張り出すと、甘ポチした2インチバローとか色々持っていてダブてしまいました。(;^ω^)

で、色々セットしてみるのですが、正立天頂プリズムとビノビューだとピントが出ません。
変換アダプターのツバを削って奥まで差し込み、300Ⅿ位の距離でやっとピントが出ました。
後10mm近く鏡筒長を短くしないと天体ではピントが出ません。


さて、困ったものです。
この鏡筒はネジ込なので簡単にカットは出来ません。

アダプター類を睨みつけて導いた唯一可能な方法は、ビノビューと天頂ミラーを直結することで、スリーブ&バレルジョイント分が短縮可能です。



オス42mmオス28mmのジョイントリングを作れば簡単です。
取り敢えず、近場で天文関係で思い出せば光映舎が川越にあったっけ。

連絡を取ったんだけど、いい加減というか誠意が無いというか既に2週間たったのに未だに出来るとも出来ないと生返事のままです。

さすがに痺れが来てれ来たので、近所の加工屋に頼もうかと思います。
ちょっとコロナで出歩くの億劫なので専門の望遠鏡屋を立てたつもりだったんですがねえ。笑

という訳で、現在は単眼で楽しんでいます。
今は、作業部屋の室内から西が見えるので半月上の金星を楽しんでいます。
M42辺りも美しく見えています。


双眼が完成したら、気楽に持ち出して天体観測を楽しもうかと。
木星や土星の環っか見たい気分です!
この様な感染を気にするご時世にはうってつけの趣味じゃないでしょうか?


そういや、スマホあてて月を撮ってみました。
なかなか真ん中に来ないし、不安定で画面のシャッターは超押し難くてダメな中から一番真面なのを1枚!



望遠鏡は良いのに、何なんだろ・・・。(´・ω・`)

つづく


 
 

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